三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■本書のねらい
『源氏物語』をおおかた理解できるようにする
■書籍の構成(目次)
はじめに
1日目人物がわかれば物語がわかる
2恋愛は三角関係でよむ
3人は身分が9割?
4平安の恋は恋にあらず
5実際あったゴシップネタも物語に
6平安時代と令和の恋愛はちょっと似ている
7和歌を見ればキャラがわかる
8紫式部の筆力が冴える描写
9貴族社会のうわさ拡大速度はSNS並み
10怨霊は男の罪悪感
11「結婚=幸せ」幻想をほどく
12人物のキャラはぶれない
13一途な人は幸せに
14自己肯定感も関係性のカギ
15女性の運命に容赦なし
16人物の読み方から、千年前の読者が見える
17デリカシーの感覚はだいたい今と同じ
18イケメンがもてないとき
19光源氏は爺さん/婆さんキラー
20文化系男子と運動部男子の勝敗
21源氏の親切に下心
22物語の急展開に要注意!
23インスタ映えする、恋の始まり
24手に入らない理想のエンドレス・ループ
25恋愛は何のためにあったのか
26女性は悪い男が好きなのか問題
27友達でいたい女子と恋人になりたい男子問題
28みんな大好き!ふつうの女の子ハーレム
29愛の陰にコンプレックスあり
30正しさから離れて読む
おわりに
■本書の結論
□考察1:本書からの示唆
□考察2:残された課題
【メモ】
読みやすいです。源氏物語の入門書。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の言葉で発信することの重要性を改めて感じた一冊。自分の感想を考える前にSNSで他人の感想をみてしまうとその感想に流されてしまうといった点や文章を書くのに語彙力よりも物事を細分化してみる力が大切だという点に非常に共感した。これから推しを語るときだけに関わらず何かを語る際などは自分の感動したポイントなどを具体的に切り取りなぜそこに感動したのかを深掘りして言語化するという行為を大切にしていきたい。
①良かった箇所の具体例を挙げる
・自分の体験との共通点を探す
・好きなものとの共通点を探す
・どこが新しいのかを考える
②感情を言語化する
・共感
すでに自分が知っている体験/好みと似ている
・驚き
今まで見たことのないような意外性を感じる
③忘れないようにメモする
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Posted by ブクログ
『「好き」を言語化する技術』に書かれていた内容の
超具体化ワーク版という感じ。
章ごとにワークシートがあり、
これが非常に使いやすい!
三宅さんの文章は、
読んでいると頭の中にロジックツリーというか、
大項目と小項目の階層がイメージしやすいです。
そのイメージのままのワークシートの構成なので、
書き込みやすいし、
書き込むことで本の内容がさらに理解が深まります。
また、コンセプトづくりの項では、
三宅さんのベストセラー3冊を具体例に挙げてあり、
なるほど感を得られました。
本書は脱線は少なくてスッキリと分かりやすいですが、
私は『好きを言語化…』の
ほとばしる推しへの想いの脱線なんかが面白かった!
なので、
言語化の技をシンプルに学びたいならこっち。
三宅さんのオタク度に酔いしれたいならあっち。
かなー、と思いました。
本日、激烈な腹痛のため病院で精密検査中。
その合間に読み、感想も書いています…。
これは、読んだ状況からも記憶に残る本になるなー。
あー、お腹痛い… -
Posted by ブクログ
三宅香帆が好きなので読み始めた。
これは、もともと推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい」しかでてこないという本を題名を変えて出版されたものらしい。
さて、この本を手に取ったのは三宅香帆が好きだったからだが、他にも理由がある。それは以前読んだ樺沢紫苑の「毎日を楽しめる人の考え方」を読んで、記録することの大切さを知り、どうせだっかたら上手く感想などを表現したいと思ったからだ。
本作は、新書でありながらとても読みやすく、好きなもの(推し)を語る方法も分かりやすかった。自分が望んでいた内容にほぼドンピシャで全てを生かせるかは分からないが、今後この読んだ内容を心に留めて感想などを記録していきたいと思う。
早速、書き直しもせず投稿するがここの場ではこのまま記録しても良いだろう。
今後も楽しく好きなものについて記録していきたい。 -
Posted by ブクログ
三宅香帆さんの『30日で源氏物語』は、古典作品としての『源氏物語』を真正面から受け止めつつ、紫式部への敬意も随所に感じられる一冊です。
まずは30日=1ヶ月の読書プランで物語に親しませ、自然に興味を喚起し、やがて本編そのものを読みたくなります。そんな導き方の実に優秀な解説書だと思います。
源氏物語への素敵な誘いとして優れた解説書ですが、やはり『源氏物語』は物語として読んでこそかなと思います。短めの現代語訳からぜひ。
一度読んだあと本書を手に取ると、人間関係や恋愛事情に光が当てられており、煩雑になりがちな人物相関を楽しく整理できます。また、六条院の四季の造営や、さまざまなお祝い事に見られる貴人たちの暮らしなど、別の側面からも平安時代を楽しみたくなってしまった場合は、さらに他の資料や注釈書と併読すると一層豊かに味わえるのではと思うのです。
だがしかーし、現実的には何回読んでも忘れるところは忘れるんですよ。
そして、本当にそんなこと原文に書いてあるのって思うところもあるんですよ。
三宅さんは 朧月夜が朱雀帝から求められていてーという解釈だったけど、そのあたりは訳者によって違うし、六条院の街造りも原文ではどんな風に書いてあるかいつの日か古文で読みたいo(・x・)/ -
Posted by ブクログ
本を読んで感想を書く前、ちょっとの興味でエゴサした結果、書こうと思っていた「なにか」を霧散させ、最終的にまぁ自分が書かなくてもいいや……という経験を毎度やってる人間なので、大変勉強になった本でした。
「自分の感じたものをどのように自分の中で感情を解体し、人に分かりやすく説明をするか」という話なので、感情・感覚で本を読んでしまって、後々にあの本読んだ時の「あれの感覚」いいよね~~……「あれ」ってなんだっけ……となる人には大変お勧めです。
内容については、X等のSNSで何とはなしにTLを眺めてしまう自分にとって、この本に書かれている内容はずっと頷きっぱなしであった。
また、読んで感じたことをどこにも書き出さないことで、本を読んでも感想らしいものが呟けないこともよくあったので、まずは読んで感じたことは別のところにメモをしていく癖をつけていきたいなーとも感じれた。
ただし、普段から自分の感じていることを「解体」できる人の場合、ほぼ確実に本の内容はそりゃそうでしょ、と言える内容かも。