三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    YouTubeで見ない日はない
    非常にお世話になっているので評価甘め

    前提
    考察=作者が提示する謎を解くこと
    批評=作者も把握していない謎を解くこと
    著者は批評を是とする

    売れた本(漫画を含む)やドラマや映画など
    ヒットコンテンツを中心に具体例を出しながら
    世の中の流れを著者の幅広い知識を背景に
    書かれてている
    現代の若者(若くないが自分も含め)
    タイパ・コスパで正解をすぐに求めてしまう人を
    やや非難気味に書いてある非常に読みやすい本

    結局どうすべきかは
    巻末に色々書いてあるが
    本を本屋で自ら選んで買って読んでねという
    いつものオチで心地よい

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    2026年07月27日
  • 考察する若者たち

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    現代が考察ブームなことは気づかなかったが、苦しい生活や社会情勢の中で正解を見つけたい、報われたいと考えるのは当然と言えば当然だと思う。前編通して面白かったしタメになったが、特に最終章はすごく刺さった。報われなくても、自分の考えや欲望はなかったことにならないし、それがいずれ自分の固有性になる。それが積み重なるというのは確かにそうだなと思った。コスパダイパが悪くても、批評もしてみたいと思った。それが正解かどうかは関係なく、自分なりの考えを表すことが大事。

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    2026年07月26日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    私は「推し」もいないし、長文も書くつもりはないけど、「他人の言葉がナイフにならないよう、自分の言葉をもつ」というところがなるほどと思いメモしていた。あとがきで、そこが一番伝えたかったところと書いてあって嬉しい気持ちになった。

    他人軸で生きていることに悩んでいたから、何に対してもSNSを見るのが先ではなく、自分の考えを持つことを意識して、自分の言葉によって打ち勝てるようにしていきたい。

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    2026年07月26日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    最近推しているコンテンツが多かったので、推しとはそもそも何なのか、自分は推しとどう向き合っていくのがいいのだろうかと思い拝読しました。

    推しの歴史を学べることはもちろん、直近までのSNS社会や実際のアニメや小説などを用いながら推すという行為やスタンスに対する解像度がとても高まりました。

    個人的には自分が推しているものは勝手に現代は共同性を持ってしまうことがあるので、その良さを享受しつつ、適切に距離をとりながら自分として、推しに対する考えや好きを言語化して、コンパスにしながら推しと向き合いながら生きていこうと思えました。

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    2026年07月25日
  • 考察する若者たち

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    新書って面白い!
    三宅さんの影響で、新書の良さを改めて感じている。

    報われたい現代人という内容に、すごく共感できた。

    世の中がどんどん効率化されて、タイパやコスパが重視されていく現代。その便利さを知ってしまっているからこそ、無駄なことはしたくない、自分がやること全てに報われたい、という思いが強くなってしまっているのかな。

    それはみんなそうだと思うし、私自身もそう。限られた時間の中で、自分のためになることにフォーカスして生きていきたいと思っている。

    だけど、最適化(効率化)されすぎた世の中で生きていくことって、きっと失敗や冒険が少なくなる。
    今の自分にぴったりのものだけではなく、今の自分

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    2026年07月24日
  • 伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング

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    以前に読んだ、推しの素晴らしさを語るコツが描かれている本の補足といった意味合いで、本作を読みました。

    細分化するほど、その人らしさが出る。
    細かい具体例を挙げ、どんな感情がわいたか、またその理由を考えてみる。
    この一連の過程は、本当の意味で自分自身を理解するためのヒントになる気がしました。
    さっそく、自分が好きなこと(リトグリのライブ映像で好きなシーン)を思い浮かべて、なぜ好きなのかを言語化してみました。
    ものすごくスッキリしました。

    本作を読んで、様々な発見や気づき、考えられたことがあったので、とても良かったです。


    『たとえ不器用であっても、自分自身の言葉で語ったときには、相手の心を

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    2026年07月24日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    最近の考察ブームの根底には「報われたい」心理があるという指摘にハッとした。作者の用意した正解を見つけ出し、考えることで「価値あるものを見つけた」と実感したい現代人。私もその一人である。
    ​界隈化する社会の中で、私たちは「個人の感想」より「みんなの正解」を求めてしまっている。それは自分らしさの喪失でもある。
    ​「報われなくてもいい。自分にとって価値あるものを見つけていこう」という批評的視点を持つことの大切さ。誰かのおすすめや流行りではなく、自分だけの感想をしっかり語れる人間を目指したい。

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    2026年07月23日
  • 考察する若者たち

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    記念すべき最初の一冊(厳密には数冊読んだことがあるけど)でした。受験が終わり、前々から読書を始めようと思って、いざ本屋でなんとなく取った一冊で、時の人“三宅香帆”のこともその時は、最近本の動画で見た人くらいの印象。読後の感想としては、一冊目にしては面白かったんじゃないかと正直思っています。
    内容は考察をはじめとする現代の若者の行動は、「報われたい」という原理で説明できるよね。という内容で、最終的には考察とは逆の行為である批評を進める内容でした。こんな感じの話題は友達ともたまに出てくる話題だったので、のめり込みやすく割とすぐ読めたんじゃないかと思っています。
    三宅香帆は年齢的にはどちらかというと

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    2026年07月22日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    最初に感想文のテクニックが述べられ、それ以降は著者のこれまでの感想文がお手本的に紹介される。
    そもそも著者の感想文が面白いので、例示されている作品を見てみたくなる。
    こんだけ読書家の人が書いたおすすめ本が知れると言うだけでも読む価値あり!

