作品一覧

  • アウシュヴィッツを泳いだ男
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    アウシュヴィッツ強制収容所を生き抜いたアルジェリア系フランス人の水泳選手、アルフレッド・ナカッシュの伝記物語。 主人公のアルフレッドは、トップアスリートとして素晴らしい成績を残し、さらにはアウシュヴィッツに収容される壮絶な経験をしたあとにも世界新記録を出すという偉業を成し遂げているが、フランスにおいても現在の人々の記憶にしっかりと残っているわけではなかった。本作はそんなアル フレッドに光を当てた作品となっている。 極限状態にあっても、他者を思いやり分かち合おうとするアルフレッドの姿は、打ちのめされた人たちの気持ちを救い勇気を与え、自身も、そうすることによって癒され慰められていく。 「泳ぐこと」を生きる希望として収容所を生き抜いたアルフレッド・ナカッシュ。 この物語が描いているのは、ナチズムの闇に埋もれた知られざる英雄の真の姿である。

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  • 家にいながら世界を広げ、どんな望みも叶えていく 女の法則
    -
    1巻1,430円 (税込)
    女には女の叶え方がある。仕事も家事も子育ても、何ひとつ諦めず貪欲に生きていい。男が作った世界で生きるのをやめ、自分の過去と向き合い、体の声に耳を傾ければ、本当の幸せが手に入る。 【徹底して女性の体によりそう、注目のメソッド】 女には、女の叶え方がある。 仕事、子育て、お金、パートナーシップ、美容、健康… ひとつもあきらめず、 あなたは全部を手に入れられる! 女としての自分、妻としての自分、 母としての自分、嫁としての自分、 娘としての自分、経営者としての自分…。 女はすべての役割を、何ひとつあきらめることなく、 どん欲に生きていいのです。 自分のままで幸せになれる「女の法則」で、 あなたの命を輝かせてください。 【未来をひらく鍵は、過去の自分とのパートナーシップ】 親の呪縛からの解放、 自己否定の声を活かす、 めんどくさいことは資源…etc. 置き去りにした過去の自分と手をつなぎ、 未来をひらく話題のメソッド! ☆Contents☆ 女の法則1 子宮の声を優先する 女の法則2 置き去りにした過去の自分に気づく 女の法則3 過去の自分とパートナーシップを結ぶ 女の法則4 幸せの絶景は、未来への制限を外したところにある 女の法則5 女は家で億女になれる 元・子宮委員長はる、パワーアップして降臨!
  • 無垢なる者たちの煉獄 上
    4.0
    1~2巻1,012円 (税込)
    十四年の刑期を終えたラファエルは、出所するとすぐに弟ウィリアムとともに新しい<仕事>に取り掛かった。すべては計画通りに進んでいた。だが、三千万ユーロの宝石を手に飛び出したとき、ラファエルたちを待ち受けていたのは警官隊だった。激しい銃撃戦が繰り広げられ、最愛の弟が瀕死の重傷を負ってしまう。 追っ手を逃れ、瀕死のウィリアムを一刻も早く治療しなければならない。警察の非常線をかいくぐり、ラファエルたちは村はずれの古びた屋敷に逃げ込んだ。広大な敷地に建つその家にいたのは夫の帰りを待つ妻のサンドラがひとりだけ。理想的な隠れ家のはずだったが、帰宅した屋敷の主は純粋なほどに残酷なシリアルキラーだった……。 フランスを代表するミステリー作家が紡ぐ極上のサイコスリラー、ついに日本上陸。
  • 無垢なる者たちの煉獄 【上下合本版】
    -
    1巻2,024円 (税込)
    十四年の刑期を終えたラファエルは、出所するとすぐに弟ウィリアムとともに新しい<仕事>に取り掛かった。すべては計画通りに進んでいた。だが、三千万ユーロの宝石を手に飛び出したとき、ラファエルたちを待ち受けていたのは警官隊だった。激しい銃撃戦が繰り広げられ、最愛の弟が瀕死の重傷を負ってしまう。 追っ手を逃れ、瀕死のウィリアムを一刻も早く治療しなければならない。警察の非常線をかいくぐり、ラファエルたちは村はずれの古びた屋敷に逃げ込んだ。広大な敷地に建つその家にいたのは夫の帰りを待つ妻のサンドラがひとりだけ。理想的な隠れ家のはずだったが、帰宅した屋敷の主は純粋なほどに残酷なシリアルキラーだった……。 フランスを代表するミステリー作家が紡ぐ極上のサイコスリラー、ついに日本上陸。

