三宅香帆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2025.16
感想書き忘れてた
出てくる本を読みたくなる
良いブックガイド
本に救われる人生
***
P3 まったく他人に相談しない人生だった。仲の良い人にも、自分の葛藤を伝えることはあまりない。進学先も就職先も結局自分ひとりで決めた。
P41 他人からしたら「まあまあ」となだめられるような苦しみであることは知ってる。だけど、それでも苦しくて、見て見ぬふりをすることができない。見て見ぬふりをしろだなんて言うやつが間違っている。だから「わるいのは、見て見ぬふりをしろだなんて言うあなた」なのだ。
P73 みんな無理しないほうがいいとか、ちゃんと休んだほうがいいって言うけれど(そしてそれは -
Posted by ブクログ
ネタバレ新卒一年目なんだけど社会人って本当に本読む時間ないです!!!!!!!全然本読めなくなって悲しい!!!!!
職種のせいかもしれないけど家帰ってご飯食べてお風呂入って寝る これだけで精一杯……
でもツイッターは開いてしまうし寝る前に本を読もうとしてもすぐに眠くなって寝てしまう。私生活が導入まんますぎるよ。
はじめて新書読んだけど面白かった。本を読むことのあり方が時代によって変化していることがちょっと理解できた。2000年代以降人々が求める情報=インターネットで得る知識という図がめちゃくちゃ納得いきました。それを踏まえた上で『今の自分には関係のない、ノイズに、世界は溢れている。』という言葉がグッと -
Posted by ブクログ
凪良ゆう先生の作品を読み終えたあと、その表現の美しさに恋い焦がれ、余韻が止まらず、自分でも猛烈に小説を書きたくなった。
実際に書き出してみたが、やはり相変わらずの語彙の乏しさに加え、自分の表現の狭さに愕然としてしまった。
これまでも何度か小説に挑戦してきたけれど、どれもひとつの作品として完成させたことがない。
気づけば、中途半端で未完成の言葉ばかり散らばって、物語はいつも途中で息絶えてしまう。
そんな中、見つけたのが本書だった。
書評家である三宅先生が素直に良いと思ってきた作品の一部が切り取られながら、解説が進んでいく。重要な文は太字で書かれており、見やすい。
素直に物語の構造を学ぶことがで -
Posted by ブクログ
この本、結構好きです。
三宅さんのことはYouTubeとかでよく観てて、「いけすかんなぁ」と思っていました、正直。
でもこの本はよかったです。
この本の感想書くのってプレッシャーかかりますよね笑
まず、好きなところ。
著者が「文章が好き」なことが伝わってくることろ。
この感覚は読書好きならきっとわかる。
それを強烈に感じた部分を紹介しまーす。
いつか消えてしまうかも知れない(著者はほぼ確実に消えると言っていた)「好き」という儚い感情を、文章にして永久に保存しよって書いてるのですよ。絶対、文章好きですよね?
それから、作中にでてくる引用文3つ。
これらが美しい文章なんですよ。推しを語る文章を書く -
Posted by ブクログ
ネタバレ私がこの本に興味を持った理由。
それは、推しのライブ後や配信中に「やばい!最高!好き!」と感じてもそれ以外で言語化できない・ドンピシャな言葉が見つからないから。
そんな自分がもどかしくて好きじゃなかった。
感情を揺さぶられ、昂っているのに言葉に表して友人と共有し語り合えないことが、推しができてからの悩みだった。
何度考えても「やばい、好き」になる。
けれど、すぐに言葉に表せなくてもそれで良いのだと思えた。
作者の三宅さんは、『言語化できないほど感情を動かされるものに出会えたことを嬉しく思いましょう。そんな出会い、人生でなかなかあるものじゃない。』とおっしゃっている。
その通りだと思った。
-
-
-
Posted by ブクログ
この本の感想を書くことが、この本を読んだ私の理解を試されている気がする!!プレッシャー!!
でも最後まで書くことが大切だって学んだからね、書きます。
私は周りの推し活をしている人たちがすごくキラキラして見えていて、羨ましいと思っていた。推し活って楽しそうだなあ、私もしてみたい、と思っていた。その人たちって、とにかく推しに対しての言語化が上手だったんだ!!!と言うことに気がついた。そして、この本を通して、別に推しの対象はアイドルやキャラクターでなくてもいいんだなあということが分かったし、それなら私にも語りたいことがたくさんある!少しづつ好きを言語化する技術を身につけて、自分の人生を今よりも豊かに