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囚われ人に愛を誓えば
1816年ロンドン。ジョージーは亡くなった父が遺した海運会社を継いで、若い女性ながら繁盛させている。そのため財産目当てで言い寄ってくる男性もいて、特に借金まみれのいとこのジョサイアにしつこく迫られ困っていた。法律では既婚女性の財産はすべて夫のものになってしまうので、家族と会社のためにもいとこから逃げねばならない。 そこでジョージーは偽装結婚を思いつく。すぐに処刑される予定の死刑囚と結婚の契約を交わすのだ。監獄の看守を買収し、紹介された花婿ベンは実は警察の密偵。家族の借金を返すために金を必要とする彼は、礼金につられて契約を結ぶ。獄内で形だけの結婚の手続きをした二人だったが、三週間後に舞踏会でばったり出会い、驚くジョージー。聞けば、ベンは社交界の有名な遊び人だという。この結婚のゆくえは…… -
カーマの愛に守られて
英国でただひとりの女性医師であるガレット・ギブソンは、下町の救貧院での診察の帰り道、たちの悪い男たちに付け狙われる。そのときスコットランド・ヤードの元刑事で現在は内務省の諜報員イーサン・ランサムが現れ、彼女を助けた。2年前に彼女がレディ・ヘレンと共に治安の悪い地区を訪れたときと同じように。 ガレットの危機を察したように現れるランサムだが、なぜか彼女と深く関わろうとはしない。振舞いは謎めいていて、アイルランドの過激な民族主義勢力が起こしたとされる爆破事件に関わりがあるという噂もあった。真実を知りたいと願うガレットだが…… ヒストリカル・ロマンスの女王リサ・クレイパスの筆致がますます冴え渡る〈レイヴネル家〉シリーズ最新刊。 -
愛の炎を瞳にたたえて
貴婦人のコンパニオンを勤めるフレイヤは、没落した公爵家の娘で、実はイングランドの女性の自由を守る秘密結社〈ワイズ・ウーマン〉のメンバー。ある任務を果たす最中、ハーロウ公爵クリストファーに15年ぶりに再会する。幼い頃フレイアは家族が離散する憂き目に遭ったが、その原因となる事件に関わったのが彼だった。一方クリストファーは、突然馬車に乗り込んできた女性が、なぜ憎しみの目を向けてくるのか不審に思う。その夜以来、気づけば彼女のことばかり考えていた。 二週間後、パーティで顔を合わせた二人。クリストファーの手には、フレイヤの兄がかつて身につけていた指輪が光っている。彼は兄の親友だったのだ。それなのに……真相を知ろうとするうち、いつしか二人は情熱のうずに巻き込まれていく。《ミッドナイト・シークレット》第一弾。 -
「令和」の心がわかる万葉集のことば
心が豊かになる、考えが深まる、日本人がよくわかる。 万葉集研究の第一人者が挑戦、目から鱗の日本語練習帳 「言葉を鍛えるということは、心を磨くということと一体である」と著者は語ります。本書では『万葉集』に使われている、美しい「万葉ことば」を数多く紹介している、日本語練習帳です。日本語が持つ言葉の深みや、伝統にひたる楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 第一章 ずっと伝えていきたい美しいことば 紹介している言葉……「はつはな」「ちはやぶる」 ほか 第二章 ことばに表れる万葉びとの心もよう 紹介している言葉……「うつろひ」「うつしごころ」 ほか 第三章 ほんのり、わくわく、万葉ことばで遊ぶ 紹介している言葉……「さやけし」「たまきはる」 ほか 第四章 ことばから古の暮らしがありありと 紹介している言葉……「ひねもす」「はろはろに」 ほか 第五章 本来の意味を知り、ことばに親しむ 紹介している言葉……「うつらうつら」「いとふ」 ほか 第六章 ひと言に深い思いが隠されている 紹介している言葉……「みやび」「あしび」 ほか 第七章 「ことば比べ」で微妙な違いを楽しむ 紹介している言葉……「鳴神」「明星」 ほか 第八章 教養として知っておきたい万葉ことば 紹介している言葉……「たらちねの」「あらたまの」 ほか -
生きる~俳句がうまれる時~