ユーザーレビュー

  • 無垢なる者たちの煉獄 下

    Posted by ブクログ

    カリーヌ・ジエベル『無垢なる者たちの煉獄 下』竹書房文庫。

    下巻。いよいよサイコパスとしての本性を現した獣医サンドラの夫パトリック。シリアルキラーと強盗犯の息詰まる攻防。強盗犯ラファエルと弟ウィリアム、囚われたオレリーとジェシカ二人の少女の運命や如何に……

    極悪非道、最凶最悪のサイコパス……

    二転三転の息をも付かせぬ展開に、ある程度は予想していたものの終盤のあっと驚く怒濤の展開。そして、何よりも結末が良い。男らしく、潔い結末……

    竹書房文庫はたまに当りがあるので油断出来ない。何しろキャロル・オコンネルの『マロリー・シリーズ』を世に出したのは竹書房文庫なのだから。最近ではハリー・ファージ

    0
    2019年03月12日
  • 無垢なる者たちの煉獄 上

    Posted by ブクログ

    カリーヌ・ジエベル『無垢なる者たちの煉獄 上』竹書房文庫。

    上巻は上々の滑り出し。なかなか面白い設定のサスペンス・ミステリー小説である。サイコパスでシリアルキラーのパトリックに比べたら強盗犯など生温い。

    14年の刑期を終えたラファエルは弟ウィリアム、刑務所仲間のフレッド、クリステルと宝石強盗を決行。3千万ユーロものの宝石を手にしたが、警官隊との銃撃戦によりウィリアムが負傷し、夫の帰りを待つ獣医サンドラの古びた屋敷に逃げ込む。ところが、サンドラの夫パトリックの正体はシリアルキラーだった……

    ラファエルの焦燥とシリアルキラーが獲物を狙う描写が交互に描かれ、ジリジリした展開が続く。強盗犯対シリ

    0
    2019年03月11日
  • アウシュヴィッツを泳いだ男

    Posted by ブクログ

    収容所での凄まじい時間とそれまでの普通の穏やかな生活が交互に描かれていて、少しずつ迫害されて行く様子が恐ろしくて読み進めるのに時間がかかった。アウシュビッツの惨状は『夜と霧』でも読んだけれど、何度見聞きしようが慣れることはないし言葉では表現できない重い気持ちになる。

    0
    2025年01月05日
  • 無垢なる者たちの煉獄 下

    Posted by ブクログ

    壮絶。こんなに痛めつけられても大丈夫なもんなんですかね。ラファエルたちが強盗だったことが吹き飛ぶほどの凶悪さ。彼らがいい人に見えてくるのを止められません。人のいろんな面を見せつけられて、サスペンスにとどまらない厚みがあります。ルフェーブル登場場面、いいですねえ。ラストへの流れも好みです。

    0
    2019年04月28日
  • 無垢なる者たちの煉獄 上

    Posted by ブクログ

    格調高いタイトルに惹かれました。さらさらとした文体で実に読みやすいです。悪vs邪悪の対決。最初悪人、と思ってた彼らが可愛く見えてきます。ラファエルの過去が繰り返し投影されるので、彼らが主役なんでしょう。ここから先挽回できるのか、下巻が楽しみです。

    0
    2019年04月25日

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