三宅香帆のレビュー一覧

  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    これだけ言葉が溢れる時代にいて他人の言葉の影響を受けないのは難しい。
    作者が言うように最初に感じた自分の気持ちを忘れないようにして、それを表すのに最もピッタリな言葉を世の中から見つけ出すのがよいのかなと思いました。

    人に情報を伝えて行動に変えてもらうのを仕事にしていることもあり参考になる話しがたくさんありました。

    「ケーキがどれだけ美味しいかを語るより、ケーキに夢中になっている人について語ったほうがケーキの美味しさが伝わる」
    という例えはとても実感します。

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    2025年07月15日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    本を読んだ感想を書くのって難しいですね。
    でも、この本で三宅香帆さんから言語化の大切さと、言語化のノウハウを教えていただきました。

    私の感じたことは、
    物事を言語化されない、その物事が記録され、伝えられないこと。
    言語化により自分の言葉を明らかし、見返すことによりの、自分を再確認できること。
    自分の言葉を持つことで、深く共感でき、また他との違いを明確にできること。

    日々の暮らしの中で、いろいろ思うことはあるのですが、これからはその思いをできるだけメモしようと思います。

    ありがとうございました。(^^)

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    2025年07月01日
  • 言葉にできない想いは、どうしたら伝えられるだろう。──悩める大人に贈る万葉集

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    和歌に興味があり、読みやすそうな本だったので手に取った。面白いし何より、1000年以上も昔の人の考えや心情が和歌を通じて現代まで通じることの凄さを感じた。

    現代語訳なしでもある程度理解できるようになりたい

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    2025年06月30日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    推しとか好きなものについて、人に伝えるための本。
    伝える技術、考え方がいろいろな場面で役に立ちそう。

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    2025年06月28日
  • 人生を狂わす名著50

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    本で人生が狂うってどういうこと?
    この過激なタイトルに魅せられて所謂ジャケ買いした。
    冒頭から挑戦的。
    「私にとって、読書は戦いです。
    私にとって本を読むことは、自分の人生を賭けて戦うこと以外なにものでもない」
    おう、この感覚いいじゃないか。

    本書で紹介される本は50冊。こんな風にとらえるんだ、不思議な表現をするなと随所に光る表現がある。
    例えば、村上春樹『眠り』では、「初めて友人のお葬式というものに行って、私は村上春樹が読めるようになった」
    何これ?
    真木悠介『時間の比較社会学』では、「人生は考え方ひとつで色を変える。その例を見せてもらったなあ、と思う本」

    この本には、三宅さんの人生を狂

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    2025年06月23日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    ネタバレ

    推しについての言語化の素晴らしさが書かれているのがいい。
    第三章(P103)以降は発信するターゲットの知識に留意した上で、何を伝えたいのか明確にして書こうとか、文章推敲手法などの汎用的な話とか前章までのの繰り返しとか。


    ~~
    P7 推しについての発信で一番重要なこと。それは自分の言葉を作ること

    P9 面白い映画を観たあとに、他人の感想を読む。すると、自分の感想を忘れてしまって、他人の感想がまるで最初から自分の言葉だったかのような錯覚を覚える・・・・・
    でもこれって、危険なことですよね。
    他人の言葉を、自分の意見だと思い込んでしまう。
    自分の意見が本当はなんだったのか、よくわからなくなって

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    2025年06月06日
  • 人生を狂わす名著50

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    これは著者三宅香帆さんの本棚ですな。人が見てすぐ目に入る特等席に並んでいる50冊。いや、細かく言うと200冊かな。

    「まずこれを読んで良かったら、次はこれね」とあらかじめお薦めされると、「まずこれ」を、読みたくなっちゃうんですね。

    好きなものを分かち合えるというのはとても嬉しいし、笑顔になります。お薦めされたなかで分かち合えたのはほんの数冊でしたが、これだけ「好き」と言ってくれると、読んでないものすべてで分かち合いたくなりますね。

