ニュー日本文学史

ニュー日本文学史

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

学校の授業で習うあの作品が、なぜ「名作」と呼ばれているかわからない。そんな人に向け、人気書評家がその「面白がり方」をわかりやすく伝えます。開拓精神旺盛な先人たちの革新的なチャレンジがあったからこそ、名作は今なお名作と呼ばれる、文学史上価値の高いものになりました。『土佐日記』『方丈記』『おくのほそ道』『吾輩は猫である』などのメジャー作から、『有明の別れ』『紫文要領』など知る人ぞ知る作品まで。革新的名作=古典をいま学びなおすことの意義を教えてくれる一冊です。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    淡交社
  • タイトル
    :
    ニュー日本文学史
  • タイトルID
    :
    2248840
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    11MB

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ニュー日本文学史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これはいい。文学部を出たりしていなくても十分楽しめながら読めた。古典ってつい難しそうで敬遠しがちだけど、本書を読み終わった後だと、今と感覚や思考力が大差ない1000年前の個人が古典文学を作り上げてきたのだとわかる。浪漫でしかない。

    本書がおもしろく読めるのは三宅氏の文章の飾らなさの功績が大きい。徒然草へのツッコミはつい顔がゆるんだ。現代語訳とは違う、「現代でいうと」の解釈が絶妙で、急に室町時代や江戸時代の作家がいまも生きるエッセイストのように近く感じられる。

    高尚であるからこそ価値を感じる、強気原文オタクを否定はもちろんしないけど、これでもかと噛み砕かれた内容だからこそ興味を持てた。読みたいリストが増えました。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    日本文学史を気軽に追うのにうってつけの良書である。
    どの著者も歴史で学んだり聞き覚えのある人ばかりだが、そもそもなぜ彼らは歴史で教えられてきたのかが緩く解説されている。
    今でこそ古典と言われるが、彼らは当時の伝統や古典から見たら型破りな作品を世に出した、画期的な発明をしたからこそ歴史に残っている、という視点が新鮮だった。選抜された古典が巻末の年表に載っているのも、非常に親切な日本文学の読書案内で著者の熱量を感じる。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

     高校の授業ではあんなに苦手だった古典文学。テストや受験から解放された状態で、現代語訳された文章をいざ読んでみると、こんなにも面白かったのかと感じられた。
     著者による「この作品って今でいう◯◯みたいなものだよね」といった感じの例えを入れ混ぜながら、現代の私たちでも各作品・作者に対する理解がしやすい解説は、気を張らずにすいすいと読める。作品のラインナップにも独自性があるらしく、まさに「ニュー」な日本文学史の入門書である。

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    三宅さんの文学愛がストレートに伝わってくる本。節々に筆の上手さを感じ、こんな文章を書けるようになりたいって思わされました。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    三宅香帆最新刊。
    そういっている間に来月2026年7月に新刊を2冊上梓するとの情報解禁があった。どんなペースで執筆をしているのか、超人ぶりが伺える。

    本作は淡交社とあまり馴染みのない出版社から発売されている。なんでも京都老舗の出版社で茶にまつわるテーマを扱っている雑誌「なごみ」の連載を書籍化したとのこと。京都在住の縁もあるだろうが著者の活動範囲の広さを思い知る。

    古典紹介というと、各作品の特徴や著者紹介という個別具体に焦点を当て深堀する手法も考えられる。
    しかし、本作では「日本文学史を新しく編みなおす」を標榜し、各作品が持つ新しさを共通するテーマとして各作品を分析している。それぞれジャンルも時代も内容も違う作品に共通する「新しさ」を抽出し捉えなおすという、著者のメタ批評の手腕がいかんなく発揮されている。

    恥ずかしながら名前も知らない作品もいくつか紹介されているが、著者の文章力によってその作品宿る当時の常識や価値観に抗った革新性が表出され、興味が掻き立てられる。三宅香帆の目指す文芸を一般に膾炙させるという試みが、十二分に味わえる作品である。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

