三宅香帆のレビュー一覧

  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    推し活と言われる現在の状況をその起源に遡って語り、その本質に目を向ける。母性的なファン心理に危機感を抱いた。一歩間違えればストーカーの要素を孕む推しへののめり込み、恐ろしい。

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    2026年10月11日
  • それを読むたび思い出す

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    YouTubeチャンネルでその独特な語りが好きな、三宅 香帆さんによる唯一の自伝的エッセイ

    構成は、『地元』と『京都』、『読書』の3つで展開されていて、冒頭のイオンの話しから凄く共感を覚えて、割りとスルスル読むことができました❗️

    文芸評論家なのに、SFやファンタジー、ミステリが読めないらしいことや恐らく三宅ファンには有名であろう『スピッツ』推しの話し等、基本的にYouTubeチャンネルのお人柄がそのまま文章化された一冊です❗️

    本書で語られる作品では、村上 春樹さんの『約束された場所で underground2』と俵 万智さんの『チョコレート革命』を読んでみたいです

    そして個人的には、いつか三宅 香帆書評集なる物を出版していただき、読んでみたいなぁーと思いました❗️

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    2026年10月11日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    労働史と読書の変遷を学べておもしろかった。読書の位置づけが時代によって変わっていったのだな、と。現代は様々な書籍であふれていて幸せなこと、だけど圧倒的にそれを読み切る時間がない!半身で働くという提言に大賛成、そのような暮らしができるように工夫したいな、舵を切っていきたいなと思った。

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    2026年10月10日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    《推し活》って令和の産物だと思っていた。
    なので、その意外と長い歴史には驚かされた。
    推される存在の起源として若衆歌舞伎や高校野球、宝塚歌劇団を挙げていて、ホント日本人って昔から推し活をしてきたんだなあと。
    50年以上前の《立身出世の三条件》も面白く、推したくなる理由としてはあまりにも的確で笑ってしまった。
    道徳的かつストイックで、秩序を壊さず、故郷(親)の期待に応える。
    これが日本型出世の条件です!といわれたら、もう納得するしかないよねえ。

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    2026年10月10日
  • 考察する若者たち

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    令和の若者たちは、物語を楽しむ行為すら「報われること」を目的にしてしまう。
    若者に限らず自分もそう。
    何事にも報われるかという意味を求めてしまう。
    それが悪いことじゃなくて、ただ純粋に楽しむことも良いもんだよね!って教えてくれました。

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    2026年10月10日
  • 考察する若者たち

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    映画やドラマ、漫画をただ楽しむだけではなく、考察して“答え”を得ることで「報われたい」令和の若者たち。「鬼滅の刃」「変な家」、考察動画、ChatGPTなどを取り上げ、令和日本の深層を読み解く。

    あとがきにあった「自分はもう若くないからなあ。いまの若い世代は大変だなあ」と思った世代です。はい。

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    2026年10月10日
  • 考察する若者たち

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    令和の現代を様々な視点から批評している内容だった。平成から令和に変化した中で、価値観や思考の変化を漫画や書籍の引用をして考察をしていた。萌え→推し→メロい、やりがい→成長など。

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    2026年10月08日
  • 考察する若者たち

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    世代の違いが顕著なのか、若者への共感が低く、のめり込むことができなかった。三宅さんも議論されている若者と対極な人と思いつつ、推しとかの状況を考えると理解できる範囲なのかと思った。一方で、得意じゃないとか、本当はそんなに好きじゃないことには正解を求める気持ちはある程度理解できる。

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    2026年10月07日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    さすが三宅先生、読みやすい。
    楽しく色んな作品を語ってオススメしてくれる様、インプットしたものを上手にアウトプットされて技術を目の当たりにしたかんじ。
    「発見」が目からウロコだったかも。作品に「書かれていない」部分を見つけること、上手いな〜!
    あえて作者が「余計なことになるな」と外した部分だから、作者の意思を感じれる部分なのか。確かに。書いてないものを探すには「普通なら書いてるよね」を感じること、つまり「他のたくさんの作品なら」を知らないといけないと思う。
    たくさんインプットして自分の血となり肉となる、そんな作品の摂取の仕方したいな〜と思う。

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    2026年10月07日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    久々に社会学に触れて楽しかった。
    最終章とそれまでの章のつながりがしっくりこなくて、置いて行かれた感覚があった。
    が、公に植民地化された私の時間、という考えだったりはすごく面白かった。

    いまはパソコンを自由に持ち出し、スマホで連絡を取り合える環境にあって、働きやすいと思う一方で、実はそれは「公」に「私」が侵食されているとも言えるとうのはよく理解できた。私自身、良い成果を出したい、誰かのためになりたい、と思いながら仕事をすることで、自分の時間を削って情報を収集したり、より良い成果にするためのブラッシュアップに時間をかけたりする。その侵食から守るための解決策が、「親密な関係には時間がかかると理解すること」なのは、最後の最後で小さくまとまったな、、と感じた。
    だから答えは自分でこれから先考えていきたい。でも植民地化される、という意識はなかったから、それだけでも読んで良かったと思える。そして村上春樹作品をもっと読みたくなったも、収穫だった。

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    2026年10月06日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    面白かったなぁでは、ストーリーも思い出せない。確かに、楽しみ方の技術があれば、もっと思い出せるし、話せると思った。でも、難しそう。

