三宅香帆のレビュー一覧

  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    題名に惹かれるものがありますよね。
    そして口語調で読みやすい。
    ただ、使う技術は『比較』『抽象』『発見』『流行』『不易』と言った、自分としては目新しいものではないと感じた。
    しかし本書の良い点は、様々な具体例を出してくれること。そしてその例が、難しくない。これくらいの批評なら自分もできそうだと思わせてくれる。(自分でやろうとすると難しいのだが)
    個人的に、話がおもしろい人って、ある事象に対して自分の言葉を使って、自分の体験を織り交ぜて話す人だと思う。
    それは、この5つの技術に近しいものを無意識に使って、言語化しているんじゃないかと思った。
    あとは、誰かにこれを話したい!という欲求。
    あとがきに

    0
    2025年12月18日
  • 考察する若者たち

    Posted by ブクログ

    正解のない批評よりも、正解のある考察をすることで報われたいという考えには納得。漫画と推しの件はちょっとわからなかったけど。おじさんおばさんも考察するようになるのだろうか?

    0
    2025年12月16日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    読書で得た知識や感動を上手にアウトプットしたいと思い購入。最近、本を読んでないせいか頭が正常に働いていないと感じたので、読書脳を作りたかった。

    1章で読んだ本のアウトプット方法について説明し、そのあとは「こうするといいよ」というように、noteに掲載した著者の批評が掲載されている。

    「これはハウツー本ではなくて、著者のこれまでの批評のまとめ本なのでは? 著者の提案する鑑賞ノートのつけ方を詳しく知りいのだが…?」

    と、困惑した。しかし、著者の批評が面白くて、のめり込む。

    本書はタイトルの件については、詳しく教えてくれない。これを「実際の文章から学べということか」として自分の技術として取り

    0
    2025年12月15日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    話題の本の紹介という印象だった。
    本の感想を書く際は、比較、抽象、発見、流行、不易の観点で書こうと思った。

    0
    2025年12月17日
  • 考察する若者たち

    Posted by ブクログ

    考察する令和の若者たち


    巷では考察動画がYouTube等で流行っており、考察動画から売れ行きが良くなった映画、ドラマもあるぐらいだ。考察と批評は違っており、簡単にいうと考察は作者側の意図の答え合わせ、批評は個人の主観が入り込んだ意見となる。かつては小林秀雄ら有名な批評家がおり、鑑賞側も自由に批評できたが、いつの間にか考察による答えにいかに速く正しく辿り着くかを鑑賞側も追い求めている。それでいうと自身もフィルマークス等のアプリで作品感想は載せるが、昔は〇〇かわいい!等のくだらない感想を正直に書いていたのが、最近は作者は〇〇を言いたいのではないかなどと一丁前に書くことも増えている。
    この現象は

    0
    2025年12月15日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

    Posted by ブクログ

    分かっているつもりで出来てない事が多い。ちゃんとすべき事がまとめてあって、時折読み返したいと思った。

    0
    2025年12月13日
  • 考察する若者たち

    Posted by ブクログ

    考察する若者たち

    令和時代の正解を欲しがる若者たち。
    界隈に属する私に、最適化されたコンテンツをお勧めしてくれるプラットホーム。そんなコンテンツたちと他人が出す考察を見て、わかった気になる。気づいたら何時間も過ぎている。失敗や恥や後悔が怖くて、報われるキャラクターになる自分。とても身に覚えがある。

    三宅さんは世代が近いため、平成〜令和時代のヒットコンテンツを通じた批評は身近に感じ、懐かしくも面白くも読ませていただいた。

    自分の事はいちばん自分が知っていて、新しい自分を見つけるのも自分。他人(プラットホーム)に分かるわけがない。「報われ消費」で生きて行かないように、自分の感想を持って生きて

    0
    2025年12月13日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ



    本や漫画やドラマや映画を
    鑑賞 として取り入れることが必要

    比較 〇〇と比較してみてどうだろ
    抽象 〇〇ということが聞きたいのか?
    発見 〇〇については聞かれていない、
         ということは〇〇を知りたいのか!
    流行 〇〇について最近よく聞かれるなあ
    不易 〇〇の質問は、昔からよく聞かれます!

    小説の面白さの一つに 早さ がある
     小説は映画やアニメやドラマと違って、作るのにコストがあまりかからない芸術
     時代のテーマを最も早くとらえていることが多い

    0
    2025年12月12日
  • 考察する若者たち

    Posted by ブクログ

    自分は若者ではないと思うが、やっぱりどこか「報われたい」気持ちがあることは確かだと思う。
    それでも、正解じゃ無くても良いから、"自分なりの想い"は常に持っていたいと、改めて強く思いました。
    三宅さんの時点で見る現代社会がとても面白い!

    0
    2025年12月13日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    いろんな本の見方、感じ方を紹介していた。
    材料を揃えて料理したらこういう料理ができるよね、という紹介本という感じ。

    読んだことがある内容や興味があるテーマの部分は楽しく読めたけど、
    同じ流れでずっと書かれていたので後半少し疲れて読むのが遅くなってしまった。

    でも、新しい本を見てみたいなと思うきっかけがたくさんできたので良かった。
    読みたい本が増えた!