不登校の時間を支えたもの。 著者の小林凜は現在高校2年生。 凜は、小・中学校時代、壮絶ないじめにあい、 学校にも守ってもらえず、ほとんどの時間を不登校で過ごした。 そんな中、9歳の時「朝日俳壇」に初投稿、長谷川櫂氏の10句に選ばれる。 その後も次々と入選を続け、 11歳で出版した『ランドセル俳人の五・七・五』は、ベストセラーとなる。 現在高校生として、はじめて学校生活を楽しむ日々を送っている凜は、 本書で、孤独と向き合った小中学生の日々、 家族に支えられ、動物たちに愛情を注いだ日々を描き出した。 凜の感性を磨いた日々は11編のエッセイと79句になった。 本書を読んで、子どもの不登校を見守る母親は 「家族がこういうふうに接してあげればよいのだと知りました」 という感想を寄せてくれた。 凜を見いだした俳人の長谷川櫂氏は、 巻末に「闘う人」というタイトルで寄稿し、こう評する。 「孤立無援のただなかで凜君は俳句に出会い、俳句を作りつづけてきた。 これらの句は小さな動物、小さな植物を虐げるものへの 抗議と抵抗であることを忘れてはならない」。 子どもの心に寄り添うすべての人の心に響く1冊です。 -
眠れなくなるほど面白い 図解 古事記
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典として時代を超え読み継がれている『古事記』。「八岐大蛇」、「因幡の白兎」など誰もが聞いたことがある物語への興味から、また、「国生み」「天孫降臨」「ヤマトタケルの遠征」など、壮大なスケールで繰り広げられると神々の物語の魅力から、最近では若い層にも人気が広まっている。 「八岐大蛇」や「因幡の白兎」「天の岩屋戸」――うろ覚えでも一度は聞いたことがあるであろう、これらの物語はすべて『古事記』に収められています。またスサノオやアマテラスオオミカミ、ヤマトタケルなどその名前は知っていても詳しくは知らないという人も多いのでは。この世の始まりから神々の誕生、日本の国土の形成、列島の統一、天皇の誕生と歴代天皇の業績など、古事記にはたくさんの「日本のルーツ」が記されています。だからこそとても興味深く感じるのです。人物紹介、相関図や、名場面、地図などの図版により、ビジュアルにわかりやすくした決定版です。 -
【合本版】ドラフィル!
音大を出たけれど音楽で食べていく当てのないヴァイオリニストの青年・響介。叔父から紹介されて彼がやってきたのは竜が舞い降りた――と思われる程に何もない町、竜ヶ坂の商店街の有志が集まったアマチュアオーケストラだった。 魚屋のおっさんから女子高生、スナックのママまで、激烈個性的な面子で構成されたそのアマオケを仕切るボスは、車椅子に乗った男勝りの若い女性、七緒。彼女はオケが抱えている無理難題を半ば強引に響介へ押し付けてきて――!? 竜ヶ坂商店街フィルハーモニー。通称『ドラフィル』を舞台に巻き起こる、音楽とそれを愛する人々の物語。 ※本電子書籍は、『ドラフィル!』全3巻を1冊にまとめた合本版です。 -
あんたを殺したかった
被害者:男性(55歳、資産家) 被疑者:女性(24歳、アルバイト勤務) 容疑:殺人と死体損壊 死体なき奇妙な殺人事件─― ラスト1 0 頁であなたも驚愕する。 コニャック・ミステリー大賞受賞作! 男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。 レイプされそうになり、反撃したという。 ヴェルサイユ警察のドゥギール警視は“被疑者”ローラの自白に従い 捜査を開始するが、死体はおろか犯罪の形跡すら見つからない。 正当防衛か、冷酷な計画殺人か? 手がかりは全て教えた─ローラはそう言って黙秘するが、 別の被害者を示唆する証拠が新たに発見され……。フランス発の話題作! 「マキャベリ的なストーリー!寝不足にお気をつけあれ」 ─Le Progres紙 「綿密に練られたサスペンス。見た目に欺されてはいけない」 ─BFM Lyon(テレビ局) 「一度読み出したら止まらない!」 ─Lyon Capitale誌 -
かくりよ領事館の料理番
父を失い天涯孤独になった咲良は、ひょんなことからあやかしの世界・かくりよに迷い込んでしまう。辿り着いたのは人とあやかしの世界の境を守る領事館。帰るには関守の黒狼様・昴の力が必要だが、彼は重度の人間嫌いらしく、咲良は正体を隠して領事館の厨房で働くことに! ガレット、ムニエル、ローストビーフ。咲良の真心こめた絶品洋食でのおもてなしは、頑なな妖たちの心を解きほぐし様々な問題を解決へと導く。そんな咲良の献身に、昴も徐々に心惹かれていき……。 美味しいワインと洋食で心も体も満たされる、和風溺愛ロマン開幕! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 上條咲良(かみじょう・さくら) かくりよに迷い込んだ人間。都会のレストラン勤務の経験を活かし、洋食とワインの知識で神々やあやかしたちをもてなす。 昴(すばる) 人とあやかしの世界の境を守る関守の黒狼。上條家が祀る大口真神社の神でもある。過去の因縁から人間嫌いと有名。 -
