三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最終章で本のまとめをざっくりまとめてくれているのがありがたかった。
あとがきがとても良い!そうだよね、借り物の言葉じゃなくって、拙くても自分の言葉で語るのって大切だな。自分が言いたいことを言うために、道のりが長くなってしまうって論文と同じだよなー(先行研究をエビデンスとして用いる)って感じた。
推し活の歴史(?)みたいなのをざっくりまとめてて、阪神と阪急で昔は阪神の方が伝統あるセレブみたいなのが意外だった。
ジャニーさんが大使館の通訳だったの初耳。
ところどころ三宅さんの心の声が漏れてるのが面白いし読みやすい所以なんだよなー。
甲子園逆転のブーイング、すごいねあれ。あと、社会の推し活化は違う、応援することで誰かが傷つくのは共同性みたいなところもハッとした。
もっと三宅さんの持論が読みたいから、「やばいしか出てこない!」みたいな方を次は読んでみたい! -
Posted by ブクログ
まえがきがかなりよくて、
みやけさんやべえってなったのも束の間、
その後が村上考察本になり、
なんだか小難しいやらなんやら。
ものすごく大切な題目を
村上春樹を用いて変遷解説してくれてるんだけど、
果たして村上春樹はこんな色々考えながら
作品を編み上げているんだろうか、と感じてしまうとすーーと熱が冷めてしまって、淡々と読み進めた。
あと私の理解力が乏しかったのももちろんあると思う。
あとがき読んで納得。
だってそれが裏コンセプトなんだもんね。
とてもあとがきがカラッとしていて、
三宅さん自身も本文の空気に自覚があり、
こんなに使い分けられる方なんだアと興味。
というか、作家さんなんて思惑あっての文体・書き方か。
「夫」の役割を作らなかったのはきっと昔の日本社会。
最近あらゆる問題を生み出すのは社会構造なのではないかとじんわり。個人の問題と捉えるには大きすぎるものばかりよ。 -
Posted by ブクログ
孤島ミステリのブックガイド。
孤島ミステリはどうしてこんなにワクワクするんだろう。
逃げたくても逃げられない恐怖、犯人はこの中にいる、誰が嘘をついているのか…。
クローズドサークルの中でも、やっぱり孤島ものは一番テンションが上がる。
この作品は、LINEで配信したものを書籍化したものでサクッと読める。
紹介されている66作品中、既読は13作品。
知らない孤島ミステリもたくさんあった。
読んでみたくなったのは、大矢博子さん紹介の3冊と、三宅香帆さん紹介の4冊。
絶版もあるので7冊全部は難しそうだけど、できるだけ読みたい。
『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』は私の中では別格。
もうこれを超えるものはないんじゃないかと思っている。
それでもいつかまた、この2冊のように夢中になれる孤島ミステリに出会いたい。
こちらも大矢博子さんについて調べて見つけた一冊。 -
Posted by ブクログ
割とタイムリーに自身の問題と重なっていたので、興味を持って読み進められた。いつも(と言っても3冊程しか読んだことない)の三宅さんの書き味とは少し違っているなと思いながらも、割とこっちの方が好きかも。少しの湿気も帯びつつも、ライトな書き味が何となく雨上がりに晴れた森の匂いの感じがして。
ただ、あとがきにもあったけど、この本の感想を一言で言うなら『村上春樹論』。
正直村上春樹にあまり思い入れがない私(なんなら若干苦手意識がある)からすると、「ずっと村上春樹の話やなぁ……」と若干食傷気味に……。
でも題材も面白いし、読み進めやすいし、今男女間の問題にぶち当たってる友人が居たらオススメする! -
Posted by ブクログ
ネタバレ三宅香帆氏の本。
ほうーとかんじておもしろい
正解がわからない世界だからこそ、正解を求め、報われることを求める
メモ
•報われ消費。楽しい時間を過ごすのみならず時間が報われるポイントがあると望ましい
•考察には正解がある。報われるゴールがある
批評には正解がない。報われるゴールがない
•転生ものは違うスペックに生まれてきたかったというガチャ的な欲望を持つ人々に支えられているのではないか
•報われポイントのあるsns
•努力が報われる境に変わって欲しいという人々の欲望
•自己啓発が外部環境度外しし、自分の行動を変えることに注力するもの、陰謀論は、むしろ損なわれた解剖環境に気づくことで、正常な環境を取り戻そうとする論理
•令和のヒットコンテンツとは、もはやプラットホームによって、人々の欲望が数値として認められたものによってのみ流行するのでは
•やりたいことや自分だけの感想を見つけるコツ
本や雑誌を読む
キャラじゃない
一人で夜更かししてみる
感動をじっくり言葉にしてみる
他人に簡単に憧れてみる