三宅香帆のレビュー一覧

  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    ここぞという面白い場面、忘れられない場面のある小説が、刺さる小説であり、その名場面は予想外の展開と盛り上げ演出によって成り立つと、著者は述べている。今まで、書く側の人が書いた小説指南書はいくつか読んできたが、読む側の人のは初だったので、私も一読者側として、そうそう!そういう小説は面白い!と納得感でいっぱいになった。こうしたら良い小説になると頭でわかっていてもそうできないところに創作の難しさがある。著者の他の類書も読みながら、どうしたら予想外の展開を作れるのか等々、多読して分析を重ねたいと思った。

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    2023年11月15日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    ポップな表紙とイラスト、そしてバズる文章教室という題名等、従来の文章読本とは様相の違う本書は、読んで楽しいエッセーだった。
    文豪たちが書いた文章読本とは違い、各方面から選ばれた文章、そのどこが面白いのか、どういう文章が読みやすいのか、読者を引きつけるのかなど、人に読んでもらう文章の書き方のエッセンスが著者のセンスで分析されていて興味深かった。

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    2023年11月05日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    面白い小説の共通点は「自分が好きな場面を挙げられること」というコンセプトのもと、小説を書く人の参考となるよう、様々なシチュエーションのいろんな小説の「名場面」を取り上げ、なぜそれが名場面なのかといったことを気鋭の書評家である著者の視点で解説。
    自分は小説を書きたいと思っているわけではないが、小説を読むのは好きなので、小説をもっと面白く読むための参考にと本書を読んだのだが、著者の冴えわたる解説自体がとても面白く、「なるほど、小説の名場面というのはこういう構造になっているのか」と納得させられた。未読のものも多い様々なジャンルの小説の名場面をザッピング的に読めたのも楽しかった。
    特に、著者の小説を読

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    2023年10月13日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    実に読みやすかった!
    私自身、自分の語彙力の無さを日々痛感しているので…少しでも学びになればと思い手に取った一冊。

    眠くても、読みたくなる。続きが気になる。そんな本に久しぶりに出会いました。昨日買って、あっという間に読み終わってしまった。この感覚久しぶり。

    読後は、役に立ったな〜よりもこの作者さんの語彙力、文章力に圧倒される…もっと他の本も読みたくなりました。明日、書店に寄って帰ろう。

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    2023年10月02日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    読みたい本がものすごく溜まっている時に、このような本を読んだら、ますます…
    三宅香帆さんの他の本を読みたいのに、ものすごく品揃え?の悪い小さな図書室の書棚になぜか「三宅香帆」さんの本は並んでいて、つい手に取ってしまった2冊目。

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    2023年09月23日
  • 名場面でわかる 刺さる小説の技術

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    いろんな小説の名場面を引用しながら、刺さる関係性や場面設定のコツが書かれている本。
    項目ごと細かく分かれていてプレッシャーなく読みやすかった!共感できない部分も少しあったけど、だいたい納得できた。
    「恋愛未満」の関係性書くコツが特に参考になったので今後意識して書きたい

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    2023年07月06日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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    頭脳明晰な文芸評論家であり文芸オタクの京大生による著名な作家の文体や文章構造の分析を基にして文章を学べる本。(というか教科書レベルによく分析されています。文章教室でテキストにしてる人絶対いるはず。)

    どうして私はこの文体に引き込まれてしまうのか、私はどうしてこの文体が好きなのか、と疑問に思っていた点を明確な分析と考察により、解き明かしてくれる。この筆者、めちゃくちゃ賢いなぁ。(って当たり前だけど。私よりは当然数百倍賢いはず)

    バズる=注目を浴びる。
    人生に1度くらい私もバズってみたい、とは思うけど、まだそこまでの情熱が持てない..。

    もっとバズる文章を勉強したいと思った時に書き込みと付箋

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    2023年04月14日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    書評の読書自体が初めてではありますが、先ずは着眼点が素晴らしいな、と思ったのが直感でした。読み進めると、著者の若々しい口調も心地よく感じていた。読書自体がまだまだ未熟な私は、この著書で多くの本を知る事となったし、著者のことも更に知りたくなった。

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    2021年01月26日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    たぶん同世代だからか、口語調のその書き方が、悩んでいる自分に「それならこの本のこういうとこがホントおすすめ!」的に友達が薦めてくれているような感覚にしてくれる。お堅い書評では全くないし、目次を見て自分にいま必要な部分だけかいつまんでも良いと思う。

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    2020年09月28日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    もともと書評が好きです。読みたい本が見つかるし、他の人はこんな視点で読んでいるのかと意外な発見がある。そして、本が好きな人が情熱を込めて書いた文章は読んでて引き込まれる。『悔しいときは頑張ったほうが後悔が少ない。』

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    2020年08月05日
  • 文芸オタクの私が教える バズる文章教室

    購入済み

    短くまとまり読みやすい

     内容自体は他の文章読本でも見たことがあるようなことばかりで、特に目新しいことが書いてあるわけではないが、読みやすさ、わかりやすさは頭一つ抜けている印象。

     ある界隈の常識を別の界隈にわかりやすく伝えるメッセージがバズることがあるが、まさにそれを体現しているように思う。『文章を書くのが大好き』界隈の常識を、『SNSでつながりあいたい』界隈に伝える。そんな感じの書籍だ。