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    2026年10月05日
  • ニュー日本文学史

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    内容は面白いのだけれども、昔の文体のほうが良かったと思う。わかりやすいし、取っつきにくい日本文学史を身近に感じさせる。けれども、昔の著者の本の方が、読みたいと思わせられた。

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    2026年10月05日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    最近人気の三宅香帆さんによる、「推し活」での文章術や会話術のレクチャー本。

    タイトルにも入っている「やばい」についての著者の考え方は面白い。古語の「あわれなり」と現代の「やばい」は使い方が似ているため、「現代の若者は語彙力がない」という批判は当たらないというのが著者の意見だ。しかし、和歌や随筆などでの「あわれ」は、周囲の状況を描写した後に使われることで余韻を残すのに対し、「やばい」の使われ方は前後の説明もなく「やばい」「これ、やばい」「あれ、やばい」を連発するに過ぎない。やはり「語彙力がない」という意見の方が正しいと感じる。

    一方で、「相手との溝を意識して話を組み立てる」「相手が一瞬で理解できない単語は控えて別の言葉に置き換える」「専門用語は補足しながら話す」といった姿勢は、推し活に限らず実生活や仕事の場でも大変参考になる。

    著者の本を読むのはこれで5冊目になる。同じ文章読本として『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』もあるが、個人的にはこちらの方が興味深く読めた。
    本書は具体的なテクニックを中心に書かれているが、惹きつけられる文章や読みやすい文章を書くためには、結局のところ、書き手がこれまでにどれだけ心揺さぶられる文章を読み、そして聴いてきたかに尽きるのではないだろうか。

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    2026年10月04日
  • 考察する若者たち

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    現代の動向の分析が面白い。自分が触れてきたコンテンツを多く出してくれるので理解度も高くなる。
    正解を求めてる、タイパ?コスパ?を考えてる は確かになぁ

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    2026年10月04日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    ・引用が多く、正直な感想としては読みにくかった
    ・初めての新書だったが、これが新書の特徴なのだとしたら自分にはまだ早いのだろう
    ・半身社会が理想ではあるが、安定を理想を天秤にかけた時にどれだけ変化できるのか

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    2026年10月04日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    特に後半はマニアック過ぎて正直ついていけず…。
    だけど、文章の内容よりも、テンポなど『どんなふうに書かれていたか』に注目するという、新たな読書の楽しみ方を教えてくれた。

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    2026年10月04日
  • 「夫婦」不在社会

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    ネタバレ

    まず驚いたのは、容赦なく村上春樹作品のネタバレがあること!まえがきには一切書かれていなくて、読み進めるごとに何となく違和感が芽生えた感じ。あとがきで「夫婦というテーマで読む村上春樹作品、とうのが本書の裏コンセプトだった」ってようやく書いてあったけど、それ、まえがきで書いた方が良かったのでは三宅さん…!と思いました。
    これから村上作品で何か読む予定のある方や、読もうと考えている方は読むのに要注意かもしれません。

    自分は村上作品を読む予定はしばらくないため、ネタバレにそこまで憤りは感じなかったけど、三宅さん考察はやっぱり面白かった!特に後半からはのめり込むように読んじゃった。
    あらゆる村上作品を、夫婦の関係の観点であんなに考察できるのが凄い。ただ、ナチュラルなネタバレへの違和感はどうしても拭えないので星3つ。
    今作は時間が空いて飛び飛びで読んでしまったので、前回読んだ内容を忘れてる部分も多いけど、時間をかけて読むのも良いよね。また読もう。

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    2026年10月02日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    最終章で本のまとめをざっくりまとめてくれているのがありがたかった。
    あとがきがとても良い!そうだよね、借り物の言葉じゃなくって、拙くても自分の言葉で語るのって大切だな。自分が言いたいことを言うために、道のりが長くなってしまうって論文と同じだよなー(先行研究をエビデンスとして用いる)って感じた。

    推し活の歴史(?)みたいなのをざっくりまとめてて、阪神と阪急で昔は阪神の方が伝統あるセレブみたいなのが意外だった。

    ジャニーさんが大使館の通訳だったの初耳。
    ところどころ三宅さんの心の声が漏れてるのが面白いし読みやすい所以なんだよなー。

    甲子園逆転のブーイング、すごいねあれ。あと、社会の推し活化は違う、応援することで誰かが傷つくのは共同性みたいなところもハッとした。

    もっと三宅さんの持論が読みたいから、「やばいしか出てこない!」みたいな方を次は読んでみたい!

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    2026年10月01日
  • 「夫婦」不在社会

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    期待していた考察の内容とは少し方向性が違ったが面白く読めた。タイトルほど広い視野に話は限られており、主に村上春樹の考察本。今まで苦手意識のあった村上春樹への違和感が言語化され、再度挑戦してみようかと思える。

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    2026年09月27日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    三宅さんは本が好きなんだなと伝わりました。難解な文章も平易な言葉で解釈すれば、楽しく読めるんだな。
    映画やドラマはたくさん観てきたけど、本はあまり読めてなかった。嫌いではなかったのに。本は行動だけでは分からない人の気持ちや頭の中が書かれてるから、悩む毎日を助けてくれるかもしれないと思った。だから、本を読もうと思った。

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    2026年09月27日