三宅香帆のレビュー一覧

  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    ポップな表紙とイラスト、そしてバズる文章教室という題名等、従来の文章読本とは様相の違う本書は、読んで楽しいエッセーだった。
    文豪たちが書いた文章読本とは違い、各方面から選ばれた文章、そのどこが面白いのか、どういう文章が読みやすいのか、読者を引きつけるのかなど、人に読んでもらう文章の書き方のエッセンスが著者のセンスで分析されていて興味深かった。

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    2023年11月05日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    面白い小説の共通点は「自分が好きな場面を挙げられること」というコンセプトのもと、小説を書く人の参考となるよう、様々なシチュエーションのいろんな小説の「名場面」を取り上げ、なぜそれが名場面なのかといったことを気鋭の書評家である著者の視点で解説。
    自分は小説を書きたいと思っているわけではないが、小説を読むのは好きなので、小説をもっと面白く読むための参考にと本書を読んだのだが、著者の冴えわたる解説自体がとても面白く、「なるほど、小説の名場面というのはこういう構造になっているのか」と納得させられた。未読のものも多い様々なジャンルの小説の名場面をザッピング的に読めたのも楽しかった。
    特に、著者の小説を読

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    2023年10月13日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    実に読みやすかった!
    私自身、自分の語彙力の無さを日々痛感しているので…少しでも学びになればと思い手に取った一冊。

    眠くても、読みたくなる。続きが気になる。そんな本に久しぶりに出会いました。昨日買って、あっという間に読み終わってしまった。この感覚久しぶり。

    読後は、役に立ったな〜よりもこの作者さんの語彙力、文章力に圧倒される…もっと他の本も読みたくなりました。明日、書店に寄って帰ろう。

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    2023年10月02日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    読みたい本がものすごく溜まっている時に、このような本を読んだら、ますます…
    三宅香帆さんの他の本を読みたいのに、ものすごく品揃え?の悪い小さな図書室の書棚になぜか「三宅香帆」さんの本は並んでいて、つい手に取ってしまった2冊目。

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    2023年09月23日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    いろんな小説の名場面を引用しながら、刺さる関係性や場面設定のコツが書かれている本。
    項目ごと細かく分かれていてプレッシャーなく読みやすかった!共感できない部分も少しあったけど、だいたい納得できた。
    「恋愛未満」の関係性書くコツが特に参考になったので今後意識して書きたい

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    2023年07月06日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    頭脳明晰な文芸評論家であり文芸オタクの京大生による著名な作家の文体や文章構造の分析を基にして文章を学べる本。(というか教科書レベルによく分析されています。文章教室でテキストにしてる人絶対いるはず。)

    どうして私はこの文体に引き込まれてしまうのか、私はどうしてこの文体が好きなのか、と疑問に思っていた点を明確な分析と考察により、解き明かしてくれる。この筆者、めちゃくちゃ賢いなぁ。(って当たり前だけど。私よりは当然数百倍賢いはず)

    バズる=注目を浴びる。
    人生に1度くらい私もバズってみたい、とは思うけど、まだそこまでの情熱が持てない..。

    もっとバズる文章を勉強したいと思った時に書き込みと付箋

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    2023年04月14日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    あなたの書きたいことを自由に書きなさい。そう言われても何を書いたらいいかわからない。
    書きたいことがあったとしてもどうやって書いたらいいかわからない。
    起承転結はわかるけど「うまく書けないなあ」と思う。先生に聞くと言葉の使い方や読み手のことを考えてと言われる。
    わかるけどわからない。
    そんな時にこの本は心強い。

    文章を書くことにはいろいろな方法があるのに、それを知らないまま「さあ、思ったことを書きなさい」と言われても困るし、「となりの人と読み合ってアドバイスしあいましょう」とか言われてもどう読んでなにを話したらいいかわからない。
    学校の中で起きていることはだいたいこんな感じで、作法としての文

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    2022年09月04日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    書評の読書自体が初めてではありますが、先ずは着眼点が素晴らしいな、と思ったのが直感でした。読み進めると、著者の若々しい口調も心地よく感じていた。読書自体がまだまだ未熟な私は、この著書で多くの本を知る事となったし、著者のことも更に知りたくなった。

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    2021年01月26日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    たぶん同世代だからか、口語調のその書き方が、悩んでいる自分に「それならこの本のこういうとこがホントおすすめ!」的に友達が薦めてくれているような感覚にしてくれる。お堅い書評では全くないし、目次を見て自分にいま必要な部分だけかいつまんでも良いと思う。

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    2020年09月28日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    もともと書評が好きです。読みたい本が見つかるし、他の人はこんな視点で読んでいるのかと意外な発見がある。そして、本が好きな人が情熱を込めて書いた文章は読んでて引き込まれる。『悔しいときは頑張ったほうが後悔が少ない。』

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    2020年08月05日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

    購入済み

    短くまとまり読みやすい

     内容自体は他の文章読本でも見たことがあるようなことばかりで、特に目新しいことが書いてあるわけではないが、読みやすさ、わかりやすさは頭一つ抜けている印象。

     ある界隈の常識を別の界隈にわかりやすく伝えるメッセージがバズることがあるが、まさにそれを体現しているように思う。『文章を書くのが大好き』界隈の常識を、『SNSでつながりあいたい』界隈に伝える。そんな感じの書籍だ。

