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家族と国家は共謀する サバイバルからレジスタンスへ
最大の政治団体、家族と国家による暴力。 日々、私たちはそれに抵抗している。 家族は、以心伝心ではなく同床異夢。 DV、虐待、性犯罪。最も身近な「家族」ほど暴力的な存在はない。 イエは「国家のミニチュア」に陥りやすいのだ。その中で、私たちは日々格闘している。いわんや、被害の当事者は闘い続けている。 絶え間ない加害に対し、被害者がとる愛想笑いも自虐も、実はサバイバルを超えたレジスタンスなのだ。 エスケープでもサバイバルでも、レリジエンスでもない。 私たちはレジスタンスとして、加害者に後ろめたさを抱かせる――。 被害を認知することは服従ではなく抵抗だ ■家族は無法地帯である ■愛情交換という暴力 ■家族における暴力の連鎖は権力による抑圧委譲 ■報道では虐待だけが選ばれて強調される ■殴られれば、誰もがDV被害者と自覚するわけではない ■被害者は不幸の比較を犯してしまう ■父のDV目撃が息子をDV加害者に陥らせる ■被害者支援に加害者へのアプローチは必須だ ■彼らの暴力は否定するが人格は尊重する 【目次】 まえがき――母の増殖が止まらない 第一部 家族という政治 第一章 母と息子とナショナリズム 第二章 家族は再生するのか――加害・被害の果てに 第三章 DV支援と虐待支援のハレーション 第四章 面前DVという用語が生んだもの 第五章 「DV」という政治問題 第六章 家族の構造改革 第二部 家族のレジスタンス 第一章 被害者の不幸の比較をどう防ぐか 第二章 加害者と被害者が出会う意味 第三章 加害者アプローチこそ被害者支援 第四章 レジリエンスからレジスタンへ 第五章 心に砦を築きなおす あとがき 主要参考文献一覧 -
僕が「PCR」原理主義に反対する理由 幻想と欲望のコロナウイルス(インターナショナル新書)
第2波、第3波と押し寄せてくるコロナウイルス。この21世紀最大の危機に対して、さまざまな学者や研究者たちが発言している。しかし、これら「非専門家」たちの意見や予測は、ことごとくと言っていいほど、間違っているのが現状! なぜ、ノーベル賞級の科学者や、最新統計理論などを駆使した予測は外れるのか? それは、第一に「医学」への無理解、第二に「検査原理主義」にある。このまま検査原理主義を続けていくのは、日本医療の崩壊をもたらす! -
カラスをだます
世界唯一! 「カラス誘導」稼業の全貌 著者は「カラスの鳴き声」の研究で博士号を取った研究者であり、長年の研究成果である「鳴き声でカラスを操る技術」を駆使してカラス被害に対し科学的な対策を提案する「株式会社CrowLab」の創業者。本書は、 カラスはなぜ黒い? 襲われないためにはどうすればいい? などの基礎的な問いから、肉はおいしい? どうすれば食べられる?などの興味にも、そして、どうすれば追い払える?という切実な問いにも、自ら確かめた事実だけをもとに答えていく。18年にわたる研究のクロウを読み終える頃には、頭上のカラスの鳴き声が気になりはじめ、必要以上に恐れなくて済むようになるだろう。カラスの非愛好家にこそお勧めの、「カラスとの真剣勝負」半生記! ※電子書籍では一部の画像をカラーで収録しています。 〈目次〉 |第一章 カラスを動かす 第二章 カラスになりきる 第三章 カラスとしゃべる 第四章 カラスを食べる 第五章 カラスを減らす -
フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔
21世紀の現代の善と悪の原点こそ、フォン・ノイマンである。彼の破天荒な生涯と哲学を知れば、今の便利な生活やAIの源流がよくわかる! 「科学的に可能だとわかっていることは、やり遂げなければならない。それがどんなに恐ろしいことにしてもだ」 彼は、理想に邁進するためには、いかなる犠牲もやむを得ないと「人間性」を切り捨てた。 <本書の主な内容> 第1章 数学の天才 ――ママ、何を計算しているの? 第2章 ヒルベルト学派の旗手 ――君も僕もワインが好きだ。さて、結婚しようか! 第3章 プリンストン高等研究所 ――朝食前にバスローブを着たまま、五ページの論文で証明したのです! 第4章 私生活 ――そのうち将軍になるかもしれない! 第5章 第二次大戦と原子爆弾 ――我々が今生きている世界に責任を持つ必要はない! 第6章 コンピュータの父 ――ようやく私の次に計算の早い機械ができた! 第7章 フォン・ノイマン委員会 ――彼は、人間よりも進化した生物ではないか? ******** ノイマンがいかに世界を認識し、どのような価値を重視し、いかなる道徳基準にしたがって行動していたのかについては、必ずしも明らかにされているわけではない。さまざまな専門分野の枠組みの内部において断片的に議論されることはあっても、総合的な「フォン・ノイマンの哲学」については、先行研究もほとんど皆無に等しい状況である。 そこで、ノイマンの生涯と思想を改めて振り返り、「フォン・ノイマンの哲学」に迫るのが、本書の目的である。それも、単に「生涯」を紹介するだけではなく、彼の追究した「学問」と、彼と関係の深かった「人物」に触れながら、時代背景も浮かび上がるように工夫して書き進めていくつもりである。 ――「はじめに」より ******** ノイマンの思想の根底にあるのは、科学で可能なことは徹底的に突き詰めるべきだという「科学優先主義」、目的のためならどんな非人道的兵器でも許されるという「非人道主義」、そして、この世界には普遍的な責任や道徳など存在しないという一種の「虚無主義」である。 ノイマンは、表面的には柔和で人当たりのよい天才科学者でありながら、内面の彼を貫いているのは「人間のフリをした悪魔」そのものの哲学といえる。とはいえ、そのノイマンが、その夜に限っては、ひどく狼狽(うろた)えていたというのである。クララは、彼に睡眠薬とアルコールを勧めた。 ――第5章「第二次大戦と原子爆弾」より ******** 人類史上 最恐の頭脳! -
脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
なぜ、私たちは「特別」なのか?――その答えはここにある。 心のはたらき、知性、ひらめき…… ニューロンだけではわからなかった、 「人間らしさ」を生み出す、知られざる脳の正体 脳のはたらきは、ニューロンが担っている ――この常識が覆されようとしている。 脳の中には、知られざる「すきま」があり、 そこを舞台に、様々な脳活動が繰り広げられていたのだ。 細胞外スペースに流れる脳脊髄液、 その中で拡散する神経修飾物質や細胞外電場、 そして、脳細胞の半分を占めるグリア細胞。 私たちの心や知性の源は、ここにあるかもしれない。 「神経科学の王道」に挑む、新しい脳科学が誕生! ◆おもな内容 ・寝ている間に流れる「水」が脳内を掃除している ・認知症と脳を流れる水、睡眠の意外な関係 ・脳の若さの秘訣は「すきま」にあった!? ・脳の「すきま」に拡散する物質が気分を決める ・ワイヤレス伝送のような脳の信号伝達があった! ・電気を流すと頭が良くなる? 神経回路がシンプルな人ほどIQが高い? ・知性やひらめきと関係する「もう一つの脳細胞」 ・脳科学から考える、脳を健康に保つ方法 ……など ◆目次 プロローグ 「生きている」とはどういうことか 第1章 情報伝達の基本、ニューロンのはたらき ――コンピュータのように速くて精密なメカニズム 第2章 「見えない脳のはたらき」を“視る”方法 ――脳研究はどのように発展してきたか 第3章 脳の「すきま」が気分を決める? ――細胞外スペースは脳の“モード”の調整役 第4章 脳の中を流れる「水」が掃除をしている? ――脳脊髄液と認知症の意外な関係 第5章 脳はシナプス以外でも“会話”している? ――ワイヤレスな情報伝達「細胞外電場」 第6章 頭が良いとはどういうことか? ――「知性」の進化の鍵を握るアストロサイト エピローグ 「こころのはたらき」を解き明かす鍵 ――変化し続ける脳内環境が生み出すもの -
スタンフォードが中高生に教えていること
