三宅香帆のレビュー一覧

  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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    〇〇な時に読みたい本を紹介されているという内容。一見おすすめされて本と〇〇に関連性があるのかと?が頭に浮かぶのだが、筆者の独特の感性を元にそれぞれの〇〇と本が関連づけられていく。
    読み進めて行くうちに、次はどのようにして関連づけていくのか予想するも、裏切られていく…こともある。
    まさに、好きを言語化するというのが体現された1冊。自分の言葉で語りたい。私も。

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    2025年03月06日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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     『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が集英社新書で発売されたのが2024年4月17日。この本が、幻冬舎新書で発売されたのが2024年9月26日で、続くなぁ、すごいなぁ、と思っていたら、2019年に刊行された『人生おたすけ処方本』を改題したものだそうです。
     で、新書版のまえがきの書き出しはこうです。
     「まったく他人に相談しない人生だった。」

     『人間失格』(太宰 治)の冒頭(「恥の多い生涯を送って来ました。」)を思い起こさせるような書き出しの文章の意味を、三宅さんはこう説明します。
     「だけど私にとっては、ずっとずっと究極の相談相手が存在していた それが、本だった。」

     幻冬舎新書

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    2025年01月24日
  • 30日de源氏物語

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    ネタバレ

    古典の大作『源氏物語』にとっつきやすくする本です。
    当時の風習、登場人物の紹介、物語のポイント等、わかりやすく書かれていると思います。
    物語の読み方は自由で良いんだと思わせてくれる本です。
    本書の中でも触れていましたが、『あさきゆめみし』は本当に『源氏物語』の理解度を高めてくれました。
    いろいろな方の『源氏物語』を読むことが出来るのは現代人の幸せですね。

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    2025年01月11日
  • 30日de源氏物語

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    紫式部がしかけた千年の謎を解け!文学オタクの人気作家が見つけた最古の傑作長編を読むコツ。ディープな平安世界をキャッチーにひもとく誰でもすらすら、ポップで楽しい新感覚・古典案内。

    ………

    あさきゆめみしを昔読んでいたこともあり、大河ドラマが光る君へだったり。最近源氏物語がブームだとも聞いたので。
    つい、手に取ってみた。細かいことはともかく、どんな話なの?という人向けかなぁ。
    現代的な文章で、目の前で説明を受けているような気楽な感覚で読み進められると思う。

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    2025年01月10日
  • 30日de源氏物語

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    少なくとも源氏物語への抵抗はなくなる。
    著者の源氏物語とその登場人物への愛が存分に溢れていて、ついつい吹き出して笑ってしまうことも。個人的には夕霧のキャラが好き。おいおい、、となってしまう場面が多々あり、光源氏と比較されるのが可哀想なくらい。

    右大臣や左大臣など役職?が多く、それらの意味がわからないままだった。また呼び名も安定しないから途中誰が誰とどういう関わりがあるのか、がごちゃごちゃになった。きっと繋がりがわかると面白い。あさきゆめみし読みたくなった。

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    2024年12月09日
  • ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33

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     書評である。
     人は何を読み何を感じたか。このことに関して、興味があるかないかは人それぞれだと思うが、読書感想文コンクール等が未だに存在して多くの人に読まれていることから、人が本能的に気になることとなのかも知れない。
     自分の娘ほど歳の離れた筆者が感じた世界観は、自分の手の届かないところにあるものに感じて新鮮であった。中には、筆者と年の差を超えて共感できる部分も多々あり、以前から気になっていた小川洋子の短編集を思わず買ってしまった。
     筆者の若々しい表現に清々しい好感を感じるけれど、もう少し丁寧に言葉を選ぶことで、筆者の深い思いが多くの読者に伝わるのかなと思った。

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    2024年11月15日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    これまで三宅さんが本に助けを求めて生きてきた様がわかり、自分と同じ境遇なんだと共感しながら読めました。軽い文調、読み手に敬意を払いながらも親しみやすく作品を紹介してくれるスタイル、ぜひこれからも進めてください。三宅さんのおかげで先入観なく、これから色々な作品に出会えそうです。

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    2024年10月16日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    小説の名場面を列挙するのならまだしも、各テーマに応じた名場面を的確に紹介する構成になっていて、またもや三宅さんの脳内データベースに驚かされる。特に、北村薫『空飛ぶ馬』は名文と名書評の見事な相乗効果でめちゃくちゃ読んでみたくなった。

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    2024年10月14日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    するすると読みやすい文章で、色んな著名人の良い文章そのものを例文にして、分かりやすく文章そのものの面白さや、良い文章のコツを教えてくれる。というか、読んでいると自然と身につく気持ちにさせてくれる。

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    2024年10月08日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    そんな簡単にオールタイムベストの3冊なんて決めれるか!( ゚д゚ )クワッ!!

    はい、著者曰く「小説要望書」らいしいです

    こんな小説が読みたい!というのを「刺さる名場面」から解説していきます

    なるほど〜
    うん、なんか面白かった
    なんか面白かったんだけどね

    わいが思うにだよ

    書評ってさ
    読む前に読んで面白いのと、読んだ後に読んで面白いのと二通りあると思うんよね
    「あ、なんか面白そう!」ってのと「なるほど〜、そんな風にも読めるのか」みたいなね

    この場合書き手の意思なんて知ったこっちゃないです
    あくまでわいがどう思うかです
    当たり前だろが!

    で、本作で言うとたぶん読んだ後に読んで面白い

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    2024年09月18日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    ぼちぼち行きましょう

    なんてことを読後に思いました
    まぁ、色々あるよね
    人生いろいろ
    島倉千代子ですよ(古すぎるだろ!)

