三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
凪良ゆう先生の作品を読み終えたあと、その表現の美しさに恋い焦がれ、余韻が止まらず、自分でも猛烈に小説を書きたくなった。
実際に書き出してみたが、やはり相変わらずの語彙の乏しさに加え、自分の表現の狭さに愕然としてしまった。
これまでも何度か小説に挑戦してきたけれど、どれもひとつの作品として完成させたことがない。
気づけば、中途半端で未完成の言葉ばかり散らばって、物語はいつも途中で息絶えてしまう。
そんな中、見つけたのが本書だった。
書評家である三宅先生が素直に良いと思ってきた作品の一部が切り取られながら、解説が進んでいく。重要な文は太字で書かれており、見やすい。
素直に物語の構造を学ぶことがで -
Posted by ブクログ
この本、結構好きです。
三宅さんのことはYouTubeとかでよく観てて、「いけすかんなぁ」と思っていました、正直。
でもこの本はよかったです。
この本の感想書くのってプレッシャーかかりますよね笑
まず、好きなところ。
著者が「文章が好き」なことが伝わってくることろ。
この感覚は読書好きならきっとわかる。
それを強烈に感じた部分を紹介しまーす。
いつか消えてしまうかも知れない(著者はほぼ確実に消えると言っていた)「好き」という儚い感情を、文章にして永久に保存しよって書いてるのですよ。絶対、文章好きですよね?
それから、作中にでてくる引用文3つ。
これらが美しい文章なんですよ。推しを語る文章を書く -
Posted by ブクログ
最高と書きたい時→どういうところが最高なの?と考えて差別化する。
やばいと書きたいとき→どういう風にやばい?と考えた言葉にする。
考えさせられると書きたい時→何を考えさせられたの?と考えて説明する。
大切なのは、語彙力ではなく、細分化。
書き終える前に書き出しがおかしいしれない。それをチェック。
自分のお手本になるものをまとめる。エッセイ小説なんでもコラムとか
書き終わったら修正する文章1回書いたら終わりと言う常識を止めて文章何度も書き直すものと言う考え方にシフトする。
何度も何度もとことんまで付き合ってみる。何度も何度も付き合って修正する。
すきは、ときには、エピソードを語れ -
Posted by ブクログ
三宅さんが本当に好きでどの媒体でも三宅さん主体でやられている活動は追っているのだが、彼女の何が魅力的かってその語り口調だったり、そういう解釈があったか!とか、一見全く関係なさそうなことでも繋がりがあるというのを見つけるのが上手で、そのような惹かれざるを得ない三宅さんの本ということで読まずにはいられなかった。タイトルにもめちゃくちゃ惹かれました。
内容としてはタイトルの直接的な答えがずっと書かれているというより、「読む」技術を書評にまとめて書いている形なので、自分的にはブックガイド的な要素も含めて読んだ。その技術はどうであれ、とにかく軽いテンポで三宅さん特有のオタク語りがずっと溢れてて読みやすい -
Posted by ブクログ
ネタバレ私がこの本に興味を持った理由。
それは、推しのライブ後や配信中に「やばい!最高!好き!」と感じてもそれ以外で言語化できない・ドンピシャな言葉が見つからないから。
そんな自分がもどかしくて好きじゃなかった。
感情を揺さぶられ、昂っているのに言葉に表して友人と共有し語り合えないことが、推しができてからの悩みだった。
何度考えても「やばい、好き」になる。
けれど、すぐに言葉に表せなくてもそれで良いのだと思えた。
作者の三宅さんは、『言語化できないほど感情を動かされるものに出会えたことを嬉しく思いましょう。そんな出会い、人生でなかなかあるものじゃない。』とおっしゃっている。
その通りだと思った。
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Posted by ブクログ
この本の感想を書くことが、この本を読んだ私の理解を試されている気がする!!プレッシャー!!
でも最後まで書くことが大切だって学んだからね、書きます。
私は周りの推し活をしている人たちがすごくキラキラして見えていて、羨ましいと思っていた。推し活って楽しそうだなあ、私もしてみたい、と思っていた。その人たちって、とにかく推しに対しての言語化が上手だったんだ!!!と言うことに気がついた。そして、この本を通して、別に推しの対象はアイドルやキャラクターでなくてもいいんだなあということが分かったし、それなら私にも語りたいことがたくさんある!少しづつ好きを言語化する技術を身につけて、自分の人生を今よりも豊かに