米シリコンバレーの中枢にある、スタンフォード大学を知らない人はいない。 しかし、そのスタンフォード100%傘下のオンライン学校が、いま世界で注目されていることを知る人は少ない。それがスタンフォード大学・オンライン・ハイスクールだ。 設立わずか15年ながら、世界30カ国以上に散らばる生徒たちをスタンフォード大、ハーバード大、MITなど名だたるトップ大学に輩出。 オンライン高校であるにもかかわらず、ニューズウィークによる「STEM教育に力を入れる高校ランキング2020」で全米ベスト3、2020年には全米高校ランキング「Niche」の進学校で1位に輝き、いまや全米の親たちが最も子どもを入れたい学校になっている。 このオンライン学校を率いているのが、何と「日本人」の星友啓・校長だ。 同氏は、親や教師が当たり前のようにやっていることが逆に子どもの主体性を奪っているとして、以下の8つの誤った常識に警鐘を鳴らしている。 ・【誤った常識1】:成果や能力をほめる ・【誤った常識2】:手取り足取り丁寧に教える ・【誤った常識3】:評判の教材や勉強法で学ばせる ・【誤った常識4】:得意な学習スタイルで学ばせる ・【誤った常識5】:ストレスをさける ・【誤った常識6】:テストで理解度や能力を測る ・【誤った常識7】:同じ問題を反復練習させる ・【誤った常識8】:勉強は静かに1人でやらせる 同校ではこれら誤った常識による教育を排除することで、才能あふれる子どもたちを次々と世に送り出しているのだ。 既存の枠にとらわれない独自かつ斬新な教育を次々に実施する異色の教育家はこれからの教育のあるべき姿をどう考えるのか。本書で初めて語る。 -
はじめてのスピノザ 自由へのエチカ
私たちはまだ、「自由」を知らない――。 覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。 気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学(エチカ)入門。 ★現代人の「思考のOS」を書き換えるスピノザ哲学のエッセンス★ □すべての個体はそれぞれに完全である。 □善悪は物事の組み合わせで決まる。 □「力」こそ物の本質である。 □自殺や拒食の原因は人の内側にはない。 □一人ひとりの自由が社会の安定につながる。 □必然性に従うことこそ自由である。 □自由な意志など存在しない。 □意志は行為を一元的に決定しない。 □真理の外側に真理の基準はない。 □新しい主体のあり方が真理の真理性を支える。 *「NHK 100分de名著」『スピノザ エチカ』に新章を加えた増補改訂版* [目次] はじめに 1. 組み合わせとしての善悪 1)スピノザとは誰か 2)哲学する自由 3)神即自然 4)『エチカ』はどんな本か 5)組み合わせとしての善悪 6)善悪と感情 2. コナトゥスと本質 1)コナトゥスこそ物の本質 2)変状する力 3)多くの仕方で刺激されうる状態になること 4)コナトゥスと「死」の問題 5)万物は神の様態 6)神は無限に多くの属性から成る 7)コナトゥスと社会の安定 3. 自由へのエチカ 1)「自由」とは何か 2)自由の度合いを高める倫理学 3)自由な意志など存在しない 4)行為は多元的に決定されている 5)現代社会にはびこる意志への信仰 4. 真理の獲得と主体の変容 1)スピノザ哲学は「もうひとつの近代」を示す 2)真理は真理自身の基準である 3)真理と向き合う 4)物を知り、自分を知り、自分が変わる 5)主体の変容と真理の獲得 6)AIアルゴリズムと人間の知性 5. 神の存在証明と精錬の道 1)懐疑の病と治癒の物語 2)真理への精錬の道 3)精錬の道は自ら歩まねばならない 4)対話相手としてのスピノザとデカルト おわりに -
読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑
SNSでバズりまくりの、可愛すぎてわかりやすすぎる英語解説を行っているこあたんがついに本を作りました。 「名詞」「動詞」「助動詞」「形容詞」「副詞」「前置詞・接続詞」の全6章構成。各章ごとに覚えておきたい英語単語の使い分けやニュアンスの違い、知っておきたいことを紹介。 【本書の特徴】 ・覚えにくかったり紛らわしい内容を一目でわかるイラストで表現 ・一目でパッとわかる1項目1見開き構成 ・可愛いキャラクター、こあたん(コアラ)とるーたん(カンガルー)が解説しているので、可愛すぎてどんどん記憶に残る ・知っていそうで知らなかったポイントが凝縮 【掲載項目例】 〇【店】shop / store の違い 〇 料金を表す名詞 〇【見える】look / seem / appear の違い 〇【作る】 make / create / produce / build の違い 〇 確信度で使い分ける「思う」の表現 〇 気持ちの強さで使い分ける「好き」の表現 〇 確信度で使い分ける可能性・推量の助動詞 〇 強制度で使い分ける義務の表現 〇 丁寧さで使い分ける許可を求める表現 〇 数や量の多少を表す形容詞 〇 【大きい】big / large の違い 〇 【静かな】quiet / silent の違い 〇 頻度を表す副詞 〇 【およそ】around / about / approximately の違い 〇 either / neither / both の違い 【こんな方におすすめ】 ・最初から文章で読むと頭に入ってこない ・英語が苦手、英語アレルギー ・英語は好きだが、覚えるのは苦手 ・紛らわしい英語の区別がつかない ・楽しく勉強したい -
子どもを読書好きにするために親ができること
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 筑附小国語教師が説く「小学生は本で育つ」。 読書指導の研究に力を入れている 筑波大学附属小学校現役国語教師が、 「小学生は本で育つ」ということを、あますことなく語る。 これまでの指導経験から、 「読書には人そのものを変える力がある」と確信した著者は、 子どもが、自ら「読書好き」になっていく、 さまざまな方法を提案している。 また読書の魅力である 「語彙が豊かになる」「知識が得られる」「心が穏やかになる」 「表現力が高まる」「読解力がつく」「人間性を高められる」 「物語を楽しめる」「集中力がつく」「感受性が高まる」 などを、実例をあげて解説。 我が子によい読書習慣を身につけてほしいと 願う親にとっては、本書は必読の書となった。 巻末には特別付録として ブックガイド「小学生なら読んでおきたい理想の本棚246冊」 を収録。 -
認知バイアス 心に潜むふしぎな働き
「なぜあの時あれを見逃してしまったのか」「なぜこんなものを買ってしまったのか」「どうしてあんな簡単な問題が解けなかったのか」---誰しもが日常的に経験しているであろう、なぜか誤って認識したり、いつもならするはずのない判断や行動。それはなぜ起こるのか。このようなふつうの行動に現れる心の働きの偏り、歪みのようなものである「認知バイアス」について、わかりやすい事例を挙げて解説します。 認知バイアスという言葉は、一般的にも時々使われるようになってきて、なんだかよくわからないけど間違ってしまった、おかしなことをしてしまった、というときに認知バイアスという言葉で片付けようとする安易な解決も見られがちですが、著者は、「知」を身体、社会、感情、環境なども取り込んでトータルな人間の理解を深めようとする認知科学に基づき、理論的に分析しています。また、なぜ誤るのか、そして誤ることには意義があるのか、それは何なのかを解き明かします。 認知メカニズムは、ある状況では賢い判断をするように働き、ある状況では愚かな判断を生み出す。つまり人間は賢いようで愚かで、愚かなようで賢いものであるということがわかる1冊。 第1章 注意と記憶のバイアス:チェンジ・ブラインドネスと虚偽の記憶 第2章 リスク認知に潜むバイアス:利用可能性ヒューリスティック 第3章 概念に潜むバイアス:代表性ヒューリスティック 第4章 思考に潜むバイアス:確証バイアス 第5章 自己決定というバイアス 第6章 言語がもたらすバイアス 第7章 創造(について)のバイアス 第8章 共同についてのバイアス 第9章「認知バイアス」というバイアス -
民主主義とは何か
