三宅香帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んでから期間が空いての感想。
なぜ本が読めなくなるのか。
結論から言うとノイズがあるから。
私たちがよく見るインターネットなどは、自分に関係のないものはスクロールして飛ばす。
要するにノイズを見ない。
対して本はいやようにも平等にノイズを与える。
故に読めなくなるみたいなことを言っていた気がする。
そしてこの本の面白いところは、そのノイズをこの本自体が体現していると言うこと。
主題である「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」と言う問いの答えは最後の方にあるのみで、前段には歴史の紐解きなど、直接的に関与する内容ではない。いわゆるノイズである。
その構造が面白かったな。 -
Posted by ブクログ
話題の三宅香帆さんの本を拝読。物語鑑賞の技術として5つのものが紹介される。
比較、抽象、発見、流行、不易。
このうち比較、抽象、不易の3つは実践できそうだと思った。比較に関しては作品を読み終わったあとに同じジャンルのものと比較するだけでも十分話のネタになると思った。
抽象に関しては本を人に紹介する際の基本動作だと思う。あらすじだけでなく作品を通して伝えたいテーマを表現すること。これは読み終わってすぐに自分なりに考えて忘れないうちにメモしておくことが重要だと思った。
不易に関しては今まで読んだり観てきた作品を通してパターンごとに分類すること。比較と似ているように思った。
難しいのは発見と -
Posted by ブクログ
私にとって両立させたい文化は、エンタメ、運動、おいしいご飯、カフェかも。
自分でもっとできると思い続けて、自発的に頑張るから、自分のエネルギーを搾取する
みたいな文章があるんだけど、
今の私かもと思った。
ハングリーなりすぎない。
エネルギーの余裕があることで、心の余裕や受け入れることにつながるのだ。
半分で生きるって難しい。
1人では達成できない。
社会全体がそういう雰囲気にならないとね。
仮説や疑問を立証するために、いろんな本を引用するスタイルの本をあまり読んでこなかったからはじめは退屈だったけど、だんだんおもしろいなってきた。
知らないことを知れるのは楽しい。
本を読む -
Posted by ブクログ
本は寄り添い、もやもやとした悩みがあるときには何かしらの解決法を教えてくれる…だからこそ、人生に読書は不可欠だと著者は言う。
本書は、対症療法編、予防編、変身編、滋養強壮編などにわけて小説、漫画、エッセイなど33作品を紹介している。
本によっては感じ方が違うかもしれないが、読んだことのない本もたくさんあった。
ますます積読が増えていくかも…。
『愛すべき娘たち』よしながふみ
『日出処の天子』山岸凉子
この2作品は
読もうと思っていたが、そのままである。
著者とは年齢的にもかなりの差があるので、感じ方も違うのかもしれないが、どう感じるか…そう思うと別の興味がわいてくるので、手に取らないだろう -
Posted by ブクログ
文章を書くときの何らかのヒントになればと思って手に取って読み進めていた。
確かに、文章を「書く側」としてもとても参考になる話がたくさんあるが、読み進めていくごとに、「これは文章を楽しく読む」ための本だと分かった。
本の書き手が文章に潜ませるさまざまなトリックとか表現の面白さを、どんなふうに受け取ればいいのか、そんなことが解説されている内容です。
各章、とても面白く、楽しみながら読ませてもらいましたが、各章がそれぞれかなり短いのが残念でした。
一人一人の表現を、前後の文章とのつながりなども絡めながら、もう少しだけ、深く教えてほしかったなと思いました。(ちょっと足りないぐらいがちょうどいいという