【感想・ネタバレ】ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33のレビュー

あらすじ

寄り添う。見守る。救う。裏切らない。それが本なんです!

いつも幸せだったら本など読まずに生きていけるけど、残念ながら、一ミリの退屈も苦痛も後悔もない人生などない!
つらいときこそ、本は寄り添い、解決法も教えてくれる。だからこそ、人生に読書は不可欠なのだ。
本書では、古今の名作から、「悔しいとき」「仕事に行きたくないとき」「孤独を感じたとき」などの“症状”別に、小説、漫画、エッセイなど33作を独自の目線でセレクト。
あなたを救う作品はどれだ? 心が整い、読書時間が愛おしくなる一冊。
(本書は、2019年に刊行された『人生おたすけ処方本』を改題したものです)

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Posted by ブクログ

初めて三宅香帆さんの本を読んだ。

タイトルとまえがきを読んで、「わかるー!!」
と、心の中で何度も頷きながら共感。

"悩みなんか抱えたことがなくて、
苦しみなんか味わったことがなくて、
人生がずっとずっと、幸せだったなら
もしかして私は、本を読まなかったかもしれない。"

が大好きだから、
子どもの頃からずっと読んでいたのもあるけど、

それだけじゃない。
悩んで苦しんで、
相談しても欲しい答えが得られなくて、
ほかの人の頭を借りたいときにも読んでいた。

それは、(自分だけじゃなかったんだ。)
と、なんだかホッとしたし、
ライトな文章でするする読み進められる
読みやすい本だった。

ほかの三宅さんの本も、紹介されていた本を読むのも楽しみ^ ^

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

いろんな場面で心に効く本を紹介してくれる本書
これが25歳が書く書評!?人生何周目?というくらい紹介してくれる本が的確すぎる三宅さんに脱帽
積読増える事確実です(笑) 因みに恩田陸さんの酩酊混乱紀行と穂村弘さんの現実入門は読む事確定

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

本との関係、本を読むことに対する気持ちに深く共感。
大好きな田辺聖子さんの著書が良い感じで紹介されていて嬉しかった。他にも知らなかったけど読みたい!と思える本が満載。
三宅さんの文章は不思議なくらいに心にすっと入ってくるのでサラッと読めます。

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

『なぜ働いていると〜』を読んだことがあるが、それより数段面白い。著者が24歳〜25歳ごろの本と知って、納得がいった。若いころにしかない感性とその感性への自信と若さゆえの無鉄砲さがあるからいいのだ。
読んでみたいなと思ったのは、
男に生まれたくなかった日に読む本、穂村弘さんの『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』
面白くない映画を観た後に読む本、ブラッドベリさんの『華氏451度』
眠れなかった時に読む本、小川洋子さんの『海』

読書の愉しみを忘れそうになったらこの本を読み返そう。どんな読み方もどんな感じ方も自由だって思えるから。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

どんなジャンルの本でも面白そうと思わせる文章で、読みたい本リストがますます増えていく。三宅さんはしゃべるような文体で親しみやすいので、ちょっと難しい本にも挑戦してみる勇気をくれる気がする。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

著者の前作、「好き」を言語化する技術が良かったのと、タイトルの「ずっと幸せなら本なんて読まなかった」に共感し、読んでみた。タイトルに関しては、私が本を読むようになったのもこれまで生きてきた中で一番辛い時であったからだ。

今はスマホもあるから本を読まない人生も十分有り得ただろう。私にとってスマホ、特にSNSは、キラキラしたものが多く、見たくないものも勝手に流れてくる。見るだけで自己肯定感が下がっていくツールだ。

それ対して読書は自分で読みたいものから読んでいける。また小説なら自分の頭の中で自由に想像、妄想を膨らませたり実用書なら自分が知りたかったこと以外の知識も増やすことが出来る。意図せず出会った情報であっても、スマホの中で出会う情報より確実に役立つし、それに出会えた時の喜びはこれからも大切にしていきたい。

書評家である筆者だが、そんな筆者が書いた書評本を読むのは今回が初めてだった。
内容については、33の日々の割とライトな悩みから辛い、悲しい、寂しいにまつわる様々なテーマがあり、それぞれの悩み(症状)に「処方箋」という形で筆者のおすすめ本が紹介されるといったものだ。