トランプ大統領をはじめとする「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭など、近年の世界の政治状況は、民主主義という制度の根幹を揺るがすかのような観を呈しています。日本の状況を見てみても、現行の政権が「民意」の正確な反映、すなわち「民主主義的な」政権だといわれると、頸をかしげる人も少なくないのではないでしょうか。はたして民主主義はもう時代遅れなのか? それとも、まだ活路はあるのか? それを議論するためには、まず何よりも、民主主義とは、そもそもどのような制度なのかを「正しく」知らなければならないでしょう。今では自明視されている「民主主義」という制度ですが、人が創ったものである限りそれもまた歴史的な制度として、さまざまな紆余曲折を経て現在のようなものになったのであって、決して「自然」にこのようなになったわけでではないのです。 そこで本書では、ギリシア・アテナイにおける民主主義思想の「誕生」から、現代まで、民主主義という制度・思想の誕生以来、起こった様々な矛盾、それを巡って交わされた様々な思想家達の議論の跡をたどってゆきます。その中で、民主主義という「制度」の利点と弱点が人々にどのように認識され、またどのようにその問題点を「改良」しようとしたのか、あるいはその「改革」はなぜ失敗してしまったのかを辿ることにより、民主主義の「本質」とは何なのか、そしてその未来への可能性を考えてゆきます。 またあわせて、日本の民主主義の特質、その問題点についても分析してゆきます。 民主主義という思想・制度を知るための、平易な政治思想史の教科書としても最適です。 -
私たちはどんな世界を生きているか
●第1章 今の世界に至る道 19世紀~1970年 ・日本の戦後レジームからの脱却・グローバル経済へ・極端に分離する階層・身分制と不平等・新自由主義が社会を再組織していく・自由と管理の反転・アメリカにネオナチがいる・ヨーロッパと第一次大戦・国際連盟とILО・第二次大戦とフィラデルフィア・ド・ゴールと移民世代・EUとフランス・ル・ペンの国民戦線・フランス・ファースト・国民の解体と再接着・人権と身分制社会 ●第2章 アメリカの大転換 90年代末~対テロ政策へ ・アメリカという特殊形態・モンロー主義とアメリカの「解放」・『すばらしい新世界』・「例外国家」のスタンダード化・アメリカの標準化とネット・アドレス・アメリカ・バイアス・テクノ支配と一代成金・白人の不満と被害感情・平等と「差別」、「本音」を煽るトランプ・偉大な中国・征服王朝と中国・オランダとイギリスのヘゲモニー・帝国と平和・武器を売るアメリカ・ポスト・トゥルース・人権を求めて・西洋だけでなく世界にも・自由と平等は独り舞台 ●第3章 日本と朝鮮半島 ・米朝会談が不満・こじらせる近隣関係・日本に三権分立はない・問われなかった戦争責任・冷戦後と歴史修正主義・拉致問題と歴史没却の勝利・朝鮮半島ではどう思っていたか・なぜ北朝鮮は核を持つのか?・ベルリンの壁崩壊とドイツ統一・北の自立、南に呑まれないために・対米核武装の成功?・軟着陸のためには・悪い国でいてもらわないと困る・日本敗戦後の朝鮮半島統治 ●第4章 日本の明治一五〇年 ・西洋の世界展開と日本の参入・戦争で認知される・敗戦の世界史的意味・無条件降伏と自発的隷従・正当性の論理・民主制と交渉の主体(外交)・翻訳語をつくる・翻訳する独特の日本・日露戦争から国際連盟へ 逆のドライブ・一世一元制・天皇の権威・「…名において」治める・なぜ元号に固執するのか・時代意識の造形・政治と宗教の区別・義勇兵起源ではない・独自権力になっていく軍部・装置としての天皇制・近代化の流れと逆行していく・戦後のフィラデルフィア宣言・農地改革でつくられた基盤・占領下の改革の受け止め方・西洋的価値は絶対か・冷戦の終わりと市場開放・なぜ「新」自由主義なのか・平成の三〇年で起きたこと・あらゆるものを市場化する・国策としての新自由主義・神道国家派の大攻勢・米軍と一体化する自衛隊・自由の底が抜けている・失われた三〇年で何を失ったか ●第5章 現在の日本と世界のこれから ・西洋的世界の変質・国、政治、経済・民主、平等、自由・連携における自立・人権のない存在、テロリストの発明・フランスとアメリカの歴史否認・日本では民主主義がいらなくなっている・ポイント・オブ・ノーリターン・「身分制のほうがいいんじゃないか」 -
免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか
最新免疫学が教える「非自己」と「自己」とは 私たちの免疫系は、なぜ自己の細胞や抗原に対して反応しないのか? 免疫学の最大の謎ともいえる「免疫自己寛容」の解明に長年取り組んできた著者が、世界で初めて発見した「制御性T細胞」。免疫学にパラダイム・シフトをもたらし、」「がん」や「自己免疫疾患」の治療や「臓器移植」に革命をもたらすとされる研究の最前線に迫る。 坂口志文(さかぐち・しもん) 大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授。1951年滋賀県生まれ。1976年京都大学医学部卒業。医学博士。1999年京都大学再生医科学研究所教授、同研究所長を経て、2011年大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授。2016年から現職。過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見。2015年ガードナー国際賞、2019年文化勲章、2020年ロベルト・コッホ賞など、内外の受賞多数。 第1章 ヒトはなぜ病気になるのか 第2章 「胸腺」に潜む未知なるT細胞 第3章 制御性T細胞の目印を追い求めて 第4章 サプレッサーT細胞の呪縛 第5章 Foxp3遺伝子の発見 第6章 制御性T細胞でがんに挑む 第7章 制御性T細胞が拓く新たな免疫医療 第8章 制御性T細胞とは何者か -
いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う
「教師を支える会」を主宰する著者は、教師の大変さを痛感する一方で、「教師ほど魂を打ち込める感動的な仕事はない」と断言する。 では、何が過酷で、何が感動的なのか? 教師が置かれているリアルな現実を説いていく。 最終章では、今どういう力をもった教師が必要とされているのか? 「『できる教師』に本当に必要な6つの資質」を紹介。 教育現場で働く人も、子どもを学校に通わせる保護者も必読の一冊。 --------------- 著者は「教師を支える会」代表として、数千人の教師たちと接し、全国の学校の問題に切り込んでいった。 2019年のOECD調査では、日本の教員の仕事時間は参加国中で最長(1週間で小学校54.4時間、中学校56時間)という結果が出ている。 学校は「ブラック職場」というイメージが定着しているが、現場教師の“作戦参謀”である著者は、過重労働だけではない教師の大変さを指摘する。 では、何が教師の負担に拍車をかけるのか? 「教育は人なり」といわれるが、過酷な現場で、教師は何を目指していけばいいのか? これからのアフターコロナ時代に、求められる「教師の資質」とは? 「子どもを教育していくパートナー」である保護者にとっても、興味深いトピックを提言する。 現役の教師から、子どもを学校に通わせる保護者まで、教育現場に関係するすべての人に届けたい一冊。 -
感染症の日本史
