吉野さやかの作品一覧
「吉野さやか」の「アウシュヴィッツを泳いだ男」「家にいながら世界を広げ、どんな望みも叶えていく 女の法則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「吉野さやか」の「アウシュヴィッツを泳いだ男」「家にいながら世界を広げ、どんな望みも叶えていく 女の法則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
警察に追われた宝石強盗犯たちが逃げ込んだのは田舎の一軒家。獣医の女性がいたので監禁した・・・しかし、彼女の夫はサイコキラーで女児を・・・
うおー。なんて話だ。エロ、グロ、そしてサイコ。素晴らしい。
あんまりネタバレしてはいけないけれど、獣医の夫が帰宅してから、立場が逆転し、強盗犯たちが酷い目に合うのだ。その逆転と、さらにその後のどんでん返し。
上下巻あるけれど、割と素早く読める。登場人物が少ないのと、集中して読まないといけない山場は、ラスト100頁なので、それまではパパッと進む。
エログロサイコとどんでん返しという私の好物ばかりで、お腹いっぱいいただいた。
Posted by ブクログ
フランスのミステリー作品、初めて読みましたが面白かった。前半わりとモサモサしてるんだけど、パトリックという真打ちが登場してから、加速度をつけて悪夢さながらの頭脳戦が進んでいきます。悪人VS悪人の構図は平山夢明が好きな人にはフィットするかも。同様に、タランティーノが監督したらさぞ面白かろうと思ったのですが、エピローグまで読むとちょっとテイストが違うかな、どちらかというとデヴィッド・フィンチャーかなと感じました。こういう終わり方はフランスっぽいというか。これも一種のピカレスクロマンなんでしょうね。フランス国内で色々賞を取っている作家さんなので、是非他の作品も読んでみたいです。