自分が今悩んでいるものもあったし、テーマがなかなかにピンポイントすぎて笑ってしまうものもあった。
だが、自分にとっては理解するのが難しい本が紹介されていたりそういう本が続いた時、読み進める手が止まってしまうこともあったので、星4とした。

...といいつつも、自分が知らなかった本や読もうと思ってたがまだ読めていない本も紹介されており、読んでよかった。

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

文章が若いなと思った。『なぜ働いているとー』を先に読んだから、余計に。といいつつ、この時の三宅さんより今の私の方が年下だけれども。

三宅さんの新刊が出たから内容確認せずに買ったらすでに持っている本の新書バージョンだった(笑)

この本を読んで、自分はなんで本が好きなんだろうと思った。本を好きになった、ハマったきっかけは三宅さんと同じで孤独だからだと思うけれども、今は昔ほど孤独を感じてないけれども、昔よりも本が好きだなと思う。
物語の自分の想像で作れる世界が好き。いくら作者が物語を書いても、登場人物が生きてから死ぬまで1秒単位で何をしたか、何を感じたかを書いている作家は絶対いなくて、物語である程度登場人物の人生を描いていても、それでも読者が想像で補わなければいけない・自分で作れる空白の世界が存在していて、それを考えるのが好き。あと単純に物語を一方的に与えられるのがすき。

三宅さんの本の分析力、本を読んだ後に自分が感じたことを言語化する能力が本当に大好きで、読んでいて気持ちいい。知性がある人の文章に癒される。

正直、ここで紹介される本すべてが自分の好みというわけではなかった。仁勢物語とか、高校時代の古典の授業思い出して発狂して読めないと思う。けど、「好きなものについて自分の言葉でしゃべる」人を見るのが好きで、やっぱり三宅さんの文章は読んでしまう。

この本を読んでいると、憲法の授業の先生を思い出した。大学で憲法の授業を取っていて、あんまり誰も聞いてなさそうだけど、先生がただひたすら楽しそうに憲法の話をしていて、法学部でないから私にはちょっとしたニュアンスの違いなんて全く分からないけれども、研究者のプライドというか譲れない部分があるのか、「ほんとうは○○って出来事があってここにつながるんですけれどもそれはまあ覚えなくていいです」っていうのをにっこにこしながら話してる。三宅さんと大学の先生が私の頭の中で重なった。そういう人が好きだし、そういう人になりたいなと思う。

要は、自分の好きなことに変態的にのめりこんでいて、話しまくる人が好きなんだと思う。
いい本だった。いくつか読みたい本も見つかったので、今後の人生を使ってゆっくり読もうと思う。

