三宅香帆のレビュー一覧

  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    ネタバレ

    この本の要旨は前半部分に書かれている(後半は、実際に著者がどのように本を読んだのか、という解説の記載)。
    自分をいわゆる“ネタバレチート状態”にするためには、本の読み方に一工夫を加える必要がある。
    漫然と読み進めるのではなく、自分の体験等と絡ませてメモを残し、様々な形でアウトプットをすることが結局は終着点。
    素材の料理の仕方は、比較・抽象・発見・流行・不易の5種類。
    仮にこの本に当てはめるのであれば、“結局はアウトプットだよな”という不易の視点に基づく感想に落ち着くのだと思う。

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    2026年08月04日
  • 人生を狂わす名著50

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    朝井リョウさんが三宅さんのYouTubeにゲスト出演された時に訪問されていた東京・神田の再燈社書店で購入
    動画内でも触れられていて胸熱だったので嬉しい
    素敵な書店で素敵な栞もいただき、思い出に残る買い物だった
    購入したのが2026.2、1月に休職したところで本が読めなくなった時だったけど、読めるようになった3月ごろからちまちまおうちにいる時に読んで、最後は8月に2日で90-380の最後のページまで読破。
    いやーー面白かった!三宅さんのおかげでいろんなジャンルの本を読む楽しさを知れたので、ずっと三宅さんが語りかけてくれるこの本はスイスイ読める。
    いろんな本を新たに知れた。読みたい本があるって幸せだ。

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    2026年08月03日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    自分の言葉を持つことの大切さ、考えました。
    しっかし、推しにはすごい、とかかわいい、とかかっこいい以外いまだに思いつきません。何が、というほど他との比較もできず、サゲみたいなことも言えず。改善にはほど遠いですが。
    でも。自分の好き、を大切にしていい。自他境界をはっきり持って進んでいきたいと感じた一冊。

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    2026年08月02日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    バズるには文章には、中身より、技巧より大切なことがある。

    それが「楽しんでもらうこと」。
    刺激的な中身を出し続けるのは難しい。
    技巧を身につけるのには時間がかかる。

    でも読んでて楽しい文章にはモデルがいるで、彼らを真似すれば良いんじゃね?というコンセプトの一冊。

    個人的には永世中立モデルが刺さった。
    社会学者の岸政彦先生の文体の型で、結論を出さずにぐっとこらえて揺らぎ続けるというもの。

    彼氏の年収が低すぎて結婚できないと泣く卒業生に対し、心の中で別に結婚しなくて良いんじゃない?と思いながらも、その幸せは女性にとって大切なものだから口にはしない。

    こういう揺らぎながら、たくさんの視点を含み込んで世界を肯定していく文体、理想的だ。

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    2026年08月02日
  • 推したちとどう生きるか(新潮新書)

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    昨今日本で推し活が盛んになっているが、実はそれ以前から推し活に該当する活動がなされていた。本書はその起源を遡り、近代化した日本と連動していることを明らかにする。また日本における共同性と結び付けることで推し活の弊害を挙げるが、それでも推し活の魅力を著者が語る。

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    2026年08月01日
  • ニュー日本文学史

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    ・面白かった〜。
    ・日本文学、それも古典のガイド本なのだけど、まさに三宅さんの本領発揮といった、現代(それも結構卑近な視点も多々ある)視点からの解釈なので、難なく読み下せた。全然古典とか興味の無いタイプなんだけど、自分。
    ・あと、なるほど、三宅さんはこういう視点で古典を見ているのね…という発見もあり。(今回がそういう視点で紹介しやすい物、というチョイスの仕方をしているとは思うけど)
    ・三宅さんの本、全部読んでいる訳ではないけれど、今までで一番面白かったかも。

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    2026年07月31日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    推し語りをしたいのにヤバいしか出てこない人のための本。
    推しの事を語るために、まずネットの感想を見ず、自分の言葉をメモし、細分化し、文章化するための技術が詰まった本でした!
    基本短文より長文語りの人向け。

    推しが良かった!
    →どこがどう良かったのか細分化する、
    ポジティブな感想は共感、驚きから生まれるため、そこにフォーカスする

    違和感・ネガティブな感想などもメモすると良い。

    ありきたりな言葉=クリシェを使わずに表現しよう!
    と書かれているんですが

    まームズい!!
    ありきたり、包括的な言葉(ヤバい!神!)
    って便利だから使っちゃう!!
    自分の言葉をひり出すのむずくね??
    って思いながら読んでました。
    細分化していけば…って思ったけど多分最終的に神!崇めるのみ!ってなってそう。