新型ウイルスに対するワクチン、治療薬も確立していない今だからこそ、歴史を見つめ直す必要がある。 「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」もすでにあった! 今こそ歴史の知恵が必要だ! 一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で、感染症と対峙してきた日本人の知恵に光をあてる。 【目次より】 第一章 人類史上最大の脅威 牧畜の開始とコロナウイルス/ペリー艦隊が運んできた感染症/スペイン風邪は波状的に襲ってきた ほか 第二章 日本史のなかの感染症――世界一の「衛生観念」のルーツ 「最初の天皇」と疫病/奈良の大仏は天然痘対策?/疫神を歓待する日本人/江戸の医学者の隔離予防論 ほか 第三章 江戸のパンデミックを読み解く すでにあった給付金/薬をただで配った大坂の商人たち/上杉鷹山の患者支援策 ほか 第四章 はしかが歴史を動かした 「横綱級」のウイルスに備えるには/都市化とパンデミック/麻疹が海を渡る ほか 第五章 感染の波は何度も襲来する ――スペイン風邪百年目の教訓 高まった致死率/百年前と変わらない自粛文化/「「感染者叩き」は百害あって一利なし ほか 第六章 患者史のすすめ――京都女学生の「感染日記」 日記が伝える「生きた歴史」/ついに学校が休校に ほか 第七章 皇室も宰相も襲われた 原敬、インフルエンザに倒れる/昭和天皇はどこで感染したか?/重篤だった秩父宮 ほか 第八章 文学者たちのスペイン風邪 志賀直哉のインフルエンザ小説/宮沢賢治の“完璧な予防策”/荷風は二度かかった? ほか 第九章 歴史人口学は「命」の学問 ――わが師・速水融のことども 数字の向こう側に/晩年に取り組んだ感染症研究 ほか -
認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由 5000人を診てわかったほんとうの話
認知症に脳トレは効きません。 いまのところ、認知症が治る薬もありません。 でも、「認知症になる=絶望」ではありません。 認知症1000万人時代を迎えようとするいま、 認知症とともに、「よりよく生きる」備えをするための一冊。 認知症という言葉が当たり前の時代になっても、 意外なほど、認知症に対する誤解は数多い。 たとえば、「認知症に効く」と言われる食品、サプリ、健康法・・・、 これらのものは、実際に効くというデータはまったくないのに、なぜか「善意」の名のもとに大手をふって流通している。 一方で、認知症になった人々は、「世間のお荷物」「なにもわからない人」「なにもできない人」・・・・ そうした負のレッテルが、本人と家族を追いつめる。 でも、認知症になったからといって、「なにもわからなくなるわけではない」 「なにもできなくなるわけではない」。 備えがあれば、認知症とともに生きていく方法はある。 かつて、日本初の認知症専門の訪問診療を行い、現在では外来を通じ、 日々認知症の人々と向き合う医師。 彼だからこそわかってきた真実をもとに、 本人も周囲も納得できる生き方を考える。 上野千鶴子氏推薦! 「認知症になっても人生は終わりじゃない 認知症になっても私は私… 認知症に対する恐怖心がなくなった! こんな先生に看てもらいたい」 【目次】 第1章 認知症予防の真実 (1)認知症の人々はたくさんいるの? (2)「○○すれば認知症にならない」は本当ではない (3)国が「認知症予防を」と言っています (4)予防がダメならどうする? 第2章 認知症“診断”の真実 (1)なぜ認知症診断は難しいのか (2)自分が自分でなくなる不安 (3)なぜ、なんども同じことを言うのか (4)認知症になれば「本人は幸せ」か 第3章 認知症という“症状”の真実 (1)なぜ認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われると怒るのか (2)暴言は認知症の「症状」ではない 第4章 認知症の“治療”の真実 (1)薬の真実 (2)早期発見の大切さ (3)暴れることの真実 (4)せん妄とは 第5章「認知症と生きる」真実 (1)認知症を悪化させないためにはどうすればいいのか? (2)大事なのは本人とのコミュニケーション (3)自立・自律して生きられる? -
大人は知らない 今ない仕事図鑑100
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「2011年に小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう。」(デューイ大学研究者 キャシー・デビッドソン)。こんな予測が2010年代に世界に衝撃を与えました。しかし、その予言は新型コロナ(COVID19)によるパンデミックで思わぬ形で現実になろうとしています。世界中がリーモートやバーチャルでの仕事を余儀なくされ、目の前で、今までなかった仕事の形が次々と生まれてきています。 そして、この変化は決して後戻りしないでしょう。 本書は、国連が提起した持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、いま世界に何が起こっており、環境問題や人口変化、格差の拡大、AIに代表されるコンピュータの進歩や5G・6Gといった通信技術革新、ロボティクスの進歩によって、仕事にどんな変化がもたらされると予想されているかを紹介。自分発見9マスシートで、自分の興味を再確認した上で、社会に必要とされることと自分のやりたいことを重ね合わせながら、ポストコロナの時代に生まれる「今ない仕事」を一緒に考えていくものです。 ◆構成 まんがによるイントロダクション/解説/今こんなことが起こっている/今ない仕事図鑑/インタビュー/自分発見9マスワークシート ◆内容紹介 まんがキャラクター:心配性のススムくん、のんきなノゾミちゃん、イルカ先生の3人が ガイド役となって、今起きている変化を紹介してくれます。 今ない仕事図鑑:科学的事実に基づく空想職業を100種類紹介します。 インタビューした方々:今までない仕事を切り開いてきた方々にインタビューしています。 孫小軍さん(BionicM代表取締役 ロボット義足の開発者) 村田早耶香さん(特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表) 山崎聡一郎さん(『こども六法』著者 教育研究者 写真家・声楽家) 酒向萌実さん(株式会社GoodMorning代表取締役社長) 今泉忠明さん(動物学者、『ざんねんないきもの事典』監修者) 出口治明さん(立命館アジア太平洋大学(APU)学長) ワークシート:自分発見9マスワークシート -
生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学
学者が紹介する多種多様な自然の生き物の成長のかたちから、人間にとっての「学ぶこと」や「大人になること」の意味を考える。 子どものほうが大人より大きなカエルやペンギン、溺愛した子を突然突き放すキツネ、遊びから狩りを学ぶライオン、大小2つの種を持つオナモミ、踏まれたら立ち上がらない雑草――。 自然界の動物や植物は、さまざまな個性をもって「成長」していきます。 一方で、人間の「成長」は、得てして順番を競ったり、平均値と比べたりと、画一的なものさしで計られることが多いようです。 本書では、そんな人間の「成長」について、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から学ぶことを試みます。 著者は『生き物の死にざま』『面白くて眠れなくなる植物学』など、自然科学系のベストセラー著書多数の稲垣栄洋氏。 中学・高校入試問題の採用数ナンバーワンの著者による、生物学的な知的好奇心をくすぐり、“学ぶこと”や“大人になること”の意味を考えさせられる一冊です。 -
海洋プラスチック汚染 「プラなし」博士、ごみを語る
待ったなしの危機「プラごみ問題」。とりわけ海洋の汚染は深刻だ。ペットボトルやポリ袋が大洋の沖から海溝の底にまであふれかえり、微細なプラスチックが生物に大量に取り込まれ深刻な影響が懸念される。人気サイト「プラなし生活」運営者でもある若手海洋研究者が現状を報告、問題を整理し、現時点での解決策を提示する。 -
「忘れっぽい」「すぐ怒る」「他人の影響をうけやすい」etc. ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”(大和出版)
うつ病や不眠症、アレルギーなど、他の症状や疾患を持つADHDを「ADHDコンプレックス」と言います。また、ADHDコンプレックスをはじめ、ADHDと言える脳(=ADHD脳)であるにもかかわらず、ADHDが隠れやすい人たちを、私は、「隠れたADHD脳」と呼んでいます。本書は、発達障害に見えないADHDに悩む人への指南書です。 〈著者紹介〉加藤俊徳 脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング提唱者。脳活動計測「fNIRS」法を発見。米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。独自開発した加藤式脳画像診断法を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。ADHD専門外来で薬だけに頼らない治療を行う。 -