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

題名を見て、「いやほんとそれな?」しかなかった。
直感で読んでみたいと思った本。
三宅さんの言葉のセンスやテンポが絶妙で流れるように読めた。

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2024年10月14日

Posted by ブクログ

2025.16


感想書き忘れてた
出てくる本を読みたくなる
良いブックガイド
本に救われる人生

***

P3 まったく他人に相談しない人生だった。仲の良い人にも、自分の葛藤を伝えることはあまりない。進学先も就職先も結局自分ひとりで決めた。
P41 他人からしたら「まあまあ」となだめられるような苦しみであることは知ってる。だけど、それでも苦しくて、見て見ぬふりをすることができない。見て見ぬふりをしろだなんて言うやつが間違っている。だから「わるいのは、見て見ぬふりをしろだなんて言うあなた」なのだ。
P73 みんな無理しないほうがいいとか、ちゃんと休んだほうがいいって言うけれど(そしてそれは本当にその通りだと思うけど)、同時に、悔しいときはちゃんとがんばったほうが、あとから後悔することが少ない。悔しいときにがんばらなかったら、惨めな自分のままだし。
P87 面白いとか面白くない、ってのは受け手がそれぞれ下すべき判断であって、その判断を下す機会を誰も奪うべきではない。これが面白い面白くないの話だったらまだいいんですが、「なんか見てて不快だなー私の目に入れないでほしいなー」とか「えーこの言葉あんまりよくないと思うから、消したほうがいいよ!この言葉がなくったって意味とおるじゃん」とか思うようになると、いつのまにか『華氏451度』の世界へ近づいてゆく。
p137 夢は、眠りに落ちた私にだけ現れる現実。小川洋子の小説は、夢と同じように、私だけの現実を届けてくれる。〜そういう小さな瞬間のことを、私だけが知っていたはずで、そして私ももう思い出すことがないと思っていたのに、小川洋子が小説に書いてくるから、驚くのだ。
P140 眠りたいけどいろいろ考えちゃって眠れないときは小川洋子の短編小説を読むと、なんとなく落ち着いてすんなりと眠れるのでおすすめです。不眠症の方もぜひお試しあれ。
P172 あんたはこれからあの怖い怖い飛行機に乗るんだぴょん 実は、家を出てからずうっと頭の中でそういう声がけたたましく鳴り響いているのである。K嬢と話しつつも、荷物を運びつつも、その声は消えない。時にはあまりにも大きな声でそう言うので、電車のアナウンスが聞こえないくらいだ。しかも、なぜかその声の語尾は「だぴょん」なのである。その舐めくさった語尾のせいで、ますますイライラとパニックは募る。(『酩酊混乱紀行「恐怖の報酬」日記』)
P190 僕がひとりぼっちなのは僕がひとりぼっちだから僕はひとりぼっちなのだ。
P245 この漫画がバブルの華やかな時期に連載されていたことが奇跡。って言えるくらいには、稀有な漫画。でも、るきさんが絶妙に「こんなふうに生きられたら幸せだろうなー・・・・」って思える暮らし方をしていて。ほんとに、まじで、日常に疲れたみんなに読んでほしい。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

新書版のまえがき・あとがきでも吐露している通り、確かにめちゃくちゃ無防備な文章が多く、「小娘の書き物」感が強いのだけど、最近の著書にも通底しているポリシーも間違いなくあって。『臨死体験』読みたい。

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2025年11月07日

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三宅香帆さんの『ずっと幸せなら本なんて読まなかった』は、全体的に感情が前面に出た勢いのある文体で、読んでいて少し戸惑う部分もあった。しかしその中で紹介されていた村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』には強く興味を引かれ、ぜひ読んでみたいと思った。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

タイトルどおり、人生のつらさ、悩みがあるときは、本を読もうということで、古今東西のいろんな本が33冊紹介されている。この著者の特徴は、マンガが結構紹介されていることかもしれない。悩んだときは、あまり重い本は読みたくないからね。

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2025年06月22日

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読み飛ばした箇所もあるが、読みたいリストに入れた本もあり。
最初に読んだ『なぜ働いてると〜』時には気づかなかったけど、やたらくだけた文体に少し疲れてしまった。

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2025年03月30日

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人生の指南書となる本を紹介している本です。まだ読み込んではいません。その状況に近くなった時に読んでどうだったか、また追加で感想を書きたいです。

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2025年03月21日

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〇〇な時に読みたい本を紹介されているという内容。一見おすすめされて本と〇〇に関連性があるのかと?が頭に浮かぶのだが、筆者の独特の感性を元にそれぞれの〇〇と本が関連づけられていく。
読み進めて行くうちに、次はどのようにして関連づけていくのか予想するも、裏切られていく…こともある。
まさに、好きを言語化するというのが体現された1冊。自分の言葉で語りたい。私も。

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が集英社新書で発売されたのが2024年4月17日。この本が、幻冬舎新書で発売されたのが2024年9月26日で、続くなぁ、すごいなぁ、と思っていたら、2019年に刊行された『人生おたすけ処方本』を改題したものだそうです。
 で、新書版のまえがきの書き出しはこうです。
 「まったく他人に相談しない人生だった。」

 『人間失格』(太宰 治)の冒頭(「恥の多い生涯を送って来ました。」)を思い起こさせるような書き出しの文章の意味を、三宅さんはこう説明します。
 「だけど私にとっては、ずっとずっと究極の相談相手が存在していた それが、本だった。」

