三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ三宅香帆さんを知ったのはBSテレビ番組の「あの本読みました?」に出演されているのを観てからです。
それから何冊か著書を読みました。
本著も脳内で彼女の口調で語られ、ちょっぴり忙しない気持ちになったりします。
『あなたの番です』や『推しの子』『スキップとローファー』等具体的な作品を例に挙げ、どんなところが夢中にさせるポイントなのか、“考察”という流れがどうしてできたのか等著者らしい視点で書かれています。
私自身も近頃は手っ取り早く正解を得ようとしているなあと反省しました。
それと、『違国日記』を本著を読むまでずっと『建国日記』だと思っていた自分が恥ずかしいです(笑) -
Posted by ブクログ
自分は話し下手であり、面白い話のコツなど知るために購入した。
芸人のような面白いエピソードがなくても、経験したことや、読んでわかったこと、ドラマや映画を見たときの感想など、インプットしたことを、うまくアウトプットできるだけで、人に興味を持ってもらえるような面白い話ができる、心をつかめることがわかった。
自分は映画やドラマなどの感想を話し合うことが苦手で、5つのポイントをおさえて鑑賞することで、話題が広がっていく気がした。
読書に限らず、他の物事においても時代背景や変化の過程を気にしながら鑑賞することで、より楽しくなる気がした。
あとは単純に自分には比較する対象の知識がなかったり、流行など -
Posted by ブクログ
名著の文体のうまさをとりあげた一冊。
解説されるとそんな気がするけど、でも、よくよく考えると、
名著、著名な作家の文体だから、よく見える、ってことはないのかね。
いろんな人の文体を混ぜたらわけわからなくなるだろうし。
三宅香帆さんといえばベストセラー「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の
著者だが、悪くいってしまえばこの本はほとんど他人のふんどしで相撲をとってる。
もちろん解説、分析のスキルはたいへんなもんだが。
なんだか読んでいてそんな気になってしまった。
やっかみかね
Chapter 1
惹きつける文体
・星野源の未熟力ーー問いを共有する
・森鷗外の寄添力ーー最初にしつこく「こ -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの問いに対して、明治から現代に至るまでの労働と読書の関係(主に「どんな本が売れて、それを読んでいたのは誰で、その人たちはどんな働き方をして、いつ•何の目的でその本を読んでいたのか?」)が整理•考察されていました。
「スマホやネットはできる(=読書の時間を確保しようと思えばできるはず)なのに、なぜ本よりそっちに手が伸びるのだろう?」について、人々が生活のなかで求める知識や情報の質が、労働や社会環境の変化に伴って変わってきたからだ、ということが示されます。
途中で、「これは最初の問いにどうつながって行くんだろう?」と思った部分もありましたが、第8〜最終章を読むと、「ここを理解するために必要 -
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小中学校で読書感想文を書くのが大嫌いだった。
課題図書じゃなければ楽しく読めたかもしれないのに、課題となった途端につまらなく思えて、本当に読書感想文の宿題が大嫌いだった。
本書にもあるように、そう、学校では書き方を教えてくれない。だから書けなかったんだね!
読む気もないし書く技術もない。そりゃ苦痛だよ。
大人の、しかもかなりいい年になってから、人に感想を伝えたい時に、自分の言葉を持っていないことに焦りを感じた。読書感想文を頑張れば良かったかもって痛感した。
最初の方で気持ちを言語化する方法をわかりやすく教えてくれている。
でも中盤からは私の欲しいテクニックの話ではなくなってしまったのでサラ -
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ネタバレ逆になぜ私は批評が好きなのか?考察に心ときめかないのはなぜなのか?私はネタバレ嫌い勢なので、ゲームをして、本を読んだ後には時々答え合わせをするけれど、それは自分の正解の答え合わせであって、正解を欲しているわけではない。違ったら、「違うし!」って思うし、そうなると私は批評が好きなんだろうか。ChatGPTでいちいち答え合わせをする私は、世界で一つだけの花になれてるんだろうか。常にゴールを求める若者たちは、人生というゴールのない道を、どんな気分で歩むのかしら。アルゴリズム化って怖いね。均一化されていく世界。
それにしても2025年発売の作品のネタバレはやめてーと思った。『世界99』はまだ読んでな -
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本書で特に印象に残ったのは、
「ただ読むのではなく、本や漫画やドラマや映画を“鑑賞”として取り入れることが必要」
という言葉だった。
単なる情報収集ではなく、
「なぜこの作品は刺さるのか」
「作者は何を描こうとしているのか」
を考えることこそが、“読む”という行為なのだと思った。
また、
「読んだもの観たものを“ネタ”に変える技術」
という言葉も印象的だった。
話が面白い人というのは、知識量が多い人ではなく、作品から“自分なりの視点”を取り出せる人なのだと思う。
本書で紹介されていた5つの技術、
「比較・抽象・発見・流行・不易」
は、感想を書くためだけでなく、人や社会を見るための視点に -
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