     文章読本として目新しいことがないからと言って、読んでつまらないわけではない。著名人の文章の書き方を主題にしたエッセイとしても十分に面白い。
     いろんな作家、エッセイスト、アイドル等々の文章が広範囲に集められていて

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    2020年05月30日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    ネタバレ

    読みたくなったのは、『霧笛』だけど、海に行く用事は今のところない。

    ○○したいときに読む本というアプローチは面白いし、そのアプローチの中で著者独自の基準が強めなのがまた面白い。

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    2019年12月19日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    タイトルにある読めなくなった理由が語られるのは9章以降。
    それまでは近代化以降の日本人の読書との付き合い方を時系列順にずっと語っていた。
    雑学としては面白いが本を読めない理由を知りたかったので、読み飛ばしても良かった。

    理由メモ
    読書は現代のネット検索と違って、知りたい情報だけが入るのでは無く、他の情報も入ってくる。学ぶうえではいいことだが、一つのことにいっぱいいっぱいだと、他の情報はノイズに感じて負担になる。
    一つに集中するのではなく、半身位の入れ込みが読書でも生きるうえでもゆとりを生むので、作者はこの生き方を意識してやりたいみたい。

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    2026年06月07日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    いいブックガイドですね。ブックガイドにこのタイトルをつけるところが商売上手だなぁと思っちゃうけど。
    読んでみたいと思わせるものが何冊もあって、さすがです。

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    2026年06月06日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    私もSNSで推しコンテンツの感想を漁るのが癖みたいなものなのになっているので、どうしても人の感想に影響を受けたりもはや自分の感想として丸々落とし込んでしまっているところがあったなあと反省。推しコンテンツを味わった後はまず自分の感想を書き出してからSNSを見るようにしようと思った。大切なのは、語彙力ではなく、細分化。推しが尊い、ライブ最高だった、で終わってしまうのではなく、どこが・何が・どんなところが良かったのかを掘り下げることを意識して、今後もオタクライフをエンジョイしていきたい。

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    2026年06月05日
  • 考察する若者たち

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    『ただ楽しい、面白い、おいしい、という感情だけでは無駄に感じてしまう』(p8)
    「ここは今から倫理です。」を思い出した。なんらかの実感が欲しいという人や単純な感情だけでは無駄だと感じてしまう人たちがいるのはタイパコスパの現代だと当然の結果だと言えるのかもしれない

    第2章にある、萌えと推しの話に心当たりがありすぎて…
    一瞬の感情の噴出を「萌え」、継続的な行動の対象を「推し」と言うのなら、自分の推しだと思っていたものたちがほとんど萌えだったことに気づいた。だからその後の好きが続かなかったのか〜と一人で納得。
    “熱しやすく冷めやすい”と思っている人の中にも私みたいにこの2つが混同している人が多いと

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    2026年06月05日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    うまく論点をずらされているような気がする。「働いていること」と「本を読むこと」に因果関係なんて、たぶんそんなにない。読書離れは言われているけれど、テレビ、映画離れだって言われてる。娯楽が増えたことにより「本を読むこと」が候補から外れてるだけ。半身で働けたら何よりだけど、だからといってそれに比例して「本を読むこと」をみんなが選ぶとは思えない。読書って疲れるし。パズドラを選ぶ説明が、うやむやで、明記されてないのは本VSゲームの言及を避けるためだろうなぁ。受動的と能動的な趣味の差につっこんでほしかった。

    本書は「なぜ本が読めなくなるのか」を問うているが、私には「なぜ人が読書以外の娯楽を選ぶのか」と

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    2026年06月04日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    解説はあくまでも三宅さんの考えに基づいたものなので作者の意図とはまた違ってたりするとは思うけど、それにしても三宅さんの分析力と言語化能力がすごい(°▽°)
    文体まで注目できるようになれば読書がさらに楽しいものになるに違いないでしょうね(°▽°)

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    2026年06月03日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    様々な文献を引用し、その文体の特徴を解説する一冊。各文体を”xxさんの△△力。〇〇モデル”と名付け、目次で一覧できる。
    著者は、自身を文体の「オタク」と呼んでいるが、そこそこ文章を読む習慣があり、プライベートでもビジネスシーンでも文章を書く習慣がある人なら、割と認識していることではないかな、と思う視点が多かった。新たな発見というよりも復習になるといった感じ。あえてそれらを言語化してまとめたことはなかったから、今後文章を書くときの辞書代わりには良い一冊かもしれない。
    なお著者の文章は結構砕けた口語体なので、少々読みづらかった。

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    2026年06月03日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    三宅香帆は一見俯瞰的な批評家に見えるが、本質は自我が強い作家だと思っている。今作の三宅香帆とは気が合った。「社会情勢が労働者に影響し、その時代の読書の傾向に影響する」という趣旨だが、私は情勢や流行の影響を受けやすいタイプで、本書に提示される本をいくつか手に取ってきていた。分析の精度に驚いた。私は仕事も趣味も全身全霊タイプなので、「新しい文脈という名のノイズを受け入れられない時、そういう時は休もう」という提案、半身社会の提案を読んで心が軽くなった。力を抜いて明日から頑張っていきたい。

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    2026年06月01日