    三宅さん、結構な数の出版をされてますね。
    そろそろご自身で小説を執筆なんてことがありそうです。

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    2025年05月21日
  • 人生を狂わす名著50

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    ネタバレ

    著者の三宅香帆さん、TVでおみかけするあのテンションの通りの本でした。
    あつい思いが伝わってきます。

    読んだことがある本、読みたいと思っていた本、知らなかった本等、50冊が挙げられています。
    一冊一冊にこの本を読んだ方に次にすすめるおすすめ本として3冊ほど挙げられていましたが、そちらにピックアップされている本も良かったです。読んだことがある本の次のおすすめ本が、なるほどと思える選書でした。

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    2025年05月19日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    他人の言葉に乗っかるのは楽だけど、自分の考えが元からそうだったかのように錯覚するのは嫌で、感想は拙くてもまず自分の言葉で残そうと思っていた。でも読み返したときに感動を思い出せないこともあって、もっとうまく書けたらいいのに、と思って手に取った本。読みやすくわかりやすい。なぜそう思ったか、どこを見て(聞いて)そう思ったかと深堀りしていくとか、書き出しが大事だから入れ替えてみるとかテクニカルなことも触れてくれていてよかった。

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    2025年05月18日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    どちらかと言うとSNSのような短文より、ブログなどの長文を書く人向けの内容だと思います。

    「面白かった」「楽しかった」「感動した」「考えさせられた」という感情を、より具体的に、より伝わりやすい表現にするにはどうしたらいいのか。
    その考え方を教えてくれます。

    文章の書き出し方、組み立て方、修正方法などのテクニックも、例をあげて書いていてわかりやすいです。

    さらに「刃にならない言葉の扱い方」といった昨今よく問題になるテーマも扱っていて、インターネット上に文章を発表する以上私も気をつけなければ…と省みるきっかけにもなりました。

    この本の内容は推しの素晴らしさを語る場合だけではなく、読書感想文

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    2025年05月11日
  • 人生を狂わす名著50

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    50冊のうち既読は5冊のみ。「次の本」150冊だと、11冊。自分は読書家だと思ってたけど、全然だなぁ。三宅さんの本に対する見方が面白くて、紹介された本が読みたくなるというより、フツーに文章が面白かった。「約束された場所で」が1番読みたくなった本。次点で「氷点」かな。「春にして君を離れ」は既読だったけど、もう一度読みたくなった

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    2025年05月04日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    どんなジャンルの本でも面白そうと思わせる文章で、読みたい本リストがますます増えていく。三宅さんはしゃべるような文体で親しみやすいので、ちょっと難しい本にも挑戦してみる勇気をくれる気がする。

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    2025年05月02日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    ネタバレ

    タイトルどおりの本です(
    言語化したいけどなかなかできてないから、
    何か参考になれば、と予約して半年以上待ちました。

    魔法の言葉はなかったけれど、
    とにかくアウトプットしろ、というのや、
    他人の感想を見る前に、感想をかけ、というのが
    刺さりました。

    こうしたレビュー書く前に
    ついつい人の感想をみてしまうんですよね。
    大河ドラマとか雑誌で追ってるほど好きな作品だと
    即感想みるまでがセットって感覚があったけど…。

    せめて好きな作品は、とりあえず自分の感情に向き合って、言語化する、を心がけてみようかな、と思いました。

    想定とややずれていたけど、気づきを得ることができて、良かったです。

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    2025年04月13日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    「○○な時に読む本」という形式で色んな本が紹介されているんだけど、ネガティブな感情にもきちんと向き合ったり、浸れるような処方になっているところが素敵。
    辛いときに無理にポジティブな方向に気持ちを持って行かなくても良いし、色んな角度から自分を見つめ直したり物事を考えるきっかけを与えてくれる本って確かにたくさんある。
    気になる本が増えたのはもちろん、三宅さんの考え方が好きだな。

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    2025年04月12日
  • 人生を狂わす名著50

