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Posted by ブクログ
いくつもの変な物語が冗長だが、それを差し引いても、本書は物理に関する基本的な考え方を丁寧にひもといてくれている。これは専門書ではできない芸当だろう。
・光束の幅をゼロにすることは、光の回折性によって絶対不可能であることがわかっている。
・星が見えると言うことは・・・光がつぶであることの裏付けとなっているのである。
・Δx・Δp=h :ハイゼンベルグの不確定原理:これは顕微鏡の分解能の考え方から導き出せた。
・ΔE・Δt=h :定常状態でのみエネルギーは同じになる。
・電子の居所は原子の中のどこにでも部分的に存在していなければならない。
・1.1000個の粒子のうち、10分の1の100個がB点にある。2.一つの粒子に目を付けると、10分の1は体系外にあり、10分の9は体系内にある。で2が量子力学的な確率の考え方!
・不確定性原理により、原子は温度が絶対0度でも3hν/2のエネルギーをもっている。
・演算子=測定の考え方。は目から鱗。
・不確定性原理に影響されるにはあまりに大きく、相対性原理にとらわれるにはあまりに小さい人間の存在は、単に生物学的にそうであるべきだといわれても、あまりにうまくできすぎている。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。
この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。
たとえ話がとてつもなく面白く、わかりやすい。
[ 目次 ]
序章 巨人の星
第1章 ラプラスの悪魔
第2章 ある思考実験
第3章 hの不思議
第4章 因果律の崩壊
第5章 忍術と不確定性原理
第6章 シュレーディンガーの猫
終章 SF戦争
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