三宅香帆のレビュー一覧
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ネタバレ三宅香帆さんが連載でやってた、日本文学に影響を与えた25選!みなさんもおすすめの25選教えて!!というような本。
冒頭の「尖ってる人は嫌われる。現代文学は、その尖りの連続」という導入だけでも引き込まれる。
僕がなぜ三宅香帆の文章を好きかというと、作品の好きなシーンだけを切り取るんじゃなくて、それが生まれた背景とか、当時へのアンチテーゼとしてこれが流行ったんだっていう文脈まで肉付けしてくれるから。それが分かりやすく、かつ語りかけてくれるから好き。
YouTube企画でそのまま成立しそうなコンセプトながら、大ファンである源氏物語をあえてスキップしたうえで、推薦の一体感を意識する構成は良き。
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Posted by ブクログ
タイトルから想像していたハウツー実践本ではなかったのと、著者みたいに文芸に関する大量の情報がまず頭に入ってないと次のステップにいけないんだなと感じた。新しく知り得た内容から「あっちではこうだった」と、別の引き出し開けて持ってくる作業が必要で、その後の肉付けをパターン化して解説。似てるけれど違いを探したり、同じだから普遍性を見いだしたり、時代の変遷を辿ったり、「こんなに考えることあるのか?」っていうぐらい視野の広い思考回路だった。本を読む・漫画を読む・ドラマを見る時に、様々な解説を浴びるように受け取るのは面白いと思うけど、これらを集めて自分で組み立てて三宅さんみたいに話をお披露目するのは、ちょっ
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Posted by ブクログ
大事なのは、「自分の言葉」で語ること。
自分の中で、思考を転がし、自分なりの表現をすること。
自分はどう感じたのか、どう思ったのか。
合っているとか合っていないとかは関係ない。
クリシェ(ありきたりな言葉、常套句)はなるべく使わないように意識しようと思いました。
泣ける、ヤバい、考えさせられる。
そのような言葉を使わない訓練をするだけでも、自分の言葉に繋がると思いました。
丁度この本を読む前、
新しくいいな〜と思う歌手が見つかりました。
その人の何に魅力を感じたのか、考えながら読めて楽しかったです。
自分の「好き」を言語化して、自分の心が何に反応するのか探求していきたいです。
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Posted by ブクログ
古典や近代文学なんてほとんど読まないのに「面白そう」と思えるから不思議。
これらの作品がどうして“名作”と呼ばれるのか。
その理由を知ると俄然興味が湧く。
男装モノはまだ分かるけど約千年前に異世界転生モノがあったとは。
そういうのオッケーなんだ!?という新鮮な驚きがある。
自身の恋愛を赤裸々に綴った日記、軽薄なパロディ、実際に起きた心中事件を元にした浄瑠璃…。
何というか、文学の世界って現代とそんなに違わないんだなあという発見があって面白かった。
個人的に、女性陣の夜更かしのお供でアンソロジーだという『堤中納言物語』が気になった。
虫愛づる姫君とか懐かしいし、今度本屋で見て来よう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書258ページ
『私はあなたの感想が、読みたいのです!』
から、本書で紹介された推しについて言語化する内容を踏まえて感想を書いてみます。
私自身推しを言語化する能力についてはあまりありません、皆無です。誰に向けて書いてもいいかわからないので、著者の三宅香帆さんに宛てて書いてみたいと思います。
あなたにこの感想文が届くことを願って。
最初にこの本を手に取ったのは本屋さんで、私は読書をする時は決まって電子書籍派です。しかしながら本屋さんでこの本を見かけたとき、または内容をペラペラ見て『他人の言葉に私たちはどうしても影響を受けてしまうのです』という内容から、ビビビっときました。(これはぜひ紙の本 -
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またまた読みたい本が、どんどん増えてしまいました。
砕け口調と口語的表現の文章は、難しい本とて親近感がわいてしまいます。読むのを挑戦してみようかなー、と思わせます。誰にでも分かりやすく噛み砕いて伝え興味を湧かせる、この筆者のスゴいところなんだろうなと思います。
「究極の相談相手が、本」という筆者さん。
確かに、私自身本を読むようになって今まであった孤独感が、若干薄れたかもしれないなーと感じています。あー、私1人じゃなかったんだー、と。ま、私の人生は先人たちの繰り返しの1つに過ぎないですし、だから私の悩みや苦しみなんか、きっともうどこかの本の中に解決策が既にあるはずですし(たぶん)。
もっとも -
Posted by ブクログ
幅広いジャンルの書籍が紹介されており、それぞれに対する著者の熱量が強く感じられる一冊だった。すべてを深く理解するというよりも、「どの本に興味を持つか」によって自分の関心や志向が浮かび上がってくるような読み方が適していると感じた。
実際に読み進める中で、『グレート・ギャツビー』や『燃えよ剣』といった作品に興味を持つことができ、自分の中にある関心の方向性を再確認するきっかけにもなった。また、著者の文体は親しみやすく読みやすい一方で、どこか昔のオタク的な熱量を感じさせるもので、少し気恥ずかしさを覚えつつも、その語りの強さが印象に残った。
特定の分野に対して深い知見を持ち、それを語ることができる人物に