三宅香帆のレビュー一覧

  • 考察する若者たち

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    感情を重視できなくなった結果、何かしら報われたような気になれるものが好まれている、というような話。
    読みやすいし気になるポイントは沢山あったが、キーワードが散りばめられた感想文という印象だった。
    この本で使われる「考察」と「批評」の定義は正しいのだろうか。また、この本は批評や評論と言えるのか...?
    批評は事実を元に、文脈をふまえた論理的な考察があり、そこに主張をのせるというイメージがある。
    論理、考察の薄い主張にも役割や価値はあるけれど、それを何と呼べばよいのだろうか。

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    2026年08月22日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    明治とか大正の頃から現代まで、人が読書というものをどう捉えてきたかを、その時代の働き方の空気感とからめながら考える、という感じの本だったけど、
    読書する人が減っているのは、現代人が働きすぎというよりは、スマホやサブスクの登場で選択肢が増えたからじゃないかと私は思いました。
    三宅さんは本を読みまくっている人で、本の愉しさをみんなに勧めたくて、働き方を見直してもっと本を読みましょうと言いたいのだろうけど、SNSやドラマや動画も観たい人が読書もするのは難しいだろうなと思う。
    もともとの本好きは頑張って時間を作るし、
    本の中に何度も登場した「花束みたいな恋をした」の麦は、正直キャラ設定おかしいと思う。

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    2026年08月22日
  • 考察する若者たち

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    ガチャガチャしていてなんだか読みにくい。
    内容は面白いと思いますが、手本にしたい文章とは思いませんでした。

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    2026年08月21日
  • 伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング

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    言語化のトレーニング方法が書かれている
    分かりやすいが、即戦力ではないかも
    じっくり取り組む必要ある

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    2026年08月19日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    ネタバレ

    自分がヅカオタをやっていて、ヅカオタって宗教だなと思うことがある。コミュニティの独特さも感じる。推しのことは大好きなのに推し活に疲れたと思うこともある。その根本的な理由がこの本につまっていて、なるほどなーと何度も思った。
    特に「それな!」と思ったのは母性の暴走について。まず推しを性的な好きとしてみているのではなくて成長を見守りたいという思いで応援しているという点。まさにこれが推し活のリアルで、世間にわかってほしいと思うところだった。その上で、母性が暴走して「あなたのために」が相手を傷つける。SNS上でよく見かけて高確率で不快になる姑的なファンの言動ってまさにこれだよなと思った。
    推しをひとりで

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    2026年08月18日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    よかったところ

    日本の労働と読書の歴史を、明治から現代まで丁寧に追っていた点が面白かったです。現在の問題をいきなり分析するのではなく、歴史的な流れから捉えているので、単純に読み物としても楽しめました。

    また、
    ・情報=自分が知りたいこと
    ・知識=知りたいこと+ノイズ
    という整理は分かりやすく、特に「読書とは、自分の関心だけでなく、他者や社会、歴史、文脈などにも触れる行為」という考え方は面白いと思いました。

    腑に落ちなかったところ

    一方で、時代ごとのラベリングはやや強引に感じました。特に現代に近づくほど、SNS、YouTube、電子書籍など情報環境が多様化しており、「現代」を一括りにする

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    2026年08月18日
  • 「夫婦」不在社会

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    最近クロスディグというポッドキャストを聴いていて、三宅さんが新刊を出したことを知り買ってみた。ベストセラーの本の名前は知ってたが初めて三宅さんの著書を読む。

    小説やドラマ、アニメや映画などで描かれてきた夫婦の姿を通して、夫婦や親密性のある関係に着いて考察した一冊。村上春樹の作品の引用が多いが、日本でもっとも作品を読まれている著者の一人であるため、時代や社会の共感を得られているのだと感じた。私自身は村上春樹の小説は読んだ事が無かった(ドライブ・マイ・カーは映画で観た)ため、この機会にチャレンジしてみようと思う。

    さて、この本では夫婦の関係性をもとにして、親密性と共感性、公と私、ワークとライフ

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    2026年08月18日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    同じ出来事、同じ思い、同じ発見をつづったとしても、文体が変われば、伝わり方はまったく変わる。書き手の味である文体は、一体どのように作られているのか。人気文芸評論家がその細部に迫り、文体の謎を解き明かす。

    意識もせずに読んでいましたが、なるほどね。
    いろいろありすぎて疲れました。

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    2026年08月16日
  • 「夫婦」不在社会

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    題名と作者に惹かれて買ったが、村上春樹ばかりで、本人も書かれていた通り、少し重めの内容。ただ夫婦間の移り変わり、女性視点での感覚、といったものは少し掴めたような気がする。
    他方、村上春樹未読だったが、こんな感じの話なら読まなくて良いかな…となった。

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    2026年08月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    「話が面白い人」は小説でもノンフィクションでも漫画でも、映画・ドラマ等物語を<比較><抽象><発見><流行><不易>の5カテゴリで咀嚼するそうな。必要条件とは思えないが十分条件にはなっている感じ。まあそこはそうなんだろうな。でも例題と解釈が終始今一つ芯を食っていない感が強く、あまり説得力がない。本書を上梓した理由を冒頭に記しているが、この内容では若いQを発した若いビジネパーソンの回答にはなっていないよ。