     文章読本として目新しいことがないからと言って、読んでつまらないわけではない。著名人の文章の書き方を主題にしたエッセイとしても十分に面白い。
     いろんな作家、エッセイスト、アイドル等々の文章が広範囲に集められていて

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    2020年05月30日
  • 副作用あります!? 人生おたすけ処方本

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    ネタバレ

    読みたくなったのは、『霧笛』だけど、海に行く用事は今のところない。

    ○○したいときに読む本というアプローチは面白いし、そのアプローチの中で著者独自の基準が強めなのがまた面白い。

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    2019年12月19日
  • 伝わる言語化 自分だけの言葉で人の心を動かすトレーニング

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    書いてある内容は、当たり前のことだが、それこそ言語化されているため、無意識に頭の中で行っていることが整理して理解できた。
    コンセプトづくりの章が、実際使えそうで試してみようと思った。

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    2026年09月20日
  • ミステリーアイランド

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    孤島ミステリのブックガイド。
    孤島ミステリはどうしてこんなにワクワクするんだろう。
    逃げたくても逃げられない恐怖、犯人はこの中にいる、誰が嘘をついているのか…。
    クローズドサークルの中でも、やっぱり孤島ものは一番テンションが上がる。

    この作品は、LINEで配信したものを書籍化したものでサクッと読める。
    紹介されている66作品中、既読は13作品。
    知らない孤島ミステリもたくさんあった。

    読んでみたくなったのは、大矢博子さん紹介の3冊と、三宅香帆さん紹介の4冊。
    絶版もあるので7冊全部は難しそうだけど、できるだけ読みたい。

    『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』は私の中では別格。
    もうこ

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    2026年09月19日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    なんか好き、とか、なんか素敵、とかどういうところが、なのかうまく説明できない感覚的なものが多くて、感想がなんだか薄っぺらくなってしまうことが悩みで読んでみた本。
    考え方に具体例があって、イメージしやすかった。

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    2026年09月19日
  • 「夫婦」不在社会

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    割とタイムリーに自身の問題と重なっていたので、興味を持って読み進められた。いつも(と言っても3冊程しか読んだことない)の三宅さんの書き味とは少し違っているなと思いながらも、割とこっちの方が好きかも。少しの湿気も帯びつつも、ライトな書き味が何となく雨上がりに晴れた森の匂いの感じがして。

    ただ、あとがきにもあったけど、この本の感想を一言で言うなら『村上春樹論』。
    正直村上春樹にあまり思い入れがない私(なんなら若干苦手意識がある)からすると、「ずっと村上春樹の話やなぁ……」と若干食傷気味に……。

    でも題材も面白いし、読み進めやすいし、今男女間の問題にぶち当たってる友人が居たらオススメする!

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    2026年09月18日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    (SNS等で)人の感想を見る前に自分の感想を書こう。とあるが、まさにそれはなんとなく自分自身で気づいて時折実践していることだった。
    確かに人の感想を読むと色々と揺らぐし、間違ってる気がしてくるのだ。感想に間違いなんてないのに。
    目から鱗!という本ではなかったが、読み終えて感想を書きたくなってくるのだから、著者の思惑にはまっているのだろう。
    はたして脱「ヤバかった!」できるだろうか!?

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    2026年09月18日
  • 考察する若者たち

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    ネタバレ

    三宅香帆氏の本。
    ほうーとかんじておもしろい
    正解がわからない世界だからこそ、正解を求め、報われることを求める

    メモ
    •報われ消費。楽しい時間を過ごすのみならず時間が報われるポイントがあると望ましい
    •考察には正解がある。報われるゴールがある
     批評には正解がない。報われるゴールがない
    •転生ものは違うスペックに生まれてきたかったというガチャ的な欲望を持つ人々に支えられているのではないか
    •報われポイントのあるsns
    •努力が報われる境に変わって欲しいという人々の欲望
    •自己啓発が外部環境度外しし、自分の行動を変えることに注力するもの、陰謀論は、むしろ損なわれた解剖環境に気づくことで、正常な

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    2026年09月21日
  • 30日de源氏物語

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    本当の入門編。これを読んで内容が分かるわけじゃないけど、読んでみようかな?という気になる。大河ドラマで「光る君へ」にはまってから、読んでみたいと思っていたので、まずは手始めに。

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    2026年09月16日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    読書と人間社会の歴史を色んな書籍通して分析しながら論理的に書いてくださってた本という印象。私には少し難しかったが、終盤で三宅さんが本のタイトルになっている問いに対しての答えと読者に伝えたいフレーズは心にささって良かった。

    好きだったフレーズ
    本を読むことは、自分から遠く離れた他者の文脈を知ることである。しかしそれは遠く離れているとはいえ、自分と完全に切り離されているわけではない。いつか自分につながってくる文脈なのかもしれない。

    本を読むことは、どこかであなたにつながるかもしれない文脈を知ることだ。

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    2026年09月16日