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    2026年07月22日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    なぜ働いていると本が読めなくなるかが、花束みたいな恋をしたについて引用しまくってるとしたら、この本は村上春樹を引用しまくってる

    確かに言われてみると、親子やシングルマザーをテーマにする作品が多い。男、ないしは夫婦をテーマにする小説に心当たりがない。夫婦問題もあるとしたらすぐ不倫。

    売れないタイトルに名前を変えるとしたら、村上春樹から考える夫婦像かな

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    2026年07月22日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    普段「あ〜おもしろかった」「この人の文は読みやすいなぁ」で終わってしまうところを、この人の文はなぜ読みやすいのか?なぜ惹き込まれるのか?とことん突き詰めていて興味深く読んだ。文体の解体本。三宅さん自身が文章が大好きなんだなぁというのが伝わってきた。
    読んだことのある本が載っていると嬉しかったし、本作にのっていて読んだことのない本で気になる本にも出会えたので世界が広がりました。

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    2026年07月22日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    一応、若者として三宅香帆の若者批評はどう入った具合なのだろうと手に取ったのがキッカケである。

    結論言うとその通り!と言う感想である。

    結局は何事も最適化なのである。批評的なことを言ったところで、それってあなたの感想ですよね?と言われ話が終わってしまう。結局は批評が好きという人たちも、そういった界隈ということでグループ化され、そこからは抜け出せないのが事実としてある。界隈の傷は界隈同士で傷を舐め合うしかないのである。というと知見が広がらないのも事実であり、ヒットチャートをみんなで聴くといった行いがあれば、それぞれの意見が出てきてそれを言い合うみたいな行為が流行るのは理解できるが、それぞれ持ち

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    2026年07月20日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    第1章と第2章は自分が生きていない時代の話でもあり、また家族論的な観点からの話だったので、とても勉強になった。第3章、第4章はここ最近自分が考えていたことを言語化してくれた感じがして、読んでいてスッキリした。

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    2026年07月20日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    『話が面白い人は何をどう読んでいるのか』というタイトルだが、読んでいるうちに「これは三宅さん自身のことを語っている本なのでは」と思えてくる。
    膨大な読書量に加え、漫画やアニメまで貪欲にインプットし、それらを自在に結びつけながら語れる知性と引き出しの多さには圧倒される。しかも本や動画などで継続的にアウトプットしているからこそ、あれだけ面白く、分かりやすく話せるのだろう。
    一方で、自信たっぷりな語り口や自著の紹介が少々多く感じられ、「そこはちょっと鼻につくな(笑)」と思う場面もあった。ただ、腹が立つというより、結局はその実力を認めざるを得ないことへの嫉妬なのかもしれない。
    尊敬し、少し反発し、そ

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    2026年07月20日
  • 考察する若者たち

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    三宅氏はYouTubeでたくさん観ているけど、本は読んだことなかった。なるほど、ヒットメーカーだけあって現代人の変化に敏感でわかりやすく親近感のある文章を書く人だと思った。

    「考察」大好きな自覚があったけどわたしが好きなのは「批評」だったらしい。このアプリでもそうだけど、全く知らないどこかの誰かが私と同じような意見を持っていることも、まるで違う意見を持っていることも、人間っておもしれー!になるポイントなんだよね。

    界隈でアルゴリズムが判断されているという話が面白かった。私は何界隈に所属しているんだろう。TikTokはしていないのでインスタのオススメ欄をじっくり観察してみようと思う。

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    2026年07月18日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    お喋りを聞いている感覚で楽しく読めた。五つのポイントを押さえたら自分も批評ができそうな気がしてきた。

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    2026年07月17日
  • ニュー日本文学史

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    温故知新。古くて新しい古典の魅力を再認識できた。三宅香帆さんの読書量と語彙力、文章力にただただ感嘆するばかり。私の若かりし頃に挫折した『吾輩は猫である』に再挑戦したくなった。

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    2026年07月17日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    著者はいわゆる「バズる」タイトルを付けるのが上手い。大ヒットした「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」も本書も、現代人が無意識下で気になっているテーマを見つけ出し、多くの人の目に留まりやすい言葉に変換してタイトルにしている。
    多くの新書のタイトルは(私の偏見だが)、専門的すぎて素人が手に取りにくいものや、元々そのテーマに興味を持っているコア層向けのものが多い。そういう本とは一線を画すのが彼女の著書の特徴だと感じる。
    だが「なぜ働」でも感じたが、タイトルと中身のテーマが微妙にズレている印象を受ける。本書は「『話が面白い人』は何をどう読んでいるのか」というタイトルに対して、内容は作品を批評すると

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    2026年07月15日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    文芸評論家"三宅香帆"は作品をどのように評論しているか。その方法論的作品と言えよう。

    著者は大きく5つの技術に分けて説明している。
    それは
    1. 比較 2. 抽象 3. 発見 4. 流行 5. 不易である。

    確かにこれまで著者の作品では、様々な作品が取り上げられ、それを時代と照らしながら評論をしていくスタイルが中心であった。
    その評論の最も先鋭的な部分こそ、
    時代を言葉にする力、
    流れを掴み取り共感を呼び起こす主張だと言える。


    その中でも彼女が最も得意とし、評論の土台となっているものが比較と抽象ではないかと思う。
    彼女は作品同士の比較、抽象化により共通点、相違点を見

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    2026年07月12日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    まず、バズる文章を書きたくて読んだわけではありません。三宅香帆さんの書籍を読んでみたくてこの本を選びました。僕もここを含め色々な場所で書き込んでいますが、悪目立ちをするだけで、バズってはいない文章を書いています。
    この本で紹介されているたくさんの作家さんは、当然プロで売れているのですが、すべての作家さんに共通のバズる文章はなく、逆に、各作家さん全て、個人個人の個性がある文章を書いているのだということがわかりました。

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    2026年07月11日