三宅香帆のレビュー一覧
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本の構成として、文字がギッシリと詰められているわけではなく、要点にはマーカーが引かれていて、そこを読み進めるだけでも、この章の大事な部分はここなんだなと認識でき分かりやすかった。また、それぞれの章の最後にまとめがあることで、大事なポイントがはっきりして、読み返す際の役にたった。
文書を書く際、どうしてもありがちな言葉(クリシュ)に頼ってまとめてしまうことが多く、それらの言葉を使うことで何となくちゃんとまとまった感じになっていることがよくあった。本書では、それを「あなたの言葉を奪う敵」と表現し、自分の感情を自分の言葉で語ることの大切さを改めて認識させられた。
また、言語化に必要なことは語彙力 -
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■本書のねらい
『源氏物語』をおおかた理解できるようにする
■書籍の構成(目次)
はじめに
1日目人物がわかれば物語がわかる
2恋愛は三角関係でよむ
3人は身分が9割?
4平安の恋は恋にあらず
5実際あったゴシップネタも物語に
6平安時代と令和の恋愛はちょっと似ている
7和歌を見ればキャラがわかる
8紫式部の筆力が冴える描写
9貴族社会のうわさ拡大速度はSNS並み
10怨霊は男の罪悪感
11「結婚=幸せ」幻想をほどく
12人物のキャラはぶれない
13一途な人は幸せに
14自己肯定感も関係性のカギ
15女性の運命に容赦なし
16人物の読み方から、千年前の読者が見える
17デリカシーの感覚はだいた -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の言葉で発信することの重要性を改めて感じた一冊。自分の感想を考える前にSNSで他人の感想をみてしまうとその感想に流されてしまうといった点や文章を書くのに語彙力よりも物事を細分化してみる力が大切だという点に非常に共感した。これから推しを語るときだけに関わらず何かを語る際などは自分の感動したポイントなどを具体的に切り取りなぜそこに感動したのかを深掘りして言語化するという行為を大切にしていきたい。
①良かった箇所の具体例を挙げる
・自分の体験との共通点を探す
・好きなものとの共通点を探す
・どこが新しいのかを考える
②感情を言語化する
・共感
すでに自分が知っている体験/好みと似ている
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Posted by ブクログ
『「好き」を言語化する技術』に書かれていた内容の
超具体化ワーク版という感じ。
章ごとにワークシートがあり、
これが非常に使いやすい!
三宅さんの文章は、
読んでいると頭の中にロジックツリーというか、
大項目と小項目の階層がイメージしやすいです。
そのイメージのままのワークシートの構成なので、
書き込みやすいし、
書き込むことで本の内容がさらに理解が深まります。
また、コンセプトづくりの項では、
三宅さんのベストセラー3冊を具体例に挙げてあり、
なるほど感を得られました。
本書は脱線は少なくてスッキリと分かりやすいですが、
私は『好きを言語化…』の
ほとばしる推しへの想いの脱線なんかが面 -
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三宅香帆が好きなので読み始めた。
これは、もともと推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい」しかでてこないという本を題名を変えて出版されたものらしい。
さて、この本を手に取ったのは三宅香帆が好きだったからだが、他にも理由がある。それは以前読んだ樺沢紫苑の「毎日を楽しめる人の考え方」を読んで、記録することの大切さを知り、どうせだっかたら上手く感想などを表現したいと思ったからだ。
本作は、新書でありながらとても読みやすく、好きなもの(推し)を語る方法も分かりやすかった。自分が望んでいた内容にほぼドンピシャで全てを生かせるかは分からないが、今後この読んだ内容を心に留めて感想などを記録していきたいと -
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三宅香帆さんの『30日で源氏物語』は、古典作品としての『源氏物語』を真正面から受け止めつつ、紫式部への敬意も随所に感じられる一冊です。
まずは30日=1ヶ月の読書プランで物語に親しませ、自然に興味を喚起し、やがて本編そのものを読みたくなります。そんな導き方の実に優秀な解説書だと思います。
源氏物語への素敵な誘いとして優れた解説書ですが、やはり『源氏物語』は物語として読んでこそかなと思います。短めの現代語訳からぜひ。
一度読んだあと本書を手に取ると、人間関係や恋愛事情に光が当てられており、煩雑になりがちな人物相関を楽しく整理できます。また、六条院の四季の造営や、さまざまなお祝い事に見られる貴 -
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本を読んで感想を書く前、ちょっとの興味でエゴサした結果、書こうと思っていた「なにか」を霧散させ、最終的にまぁ自分が書かなくてもいいや……という経験を毎度やってる人間なので、大変勉強になった本でした。
「自分の感じたものをどのように自分の中で感情を解体し、人に分かりやすく説明をするか」という話なので、感情・感覚で本を読んでしまって、後々にあの本読んだ時の「あれの感覚」いいよね~~……「あれ」ってなんだっけ……となる人には大変お勧めです。
内容については、X等のSNSで何とはなしにTLを眺めてしまう自分にとって、この本に書かれている内容はずっと頷きっぱなしであった。
また、読んで感じたことをどこ -