ぼくの「自学ノート」
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 NHKスペシャルで話題のすごい自学ノート。 手書きの「自学ノート」が、少年の今を見つめてくれる。27冊の「自学ノート」が、少年の未来を拓いてくれる――。 新聞記事の切り抜きを貼り、感想や調べたことを書き込む「自学ノート」を、小3の春から作り続けている高校生がいる。 子どもノンフィクション文学賞大賞を2度受賞、NHKスペシャル「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」の放送で注目を集める高校生の「自学ノート」27冊をよりぬき公開。 「自学ノートはボクの歴史年表だ」「学校には悩みを共有できる人がいなかった」「自学ノートが出会いや体験を運んでくれる」――こんな青春、あってもいいじゃないか。 ※この作品はカラーが含まれます。 -
ローマの哲人 セネカの言葉
パクス・ロマーナ期、ローマ帝国で弁護士、元老院議員、財務官、法務官、そして皇帝ネロの顧問官を歴任したセネカ(?~65年)は、思想家として人生、死、貧困、徳、欲望と快楽、真の自由という、誰の人生にも関わるテーマについて普遍的なメッセージを遺している。「どうしてこんな面白いものが今まで日本ではほとんど読まれなかったのだ」――特定の他者にあてた書簡の形で著した十数篇の文章を、『清貧の思想』『ハラスのいた日々』の作家・中野孝次が晩年自らの翻訳で読み解く。道徳的退廃に陥った21世紀の日本を憂え、人として生きる術を説くいきいきとした箴言として提示した、現代人のためのセネカ入門。(原本:2003年岩波書店刊) -
ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち
<各界絶賛> ■武道家 内田樹氏 呪符として機能している「夢を持て」「自分らしく生きろ」という言葉の負の効果に、 我々はもっと恐怖心を持つべきである。 ■思想家 田坂広志氏 若者に「夢を持て」と語る大人は、必読! ■教育改革実践家 藤原和博氏 私には夢がなかった。リクルートに憧れはなかったし民間校長になる夢を見たこともない。 「教育改革実践家」は52歳の私があとづけで付与した肩書きだ。 ■経営学者 野中郁次郎氏 計画・分析偏重の呪縛から逃れよ。「いま・ここ」の直接経験から見えてくるのが「生き方」だ。 夢の強要。その罪と害 犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。 【目次】 はじめに 第一章 夢に食い殺される若者たち 第二章 職業以外の夢が認められない異常 第三章 タチの悪い悪意無き共犯者たち 第四章 夢を持たないとヒトは死ぬのか 第五章 それでも夢を持たせたいならば おわりに -
才女の運命
「『ミューズ』の美名のもとに、男性から社会的・創造的搾取を受けてきた女性たちを呪縛から解き放つ名著、待望の復刊!」 鴻巣友季子さん(翻訳家)推薦! トルストイ、シューマン、ロダン、アインシュタイン、フィッツジェラルド…… 歴史に名を残した男たちの傍らで、才能に溢れた女性たちが過ごした波乱の生涯、苦悩の日々。 かつて女性は就くことのできる職業も限られ、チャンスを与えられず、正当な評価を受けることもできない……そのような時代が長らく続きました。「偉人」と呼ばれ、後世に名を残した多くの人々が男性であることからも、彼女たちの犠牲の大きさを推しはかることは容易でしょう。そしてこれらの風潮は現代においても、すべてが是正されたとは言えません。 本書で紡がれるのは歴史に名を残す「偉人」のパートナーとして翻弄されながら、それでもなお自らの創造性を発揮しようとした女性たちの物語です。 彼女たちはそれぞれの分野で特異な才能の持ち主でしたが、家庭に入ることで夫や子どもの身の回りの世話に忙殺され、社会的な規範に押し込められ、あるいはパートナーの身勝手さに振り回されることで、自身の夢が閉ざされることを余儀なくされました。 ジェンダーの問題が社会全体の課題として強く認識されるようになった今日でも、同じような状況はあらゆるところに存在しているはずです。25年ぶりの復刊となった本書は、そのような状況に屈することをよしとしなかった気高き女性たちの孤独な闘いと魂の記録を通じ、人がその性差に束縛されず個人として生きることの価値、そしてそれを守ることの義務を問い直す一冊です。 【本書で取り上げる“才女”たち】 ◎レフ・トルストイの妻 ソフィア(文学者) ◎カール・マルクスの妻 イェニー(政治活動家) ◎ロベルト・シューマンの妻 クララ(作曲家・演奏家) ◎オーギュスト・ロダンの愛人、ポール・クローデルの姉 カミーユ(彫刻家) ◎アルベルト・アインシュタインの最初の妻 ミレヴァ(物理学者) ◎ライナー・マリア・リルケの妻 クララ(彫刻家) ◎ロヴィス・コリントの妻 シャルロッテ(画家) ◎オットー・ヒンツェの妻 ヘートヴィヒ(歴史学者) ◎カール・バルトの妻 シャルロッテ(神学者) ◎スコット・フィッツジェラルドの妻 ゼルダ(小説家) -
大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ! 「不人気学科教授」奮闘記
“大学崩壊”なんて嘆いている暇はない! 高校から「模擬講義」を依頼されれば、PRのためにと馳せ参じる。研究室を維持するためには、学生指導と予算確保が欠かせない。組織の一員として働く限り、重たい役職が降ってくる。……教授は水面下で、こんなにも努力している。 【内容紹介】 東京大学工学部で助教、助教授、そして千葉大学工学部で教授を歴任した斎藤恭一氏。しかし、その所属学科は、放っておいても学生が志望して入ってくるような「人気学科」では決してなかった。 少子化と大学間競争が激しくなるなかで、高校や予備校に赴いては、学科、学部、ひいては大学の魅力をPRするために「模擬講義」を行う。さらには「理科離れ」を防ごうと、「市民講座」で熱弁をふるう。大学内においては、講義に対して迫りくる学生からの「授業評価アンケート」にもひるまずに、見事に「ベストティーチャー賞」を受賞。ときに学生生活を充実させてあげようと、新入生や学部生を、合宿や工場見学に引率して盛り上げる。大学組織、研究室の運営を円滑に進めるためには、重荷であっても役職に就き、ゼミ生の論文を添削指導する。研究費の確保、研究の実用化を目指して、科研費を確保し、産学連携に務める。 千葉大学名誉教授が、37年間の研究者、教育者生活のなかで日夜奮闘してきた汗と涙の記録! 【本文より】 「研究」は一人で成し遂げられるものではない! 「あなたの研究の目的とは?」と尋ねられたときに、「発見と発明」、すなわち「『これまでわからなかったことを解明する』『これまでなかったものを発明する』ことをめざして、研究を続けてきました」と言うのが、大学教授として立派な答えかもしれない。 私の場合は、研究とはそんなものではなく、よいときも、そうでないときも、学生との格闘であった。しかし、学生がいたからこそ、研究を続けることができたのは確かである。〈――終章より抜粋〉 【目次】 序章 「大学崩壊」と嘆いても始まらない 第一章 未来ある高校生に必死でPR 第二章 市民にも「理科」に馴染んでもらおう 第三章 「学生指導」はテンヤワンヤ 第四章 大学という「組織」の経営は悲喜こもごも 終章 「研究」は一人では成し遂げられない -
銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異
