笠谷和比古の作品一覧

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作品一覧

2022/07/27更新

ユーザーレビュー

  • 論争 関ヶ原合戦(新潮選書)
    今までのイメージとは違う点がいくつもある。
    小山評定にしろ、合戦後の論功行賞知行替えなど。
    小山評定の時点で豊臣恩顧の大名は「内府ちがひの条々」についてまだ知らなかったというのも見逃せません。
    そしてこの合戦が完全に東西雌雄を決する合戦とは一概には言えない。
    秀忠遅延の件も家康からすると頭の痛い問題...続きを読む
  • 論争 関ヶ原合戦(新潮選書)
    これぞ日本史のダイナミニズム。最新の知見から振り返る関ヶ原の戦い。

    講談、映画、ドラマから歴史小説など定説となっている部分も多い戦国時代。実際のところはどうだったのか、それを一次資料を基に見直していくのが歴史学。本書は三成襲撃事件の実態、直江状の真贋、三成と兼続の事前通謀の有無や最近出てきた関ヶ原...続きを読む
  • 決戦! どうぶつ関ヶ原
     コマヤスカンさんによる,関ヶ原の戦いを,上から見下ろした地図上にかいたもの。
     それぞれの武将と軍が実に細かく地図上にかかれています。

     東軍総大将は,たぬき組の徳川タヌキ家康。
     西軍総大将は,さる組の石田サル三成。

     そのほか,石田三成の軍師の島ゴリラ左近,たこ組の安国寺タコ恵瓊,東軍のか...続きを読む
  • 関ヶ原合戦 家康の戦略と幕藩体制
    [江戸前夜、天下両分]東西両軍が激しく争い、その結果が江戸時代の幕を開けることにつながった関ヶ原の合戦。戦に至るまでの経緯からその戦闘及び戦略の特徴、そして合戦がその後の政治体制の形成に与えた影響を考察した一冊です。著者は、クラシック音楽への造詣も深い歴史学者である笠谷和比古。


    (失礼ながら)思...続きを読む
  • 関ヶ原合戦 家康の戦略と幕藩体制
    その後400年の歴史を決定付けた関ヶ原の真実が裏の裏までよく見える。本題ではないとはいえ、大阪の陣の記述が大変そっけないのが唯一の不満。
    征夷大将軍とその世襲という既成事実ができた。また合戦を約150年繰り返したため一度軍事衝突が生じれば、小勢力の小競り合いでなく数万単位へと合戦の大規模化が生じてし...続きを読む

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