オーディンの鴉

オーディンの鴉

850円 (税込)

4pt

3.6

不可解な遺書を残し、閣僚入り間近の国会議員・矢島誠一は謎の自殺を遂げた。真相を追う特捜部の湯浅は、ネット上に溢れる矢島を誹謗する情報を目にし、匿名の人間による悪意に戦慄を覚える。やがて、彼にも差出人不明の封筒が届きはじめ……。

...続きを読む

オーディンの鴉 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月01日

    知ってる人は楽しめるし、知らない人はためになる。これは推薦図書として紹介する。ただ、登場人物たちがお堅いので、ちょっと難しい。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月09日

    ネット社会、情報社会の怖さを余すところなく描いた作品だった。

    主人公は東京地検特捜部の湯浅。閣僚間近の国会議員・矢島が謎の自殺を遂げた事件を調べているうちに、インターネットに次々と矢島の個人情報が流れていることに気がついた。
    自宅の住所や電話番号をはじめ、過去の学歴や日常生活のテリトリーに至るまで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    「私は恐ろしい」。不可解な遺書を残し、閣僚入り間近の国会議員・矢島誠一は、東京地検による家宅捜索を前に謎の自殺を遂げた。真相を追う特捜部の湯浅と安見は、ネット上に溢れる矢島を誹謗する写真や動画、そして、決して他人が知り得るはずのない、詳細な行動の記録を目にする。匿名の人間たちによる底知れぬ悪意に戦慄...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月18日

    ネットの閲覧履歴、クレジットカードの利用情報、交通系などICカードの使用、そんな個人情報すべてが他人の手に握られ、晒されるとしたら。

    この作品は、そんな恐ろしい、だがこの情報社会ですでに起こっている個人情報の開示という現実を、2009年の時点でフィクションとして描き出したもの。

    汚職容疑で、地検...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月25日

    現代は情報社会である。プライベート、ビジネスに関わらず、ネットワークに関わることなく生活していくことは有り得ない。利便性を追求した結果、私たちは監視されることを与えてしまった。
    その恐怖が、とても身近なTwitterやYouTubeという言葉が出ることによってリアルさを増す。
    決して、自分の名前を検...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月10日

    IT社会のリアリティを追求したサスペンス作品!天才ハッカーや天才プログラマー等の非現実的な類は一切なく、ごくごく身近なTwitterや2ch、SNS、YouTubeだったりニコ動といったツール類を使っての展開なだけにちょっと寒気が…
    インターネットの発達と共に生活も便利になったり、色々と可能性が拡が...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年12月26日

    これは面白かった!!
    いや〜、コワコワです!

    湯浅も頑張った!
    でも、ハジメがいてくれて、ホントによかった!!

    個人情報さらされるとか……知らない人に、そーゆーの知られてたらとか……考えたくも無い〜〜!!!

    0

オーディンの鴉 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

福田和代 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す