大森望さん推薦! 「明晰でわかりやすく、面白くて叙情的。 科学と詩情。 ここにはSF100冊分のネタが詰まっている。」 一日の長さは一年に0.000 017秒ずつ伸びている。 500億年のちは、一日の長さは今の一月ほどになるだろう―― 空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ、と感じるような、 物理学者のとっておきのお話を22、集めました。 ・流れ星はどこから来る? ・宇宙の中心にすまうブラックホール ・真空の発見 ・じゃんけん必勝法と民主主義の数理 ・世論を決めるのは17%の少数者? ・忘れられた夢を見る技術 ・反乱を起こす奴隷アリ ・銀河を渡る蝶 ・飛び方を忘れた鳥にそれを教える… 真夜中の科学講座のはじまり、はじまり。 ほんのひととき、日常を忘れて、科学世界の詩情に触れてみませんか? 科学や文学が好きな人へのプレゼントにもぜひ。 「夜話と名乗ってはいるが、朝の通勤電車で、昼休みのひとときに、ゆうべの徒然の時間に、順序にこだわらず一編ずつ楽しんでいただければと思う。」――著者 -
RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる
「超専門化」よりも、知識の「幅(レンジ)」のある人が成功する ■世の中は、ますます複雑さを増している。それを反映するように、ビジネスでも、研究開発でも、大学教育でも、スポーツでも、さらには幼児教育でも、分野を狭い範囲に絞って深掘りする「超専門化」がもてはやされるようになっている。ところが、こうした「超専門化」が成功しやすい分野は、実は非常に限定されている(ゴルフやチェスなど、ルールが明確で、迅速かつ正確なフィードバックが得られる「学習環境が親切」な領域だけだ)。世の中の大半の領域は、状況が刻一刻と変わり予測不能な出来事が起きる「不親切な学習環境」にある。そこでは、「超専門化」した人よりも、多くの分野に精通し知識と経験の「幅(レンジ)」のある人のほうが成功しやすいことが、さまざまな調査や学術研究で裏付けられている。 幼い頃から英才教育を受け、若くしてプロゴルファーになり世界を席巻したタイガー・ウッズのようなサクセスストーリーにあこがれ、学ぼうとする人は多い。ところが、大半の人にとって、それは誤ったロールモデルであることを、本書は明解に示す。 ■自分のキャリア形成を考えるとき、「1万時間の法則」「グリット」「早期教育」「ストレングス・ファインダー」などに目を奪われやすい。これらがもてはやされるのは、「効率が高い」「時間のムダがない」「近道」とされているからだが、実はこれらの手法がそぎ落とそうとしている「非効率な学習」「ムダな時間」「まわり道」にこそ、長期的に「真の価値」があることを、本書はさまざまな事例と科学的根拠をもとに解き明かす。 -
世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか
「新しい哲学の旗手」「天才哲学者」と称され、世界中から注目を集めているマルクス・ガブリエル。200年以上の歴史を誇るドイツ・ボン大学の哲学科・正教授に史上最年少で抜擢された、気鋭の哲学者だ。彼が提唱する「新しい実在論」は、「ポスト真実」の言葉が広がり、ポピュリズムの嵐が吹き荒れる現代において、「真実だけが存在する」ことを示す、画期的な論考とされる。本書は、今世界に起こりつつある「5つの危機」を取り上げる。価値の危機、民主主義の危機、資本主義の危機、テクノロジーの危機、そして表象の危機……激変する世界に起きつつある5つの危機とは? そして、時計の針が巻き戻り始めた世界、「古き良き19世紀に戻ってきている」世界を、「新しい実在論」はどう読み解き、どのような解決策を導き出すのか。さらに、2章と補講では「新しい実在論」についての、ガブリエル本人による詳細な解説を収録。特に補講では、ガブリエルが「私の研究の最も深部にある」と述べる論理哲学の核心を図解し、なぜ「世界は存在しない」のか、そしてなぜ「真実だけが存在する」のかに関する鮮やかな論理が展開される。若き知性が日本の読者のために語り下ろした、スリリングな対話と提言を堪能できる1冊。 【目次より】●第1章 世界史の針が巻き戻るとき ●第2章 なぜ今、新しい実在論なのか ●第3章 価値の危機――非人間化、普遍の価値、ニヒリズム ●第4章 民主主義の危機――コモンセンス、文化的多元性、多様性のパラドックス ●第5章 資本主義の危機――コ・イミュニズム、自己グローバル化、モラル企業 ●第6章 テクノロジーの危機――「人工的な」知能、GAFAへの対抗策、優しい独裁国家日本 ●第7章 表象の危機――ファクト、フェイクニュース、アメリカの病 ●補講 新しい実在論が我々にもたらすもの -
サピエンス日本上陸 3万年前の大航海
私たちの祖先は、なぜ日本を目指したのか?――命がけの航海から見えてきた「新しい人類史」! 「最初の日本列島人は、当時陸続きだった大陸から歩いてやってきた」――これは今や間違ったイメージだ。我々の祖先は、何らかの手段で海を越え、日本列島へたどり着いた。 しかし、その事実には不可解な点がある。 水平線の先にある見えない島の存在を、彼らは知っていたのか。 世界最大級の海流、黒潮を、どうやって越えたのか。 そして、それほどの難関に立ち向かってまで、なぜ海の向こうを目指したのか。 ――謎に挑むため、私たち現代人がおこなった命がけの実験航海実験。そこから見えてきた日本人誕生の物語と、「祖先たちの本当の姿」とは。 〈この太古の航海は決して、選ばれし屈強な男たちが主役の冒険物語ではない。 これは後期旧石器時代を生きた、ふつうの男女たちの物語なのである。 ――本書より〉 クラウドファンディングで計6000万円もの支援を受けて達成された「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の成果がここに! -
ビジネスに活かす教養としての仏教
「一度読んだら永遠に忘れない」極上の説法。少欲知足、利他、縁起、供養、四宝印、出家……「諸行無常の(正解がない)時代」を生き抜く知恵と心構え。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦! 「仏教は抜群に面白いしビジネスに役立つ」「なんだか毎朝会社に行くのが疲れた」「ポスト争いでいがみ合う組織の雰囲気が重い」「定年後、自分はどうしたらいいのかわからない」など、仕事やビジネスに関する悩みは尽きない。そんな悩みを解決してくれるのが、仏教である。歴史に裏打ちされた合理的・科学的な真理は、長年日本人の倫理・道徳観の拠りどころとなってきた。その意味で、お釈迦さまや宗祖の言葉・教えから学べることは多い。そこで本書では、元経済系記者で現在は浄土宗僧侶の著者が、難解な用語や解説は極力避け、現代のビジネスシーンに置き換えながら、仏教を「再翻訳」。六道輪廻や八正道などイメージしづらい教えもすいすい頭に入る。ビジネスパーソン必読の“世界一わかりやすい仏教本”。 -
世界でいちばん素敵な月の教室
世界でいちばん素敵な教室シリーズ第19弾 地球にいちばん近い星のこと どれだけ知っていますか? ---------------------------------------------------------- 「月の眺めは実に美しく、変化があって楽しいものだ」 かつてイタリアの天文学者・ガリレオは、こんな言葉を残しています。 世界的な偉人さえも魅了した月について、あなたはどれだけ知っているでしょうか。 「月はいつからあるの」? 「月はなんで満ち欠けするの」? 「月までの距離はどれくらい」? 「なんでお月見は秋なの」? この本は、月についての基本的な質問に答える「お月様が身近になる本」です。 月のことをよく知らない方も最後まで読み切れるよう、美しい夜空の写真やかわいいイラストと一緒に月の魅力を紹介しています。 月は地球にいちばん近い星。 そんなお隣さんの星を知ることが、夜空や宇宙に興味を持つきっかけになれば幸いです。 ---------------------------------------------------------- (「はじめに」より) -
