【感想・ネタバレ】新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦のレビュー

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購入済み

分かりやすい

2017年05月03日

テーマを絞って、さまざまな角度から説明されています。

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Posted by ブクログ 2012年06月07日

どう考えても難しい題材だと思うのですが、小説など様々なジャンルを含めてもかなり読みやすい部類に入ります。「巨人の星」に始まり、最後のSF戦争まで飽きずに楽しめました。

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Posted by ブクログ 2012年06月22日

いくつもの変な物語が冗長だが、それを差し引いても、本書は物理に関する基本的な考え方を丁寧にひもといてくれている。これは専門書ではできない芸当だろう。

・光束の幅をゼロにすることは、光の回折性によって絶対不可能であることがわかっている。
・星が見えると言うことは・・・光がつぶであることの裏付けとなっ...続きを読むているのである。
・Δx・Δp=h :ハイゼンベルグの不確定原理:これは顕微鏡の分解能の考え方から導き出せた。
・ΔE・Δt=h :定常状態でのみエネルギーは同じになる。
・電子の居所は原子の中のどこにでも部分的に存在していなければならない。
・1.1000個の粒子のうち、10分の1の100個がB点にある。2.一つの粒子に目を付けると、10分の1は体系外にあり、10分の9は体系内にある。で2が量子力学的な確率の考え方!
・不確定性原理により、原子は温度が絶対0度でも3hν/2のエネルギーをもっている。
・演算子=測定の考え方。は目から鱗。
・不確定性原理に影響されるにはあまりに大きく、相対性原理にとらわれるにはあまりに小さい人間の存在は、単に生物学的にそうであるべきだといわれても、あまりにうまくできすぎている。

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Posted by ブクログ 2020年01月20日

物理学者 都筑卓司氏による不確定性原理についての解説書。1970年発表の同名書籍の新装版。不確定性原理がどういったものかについて初めて触れるには、とても良くできた内容です。しかし当然ですが、本書を読んだだけで不確定性原理を理解できるほど甘くはありません。本書に登場する例え話ですが、もともと書かれたの...続きを読むが50年前ということを考えると「巨人の星」、「SF戦争」、「忍術」などを取り上げたのも分からなくはないかな。

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

古い本だけどわかりやすい
くだらない例え話を全部飛ばしたので読む時間はかからなかった

不確定性は、観測による誤差な影響をなくせない、みたいなことと勘違いされがちだけど、拡大するほど荒れ狂うし、極小時間ならエネルギー保存則を無視するようなホワイトノイズな真空空間すら描き出す

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Posted by ブクログ 2012年01月06日

初心者にも、不確定性原理・シュレディンガーの猫とやらを、
なんとなくわかった気にさせてくれるやさしい本。

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Posted by ブクログ 2010年05月22日

[ 内容 ]
ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。
この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。
たとえ話がと...続きを読むてつもなく面白く、わかりやすい。

[ 目次 ]
序章 巨人の星
第1章 ラプラスの悪魔
第2章 ある思考実験
第3章 hの不思議
第4章 因果律の崩壊
第5章 忍術と不確定性原理
第6章 シュレーディンガーの猫
終章 SF戦争

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

中学の頃、塾の理科の先生に薦められた本。

高校になって初めて読んで、鳥肌が立った。

もっとも科学的なはずの理科の先生が、科学の限界を語っている本を紹介してくれたことに。

不確定性原理・・ある状態の粒子を調べようとしても、その粒子は常に不確定な状態であるため、一方の粒子を調べてももう片方の粒子は...続きを読む確定していない。よって、世界の厳密な記述は不可能である。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

判りやすい.量子論の入口の,抽象的な感じが面白くて,あっさり読める.それにしてもこの不確定性原理というのは暗示的だなあ.

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ブルーバックスの都筑卓司著書は基本的にお勧め。頭の中で決定論がまかり通っていた憂鬱な中3のときに買った本。ハイゼンベルクのガンマ線顕微鏡思考実験の解り易さは神。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

量子論に関する一般書は多くある。「非専門家にも読みやすい本として」書かれた本も多くある。
しかし、その中にも決して読みやすくない本は少なくない。

本書は一般向けの量子論の本の中にあって、本書は出色に読みやすい本であることは間違いない。
そして、不確定性原理に関する説明を主軸に置いたという点で...続きを読む、他の量子論の一般書に比し特徴の強い一冊となっている。

本書の他にも量子論に関する一般向けの良書は少なくない。が、良書を読み、もう少し詳しく知りたくなったときに少しずれたテーマで書かれた良書というものはなかなかある物ではない。本書はそのような意味でも貴重な良書である。

ラプラスの悪魔・不確定性原理・シュレーディンガーの猫などのテーマについて、極めて分かりやすく、丁寧に書かれた本であり、「巨人の星」や忍者のたとえ話を使って説明したりもしている。しかし、個人的にはたとえ話が若干冗長で、ポイントが分かりにくいような印象を受けた。

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Posted by ブクログ 2011年07月18日

古典力学なら分かりやすいのだけど、現実的には量子力学・不確定原理になるわけ。これをどのように自分自身の現実問題として捉えていけるかが問題。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この世の中に不思議なことは何もない。なぁんて真っ赤な嘘ピョン。
量子論における摩訶不思議な理論。常識を超えるクレージー理論だ。

電子の位置と運動量を同時に測定することは僕たちにできるのか!?

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