三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
●感想
学生が読書感想文を書くときにもいいのでは?と思った。
好きなものを、なぜ好きなのか?細分化、深掘りする。
自分らしさはその細分化、深掘りで自然と出てくる。
・クリシェを避ける
・考えさせられた、と言う表現を避ける
・言語化は好きでいた記憶の保存である
・好きな部分の細分化すればするほどいい
ポジティブな感情を書く時
・自分の体験したエピソードとの共通点を探す
・好きなものとの共通点をみつける
・新しさの発見を言葉にする
ネガティブな感情を書く時
上記の逆
書き出しに迷った時のヒント
・引用からはじめる
・自分語りからはじめる
・文脈からはじめる 共通項
・問いから書き始める
●本概要
あなたの「推し」はなんですか?
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。
本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。
推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。
必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。
そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。
ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします!
コツ① 自分の感情を一番大切にする
コツ② 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
コツ③ よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これって一体、どういうことなんでしょう…?
本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。
≪こんな方におすすめ≫
・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
・好きな作品について、うまいこと言いたい
・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない
・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない
・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい
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Posted by ブクログ
ネタバレ考察って、昔もなかったわけではなくて、ミステリーを好む人たちとかにはもともとなされていた。
YouTubeとかで確かに考察ものは多いけれど、批評→考察というほど、昔、批評ばかりだったとも思えない。
批評には批評の、考察には考察のよさがあるのだろうし、作者はべつに考察を勧めているわけではなくて、考察に惹かれる人たちのその理由を探ったりしているわけだけれど、わたしは批評が好きで、「批評も開かれていていいのに」と思いながら読んでいった。
作者は考察する若者たちを考察(辞書の意味どおりの)しつつ最終的には批評を擁護していた。
考察する若者たちを批評しつつ批評を擁護することで、批評の魅力を伝えてくれるような本を書いて欲しかったかな。
批評はいつも開かれていて、魅力的だから。 -
Posted by ブクログ
自分がヅカオタをやっていて、ヅカオタって宗教だなと思うことがある。コミュニティの独特さも感じる。推しのことは大好きなのに推し活に疲れたと思うこともある。その根本的な理由がこの本につまっていて、なるほどなーと何度も思った。
特に「それな!」と思ったのは母性の暴走について。まず推しを性的な好きとしてみているのではなくて成長を見守りたいという思いで応援しているという点。まさにこれが推し活のリアルで、世間にわかってほしいと思うところだった。その上で、母性が暴走して「あなたのために」が相手を傷つける。SNS上でよく見かけて高確率で不快になる姑的なファンの言動ってまさにこれだよなと思った。
推しをひとりで語ってみること。これ、本当に大切だよなと思った。推しをひとりで語れば、応援の度合い(お金の使い方とか会いにいく回数とか)のマウントを気にせず、私が推しが好きだから推すというシンプルな気持ちで推しを愛することができると思う。推し活疲れの特効薬的一冊だった。
三宅さんの本を読んでいると、三宅さんがこちらに語りかけてくれるような気がして、「姉さん!今日もよろしくお願いします!」の気持ちになる。 -
Posted by ブクログ
内容は興味深かったが、個人的にあまり賛同できる内容ではなかった。
現代人は「最適化」や「正解」、「報われること」を求める傾向にある、というような話だったが、
それは情報に溢れた社会やAIの進化による個別最適な解が出てくる時代だからこそ、というよりかは日本教育の産物がもたらしたものに過ぎないと考える。
実際、海外に目を向ければTikTokでは正解どうこうよりも自分の考えをシェアするコンテンツがわんさか。考察より批評コンテンツが多いと感じる。
時代が変わったというより、これまであった日本人の価値観がネットやSNSの台頭で明るみになったというまででとしか感じなかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ確かに著者が何をどう読んでどんな書評を書いたかが体系的に分かる作品。要約すると本にせよ映像作品にせよ鑑賞するときのポイントは以下の通り。
比較 他の作品と比べる
抽象 テーマを言葉にする
発見 書かれていないことを見つける
流行 時代の共通点として語る
不易 普遍的なテーマとして語る
これらの技術を駆使して読んで考察することで自然と面白い話がアウトプットとして出てくる。
つまり自分なりの視点を意識して作品を味わって自分なりの解釈をすることが大事だということ。
確かに作品の味わい方って誰に教わるでもなく漫然と楽しんでるだけだったのですが、こうやって手法を言語化して意識するとアウトプットも違ってくるかもなとは思いました。
ただ前半はこういったポイントを語ってくれて読み応えあるのですが、後半は著者が今まで書いてきたコラムが並べられているだけだったので(どのコラムも面白いのですが)
上に挙げた技術をどう駆使したのかを赤裸々に語ってくれても良かったのになぁとは思いました。
まぁみなまで語るのは野暮なのでそこは感じなさいということだと思いますが。うがった見方かと思いますが、私の話面白いでしょ?って著者がアピールしてきてる気がして少し疲れてしまいました。
もちろん面白いし紹介されてる本で知らない本何冊も読みたくなったのですが。