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「そばにいるのに、わかりあえない」
「ひとりでいるのがつらい」
誰もが抱える「孤独感」の正体を脳科学で解き明かす!
集団をつくり、社会生活を営むわたしたち人類のなかで、
さみしい・孤独だと一度たりとも感じたことがない人は、
おそらくいないのではないでしょうか。
集団をつくる生物は、孤立すればより危険が増すため、
さみしさを感じる機能をデフォルトで備えているはずだからです。
さみしさは人類が生き延びるための本能であり、心の弱さではありません。
それなのになぜ、私たちは、
「さみしいのは、よくないことだ」
「ひとりぼっちは、みじめだ」
などと考えてしまうのでしょうか。
そこには、さみしさという感情を捉える際に起こりがちな、
さまざまな思い込みや刷り込み、偏見が隠れています。
本書では、脳科学的、生物学的な視点から、
なぜ、さみしいという感情が生じるのかという問いに
焦点をあてていきます。
また、なぜ、さみしいという感情を
ネガティブなものと捉えてしまうのか、
その科学的要因、社会的要因からも考察していきます。
すべての感情には、意味があるはずです。
であれば、さみしいという感情が生じたときにも、
無理に抑え付けたり、なかったことにしたりするのではなく、
「そこにはどんな意味があるのか」を考え、理解していくほうが、
この感情をスムーズに扱えるのではないでしょうか。
さみしさの扱い方に慣れ、その生じる仕組みを理解することで、
さみしさを必要以上におそれることなく、振り回されることもなく、
上手に付き合いながら、長い人生をより豊かに、
穏やかな気持ちで過ごしていくことができるようになるはずです。
※本書は2023年9月に弊社より刊行された『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』を改題し、修正したものです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
2023年9月に出た時のタイトルは『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』。本作のタイトルは『「さみしさ」に負けないための脳科学』。
人づきあいが苦手、適切な人間関係をつくることが困難、といった私のような人はさみしさに苦しむこともあります。ここでは「なぜなのか」をやさしく教えてくれています。さみしさがつのりすぎると取り返しのつかないところまでいってしまうこともあり得ます。そこで「負けないための」という姿勢も大事になります。
そこまで切羽詰まっていなくても「さみしさ」は長い人生で誰でも感じる可能性のある感情だから、もしそういう状態になっても自分なりのつきあい方を考えてみればいいんだな、という気持ちになれるようにヒント、考え方や視点を読みやすく丁寧に解説してくれる本です。
助けがほしい、そういう感情になってしまってからはアドバイスを受けるのがとても難しいテーマだと思うのですが、中野氏ご自身があまり困っていないテーマだからか客観的俯瞰的な立ち位置から離れることなく大きく包み込むような慈愛にあふれた本になっているように感じました。全部読み終わってみれば人生という道のりを進んでいくのに役立つ羅針盤を手に入れたような気持ちになれる良書だと思いました。
Posted by ブクログ
さみしいって感情は厄介ですよね?
冷静な判断力がなくなります
そんなさみしさを紐解いて科学して対処法まで解説してる1冊です
さみしさからの逃避は依存性を招くというのは確かにその通りかもと思います
依存先としては、過食、お酒、薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物、セックスなど
報酬系の快楽を受け取ってるときは様々なストレスから一時的に解放されたような感覚になるとのことで一時的な快楽を永遠に持続したくなってハマっちゃうんでしょうね
さみしさを和らげる方法としてはメタ認知やリフレーミングは有効そうです
考え方、感情の捉え方を変えることが出来ますからね
もうひとつ重要なのは、さみしさは克服しなくていいということでしょう
さみしいという感情は人間が聞けんから身を守るために体得した本能ということなので、さみしさを感じないのは、それはそれで危険ということですね
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