佐渡絢爛
本屋が選ぶ時代小説大賞(第14回)、日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞(第13回)のW受賞作! 世界遺産となった佐渡を舞台に描くスペクタクル満載の痛快時代ミステリ! 血塗れの能面が佐渡の闇を呼び覚ます 千両箱消失、落盤事故、磔の死体――怪事件の現場に残るのは血塗れの能面「大癋見(おおべしみ)」。 佐渡を揺るがす謎と因縁に、振矩師の静野与右衛門と、一見、ぐうたら侍と思えた天下の素浪人・間瀬吉大夫が挑む。佐渡の未来を左右する大普請「南沢惣(みなみさわそう)水(みず)貫(ぬき)」開鑿は、成功するのか!? 友情、確執、大罪が交錯する濃密時代ミステリ! ◎第14回本屋が選ぶ時代小説大賞の選考の際の、各書店員さんのお言葉。 「謎解きあり、青春あり、恋愛あり、チャンバラあり。 時代小説好きなお客様には、間違いなくお勧めできる1冊です」 (さわや書店 外商部兼商品管理部 栗澤順一) 「登場人物たちがとても魅力的で、誰も彼もみんな大好きって思った作品です。 推しを見つけて盛り上がれる濃厚な時代ミステリーでした」 (精文館書店 中島新町店 久田かおり) 「ミステリー仕立てで面白く読みました。 特に吉太夫の人柄が魅力的ですね。著者の佐渡への愛も伝わってきますね」 (旭屋書店 船橋店 北川恭子) -
あと5分だけ、きみと。 特別でない日常の、10の恋の短編集
「あと5分だけ――。」 日常の何気ない瞬間に隠された、ささやかな10編の恋愛ストーリー。 本書は、雨の日の相合傘や深夜のコンビニ、屋上で分け合うイヤホンなど、私たちのすぐそばにある「きゅんとする瞬間」を切り取った特別な10篇の恋愛短編集です。どこから読んでも心がじんわりと温まり、どこか懐かしく、愛おしい感情が胸いっぱいに広がります。 1話あたり約5分で読めるため、忙しい日々の隙間時間にもお勧め。読み終えた後には、いつもの見慣れた景色がいつもより少しだけ明るく、輝いて感じられるはずです。 【こんな方におすすめ】 ・忙しい日々に、ほっと息がつける優しいときめきを求めている方 ・朝の通勤・通学時間や、就寝前のひとときにサクッと読める小説を探している方 ・初恋のドキドキや片想いの切なさをもう一度味わいたい方 ※本書は、『あと5分だけ、きみと 5分で読める、心温まる10の恋物語』の修正版です。 -
クズリ
\\累計25万部突破// 『暗殺』の著者が放つ戦慄のクライムノベル! ウクライナ、ロシア、中国…… 麻薬市場の利権をめぐる暗闘の影で “伝説の殺し屋”が蘇る! クズリ――「小さな悪魔」と呼ばれる獰猛なイタチ科の動物。 ハロウィンで賑わう六本木で、ピエロ姿の男が外国人を射殺した。 被害者はロシア系ウクライナ人工作員。 銃弾の線条痕から、凶器は1980年代に暗躍した殺し屋「クズリ」が使っていた銃と判明。 だが彼は死んだ筈だ――。 背後に浮上する麻薬市場。 警察庁警備局外事情報部の中瀬は蘇った亡霊の影を追う。 「クズリ」は本当に生きているのか? -
雪の中で、知らないはずの君に拾われた
会社を辞めて、ひとりで訪れた雪の国。 その旅は、空港でひとりの青年に呼び止められた瞬間から、少しずつおかしくなり始める。 「簡ユキリンさん??お迎えに来ました」 発熱で動けない幼なじみの代わりに現れたのは、 なぜか自分のことを知っている、見知らぬ男だった。 やさしい笑顔。 近すぎる距離。 そして、当たり前のように向けられる視線。 「写真より、少し痩せてるね」 ??どうして、私のことを知っているの? 知らない街で、 知らないはずの誰かに、 少しずつ距離を詰められていく。 これは、 雪の中で始まる?? 少し不穏で、やさしい恋の物語。 ※本作は白瀬しろの個人誌作品の電子書籍版となります。 -
あと5分だけ、きみと 5分で読める、心温まる10の恋物語