図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国連の「SDGs」って何? 2030年までにどうすればいいの? 使い捨て生活は、もうしたくない。その解決策の最前線。 96Pで学ぶ「未来への新常識」 (目次より) Part 1 いま世界が直面するプラスチック危機 Part2 プラスチックの基礎知識 Part3 プラスチックと環境問題 Part4 プラスチックリサイクルのいま Part5 脱プラスチック生活への道 Part6 プラスチックの歩みと社会の変化 国境を越えるプラスチックごみ/ヨーロッパ諸国のごみ戦略・リサイクルから脱プラスチックへ/経済優先のごみ大国アメリカで行き詰まるリサイクル事業/いち早くレジ袋規制に踏み切ったアジア・アフリカの途上国/最もリサイクル率の高い国は?/2030年までになすべきこと ほか -
北極と南極のへぇ~ くらべてわかる地球のこと
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北極と南極、どちらが寒い? 氷の量はどちらが多いの? どんな動物がいるの? ふたつの極地をくらべると、にているようで、ちがうところがいっぱい! 北極・南極のすばらしさにふれながら、地球のことを見つめよう。 -
夫のトリセツ
日本中の夫と妻に大反響を巻き起こしている『妻のトリセツ』。「次はぜひ夫編を」読者の熱い声に応えてついに登場。「話が通じない」「わかってくれない」「思いやりがない」「とにかく気が利かない」……腹立たしい夫を見捨てる前にこの一冊。今度は脳科学から男脳を解明。夫婦70年時代のバイブル。第1章 神は、夫婦を別れさせようとしている第2章 使えない夫を「気の利く夫」に変える方法第3章 ひどい夫を「優しい夫」に変える方法第4章 脳とは、かくも厄介なものである…………………………………………………第3章 ひどい夫を「優しい夫」に変える方法「愛は『してもらう」ことで稼ぐ」より「私は、男性にはよく『ウルトラマンの妻になったところを想像してみて』と言う。ウルトラマンである。何万光年のかなたの、知らない星の子どもの命を救いに、命がけで出かけちゃうんだ、この夫は。妻としてはわけがわからないが、それが、男の使命だと言うのなら、行ってらっしゃい、である。地球に3ヵ月の単身赴任。そんなことで、妻は絶望したりしない。妻がウルトラマンに絶望するのは、ウルトラマンが弱みを見せないから。たまに帰ってきて、黙ってご飯を食べて、また出かける。それでは、自分がここにいる理由がない。彼の人生から締め出されたような気持になってしまうだろう。ウルトラマンは、妻に弱音を吐かなくちゃ。『今日、ゼットンにここ蹴られて、痛かったの』くらい言って甘えればいいのだ。『大丈夫? うるちゃん、ふぅふうしてあげるね』『ありがとう。きみのおかげで、僕はまた戦えるよ』そんなふうに心を通わすことができれば、妻にとって、夫はかけがえのないものになっていく。ほらね、愛は、してくれることよりも、してあげることで強まるのである。子どもがかけがえがないのは、命を与え、食べさせ、世話をし続けるからだ。猫がかわいいのは、手がかかるからだ」 -
「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと
14年ぶり2人目となる、日本人NBAプレーヤー渡邊雄太の初書籍! メンフィス・グリズリーズで活躍する著者が明かす、成長するための思考法。 悩み、人生の岐路にたったときの解決策がここにある! <目次> ■STEP1 夢に向かって 「やればできる」が自信を育てる/「弱気」は最大の敵/現時点でできることに集中する/「好き」が情熱を継続させる ほか ■STEP2 現在地の見極め方 大切なのは「覚悟」と「決意」/僕の英語学習法/「スランプ」は言い訳でしかない/柔軟かつ臨機応変に行動する/言葉よりも行動で示す ほか ■STEP3 才能を伸ばすために何をすべきか 「初心」「謙虚」な気持ちを忘れない/「今日よりも明日」で少しずつ前進する/楽しみ、楽しませることが大事/プレッシャーも受け入れる ほか ■STEP4 NBAの世界で得た学び 自分の強みで勝負する/マッチアップに見た課題/待遇の差がやる気を生み出す/勝利のポイント「ケミストリー」 ほか ■STEP5 「アメリカ」という影響 留学が自分をひと回り成長させる/非科学的、非効率なトレーニングはしない/道具や体づくりにこだわる/やはり睡眠は大切 ほか ■STEP6 さらなる高みを目指して 真のNBAプレーヤーになるために/自分の言葉に責任を持つ/失敗を恐れない/「日本一丸」で戦う ほか -
幕末暗殺
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時の大老・井伊直弼が襲われた「桜田門外の変」の衝撃に始まる幕末暗殺史。本書は、安政から明治初期という未曾有の国家の変革期に、対立する思想の激突が引き起こした様々な暗殺事件を、奇才黒鉄ヒロシがその時代の景色の中で俯瞰的に描き出し、幕末という時代を捉え直した作品である。構成は、まず「桜田門外の変」の全容を、綿密な史料検証によって、見事に再現する。そして「黒鉄歴画」の真骨頂、「人斬り」と呼ばれた5人の男たちの人間劇がつづく。5人とは岡田以蔵、田中新兵衛、大楽源太郎、中村半次郎、河上彦斎。この時代に生まれたがために「刀」を手にし、この時代ゆえにその使い道を「人斬り」に収斂していった各々の宿命をシュールに描き出していく。さらにブラックユーモアたっぷりの味付けによる、約140頁に及ぶ幕末暗殺年譜は圧巻。大ベストセラーとなった『新選組』、『坂本龍馬』につづく、「黒鉄歴画」シリーズの第三弾である。 -
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
2015年の正月まで、私は一部の熱心な駅伝ファン以外、誰も知らない無名の監督でした。さらに言えば、私の現役時代は箱根駅伝出場、オリンピック出場などという華々しい経歴は皆無。そんな私が、なぜ青学陸上競技部で結果を出せたのか。 それはきっと、営業マンとして実績を積み重ねる過程で、チームをつくり上げるにはなにが必要なのか、人を育てるとはどういうことなのかなど、たくさんのことを学んだからです。そして、それをスポーツの現場に持ち込めば成功するのではないかと思っていたのです。ダメダメだった私だからこそ、今までの常識にとらわれずに、陸上界の常識を打ち破ることができたのだと思います。 ビジネスのグラウンドには、「人と組織」を強くするノウハウがたくさん埋まっています。ビジネスで培われ、青学陸上競技部で醸成された「ノウハウ」が、今度は皆さまのビジネスの現場で一つでもお役に立てられれば、これほどうれしいことはありません。(プロローグより) -
くらべる骨格 動物図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰も知らない、ほとんど知らない「いきもの」と「ヒト」との「骨比べ」に焦点を当てた初めてのビジュアル図鑑。 『ペンギンはいつも空気イスをしている』『馬は指一本で歩いている』など、動物たちの中にはその見た目からは想像もできないような骨格を持つもの多くいます。 そんな動物たちの骨格と人間の骨格を比べることで、その動物が持つ骨格の機能から読み解く動物の生態、進化の歴史などを、楽しいイラストと合わせて解説しています。 -
子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園
現在、乳幼児を預ける施設には、公立・私立の幼稚園や認可保育所だけでなく、認定こども園や小規模保育施設などさまざまな種類があり、また幼稚園でも預かり保育を行っているところも増えていて、選択肢が広がっています。しかし、施設の種類による違いや制度はわかりにくく、保護者はどこにするか迷いがちです。そして中には施設の形態にかかわらず、教育面や安全面、環境面に問題があるところも……。 そこで、全国の施設を実際に視察し、よりよい保育について学んできたジャーナリスト・猪熊弘子さん、弁護士・寺町東子さんが執筆したのが本書。早期教育から自然保育まで多種多様になっている教育面のこと、重大事故を防ぐにはどうしたらいいかという安全面のこと、 社会問題化している保育士不足や規制緩和などを含む環境面のこと、さらに園との付き合い方のことまで幅広く、子どもたちがすくすく育っていくために、本当に大切なことを伝えます。 ****玉川大学教授・大豆生田啓友先生、推薦!**** 「あなたは、乳幼児期に本当に大切な保育を知っていますか? この1冊に保育の重要なメッセージが込められています」 -