    そしてやっぱり本てものはあーた
    いろんなものをくれるよね

    あと、古典もっといっぱい読もうって思ったよね
    読み直しも含めてね

    もっとたくさん本読みたいな〜って思わせてくれた三宅香帆さんの一冊でした

    そしてあれだよね
    日本強すぎだよね
    7-0て!
    なんかごめん強すぎてごめん

    次はいよいよカルロス・ルイス・サフォンだ上下巻あわせて1,300ページ
    行くぜ!

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    2024年09月05日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

     明治時代から、読書と読書に関わる社会を歴史的に追いながら、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問いに答える話題作。

     修養、教養の価値が低くなり、「情報化」した知識が溢れる現代では、「ノイズ」が多い読書をしなくなってきているという。自分とは関係のない、他者の文脈である「ノイズ」はいらない、らしい。
     「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問いの回答は、「何が向こうからやってくるのか分からない、知らないものを取り入れる、アンコントローラブルなエンターテイメント」としての「ノイズ性」であるとしている。そのノイズを受け入れるためには、「半身で働くこと」によって生じる余裕が必要で

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    2026年07月13日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    読みたい本はどんどん溜まる。積読本が家を占拠。働いてる時間が長く、会食や観劇や映画鑑賞、展覧会など期日が限られていることを少ない時間をやりくりしてこなすと、読書は後回しとなるからだ。
    タイトルについて深掘りされているかというとそうでもない。最後にタイトルに沿ったコツ伝授があるが、この本を買う人、ある程度読む人であればほぼやってる、知ってることなので、コツというほどでもないかな、と思う。本書はタイトルがこうなっているが内容は労働の変遷と労働者と読書の関係、環境やマーケティング、社会背景との関わり、つまり賃労働やサラリーマンの出現と彼彼女らの読書への意識とニーズに適った出版業界や作家の戦略といった

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    2026年07月19日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    小説の名場面と聞くとミステリ系とか、どんでん返し系が好きな自分としては『十角館』のアレとか『新世界より』のアレとか、ド派手だったり衝撃的な場面が思い浮かびがちです。

    一方でこの本で取り上げられる場面はさりげない場面が多いです。姉妹の朝食の場面とか、生徒が図書室に足を踏み入れる場面であるとか、自分だったらさらさらと読み逃してしまいそうな場面の数々。

    著者の三宅さんはそんなさりげない部分に独自の視点を光を当てます。

    文体もあると思うのだけど、取り上げる場面に対して偉そうに解説や講釈を加える、というよりかは「ほら、ここ、めっちゃすごくない!?」と、語らずにはいられない推しの魅力を、とにかく熱心

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    2024年06月24日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    様々な場面で思い悩んだときに。
    デビュー作より作為が強め。

    ・懐かしさや既視感、それから切なさだけが私にやさしい。他人に向く繊細さ。

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    2024年06月23日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    著者つながりで手に取った。

    おもしろい小説のうまい部分を集めて、それぞれを解説。作者が意識的に、あるいは無意識に盛り込んだ小説の技術をピックアップしている。

    この本に特徴的なのは、わざとおもしろくない文に書き直してみて、「全然ワクワクしませんよね」と、感覚的にも訴えてくるところ。

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    2024年06月05日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    いや、面白いよ、コレ!
    文章をこんな風に解説するのは、読んでいて面白い。
    ただただ、感じたいだけの人には余計に思えるかもなぁ。
    何だろうなぁ〜。
    どんな世界にも解説とか考察みたいなのはあるじゃない?
    ルフィの仲間力とか、そういう漫画を解説したものとか、関ジャムで音楽の解説をしたりとか。
    そういうのを余分に思う人もいると思うのよ。そういう目線で見たくない。みたいな。
    そういう人には向いてないかなぁ。
    そういう目線で見始めて、単純に楽しめなくなったりすることもあると思う。
    それは好みだと思うな。

    僕自身は割と面白く読めたけれど、果たしてそれが、本当に解説された著者が考えてやったことかどうかはわか

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    2024年02月04日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    芥川龍之介というと、『蜘蛛の糸』や『羅生門』など、難しそうで苦手だった。しかし、(芥川龍之介ファンには怒られてしまいそうな表現ではあるが)女の子の気持ちになって自分の弱みを吐き出そうとした作品『女生徒』のような作品もあると知り、興味が湧いた。
    また、『ひとめぼれしたときに読む本』で恋愛小説を勧めるのではなく、「彼、彼女に似合う素敵な人になろう!」と言うことで堅めの本を勧める著者のセンスがいいな、と思った。

    「あとがき」で著者が書いているように、人間が苦しんだり悩んだりした結果生まれたのが本だとしたら(私自身は楽しいときに生まれるものもあると思うので、人の心が大きく動いたときに生まれるものだと

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    2022年12月08日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    題材設定が秀逸。でも年代の違いもあり、今の自分に置き換えられるシチュエーション少なし。それもあってか、興味を惹かれる本も少なし。なんでこの評価。

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    2021年05月10日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    普段、書評というものをあまり読まないのですが、軽快な文章で読みやすかったです。

    初めて知る本は勿論のこと、知っててもスルーしていた本も著者の好き!が伝わってくる文章に、思わず読んでみたくなりました(笑)

    いつも大体同じジャンルか、作家さん読みという偏食気味傾向なので、あまり興味のないジャンルの本にも興味が湧き、新たな本との出会いに繋がったので良かったです。

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    2020年01月31日