 幻冬舎新書の紹介文にもこう書かれています。
「寄り添う。見守る。救う。裏切らない。それが本なんです! いつも幸せだったら本など読まずに生きていけるけど、残念ながら、一ミリの退屈も苦痛も後悔もない人生などない! つらいときこそ、本は寄り添い、解決法も教えてくれる。だからこそ、人生に読書は不可欠なのだ。」

 読書セラピーの本を読んだことがありますが、読書はストレスの68%を軽減する効果があるという研究結果があるそうです。
 たしかに、読書は、作者との対話であり、その相手(作者)は同時代を生きる人のみならず1000年前の人もいます。日本の人に限らず、いろんな文化背景を持つ国外の人たちが目白押しです。これほどの相手はいません。
 そして、大切なことは、読書することで作者と対話しているようでいて、実は自分自身とも対話しているということだと思います。作者が提示する事柄を自分の心に反芻して、自分ならどう捉えるかを知らず知らずに考えている。この過程が大切なのであり、読書が「相談」となり得るということだと思います。
 人に何かを相談する時は悩みがある時、ということは読書する時も悩みがある時、と言えるでしょう。それが、本書のタイトルに繋がるとも思います。

 本書では、読者の目的に応じた形で、4つの章を立てて、古今の名作33作品から、処方箋となる本を紹介しています。
・対処療法編 この苦しみ、とにかくどうにかしたい!
・予防編   未然に防ぐ、これ大事!
・変身編   自分を脱ぎ捨て、劇的に変わりたい!
・滋養強壮編 この一冊で、バッチリ元気!

 この本自体も、三宅香帆さんに相談事を投げかけ、答えてもらっている本、という気がします。悩みを抱える時、悩みを相談された時にもご覧いただければと。

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2025年01月24日

Posted by ブクログ

大ヒット本の著者の初期作。紹介された本で悩みが解消するなら、それはそれでよし。少なくとも、世界は広がるはず。

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2024年12月28日

Posted by ブクログ

 今、話題の文芸評論家による初期の書評集。作者の前書きにもあるが、若い頃に書かれたので文体が若い。もちろん作者もまだまだ若いが…。ちょっと付いて行くのにキツイ感じがありました。作者も最近はテレビでよくお見かけします。さらなるご活躍を期待しています。

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2024年12月21日

Posted by ブクログ

本を通した、他人の考え方や経験を感じることができた。
同感な部分もあったし、そうでない部分もあった。
しかしそれを作家が書いているので、とても読みやすかった!

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2024年12月03日

Posted by ブクログ

私も自分の悩みを人に相談することがなかなかできないので、三宅香帆さんの処方する本たちが好ましく思えた。特に悔しいときに読む本として紹介されている村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」は、悔しいこと以上に頑張ればいいんだなと深く納得した。紹介されている、悩みに効くおすすめ本を、処方別に少しずつ読んでみたいと思った。

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2024年11月27日

Posted by ブクログ

 書評である。
 人は何を読み何を感じたか。このことに関して、興味があるかないかは人それぞれだと思うが、読書感想文コンクール等が未だに存在して多くの人に読まれていることから、人が本能的に気になることとなのかも知れない。
 自分の娘ほど歳の離れた筆者が感じた世界観は、自分の手の届かないところにあるものに感じて新鮮であった。中には、筆者と年の差を超えて共感できる部分も多々あり、以前から気になっていた小川洋子の短編集を思わず買ってしまった。
 筆者の若々しい表現に清々しい好感を感じるけれど、もう少し丁寧に言葉を選ぶことで、筆者の深い思いが多くの読者に伝わるのかなと思った。

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2024年11月15日

Posted by ブクログ

いやもうホントに。
悲しいかな、辛い時ほど沢山読めるし素晴らしい本にも出会ってしまう。
落ち込んでる時には本を見つける感性が研ぎ澄まされる感じがする。
ちょっとしたジレンマだよなあ。
さて、文章の若々しさには驚いたものの、一冊目を読んだ時の空気感を思い出させる本書。
それがまた良くて。
本好きさんの書評は、読むと楽しいんだよな。
個人的に太宰治の『女生徒』が気になりました。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
自分ではできない経験。幸福なら己の人生だけで十分。だけど。自分の手の届く範囲だけでは足りない。だから想像力の羽を使う。どこまでも飛ぶ。

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2024年09月17日

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