「あと5分、この幸せが続けばいいのに」――。 忙しい日常の隙間に、そっと寄り添う心温まる10の恋物語。 本書は、片道の電車内や休憩時間にさらりと読める「5分間の恋愛体験」を詰め込んだ短編集です。 雨の日の相合傘、深夜のコンビニ、放課後の図書室など、どこにでもある日常の中に隠れた「きゅん」とする瞬間を、10篇の短編物語でお送りします。 一話完結なので、どこから読んでも大丈夫。初恋の甘酸っぱさや片想いの切なさに触れることで、読み終えた後はいつもの景色が少しだけ明るく見えるはずです。慌ただしい日々に、優しい潤いとトキメキをチャージしませんか? 【こんな方におすすめ】 ・通勤・通学中や就寝前に、手軽に短編小説を楽しみたい方 ・最近ドキドキが足りない、日常に癒やしとトキメキが欲しい方 ・切なくて心温まる、等身大の恋愛ストーリーが好きな方 あなたにとっての「大切な5分間」が、ここから始まります。 -
ちぎれた鎖と光の切れ端
江戸川乱歩賞受賞第一作 ミステリーランキングを席巻したZ世代のアガサ・クリスティーが描く哀しき連鎖殺人 「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。」 復讐を誓う男がたどり着いた熊本県の孤島(クローズドアイランド)で目にしたのは、仇(かたき)の死体だった。 さらに第二、第三の殺人が起き、「第一発見者」が決まって襲われる――。 2020年8月4日。島原湾に浮かぶ孤島、徒島(あだしま)にある海上コテージに集まった8人の男女。その一人、樋藤清嗣(ひとうきよつぐ)は自分以外の客を全員殺すつもりでいた。先輩の無念を晴らすため--。しかし、計画を実行する間際になってその殺意は鈍り始める。「本当にこいつらは殺されるほどひどいやつらなのか?」樋藤が逡巡していると滞在初日の夜、参加者の一人が舌を切り取られた死体となって発見された。樋藤が衝撃を受けていると、たてつづけに第二第三の殺人が起きてしまう。しかも、殺されるのは決まって、「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。 そして、この惨劇は「もう一つの事件」の序章に過ぎなかった―― -
ホロボの神 泡坂妻夫拾遺集
\\祝//泡坂妻夫氏デビュー50周年記念刊行 読むべき泡坂作品を探している新たなファンにとって、恰好の入門篇 ――新保博久氏(解説より) クルーザーで遭難し、見知らぬ島に漂流した三人の男。 幸運にも調査に来ていた亜愛一郎と名乗る男に遭遇する。 亜と植物学者・中里教授のキャンプに同居することになった三人は 現地のホロボ族と親しくなる。 だが酋長の妻が病死、酋長も妻の遺体と祠に籠もったまま出てこないという。 さらに中里の拳銃が何者かに盗まれ……。 単行本刊行時に大幅改稿された表題作の「幻影城」掲載バージョンをはじめ、文庫未収録作を集約。 著者デビュー50周年記念刊行。 -
竜血の一族
北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン 昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。 鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。 【目 次】 第一章 赤い岩 ―昭和13年 第二章 水飲みたち ―昭和17年 第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年 第四章 冷たい山 ―昭和24年 第五章 ある母子 ―昭和26年 第六章 人間の血 ―昭和34年 第七章 湖底 ―昭和38年 第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年 第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年 〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也 -
HUGH’s ADVENTURE
