三宅香帆のレビュー一覧

  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    先ず隗より始めよ
    最終章とあとがきで「働きながら本を読む方法」について著者の提言がある。それまで色々と考察してきた結論が示されるのだが、これが頂けない。あれあれ?と思ってしまった。
    「皆んなでひとつづつゴミを拾えば街は綺麗になる」と言うだけで自分がゴミを拾わない人を世間はどう思うだろうか?

    もっとも、その「結論」の薄弱さを除けばとても面白かった。時代背景とそれに少なからず影響された労働や仕事に対する考え方の変遷はとても興味深く、面白く読んだ。その考察だけで終了して無理に結論なんて提示する必要なんてなかったのでは?

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    2026年07月13日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆さんによる古典文学紹介集。月刊誌「なごみ」に連載されていたもの。

    氏の知識ストックの多さと独身の解釈に関心する面白さ。受験に必要だった知識(文学部以外)を頭に詰めてきただけの自分にとって、「有明のわかれ」、「根南志具佐」なんて聞いたこともない作品だが、当時の時代背景とともに紹介されるので、とてもわかりやすい。

    タイトルが大仰な感はあるけど、ここにない作品も含めて、文庫版でまとめてくれないかなと思う
    有名だけど未読の古典、積読の古典に手を伸ばすきっかけになる本だった。

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    2026年07月12日
  • 人生を狂わす名著50

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    読んでいる本の幅広さに驚くと共に、一冊一冊に熱量持って感動していることが伝わった。本を紹介するだけでなく、本の読み方を紹介していることが人気を呼んだのだと思う。一語一句噛み締めて味わうだけでなく、ツッコミながら本を読むだけでも十分読書は楽しいですよ、と言われているような気がした。

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    2026年07月11日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    ネタバレ

    推しを語る時にありきたりな言葉ではなく、自分の言葉で語る技術について書いてある本。
    そのために大事なことは「他人の感想を見ないこと」!
    ●感想を書いて、残す
    自分の感想を書いた後に他人の感想を見るのはいいけれど、自分の感想を書く前に他人の感想を見てしまうと それに引きずられてしまうから。
    言語化というのは 細分化のこと。推しのどこが最高なのかを細分化する。感想のオリジナリティは 細かさに宿るから。
    ネガティブな感想の場合 不快なのか、退屈のどちらなのか。退屈の場合、どこがありきたりなのかを考える。
    自分の感想をメモとして残す。
    ●文章に書く
    書き始める前に①読者を決める ②伝えたい ポイントを

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    2026年07月13日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    表題から、気楽に読めるエッセイのようなものを勝手に想像していたのだが、実際は完全に論文だった。なので簡単には読めない。
    だが内容はいちいち共感できる。

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    2026年07月10日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    タイトルの問いに,なぜ労働者は本を読んできたのかという歴史を挟むことで,なぜ働いていると本を「読まなくなるのか」にねじれている印象。新自由主義とかノイズのない情報とか現代社会論みたいな話は,人が本を読まない理由だと思う。でも,出発点は,読みたいのに読めない,だったのではないか?参考文献が多く引用も多数なのだが,素人感が強い。結論は半身ですか。文章は読みやすく親しみやすい人柄も感じられて売れたのは分かる気もするけど,クオリティとしてはどうか。

    作家は最後の仕事と言ったのは村上龍だが出典は『13歳のハローワーク』だったんだな。その後小説書いてましたっけ?

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    2026年07月08日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    もう少しテクニックを学べる本かなと思った。気がついたら、この本読んでみたい、この映画観てみたい…等、普通に書評を楽しんで終わった感じかな。再読しながらちゃんと自分でも感想を書いてみないと、話が面白い人にはなれないな。

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    2026年07月07日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    個人的には自己啓発寄りの新書ジャンルな気がする。なぜ働くと本が読めないのかを歴史的時代背景から読み解いて、著者自身の感想、考え方を落とし込んだ本だと思う。
    個人的には考えとしてはなるほどなっては思ったと同時に面白さで言うとけっこー回りくどいところもある感じはした。私の理解度の問題なのかわからないが、初めて本を読む人などにはおすすめできない。かと言って本を読むことが難しくなってきた人に対しておすすめというのもそもそも本読むの難しいのに本読むという矛盾。じゃ、誰が読むべきなのって思うとまぁ普通に本読んでる人って感じの本でした。
    本読めなくなってきた時に思い返すとおもしろいのかもしれない。あとでじわ

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    2026年07月07日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    流し読み。
    タイトルというよりも、比較や抽象化によって読書の仕方の質を上げる思考法。これもなかなか下地がないと難しい気もするが、身近な手に届く範囲でやるのでも思考トレーニングにはなる。
    エンタメ系だとただ楽しんでしまいがち。何度か読めるとこういう読み方もできるけれども

