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学校の授業で習うあの作品が、なぜ「名作」と呼ばれているかわからない。そんな人に向け、人気書評家がその「面白がり方」をわかりやすく伝えます。開拓精神旺盛な先人たちの革新的なチャレンジがあったからこそ、名作は今なお名作と呼ばれる、文学史上価値の高いものになりました。『土佐日記』『方丈記』『おくのほそ道』『吾輩は猫である』などのメジャー作から、『有明の別れ』『紫文要領』など知る人ぞ知る作品まで。革新的名作=古典をいま学びなおすことの意義を教えてくれる一冊です。
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Posted by ブクログ
著者の三宅香帆さんは、「日本文学史とは、新しさを生み出し続けようとした、「怒られ」の歴史である。」と言います。また、「イノベーションとは、同調圧力を破ってやってくる。」とも。 でも、三宅さんは同時に言います。 「しかし面白いのは、けっして単なる破天荒ではないこと。みんな伝統に関する知見がものすご...続きを読むくあった。」 なるほど~、と感心してしまいます。 いわゆる古典作品も発表された時はバリバリの最新作だった訳です。しかも時代を切り開くイノベーション作品だった。 たぶん作者には、同時代に対する違和感や現実との対峙、忸怩たる思いや産みの苦しみがあったことでしょう。 作品を、それが生まれた時代の中で共に生きている感覚で改めて見直してみる。 すると、生き生きとした息吹をライブ感覚で感じることができるでしょう。 なので本書は、現代の世で新しいものを生み出すことに苦悩している人たちにオススメしたいと思います♡ 先人が何かヒントをくれるかもしれません♡
読む前は「調子乗ってるな〜」と思いました 三宅香帆✕古典 もう擦られまくっている しかもわいなんか三宅香帆さんの著作は全部読んでいるもの なんの目新しさもない焼き直しの話でお茶を濁したような本を出すようになってしまったか…大御所気取りですか?なんて思ってしまったのよ そんなわけあるかー! ...続きを読む馬鹿、わいの馬鹿 三宅香帆さんがそんな本を世に出すわけがあるはずなかろうもん 失礼か! 「革新」という新しい視点で古典を読み解いてたりする しかも他では取り上げないようなレアの古典も面白く解説してくれていたりして、今までにない要素てんこ盛りの爆盛りである しっかりと『方丈記』なんて読みたくさせられたし、森鴎外が『舞姫』を書いたことで軍から怒られて、しばらく小説を書くのを禁じられたために、海外文学の翻訳ばっかしてたんだよってエピソードも知らんかったぜ あれか?天才か?三宅香帆やっぱ天才なのか? 読む気にさせる批評家ナンバーワンは間違いなく彼女です ええ、そうですとも
今回も楽しかった!各紹介が区切られてるので読みやすい。 筆がのっていて、たぶんもっともっと語りたいんだろうな~というのが伝わってくる。 イノベーションとは同調圧力を破ってやってくる、というテーマに沿った内容で、扱う古典文学もまさにニュー日本文学史。 『有明の別れ』『手枕』、読みたい…!源氏物語をベー...続きを読むスにした派生文学。 荻生徂徠の「古典を学ぶことは現代に向き合うこと」が全て。古典を知らなければ現代は語ることが出来ない。
学生時代にこの本があったら、もっと楽しく古典を学べたんじゃないかな…と思った。もしかしたら文学部を目指すことになってたかも。こんなにも古典を現代向けに噛み砕いて説明してくれることってなかなかない。中高生の国語の教科書にぜひ導入してほしい。
文章が柔らかく読みやすい 三宅さんの解釈、解説わかりやすくて面白い。 新しい試みも時が経てば古典になるなら、今のAIで発展してきている状態も古典になるのだろうな。 いにしえ過ぎるモノは逆に新手になったり。 常に挑戦し変わり続けないとだな。
古典読んでみたくなる!読者をそうさせるのが三宅さんのすごいところだなと 登場した歴代の作家たちがみたら泣くよねえ
古典や近代文学なんてほとんど読まないのに「面白そう」と思えるから不思議。 これらの作品がどうして“名作”と呼ばれるのか。 その理由を知ると俄然興味が湧く。 男装モノはまだ分かるけど約千年前に異世界転生モノがあったとは。 そういうのオッケーなんだ!?という新鮮な驚きがある。 自身の恋愛を赤裸々に綴った...続きを読む日記、軽薄なパロディ、実際に起きた心中事件を元にした浄瑠璃…。 何というか、文学の世界って現代とそんなに違わないんだなあという発見があって面白かった。 個人的に、女性陣の夜更かしのお供でアンソロジーだという『堤中納言物語』が気になった。 虫愛づる姫君とか懐かしいし、今度本屋で見て来よう。
三宅香帆さん、どれだけの本を読んでいるのでしょう?現代の話題の本も解説しているのに、日本の古文の教科書に載るもの載らないし聞いたこともないもののことまで、現代の私たちの理解に合わせてわかりやすくマッピングしてくれたこの一冊。一気に読みました。 原文で読む気になれない古典の物語が多かったのですが、解説...続きを読むは魅力的で危うくちょっと読んでみようかな?と思うような誘惑さえ感じました。 福沢諭吉の学問のすゝめの項は特に面白く、「職業を超えたコミュニケーションやごきげんでいること」がいまだに日本の課題という点、ホントそれ!でした。
なかなか手が伸びなかった古典。約千年の文学が、三宅さんの軽快な解説によって紹介されている。この本の好きなところは、それぞれの作品から伺える作者の生きづらさを教えてくれているところ。1冊を通じて、千年前も今も苦悩があるからこそ文学は生まれる。(ただし、戦乱の世では文学の生まれる余地がない!涙)悩みがあ...続きを読むればそれをエネルギーに変えていこうよ!という三宅さんのパワーが感じられ、元気づけられました!!
古典文学がこんなに活き活きとしたものだったなんて思わなかった。 古典の授業はあんなにつまらなかったのに。いや、実はおもしろかったのかもしれない。何せ良く寝ていたものだから。 今までここに紹介されている作品は、まともに読んだことがなかった。これを機に古典に触れてみたいと思いました。 ただ、この本...続きを読むくらいに分かりやすい本でないと無理かも。そのくらい、この本は分かりやすく解説されていました。
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