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小江戸川越で生まれたヒュウさんは、詩や文学に親しみながら、若い頃から冒険心を持ち、故郷を離れることを決意した。高校時代には中央アジアへの興味をかき立てられ、大学では谷川岳や北アルプス穂高岳の岩壁登攀に熱中。社会に出てからは、海外ビジネスに携わり世界143カ国を飛び回り、多くの国と地域を旅したが、その結果、最も素晴らしい国は日本であることを再確認した。中央アジアへの憧れは少年時代からあり、探検家の物語に強く影響を受けた。世界を旅し続けたヒュウさんは、日本国内でも四国遍路の巡礼を完遂し、次にはスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す予定だ。ヒュウさんは冒険心を持ち続け、長年にわたる海外ビジネスの経験から、積極的に世界を飛び回り、人生を楽しんできた。人生を全力で生きるヒュウさんは、今は八ヶ岳山麓に移住し、家族と共に豊かな生活を送る一方、今を生きる若者たちにも、新しい冒険を求めるよう願っている。本書に綴られたヒュウさんの人生哲学は、若い世代にもしっかりと伝わり、人生を一度切りで生きる大切さを学ぶきっかけとなるだろう。 -
アンダーグラウンド・ガールズ 頂き女子、欲望の果て
マッチングアプリで 出会った素敵な彼女は…… 呼吸をするように 嘘をつく女たち。 地獄に堕ちた男たちの逆襲! 頂き女子狩り-- 恋愛弱者たちの逆襲 中年男3人は、怒りと絶望を抱えながら、酒を呑んでいた。 彼らの共通点は、女に騙され、すべてを失ったこと。 頂き女子--呼吸をするように嘘をつき、 恋愛感情や同情心を抱かせ、 SNSやマッチングアプリで 出会った男から金を巻き上げる。 3人はその被害者なのだ。 男たちは、頂き女子への復讐を企てる。 女を攫い、その後……。欲望の果ての結末とは!? 【目次】 プロローグ 第一章 妖花 第二章 蠱惑 第三章 性悪 第四章 麗姿 第五章 純情 エピローグ -
新訳 大いなる遺産
Great Expectations by Charles Dickens, 1861 この新訳、最高!! ラストの意味が初めてわかった! 【これが本当の『大いなる遺産』だ】 貧しい少年ピップに譲られた謎の遺産…… 英国文学の金字塔×名作サスペンス! 推薦・中江有里(女優・作家) 「人を惑わせ、高ぶらせ、幸せの絶頂へ導き、時に傲慢にする。 そうわかっていても、人は恋と遺産に抗えない。」 「本作、オシャレすぎて、このオシャレさを説明できません!(ToT)」(by担当編集) 親のいない少年ピップは意地悪な姉に育てられる。唯一の味方は優しい義兄ジョー。その跡をついで鍛冶屋になるのが夢だ。ある晩、脱獄囚の命を救うが、その日を境に、不可解な出来事が起きる。何者かから譲られた莫大な遺産。謎の暴行事件。資産家の美しい養女エステラとの出会い。彼女に見合う男になろうと、故郷を捨ててロンドンへ紳士修行に向かうが……。文豪ディケンズの最高峰! 原文に忠実な新訳でラストの真意が初めてわかる! ★ここがスゴイ! 河合訳の5つのポイント 1.これは快挙! 今まで訳されずにきたセンスが良すぎる(ユーモラスで皮肉な)文体を見事に全訳! 2.言葉遊びや掛詞(かけことば)、隠喩(いんゆ)、演劇的セリフもすべて日本語で再現 3.既訳では描かれない、行間にあるロマンスを表現 4.ディケンズの生い立ちや作品背景がよくわかる解説(訳者あとがき)を20P掲載 5.没になったラストシーンも掲載。読み比べれば物語の真意がわかる! 【原文に忠実な新訳で、ラストシーンの意味が初めてわかる! これが本当の『大いなる遺産』だ!】 カバー図版/アンリ・マティス カバーデザイン/須田杏菜 -
八月の母
『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ています――早見和真 長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が確かに蠢いた。――池松壮亮(俳優) 私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。――長濱ねる(タレント) 自分の奥底に隠しておきたい暗い何かをわかってくれている、という書き手がこの世に一人でもいること。そのことに救われ、気持ちが軽くなる読者は少なくはない。――窪美澄(小説家) 容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。――石井裕也(映画監督) ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。――北上次郎(書評家)(「カドブン」書評より抜粋) 八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。 -
ロストワールド
