生還せよ

生還せよ

1,012円 (税込)

5pt

3.7

航空自衛隊の安濃将文三等空佐は、同期の泊里三等空佐ともども内閣府の遺骨収容対策室に出向中。実際は、内閣府に設立された小規模な諜報部門に配属され、CIAから情報提供を受け、シンガポールへ潜入捜査に入っていた。ここシンガポールで、映像解析技術の専門家である田丸という男から、アジア某国の軍事関係者へ、軍事転用出来る技術が渡っていたのだ。田丸と接触を試みた二人の新米工作員は、田丸が部屋で撃たれたとの連絡を受ける。さらに、東京にいる内閣府大臣政務官の能任からの電話で、インドからシンガポールに入った日本人ビジネスマンの保護要請を受けるが、その際に泊里が撃たれてしまう。そこに外為法違反捜査に経産省安全保障貿易検査官の高木摩子、田丸の取引相手の程、警察庁の神崎が現れて--。諜報員となった自衛官を主人公に、東アジアに繰り広げられる国際謀略を描く!

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生還せよ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    安濃3等空佐は泊里3佐とともに日本の特別機関である遺骨収集団のメンバーとしてシンガポールに出張した。遺骨収集団は表向きの名称であり、現代の情報戦において優位を保つための諜報、謀略工作を行う任務を与えられていた。
    安濃は上司の能任から命じられた「兵器に転用可能な日本の技術を不正に輸出する商社社員と接触

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    まぁまぁ。

    “XXせよ"と言うタイトルのこの作者のシリーズの三作目。いつのまにか、スパイまがいの活動をし始めているようです。

    日本人作者のこの手のエスピオナージュ作品は数多ありますが、比較的物語の破綻がなく、面白く読むことができました。本の帯に「和製『ダイ・ハード』」とありましたが、あ

    0
    2020年05月28日

    Posted by ブクログ

    日本の最先端技術が工作員に奪われた!?内閣府の諜報部門に出向した自衛官の安濃将文は、映像解析技術の流出を防ぐため、シンガポールでの潜入調査にあたっていた。だが任務は失敗。技術者の男は殺され相棒の泊里も連れ去られてしまう。安濃は謎の華僑・李高淳の協力を得て、兵器への転用を目論む工作員の後を追う。敵が待

    0
    2022年06月12日

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