長谷部恭男の一覧

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2022/12/13更新

ユーザーレビュー

  • 歴史の逆流 時代の分水嶺を読み解く
    憲法学、政治学、歴史学と3つの視点から今を読み解く。あまりにも刺激的で、新書をこんなに真剣に読み込んだのは本当に久しぶりである。

    地に足がついた議論。
    日本は防衛費増税だの、敵基地攻撃能力の保持だの様々な論点がいきなり飛び出してきた。きっちり議論も分析も、歴史に学ぶこともない、とてもふわふわした捉...続きを読む
  • 歴史の逆流 時代の分水嶺を読み解く
    加藤陽子氏は歴史学者の視点で現代社会を分析する力が秀逸。故に政府に警戒されたとも思えるが、このような見識を敵に回すのは愚か。菅総理は歴史に悪名を残す。

    日本の政治
    歴史に学ばず 合理性の欠落 日米開戦と同じ
    権力型・・・命令と服従 ←「説明と納得」できない
    小選挙区は組織力の闘い 宗教↑ 労働組合...続きを読む
  • ナチスの「手口」と緊急事態条項
    1:緊急事態条項を利用したナチスの手口
    ・ナチスは国民の圧倒的支持ではない。少数派政党。
    ・第一次世界大戦の敗戦と世界恐慌で政治が混乱し、ヒンデンブルク大統領が大統領緊急令を多用した。議会制民主主義に国民が絶望していた。
    ・ナチスは突撃隊という暴力装置を持っていた。その組織がイチャモンを付けて逮捕し...続きを読む
  • ナチスの「手口」と緊急事態条項
    緊急事態条項の歴史的な危うさについて、ひとまづ簡単に飲み込むための入門編、みたいな本だった。大変読みやすく、そしてわかりやすかった。

    220頁
    <一九七〇年五月八日、終戦二五周年記念式典でのブラント首相の演説>
     今から二五年前のあのときに、多くのドイツ人が個人的あるいは国民的な苦しみと感じていた...続きを読む
  • 学問の自由が危ない
    どの論考にも強い危機感が示されている。なかでも内田樹氏の論考はもっとも説得的だった。私が近年感じている「政権はまじめにやっていない」という印象はなぜ引き起こされるのか、これを読んで得心した。異議申し立てという人間の力を奪う数々の営みが粛々と進んでいる。

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