三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書評である。
人は何を読み何を感じたか。このことに関して、興味があるかないかは人それぞれだと思うが、読書感想文コンクール等が未だに存在して多くの人に読まれていることから、人が本能的に気になることとなのかも知れない。
自分の娘ほど歳の離れた筆者が感じた世界観は、自分の手の届かないところにあるものに感じて新鮮であった。中には、筆者と年の差を超えて共感できる部分も多々あり、以前から気になっていた小川洋子の短編集を思わず買ってしまった。
筆者の若々しい表現に清々しい好感を感じるけれど、もう少し丁寧に言葉を選ぶことで、筆者の深い思いが多くの読者に伝わるのかなと思った。 -
Posted by ブクログ
本の紹介本が好きだ。読んでいない本を魅力的に紹介してくれると読まなくては!とワクワク、いや、ソワソワしてしまう、この感じが好き。
今回もソワソワしました。
「高慢と偏見」と「存在の耐えられない軽さ」
映画を先に見てしまい、未読の小説。読まなくては!
「細雪」
中学生の頃、背伸びして読んだ本を、再読したいなと思っていた。三島由紀夫とか川端康成とかも。「細雪」は大人の今の方が楽しめそう。
「眠れる美女」
川端康成の「掌の小説」も、今また読みたい。もうずいぶん忘れてしまった。
杉浦日向子や内田樹も紹介されているし、「悪童日記」や「私を離さないで」もしっかり紹介しているので、ここに掲載されてい -
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Posted by ブクログ
そんな簡単にオールタイムベストの3冊なんて決めれるか!( ゚д゚ )クワッ!!
はい、著者曰く「小説要望書」らいしいです
こんな小説が読みたい!というのを「刺さる名場面」から解説していきます
なるほど〜
うん、なんか面白かった
なんか面白かったんだけどね
わいが思うにだよ
書評ってさ
読む前に読んで面白いのと、読んだ後に読んで面白いのと二通りあると思うんよね
「あ、なんか面白そう!」ってのと「なるほど〜、そんな風にも読めるのか」みたいなね
この場合書き手の意思なんて知ったこっちゃないです
あくまでわいがどう思うかです
当たり前だろが!
で、本作で言うとたぶん読んだ後に読んで面白い