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    2026年08月15日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    3,5!
    最も心に響いたのはあとがき。「仕事に全身全霊のことを美徳としないこと。なぜならそのために自身の代わりに家庭や福祉に時間や労力を費やしてくれてる人がいて、仕事に頑張ることだけを美徳とすると、その人たちは頑張ってないの?となってしまう。」わたしは仕事を頑張る=美徳のように思っていたため、このあとがきが心に響いた。そして実感する。確かに。わたしは仕事に全振りする代わりに私生活は終わってる。一方、仕事もプライベートもバランスよくやっている人もいる。私もそんなバランス感覚を身に付けたい

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    2026年08月15日
  • 「夫婦」不在社会

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    最近ずっと購入している三宅さんの新刊。残念ながら、村上春樹作品が好きではない自分には合わなかった本でした。主にですが、村上作品を分析しつつ、夫婦の関係性について述べた内容ですが、そもそも紹介している作品を知らないのでというところと、どうにも村上作品がわかりにくいという苦手意識があり、話の内容がスッと頭の中に入ってこなかったという感じです。それでも、村上作品から離れた、終盤の親密性と共同性の話は、なるほどなぁと感じました。

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    2026年08月15日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    面白そうな本を色々知れるという意味で面白かった。芥川賞候補から時代の流れが知れるというのも面白かった。本の読み方について、比較すると良い、発見すると良い とかは確かにな~と思いつつ、具体的なやり方は特に書いてなかった印象。

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    2026年08月14日
  • 考察する若者たち

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    内容は興味深かったが、個人的にあまり賛同できる内容ではなかった。

    現代人は「最適化」や「正解」、「報われること」を求める傾向にある、というような話だったが、
    それは情報に溢れた社会やAIの進化による個別最適な解が出てくる時代だからこそ、というよりかは日本教育の産物がもたらしたものに過ぎないと考える。

    実際、海外に目を向ければTikTokでは正解どうこうよりも自分の考えをシェアするコンテンツがわんさか。考察より批評コンテンツが多いと感じる。

    時代が変わったというより、これまであった日本人の価値観がネットやSNSの台頭で明るみになったというまででとしか感じなかった。

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    2026年08月14日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    著者の講演会に向けての予習として読んだ。
    タイトル変わってるけど、単行本で読んだな、これ。

    深く沈んでいたところをすくい上げてくれた本のことを紹介している。
    けれど、湿っぽいところは少なく、若く明るい文体。
    根っからの本好きなんだろうな、と感じる。

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    2026年08月14日
  • 考察する若者たち

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    若者ではないが、自分も映画やドラマを見たあと考察していたことに気付かされた。それは「正解」を得て「報われたい」と思っていたからだということも妙に納得、腹に落ちた。考察が悪いとは思わなかったし、あとがきの①から⑤も普通にやっているので、言語化してくれてありがとう三宅さん、という感想です!

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    2026年08月13日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    本書について端的に表すと、文章を書くためのポイントがわかりやすく記載されています。読む側に回るのではなく、文章を発信することで文章力は磨かれます。SNSは練習の場にもなります。

    感じたり考えたことを言語化しないと相手に伝わらないため、文章力は身につけておくべき必須スキルといえます。文章の書き方に悩まれている方は一読の価値があります。

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    2026年08月11日
  • 「夫婦」不在社会

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    村上春樹をほぼ読んできていない自分としては、分からない部分が多かった(引用あってもピンと来なかった)
    三宅香帆さんの、仕事についての生き方とかは読んでいて好きなので今回もなるほど…と思いながら。
    言われてみればシングルマザーの話多かったんだなぁと自分が観てきた作品を思い出したりしました。

    結婚解消も出来る、しなくてもいい、関係性を続けても良い、なんか日本って結婚っていう言葉に囚われすぎてるのかもねぇ、なんて独身の自分は呑気に思った。

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    2026年08月11日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    「情報」と「読書」の最も大きな差異は、知識ノイズ性である。読書しててる知識にはノイズ、偶然性が含まれる。読者が予想していなかった展開や知識が登場する。読者が予期しなかった偶然出会う情報を、私たちは知識と呼ぶ。
    ここに読書の興奮の一つがあるなぁと思った。

    自分の目の前にある仕事に関係のない文脈はノイズとして読めないほどの余裕の無さ、改めて言葉にされると寂しい状況。読書を起点にしているけど、これは、新たな知識との出会いすら奪う現代の余裕のなさを突いている本。

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    2026年08月11日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    タイトルに期待して読むと、少しあてがはずれになるかもしれない。

     前半は本がどのように読まれてきたのか、日本人はどのように働いてきたのか、を明治時代からさかのぼって述べられていて、思っていた内容とは違ったが、その辺りも興味深く読むことができた。

     そして、最終的には、働くことを頑張りすぎないこと、半身で働く社会の実現が大切だ、ということを結論として述べている。

     タイトルのこと以外にも、著者は読書や本にについて色々と言いたいことがあるためか、少し短絡的で論点がまとまっていなかったようにも感じたが、読書はノイズを含むもので、そのノイズを楽しむことが大事であり(現代はノイズのない情報だけを求

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    2026年08月10日