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    今をときめく三宅香帆さんの初期作。
    自分はこの文体が好きですね、
    多分、今の三宅さんからすれば「恥ずかしい~!」ってなるかもしれませんが、この初々しさと伝わりやすさが「これからもこの文体で続けてくださいね!」とお願いしたくなります。

    三宅さんの読書量、そして何より読み込む力が「さすがだな~」って憧れを感じます。
    本によって人生を狂わす、沼に嵌る、、これって読書の究極の醍醐味ですよね。
    早速影響されて、三宅さんお勧めの本を数冊セレクトして購入してしまいました。
    特に三宅さんが造詣深い古文の解説が興味深いです。
    長く読まれる作品にはそれだけの理由がありますね。
    そのメッセージを受け取ることが大切

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    2025年04月05日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    読み終わってから何も見ずに書く!書いてる!私だけの感想を私だけの言葉で書いてみようと思う。

    私は本や映画の感想を自分が見返すために記録している。すぐに忘れちゃうから。でも、書く前に他の人の感想を読んだり、監督のインタビュー記事読んだり、ついついしちゃうんだよね。読んでるうちに最初に自分が思った事が形を変えてしまうの。情報が手に入りやすい時代、自分だけの感想を大切にしようと思った。

    そしてこれからも様々なジャンルの文章を読んで、好きな文章に触れたい。「どこが、どのように、どうして〇〇なのか」「誰に伝えたいか」「ありきたりではないか」を考えて、自分の言葉を綴りたい。

    好きなジェーン・オーステ

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    2025年03月27日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    ブクロガー必読の書

    まぁ「バズる」って言っちゃうとなんだかショボい感じに聞こえるのは、わいの偏見だけど、要するに伝わる文章を書く技術のはなしやね

    レビューを書くときに、ものすこく参考になると思うけど、7割くらいはすでになんとなく知ってたことかな
    いや実践できてるとは言うてないからな!

    や、だってそんなに力入れてないもの

    これは「大した事ないないレビューやな」って言われたときの予防線とかじゃなくて、ほんとにそうなの
    誤字脱字のチェックもせずに世に出してます
    なんかすみません

    それでも、なんかいいわ〜と思ってくれたのだとしたら、それはもうただただセンスです
    わいの天才的センスのなせる技で

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    2025年03月27日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    わたしは推しが多くて人におすすめするのも好きなほうです。本で言われていることは自然と実践してたと思う。言語化してもらった感覚です。

    自分の感想をどこかに書きとめることで、自分の深堀りにつながるというのはまさにそうだなと思った。ここ5年くらい本や映画の感想を書き留めてきたので好きなジャンルに気づきやすくなったし、必ずしも話題の作品や人からおすすめされた本が自分に響くわけでもないということもわかってきた。

    アイドルの推しに関してでいえば、相手との情報格差を埋めるようにするとか、人の言葉を繰り返さないとか、ほんとに著者さんの言うとおりだし、わたしも普段気をつけていることでした。推しの話をするって

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    2025年03月10日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    「大SNS時代」で言葉が波のように押し寄せてくる。だからこそ自分の言葉を持たないと、他人の言葉に洗脳されちまう、推しの尊さがわからなくなっちまうってことなんだなあ。

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    2025年03月05日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    「オタクの文章も、本質はマーケティングである」

    本書の内容に則るのであれば、私はこの本の感想をこうまとめる。
    文章を読んでもらうためには、
    ・ターゲッティングを行う
    ・独自性を出す
    ・相手に伝わる言葉を使用する
    ・何度でも修正・加筆する
    ことが必要で、これを繰り返し練習することが文章上達の近道であるという内容である。

    この本を読みながら、小学生のころ、読書感想文は”感想文”であり”紹介文”ではない、ということに苦しんだ記憶を思い出した。
    この本を読んで、自分の言葉で文章を綴ることがSNSの普及で難しくなり、だからこそ積極的に文章を書く必要性を感じた。(手で文章を書くことが少なくなって、漢字

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    2025年02月22日