三宅香帆のレビュー一覧
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労働と両立させたい「文化」とは何かを自然と考えさせられた。
自分にとって大事なのは仕事だけじゃない。家族や友達との時間も大切だし、ひとりで本を読む時間も好き。考えてみると、自分の人生を支えているものは一つではなく、いくつもあるのだと気づかされた。
特に印象に残ったのは、「スマホゲームはできるのに、なぜ読書はできないのか」という話。ゲームはある程度、既知の体験の繰り返しだから頭を休めながら没頭できる。一方で読書は、何が書かれているかわからない未知のものに触れる行為で、それがノイズになり、意外と負荷がかかる。この視点はかなり腑に落ちた。
情報と知識の違いについての整理も面白い。ネットで得やす -
Posted by ブクログ
本は寄り添い、もやもやとした悩みがあるときには何かしらの解決法を教えてくれる…だからこそ、人生に読書は不可欠だと著者は言う。
本書は、対症療法編、予防編、変身編、滋養強壮編などにわけて小説、漫画、エッセイなど33作品を紹介している。
本によっては感じ方が違うかもしれないが、読んだことのない本もたくさんあった。
ますます積読が増えていくかも…。
『愛すべき娘たち』よしながふみ
『日出処の天子』山岸凉子
この2作品は
読もうと思っていたが、そのままである。
著者とは年齢的にもかなりの差があるので、感じ方も違うのかもしれないが、どう感じるか…そう思うと別の興味がわいてくるので、手に取らないだろう -
Posted by ブクログ
【報われたい】
「報われないことはしたくない」という気持ちはよくわかりますが、報われるかどうかはしばらくやってみないとわかりません。
「無駄なことはしたくない」というのもよくわかります。
昔は一生懸命努力すれば比較的報われていました。まわりを見ても報われている人がたくさんいました。
しかし、いまは異なります。努力が報われないことが散見されます。これでは、報われないことをわざわざする気にはなれません。
ただ、報われるかどうかをはじめる前に知るすべはありません。
「報われるかどうかはわからない、しかしいまはそれに向かって突き進むことが楽しい」
これでいいのではないでしょうか。
先のことは -
Posted by ブクログ
最近本読めてないなぁーと思って読んでみた。
この時点で矛盾笑
そして結論、この本を読んでも働きながら本を読むことの助けにはならない!なるのかも知れないが実現するのは難しすぎる。
地球温暖化の対策として二酸化炭素を減らそうって言ってるようなもの。そんなこと言っても現実は世界全体での二酸化炭素は減らないじゃん!みたいな感じ。
だから結局「情報」が求められてるんだろうなぁと思った。
でもこの本の考え方が新時代の幕開けとなったらいいなという期待も少し。
考え方とか、書き方とか好きなところはめっちゃある。
電車男とエルメスの対置。括弧の中に申し訳程度に書いてある。
ここ、めっちゃ好き。
275ページ -
Posted by ブクログ
最近の若い人たちは大変だな、いろんなことを試して単純に楽しいと思えるものを探せば良いのになと思った。
「批評から考察、萌えから推し、ループから転生、自己啓発から陰謀論、やりがいから成長」。前半の目次そのままであるが、現在の若者は"報酬"を必要としていて、それによる変化の証拠が「」に羅列されたものらしい。面白く、しかしよく理解できないのは過程も重要だとしつつ、結果も報酬として欲しいという感覚だ。推し、転生、陰謀論はたしかに流行っているようだし、そうなのかなと思った。
後半の目次は、「メディアからプラットフォーム、ヒエラルキーから界隈、ググるからジピる、自分らしさから生きづら