三宅香帆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「推し」に限らず、自分が好きなものを言語化する上で思考を深めていくためのコツが得られる本だなぁと感じました。中高生にもオススメできる一冊です。
"言語化とは、細分化のこと"
よく語彙力がないと自分を卑下してしまいがちですが、「言語化に語彙力は必要ない」「言語化とはいかに細分化するか」。
なるほどと思いました。そして細分化した先にオリジナリティ、自分らしさが宿るのだと。自分がどんな時にどうしてそんな感情を抱いたのか、自分の感情を見つめて言語化していく力は、「推しの良さを伝える」以外でも自分自身を豊かにするものとなるのではないでしょうか。
プロの書く推し語り文、とても面白かった -
Posted by ブクログ
古典文学ど素人の自分でも楽しく読めた。というか知識ない人の方が楽しめる。特に徒然草の大根の話は笑った。笑ったし、徒然草ってもっと厳かで伝統的な読み物と勝手に思ってただけに、凄く意外な内容だった。
あと、印象に残ったのは平賀源内の『根南志具佐』と森鴎外の『舞姫』。
根南志具佐は大まかな話は知っていたが、それが政治に対する風刺とは知らなくてためになった。
舞姫は著者の方の独自の解釈があり、そういった解釈があるんだなぁと感心した。仕事と女性を天秤にかけて、女性を捨てたクズ野郎の話という認識だったので、違う解釈を知れるのは新鮮だった。
こういった雑学も楽しめるので、古典文学初学者にはおすすめの一冊。 -
Posted by ブクログ
・購入のきっかけ
自分の好きなものに対し、それのどこが好きなのかを自分のなかで明確にできなかったから。
・読む目的
好きなものの好きな理由を学ぶため。
・この本は知識を「広げる」or「深める」?
広げる。自分の感じることをいかに言語にするか、その方法を紹介するように学んでいく。
・この本はどんなスパンで効く?
短~中期的に効くと思う。
短期的には、目的に対する解決として「好きなものの好きな理由を明確化する」ことができるようになる。
それにより、好きなものを分析したりまた好きなものを伝えたりと、中期的に関わっていけるようになる。
・感想
この本の重要な部分は、おそらく最初の「前準備」の -
Posted by ブクログ
前から話題になっている三宅先生の本を遂に手に取ってみました。表紙とタイトルに目と耳がチカチカしてしまい大丈夫かちょっと心配でしたが杞憂でした。面白いしタメになる!!
読む対象が文章書くの苦手な人、SNSやってる人のようなので、わたし自身は著者先生の対象とする層からは外れてましたがそれでも面白い。冒頭の「読書感想文」信仰の話は思わず笑ってしまいました。先生のいう「共感と驚き」の共感の方にピタっとはまりました。
SNSで発信するしないに関わらず、自分の言葉を持つことは大切なことだと思うので、推しのいる人いない人どちらにも読んでもらいたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
万葉集の面白さが感じられる本でした!
三宅さんの、関西弁でポップに付けられた現代語訳を見ているだけで楽しく、すらすらと読むことができました。
現代の私たちと何ら変わりのない感性で詠まれている和歌が多く紹介されており、今と1300年も前では文化や人々が置かれている状況の何もかもが違うのに、心は変わらないなんて、人間って不思議だ〜と思いました。
昔の人も同じことで悲しんでいたんだなと思ったら心が楽になる感じがしたので、辛いことがあったら、昔の歌人たちに慰めて貰うのもいいな、と思いました。
あと、古典全般に言えることかもしれませんが、「作者未詳」ってかっこよくないですか!?誰が詠んだかわから -
Posted by ブクログ
●推しに限らず「自分の言葉」で物事を語れるようになるノウハウ本。
●「自分の言葉で語る」技術を身につける。書評を書く参考にする。→「自分の言葉をつくるための3つのプロセス」を学んだ。
●とりわけ推しがあるわけではない。でも、本の感想は書き続けたい。本の感想を書く上で、使えると思ったのは「自分の言葉をつくるための3つのプロセス」。①よかった箇所の具体例を挙げる(どこがよかったのか細分化する)、②感情を言語化する(どういう感情を抱いたのか、どうしてその感情を抱いたのか考える)、③忘れないようにメモする、という3つのプロセスを経ることで、感想を「自分の言葉」で語れるようになるというもの。「言語化とは