バブルの寵児ともてはやされた不動産王の夫と八年前に離婚し、現在は脚本家として働く沢野瑞枝。 夫はバブル崩壊後にすべてを失い、失踪してしまったため、一人娘・日花里の養育費も払われないままだった。 あるとき、年下のプロデューサーの奥脇から、瑞枝自身をモデルに「バブル期をドラマに描かないか」という依頼を受ける。 夫との出会いや結婚生活など、自らを切り売りするようなオファーに躊躇っていた瑞枝だが、娘からの励ましを受けて仕事に挑み始める。 執筆中に当時のことを振り返る中で、ずっと会っていなかった元夫の影が現れ、離婚以来音信不通だった夫の親友と再会し、 さらには自身のドラマに出演する人気俳優が接近してきて…。 一人の女性、そして家族の再生を描く傑作長編! -
ペネロピアド 女たちのオデュッセイア
ホメロスによるギリシア英雄譚『オデュッセイア』。男性的な叙事詩の中で、女たちの声は語られてこなかった。 オデュッセウスの帰還を待つ20年、妻ペネロペイアは国を守るため、噂話に耳をふさぎ、無鉄砲な息子を育て、財産狙いの求婚者らを追い払う。 その内心はいかなるものだったのか。12人の女中たちはなぜ殺されたのか――。 『侍女の物語』『誓願』の巨匠アトウッドが想像と語りの才を発揮した、新たなる傑作! 解説・小川公代 ★2025年6月 NHK Eテレ『100分de名著』(M・アトウッド『侍女の物語』『誓願』) 指南役:鴻巣友季子 -
ぼくらはアン
弁護士事務所で働く青年・諒佑のもとに、幼馴染みである誠の捜索依頼がもたらされた。少年時代の出来事をきっかけに毎年必ず集まると約束していた日──クリスマスを目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと出会った18年前の夏を回想する。無戸籍の諒佑と双子の妹の美子、ヤクザの家に生まれた誠、不法滞在の両親と暮らす姉弟マヨンチットとククリン。学校には行けずとも、楽しく豊かだった5人の生活は、殺人事件を機に一変する。誠の行方を追う諒佑は、奇しくもその事件の真相に迫ろうとしていた。警察小説の旗手、新境地たる傑作長編。/解説=若林踏 -
ギークス ~警察署の変人たち~
頭は切れるのに人間関係に難アリな 警察署勤務のギーク(=賢いオタク)たちが井戸端会議で事件解決!? フジテレビ木10ドラマ、 新感覚の謎解きエンターテインメントを完全ノベライズ! 警察署の鑑識官として働く西条唯(29)は、優れた記憶力と、物事の細部を即座に把握できる高い証拠分析能力の持ち主。そんな西条の日課は、心理分析のプロで産業医の吉良ます美(35)、地理に精通した交通課員の基山伊織(28)と、お決まりの居酒屋で職場や人間関係の愚痴に花を咲かせること。頭は切れるのに、仕事でもプライベートでも人間関係に難がありすぎて何かとこじらせているギーク(=賢いオタク)な彼女たちのもとに、署の刑事らが頭を悩ませているという事件の話が飛び込んできて……。 -
異端の聖女に捧げる鎮魂歌
アガサ・クリスティー賞受賞シリーズ第2弾! 高殿円氏推薦! フランス革命前夜! ヴェルサイユの探偵公妃を堅物大尉は守れるのか? 孤城にまつわる呪いと連続殺人の謎を解け! 1783年10月。ヴェルサイユ宮の殺人事件を解決して時の人となった公妃マリー=アメリーの元に女子修道院長から助けを求める手紙が届く。公妃は相棒のボーフランシュ大尉とロワール川の孤島に建つ元城塞の女子修道院へ赴くが、男子禁制で大尉だけ島から追い返された。直後、仔羊を抱いた見習い修道女の死体が発見され、血と呪いに彩られた連続怪死事件の幕が開く! 黄昏のブルボン朝で異色バディが活躍するシリーズ第2弾。 -
ヴェルサイユ宮の聖殺人
第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作美しき公妃×カタブツ大尉密室殺人、血のダイイングメッセージ、破られた聖書……黄昏のブルボン王朝を舞台に、異色バディの華麗なる事件簿シリーズ開幕!1782年5月、フランス国王ルイ16世の従妹にしてパンティエーヴル公妃マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮の施錠された自室でオペラ座演出家の刺殺体を発見。遺体は聖書の切れ端を掴み、血文字を残していた。その傍らには意識を失くした男、ボーフランシュ大尉ジャン?ジャックの姿が。ジャン?ジャックは倒れる直前に、マリー=アメリーも見かけた謎の黒づくめの人物を目撃していた。マリー=アメリーは、犯人として投獄されかけていたジャン?ジャックを相棒に、事件解決に乗り出すが……第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。2024年2月下旬ハヤカワ文庫JA刊行予定クリスティー賞受賞シリーズ第2弾、文庫オリジナルで登場!『異端の聖女に捧げる鎮魂歌(仮題)』宮園ありあ革命前夜のブルボン王朝。公妃マリー=アメリーと大尉ジャン?ジャックがノートル=ダム女子修道院で起きた連続殺人事件の謎に挑む! -