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    2026年07月07日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    「仕事とスマホで毎日を終えたくないあなたへ」という帯の言葉が刺さりすぎる。
    読み始めは思ってたのと違うかなと思ったけど、読書と労働の歴史が現代に近づくほど、働きながら本を読むのが億劫に感じるのはそういう背景なのかと合点がいく部分が多かった。半身社会は少し綺麗事な感じもするが、1つの世界に全身全霊になるのではなく、他人の文脈を理解しようとする余白のある人間になれたらいいなと思う。

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    2026年07月06日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    タイトルと内容が一致していないように思いましたが、ブックリストしてみた時には、紹介されている書籍に何冊か読んでみようと思うものがありました。

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    2026年07月05日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    同じ「感想を書くこと」をテーマにした本でも、大島育宙『なぜあなたの感想は普通なのか』とは読後感がまったく違った。

    少し辛口に言えば、
    大島さんの本は個人の経験を書いているエッセイなら、三宅香帆さんの本は「インスタント書籍」だった。

    本書は一つの大きな主題が展開するというより、箇条書きのように各作品の書評が例として羅列されている。タイトルに関わる記載は前書きと後書きのみなのでそこさえ読めば論点としては抑えられる。

    そして私は今、前述した大島氏の書籍と本書に記載された「比較」の技術を用いて書いている。

    だとしたら、この感想は「普通ではない感想」になり「面白い話」になっているだろうか。
    なっ

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    2026年07月05日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    つまりは、読んだ本や見た映画を人に話すネタにできるくらい言語化することらしい。まあ私は脳のメモリー少なくて忘れちゃうけどね…けど鑑賞方法としては新発見でした。
    ジェンダーへの偏見強めだったので読むのだるかった。

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    2026年07月03日
  • 考察する若者たち

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    ただコンテンツを楽しむだけではなく「報われたい」と願う若者のいじらしさ…
    資本主義プラットフォームの中で報酬や最適解を求めるこの時代、個性は生きづらさともなる。自分が何を見るかもアルゴリズムが選んでくれる。今の社会は、失敗したくない若者をこんなに増やしてしまったのだな。

    終わりの部分で筆者が若者に語りかける。違ってていいんだよ、あなたの感想を聞かせて!うちもそうやって子どもたちに伝えようと思う。

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    2026年06月30日
  • ニュー日本文学史

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    ⚫︎感想
    著者の日本文学愛と知識がよく伝わってくる。古典文学も読んでみようかなというきっかけになった。
    目次がていねいに作られているのが良かった。

    その作品のどういうところが当時新しかったのか?
    という視点に立って教えてくれる一冊。

    ⚫︎本概要より
    あの古典、実はとんでもなく新しかった!
    教科書ではわからなかった日本文学の「アップデート」史

    学校の授業で習うあの作品が、なぜ「名作」と呼ばれているかわからない。そんな人に向け、人気文芸評論家がその「面白がり方」をわかりやすく伝えます。開拓精神旺盛な先人たちの革新的なチャレンジがあったからこそ、名作は今なお名作と呼ばれる、文学史上価値の高いも

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    2026年06月29日
  • 考察する若者たち

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    ジブリの「君たちはどう生きるか」が公開された時に、YouTubeにこの映画の考察動画が溢れてすごく違和感を感じたことを覚えています。
    いわゆる芸術作品に「正解」を求めることって野暮だなと思ったからです。(そしてきっと宮崎駿もそれを意図していないから)

    この本でもこの映画について語られていて、共感できることが多かったです。
    そしてさすが書評家、多くの作品が例に挙げられていて、また読みたい本が増えました。

    私自身2歳の子を持つ親ですが、親としての「正解」を求めるのではなく、子供達が行きたいところに行って、食べたいものを食べさせてあげられるような親でいたいなと思いました。

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    2026年06月29日
  • 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

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    SNSでふと見てしまう他人の感想(言葉)を自分の感想と重ねるように見てしまっていたことに気付けた。自分が感じたことを大切にしたいし、自分が好きだと思ったことは他人の言葉ではにく自分の言葉で書き留めておけるようにしたいと思えるようになった。

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    2026年06月29日
  • 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)

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    読む技術によって、読書をもっと楽しむことができる。

    話をうまく…ということで読み始めたが、
    読書の楽しみ方を受け取り、
    話術はその延長にあるのだ…
    という感想。

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    2026年06月28日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    「読書はノイズ」という視点は意外でした。また「知らないことを知ることは、コントロールできないものだから」という点も。
    結局、本に限らず何でも、やる人はやるし、やらない人はやらないというだけの話なんじゃないのかな。

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    2026年06月28日
  • 文体のひみつ なぜあの人の文章はつい読んでしまうのか?

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    いろいろと話題になっている三宅香帆さんが執筆された、さまざまな媒体に掲載された文体についての分析が書かれています。

    口語調なので、文芸オタクを自称する筆者から隣で笑顔で話されているような感じがします。

    「何気なく読んでいる文章にもいろんな視点や考えがあるから、その表現になったのか」と気付かされる本でした。

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    2026年06月28日