自然エネルギー財団の作品一覧
「自然エネルギー財団」の「孫 正義のエネルギー革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「自然エネルギー財団」の「孫 正義のエネルギー革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本のエネルギーについて知りたくて読書。
東日本大震災での原子力発電所事故をきっかけに40年以上も思考停止に陥っていた原発安全神話があっさり崩れた。2014年2月の東京都知事選でも国政であるはずのエネルギー問題が脱原発として争点の1つになっている。
日本は思考停止の期間が長った分だけエネルギー政策が遅れてしまったのだと思う。
現在の10電力体制は少ない資源を効率くよく安定供給することを目的とした先の大戦直前のものが原型だとは以前学んだことがあったが、電力以外にもこの時の国家管理体制が続いているのものは他にもあると記憶している。
原発依存を減らし、自然エネルギーの割合を増やす目的は安全で
Posted by ブクログ
日本がこれから進むべき「エネルギー政策」の指針が、わかりやすく、しかも非常に具体的にまとめられている。
ソフトバンクの、というより自然エネルギー財団会長の孫 正義氏が、エネルギー政策について講演で話した内容や、使用した資料などを基に編集されたものであるが、まさに縦横無尽というか、さすがに発想が柔軟で、日本の政界の硬直状態とは対照的だ。北海道から九州まで日本を貫くスーパーグリッド網。さらにはインド、ブータン、中国、ロシア、そして東南アジアの拠点都市を結ぶアジアスーパーグリッド構想と、ビジネスベースできわめて現実的なモデルが提示されている。現在の日本の電力問題を再確認する意味でも、一読をお奨めした
Posted by ブクログ
アジアスーパーグリッド網を形成するための課題と今後のエネルギー革命論について記載された書籍。ほぼ寡占状態にある日本の電力市場においては「発送電分離」によりかつての通信網のように企業間競争を発生させ、電力事業における世界からの遅れを取り戻す必要がある。現在の独占状態は恣意的であるが故、世界でも最大の負担を国民は強いられている。また、原発依存から脱却し、火水風力などの自然エネルギー主体の電力網を構築すべきである。アジアスーパーグリッド形成メリットの中でも特に感銘を受けたのは下記2点。1)ピーク時間が国家間で異なるため他国間で必要に応じた電力割り当てが可能 2)インフラは生きる上で不可欠で、グリッド