だまされ屋さん
夏川秋代は、夫を亡くして公団住宅にひとり暮らし。ある日、「(長女の巴と)家族になろうとしている」と語る若い男が突然やって来た。戸惑う秋代をよそに家に上がり込む謎めいた男。彼は本当に娘の婚約者なのか、それとも新手の詐欺なのか――。 秋代には実は、長女だけでなく、二人の息子にも男の来訪について相談できない理由があった。アメリカで未婚のまま娘を産んだ長女、男らしさの抑圧に悩み在日韓国人のパートナーとうまくいかない長男、借金を重ねて妻子に出て行かれた次男……こじれた家族の関係は修復できるのか。 現代文学の最前線を走る作家が、家族のあり方や人々のつながり方を問う渾身の長編。 〈解説〉大前粟生 -
バッドガイズ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニューヨークタイムズベストセラー ドリームワークス映画化決定! 30カ国以上のキッズがハマった! この世で最も“イケてない”アンチ・ヒーローズ登場! このお話は、わたしたちひとりひとりが持っている多様性にきづかせてくれます。個性派ぞろいのメンバーのストーリーで、お家時間を楽しんでください。 ———————訳者 中井はるの シリーズ累計1,000万部突破! 世界が夢中になった“きらわれもの”たちのヒーロー大作戦! きらわれもののミスター・ウルフは どこからどう見てもワルそうな“ザ・悪役”。 でも実はヒーローに憧れる“いいヤツ”だった。 世の中の誤解をとくべく、友だちで同じ悩みをもつ スネーク、ピラニア、シャークを巻き込んで 『ヒーロークラブ』を結成!! みんなを助ける英雄になるために、あの手この手で奮闘します。 全ページふりがなつき! 絵本では物足りなくなったお子さんたちへ 絵本と比べるとページも文字数も多いけれど 児童書や子ども向けコミックスに比べると 絵も大きくてコマ数も少ないつくり。 絵本では物足りなくなったお子さんにぴったりな一冊です。 『グレッグのダメ日記』『ドッグマン』『ワンダー』など 数多くの児童書を翻訳した訳者 中井はるのさんよりコメント “ニューヨークの書店で薦められ、1巻を購入して日本に戻ったら、このお話を訳すことになりました。 これはただのヒーローものじゃありません。 どの登場人物も、みんなの嫌われ者。ふつうに暮らしていても、悪者あつかい。そこでミスター・ウルフは、自分たちは実は悪者じゃないと証明しようと立ち上がるのです。みんなに好かれるなんてムリだと思っていたほかの登場人物たちは、しぶしぶウルフの思いつきに巻きこまれ、失敗をくりかえしながらも、困っていたり、窮地にいる者を助けます。それはもう、波瀾万丈の展開です。 これは、昔話で言えば『泣いた赤鬼』のよう。あるいは、私が訳した『ワンダー』のジュリアンのその後も思わせます。 これは小さな子どもたちから大人まで楽しめるグラフィックノベルなのです。みなさんも、他人から「こういう人」だと決めつけられて悲しい思いをしたことはありませんか? あるいは、他人に、自分が望んでいないレッテルを貼られるってことありませんか? このお話は、わたしたちひとりひとりが持っている多様性にきづかせてくれます。個性派ぞろいのメンバーのストーリーで、お家時間を楽しんでください。 -
夜長姫と耳男
長者の一粒種として慈しまれる夜長姫.黄金をしぼらせ,したたる露で産湯をつかわせたので,姫の身体は光りかがやき,黄金の香りがすると言われていた.飛騨随一の匠の弟子で,大きな耳を持つ耳男は,姫が13歳の時,姫のために弥勒菩薩像を造るよう長者から命じられる.美しく,無邪気な姫の笑顔に魅入られた耳男は,次第に残酷な運命に巻き込まれていく.[カラー6頁]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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