    0
    2025年12月11日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    本を読むように、他人の話を聞く。
    本を読む時に、五つの技術を使って、感想を考える。

    本を読み終わった後、自分の考えたことがきっとあったに違いない。これをもうちょっと言語化して、感想に書くことができるだけでも自分の糧になっていくのだなと思った。
    老化防止も兼ねて、頑張ってみようと思う。

    0
    2025年12月08日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

    Posted by ブクログ

     読書をするとその感想を一言記録をするようにしているが、それがなかなか難しい。「すごかった」「よかった」としか表現できなくて、なぜほかの人たちはあんなにも内容のある素晴らしい感想や評価を書くことができるのだろうかと思っていた。今回この本のタイトルを見て、私にこそ必要なことが書かれた本だと思った。この本は推しをネット上で進めるためのノウハウを意識して書かれているが、映画や読書の感想を書くのにも通じることが書かれていた。それをするための具体的な方法は、まず ①細分化して具体的に気になった点を列挙し ②それぞれに対する感情を言語化し ③それをメモする ということだった。確かに細分化して言語化するとい

    0
    2025年12月07日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    伝えたいことがシンプルでわかりやすく、実践した文章も掲載されており、常々読みながら三宅さんのフレームワークを身につけることができる一冊。完全に読み切ったわけではないので、その技術が必要になったときに例文として読んでいきたい。

    0
    2025年12月07日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むのにも技術がいることはなんとなく似たような本を読んで知っていたが、具体的にどんな技術がいるのかはわからなかった。しかし、これを読めばわかる。
    ただ読む技術であって、話が上手くなる技術ではなかった。
    自分が大事だと思ったのは、結局なぜ作家はこの文章を書いたのかということを想像して理解しようとすることだと思った。登場人物はなぜそんな行動をとったのか、逆になぜしなかったのか。
    それを他作品と比べたり、時代背景を含めて考える。テーマは何なのか考える。
    自分の心に刺さった物語や台詞はきっと自分らしさを明らかにする部分であると思う。そこを深掘りすれば、きっと自分にしか書けない感想も出てくるんじゃないか

    0
    2025年12月05日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きは一時的な感情であるという考えを読み、確かにそうだと思った。だからこそ、こうして感想にして書いて残す必要があるんだなあと。
    あとで読み返した時にああ、あのときの自分はこんなことを考えていたのかと思い返せる。好きだったときの感情は恥ずかしいけれど、いい思い出になる。
    そのためにも漠然とした感想を書くのではなく、より細分化しなくてはならない。自分が感じたことを細分化して文章にする。
    そうしてより自分らしい文章が書けるようになりたいと思った。

    0
    2025年12月04日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    今まで本を読むときは、目に入る文字を見えるままに読んでいたけど、これからは自分から何かを見つけに行くような能動的に本を読んでみるということをやってみようと思った。

    0
    2025年12月02日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

    Posted by ブクログ

    推しが「好き」という感情の捉え方、言葉での表現の仕方について書かれた一冊。好きなものが分からない、流行ってるから好きという傾向がある方に、是非手に取って欲しいと思った。


    【感想】
    専門用語は登場せず、分かりやすい言葉を使ってくれている。

    便利な言葉(本文でいうクリシェ)に頼りすぎないことは同意。私も普段「すごい」は使わないようにしてる。その三文字では相手に伝えたいことの半分すら伝わっていないと思うから。

    感想の生み出し方として、感情の核を見つけるために、思ったことを深く掘り下げていく手法を紹介している。掘り下げの思考が、トヨタのなぜなぜ分析と似ていると思った。

    ネガティブ・ケイパビリ

    0
    2025年11月30日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

    Posted by ブクログ

    本を読んで感じたことを、おもしろかったー!で終わらせたくないと思って本書を゙手に取った。

    おもしろい!と思ったなら、感情が大きく動いたポイントがあったはず。何が、どのように、どうすごいのか?をまずは丁寧に言語化していきたい。引っかかった部分に対して、自分の考えを膨らませて核を大きくしていこう。良かった理由を挙げて、なぜ良いのか?を転がしていく。

    好きって、一時的な儚い感情だ。
    一瞬で消えてなくなってしまうからこそ、言葉にして保管しておく。
    好きを書き残しておくこと・好きの言語化は、人生の価値観になっていく。

    0
    2025年11月28日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

    Posted by ブクログ

    自分の感想を書く前に他人の感想を読むなというところが、すごくぐさっと来た
    今後は自分の感想をまずは書きとめようと思う

    0
    2025年11月28日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

    Posted by ブクログ

    ライトなタッチで描かれており、とても読みやすい。

    他の人の意見を見る前に、自分の言葉を持つ
    自衛する(他者の影響を受けすぎないように)
    は現代にあったアドバイスだと思う。

    0
    2025年11月28日