    これからの推し語りに、相手がどれくらい情報をもっているか、とか興味を持つフックをつけようとか役に立ちそうでした。
    利き手の都合考えずに語るの、やりがち。

    語彙力が増える本ではなかったのでそこは注意。

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    2026年07月31日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    もっと切実な、辛い時に支えられた本…みたいな感じのエッセイかと勝手に思い込んでいた(副題の「人生の悩み・苦しみに効く名作33」を見落としていたので)。

    認識を改めてブックガイドとして本に目を通したけど、三宅香帆さんの語り口に、ワクワクする気持ちが後押しされていく心地だった。
    友達と話しているみたいな気持ちになった。

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    2026年08月02日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    本屋で目について、目次を見たら「しいたけ.の誘引力」「星野源の未熟力」「三浦しをんの台詞力」とか、著者+○○力、というのが並んでいて、こんなの絶対おもしろいじゃんと思って買いました。

    活字中毒的にはたいへん面白い読み物だったし、あとふつーにオタク語りを読んでる感覚の面白さもある、ポッドキャストとか聴いてるからめっちゃ三宅さんの声で脳内再生されました。笑
    結構実践的に使えそうなテクニックもあったし、あ〜これ自分もやるなっていうのもあって、実用書としても全然読めると思います。
    手元に残るのが嬉しい1冊になったので、買ってよかったです!

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    2026年07月28日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    この本を読んで話の面白い人が意識しているようなことは何か、常にどういうことを考えているのかを知ることができた。

    例えば、人気な作品というのはその時代の流行に乗っている側面、人が欲しているものであるということに気づくことが出来た。

    現在放送されているアニメ鑑賞で「鬼の花嫁」に対して、ずっと一人を愛してくれる存在を欲している人が多数なのが人気を博している理由の一つかもしれないと以前の自分では気づけなかった点に気づけたと思う。

    ただ、話が面白い人の考えを理解したのと実践するのとでは天と地ほどの差があると実感し、自身の感性を磨きながら、期間をあけて再度熟読していきたいと思う。

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    2026年07月28日
  • 伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング

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    以前に読んだ、推しの素晴らしさを語るコツが描かれている本の補足といった意味合いで、本作を読みました。

    細分化するほど、その人らしさが出る。
    細かい具体例を挙げ、どんな感情がわいたか、またその理由を考えてみる。
    この一連の過程は、本当の意味で自分自身を理解するためのヒントになる気がしました。
    さっそく、自分が好きなこと(リトグリのライブ映像で好きなシーン)を思い浮かべて、なぜ好きなのかを言語化してみました。
    ものすごくスッキリしました。

    本作を読んで、様々な発見や気づき、考えられたことがあったので、とても良かったです。


    『たとえ不器用であっても、自分自身の言葉で語ったときには、相手の心を動かすことができる』


    細分化して、自分の言葉で語れるように精進していきます!

    読んで良かった!
    ありがとうございました!

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    2026年07月24日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    最初に感想文のテクニックが述べられ、それ以降は著者のこれまでの感想文がお手本的に紹介される。
    そもそも著者の感想文が面白いので、例示されている作品を見てみたくなる。
    こんだけ読書家の人が書いたおすすめ本が知れると言うだけでも読む価値あり!

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    2026年07月22日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    普段「あ〜おもしろかった」「この人の文は読みやすいなぁ」で終わってしまうところを、この人の文はなぜ読みやすいのか?なぜ惹き込まれるのか?とことん突き詰めていて興味深く読んだ。文体の解体本。三宅さん自身が文章が大好きなんだなぁというのが伝わってきた。
    読んだことのある本が載っていると嬉しかったし、本作にのっていて読んだことのない本で気になる本にも出会えたので世界が広がりました。