     著者の三宅香帆さんは、「日本文学史とは、新しさを生み出し続けようとした、「怒られ」の歴史である。」と言います。また、「イノベーションとは、同調圧力を破ってやってくる。」とも。
     でも、三宅さんは同時に言います。
    「しかし面白いのは、けっして単なる破天荒ではないこと。みんな伝統に関する知見がものすごくあった。」

     なるほど~、と感心してしまいます。
    いわゆる古典作品も発表された時はバリバリの最新作だった訳です。しかも時代を切り開くイノベーション作品だった。
     たぶん作者には、同時代に対する違和感や現実との対峙、忸怩たる思いや産みの苦しみがあったことでしょう。

     作品を、それが生まれた時代の中で共に生きている感覚で改めて見直してみる。
    すると、生き生きとした息吹をライブ感覚で感じることができるでしょう。

     なので本書は、現代の世で新しいものを生み出すことに苦悩している人たちにオススメしたいと思います♡
    先人が何かヒントをくれるかもしれません♡

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    読む前は「調子乗ってるな〜」と思いました

    三宅香帆✕古典

    もう擦られまくっている
    しかもわいなんか三宅香帆さんの著作は全部読んでいるもの

    なんの目新しさもない焼き直しの話でお茶を濁したような本を出すようになってしまったか…大御所気取りですか?なんて思ってしまったのよ

    そんなわけあるかー!

    馬鹿、わいの馬鹿
    三宅香帆さんがそんな本を世に出すわけがあるはずなかろうもん
    失礼か!

    「革新」という新しい視点で古典を読み解いてたりする
    しかも他では取り上げないようなレアの古典も面白く解説してくれていたりして、今までにない要素てんこ盛りの爆盛りである

    しっかりと『方丈記』なんて読みたくさせられたし、森鴎外が『舞姫』を書いたことで軍から怒られて、しばらく小説を書くのを禁じられたために、海外文学の翻訳ばっかしてたんだよってエピソードも知らんかったぜ

    あれか?天才か?三宅香帆やっぱ天才なのか?

    読む気にさせる批評家ナンバーワンは間違いなく彼女です
    ええ、そうですとも

    0
    2026年04月23日

    Posted by ブクログ

    この本の感想を一言でまとめると、古典がもっと読みたくなる本です。
    この本の構成は日本の古典を20冊厳選して紹介するというもので、日本の古典をあまり知らない人でも古典に興味を持とうという主旨の本であると思います。
    ちなみに古典をあまり知らない初心者のために口語訳が前に来ています。
    古典や俳諧などは恋愛の物語や感じたことを書くイメージがあり、貴族の遊びという印象が強かったが、紫式部日記などの紫式部の宮廷に馴染めないところや思想を読むと昔の人も今と変わらず、大変だったんだなと思いました。
    興味はそそられましたが、少し読みづらさがあったため、星4にしました。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    日本の文学の歴史を時代を追いながら紹介していく本書は、現代の文化に置き換えたりゆるい表現を使いながら、有名な作品から馴染みのなかった作品まで紹介されていてとてもおもしろかったです。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    名文って声に出して読みたくなるなー!
    「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとして、するなり」「つれづれなるままに、日暮硯に向かいて・・・・」国語の授業で音読したなあー
    「この世の名残 世も名残 死ににいく身をたとぶれば あだしか原の道の霜の道 一足づつに消えていく 夢の夢こそあはれなれ」色々な舞台、映画で聞いたセリフだなあー
    国語の授業は好きだったけれど、改めて「そうだったんだー!」の連続で面白かった。これが教養・・・。
    中でも特に読んでみたい!と思ったのが「有明の別れ」。こんなの、ヅカオタ全員好きに決まってるじゃないか。バウとかでやらないかな。この現代語訳版 が絶版しているの、本当に悲しい。どうにかして読めないだろうか。
    あと、私も日記をはじめた。清少納言への悪口が現代にも残っちゃう紫式部の日記とか、徒然草はネタツイみたいな日記だったとか。日記おもしろーってなったので。
    三宅さんの本、読者への投げかけがあって、しっかり自分ごととして読めるなあ。

    0
    2026年08月18日

ニュー日本文学史 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    淡交社
  • タイトル
    :
    ニュー日本文学史
  • タイトルID
    :
    2248840
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    11MB

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