大人だからこそ忘れないでほしい45のこと
本当の大人は、いつまでも子どものような素直な気持ちを持っているもの。 これからを生きる大人に伝えたい、忘れないでほしい大切なことをまとめました。 「自分は間違っていない」と過信してしまったり、はたまた「どうせ自分には無理だ」と決めつけてしまったり。 大人になると、どうしても頭が固くなってしまう人が多くいます。 社会人になりたての20代から、重責を担う50代まで。 これからを生きるすべての大人に贈る、いつまでも軽やかでいるために、今一度心に留めたい大切なこと。 【CONTENTS】 1章 「自分」を見つめる 自分の弱点を忘れない/こだわることを忘れない/自分の知識、経験を一度は疑うことを忘れない 2章 「他人」を認める 周囲を頼ることを忘れない/相手の長所を見ることを忘れない/時間を守ることを忘れない 3章 「これまで」を振り返る 初心者だった自分を忘れない/不思議に思うことを忘れない/人を傷つけたことを忘れない 4章 「これから」を想像する いつまでも好奇心旺盛でいることを忘れない/「人生は有限」であることを忘れない/これからの自分をイメージすることを忘れない etc. そのほか、コラム「まだ大人になりきれていなかったあの頃の私」や著者がおすすめする「大人だからこそ読んでおきたい厳選10冊」もご紹介。 【著者プロフィール】 齋藤孝 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。著書に『大人の対応力』(ワニブックス)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)など多数。著者累計出版部数は1000万部を超える。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』総合指導。 -
出口汪現代文講義の実況中継
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 超ロングセラー『NEW出口現代文講義の実況中継(1)~(3)』の新装版です。 第1巻は「小説・随筆の読解法」です。 現代文は、センス・感覚で解くほかはなく、いくら勉強しても学習効果が得られるとは限らないというのが従来の常識でした。 英語や、理科・社会なら、知識を詰め込めば、ある程度の点数が取れるが、現代文という教科はこの手が使えない。それならば、現代文にかける勉強時間を、英数に回した方が賢明だと、成績の上位者ほど考えがちでした。 しかし本書は、現代文を論理の教科と位置づけ、それゆえ、センス・感覚ではなく、一貫した論理的方法で解けば誰でも高得点が取れると示した伝説の参考書です。 ■ 本書の利用法 君たちは,野球選手にたとえれば,打者であっても投手であっても,まずは正確なフォームを作らなければならない。本書は,そのフォーム作りに最適である。 (1)まず自力で別冊の問題を解くこと。 その際,答えではなく,どのようなプロセスで答えを導いたのかを意識する。 (2)次に,じっくりと解説を読み,本書の解き方と君たちの解き方のどこが同じで,どこが異なるのかを考える。 現代文の解き方を捕まえる段階,つまりフォーム固めの段階では,同じものを何度も繰り返すことが大切である。本書はフォーム固めのものである。それゆえ,何度も繰り返すほうが望ましい。 フォームをしっかりと固めたなら,次の練習としては,未知の文章を自力で解くことに慣れることが大切である。そのためには,新しい問題を次々こなし,練習量を豊かにするほうがよい。 その際役立つのが,『出口汪のトークで攻略 現代文(1)』 『出口汪のトークで攻略 現代文(2)』である。 (3)本書を繰り返し読むときは,解法のプロセスを再現せよ。 本書を繰り返す場合,別冊の問題だけを取り出し,頭の中で本書の解き方を再現してみること。答えだけでなく,なぜそのような答えが導き出されたのか,そのプロセスを頭の中で説明してみる。たとえ答えが合ったところで,うまく説明できないところは真に理解しているとはいえない。そこだけ,本書の解説文をじっくりと読み込む。なぜそのような答えになるのだろうと問題意識を持って読むので,解説がしっかりと頭の中に入り込むはずである。 -
人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ
地球温暖化や資源の枯渇、小惑星や彗星の衝突、太陽の膨張……。地球がいずれ壊滅的なダメージを受けることは避けられず、人類は生き延びるために宇宙に移住する必要がある。 世界的に高名な理論物理学者で、未来学者としても定評のある著者が、宇宙移住への道を3つのステップで解説する。まずは月や火星に入植し、次に太陽系外の星々への進出を果たし、それと当時に人体の改造や能力の強化を行うというプランだ。 NASAやイーロン・マスク、ジェフ・ベゾスらの挑戦や、AIやスターシップなど最新テクノロジーの進展を追いながら、驚くべき人類の未来を見通す。最高にエキサイティングな科学読み物。 -
ゲンロン0 観光客の哲学
グローバリズムが世界を覆い、テロ、排外主義、ナショナリズムが高まりを見せ、従来の思想が時代の状況に対する答えを出せないでいる中、私たちはいかにして新しい政治思想の足がかりを探し、他者とともに生きる道を見つけることができるのか。 一個の人間の生のあり方から、人類史的問題に至るまで、さまざまに読まれうる可能性に満ちた、スケールの大きな哲学書が誕生しました。 ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。 否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ――。 著者20年の集大成であり、新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。 -
「好き」を「お金」に変える心理学
好きなことを選ぶ→それにお金を集中して使う→収入が増えていく これがお金の「無限ループ」。このサイクルを回すことができれば、お金の悩みから解放された自由な生き方を手に入れることができる! 「お金は使わなければ、ただの紙切れ」「貯金は成功のチャンスを遠ざける」「稼ぐだけでは幸せになれない」……使えば使うほどお金が生まれる“無限ループ”のつくり方を本書で大公開! 「無限ループ」を回す4つのステップや、好きなことをマネタイズさせる方法を紹介。無限にお金を生み出し、自由に生きるために大切な17の新常識を解説する。メンタリストDaiGo流「お金の教科書」決定版。大好評だった単行本待望の文庫版を電子化! -
なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか
論語はすなわち儒教のことである――日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、のちに儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。実際の孔子は「聖人」であったのか? なぜ『論語』は絶対に読むべきなのか? 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子、朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇など、中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。曇りのない目で孔子の言葉に触れ、『論語』を人生に生かすための画期的な書。 【目次】●序章 私の『論語』体験と、私が見た「儒教の残酷さ」 ●第1章 定説や通念を覆す──孔子とは何者か、『論語』とは何か ●第2章 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子 ●第3章 朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇 ●第4章 朱子学を捨て、『論語』に「愛」を求めた日
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