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    2026年07月22日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    『話が面白い人は何をどう読んでいるのか』というタイトルだが、読んでいるうちに「これは三宅さん自身のことを語っている本なのでは」と思えてくる。
    膨大な読書量に加え、漫画やアニメまで貪欲にインプットし、それらを自在に結びつけながら語れる知性と引き出しの多さには圧倒される。しかも本や動画などで継続的にアウトプットしているからこそ、あれだけ面白く、分かりやすく話せるのだろう。
    一方で、自信たっぷりな語り口や自著の紹介が少々多く感じられ、「そこはちょっと鼻につくな(笑)」と思う場面もあった。ただ、腹が立つというより、結局はその実力を認めざるを得ないことへの嫉妬なのかもしれない。
    尊敬し、少し反発し、そして憧れる。そんなジレンマを抱えながら読んだ一冊だった。
    55歳になった今、自分も残された人生の中で少しでもこんな人に近づきたいと思う。そのためにはただ時間をかけて本を読むだけではなく、学んだことを自分なりに整理し、発信し、工夫しながら蓄積していく必要があるのだろう。まずは素直に認め、学ぶところからはじめたい。

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    2026年07月20日
  • ニュー日本文学史

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    温故知新。古くて新しい古典の魅力を再認識できた。三宅香帆さんの読書量と語彙力、文章力にただただ感嘆するばかり。私の若かりし頃に挫折した『吾輩は猫である』に再挑戦したくなった。

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    2026年07月17日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    まず、バズる文章を書きたくて読んだわけではありません。三宅香帆さんの書籍を読んでみたくてこの本を選びました。僕もここを含め色々な場所で書き込んでいますが、悪目立ちをするだけで、バズってはいない文章を書いています。
    この本で紹介されているたくさんの作家さんは、当然プロで売れているのですが、すべての作家さんに共通のバズる文章はなく、逆に、各作家さん全て、個人個人の個性がある文章を書いているのだということがわかりました。

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    2026年07月11日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    若いときに執筆したとあった通り、文章は稚拙ではあるけれど、三宅香帆の本への愛と熱量がすごく伝わってくる文章だと感じました。
    何よりタイトルが好き。たしかに、私もずっと幸せなら本なんて読まなかった。三宅香帆の本は、読書好きに刺さるタイトルをしている。
    日常で生じる悩み(自炊したくないときに読む本など)から、ぶっとんだ悩み(死にたいときに読む本など)まで、紹介されている本はどれも魅力的だったし、この本自体も読み物として好きでした。

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    2026年07月03日
  • ニュー日本文学史

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    ネタバレ

    三宅香帆さんが連載でやってた、日本文学に影響を与えた25選!みなさんもおすすめの25選教えて!!というような本。
    冒頭の「尖ってる人は嫌われる。現代文学は、その尖りの連続」という導入だけでも引き込まれる。

    僕がなぜ三宅香帆の文章を好きかというと、作品の好きなシーンだけを切り取るんじゃなくて、それが生まれた背景とか、当時へのアンチテーゼとしてこれが流行ったんだっていう文脈まで肉付けしてくれるから。それが分かりやすく、かつ語りかけてくれるから好き。

    YouTube企画でそのまま成立しそうなコンセプトながら、大ファンである源氏物語をあえてスキップしたうえで、推薦の一体感を意識する構成は良き。

    紹介する作品について、「現代語訳(三宅翻訳)→原文」ではなく、「現代語訳(三宅翻訳)→原文」とする順も良い。たぶん、ファスト教養を良しとはしてないけど、伝わるようにという計算でこの体裁に行き着いた感がある。「でも原文も読んでね」を後ろに置くファスト配慮もありがたい

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    2026年06月28日
  • 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術

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    大事なのは、「自分の言葉」で語ること。
    自分の中で、思考を転がし、自分なりの表現をすること。
    自分はどう感じたのか、どう思ったのか。
    合っているとか合っていないとかは関係ない。

    クリシェ(ありきたりな言葉、常套句)はなるべく使わないように意識しようと思いました。
    泣ける、ヤバい、考えさせられる。
    そのような言葉を使わない訓練をするだけでも、自分の言葉に繋がると思いました。

    丁度この本を読む前、
    新しくいいな〜と思う歌手が見つかりました。
    その人の何に魅力を感じたのか、考えながら読めて楽しかったです。

    自分の「好き」を言語化して、自分の心が何に反応するのか探求していきたいです。

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    2026年06月22日
  • ニュー日本文学史

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    新しい伝統。そしてそれは思ったより自由に。

    ・伝統とは権威だし、評価でもある。だけど、そんな伝統をつくりだす作品をつくるためには、伝統を新しく塗り替えることが必要になる。

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    2026年06月30日