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Posted by ブクログ
一つ前に読んでいたものに引っ張られて、のんびり買い集めているホームズの短編集を選択。シリーズは有名どころしか読んだ記憶がなかったので(不確かだが)、ほぼほぼ初見の心持ちで読み進めた。
滝からの復活から幕開けとなる13の短編は、殺人事件だけではない、バラエティに富んだ背景と人間模様とを描き出している。そんな多種多様な事件や舞台よりも印象に残るのは、ホームズとワトスンの関係性の深さ。優秀だけど危なっかしいホームズは、偏屈で孤高の存在のように見せかけながら全幅の信頼をワトスンに寄せている。ワトスンはワトスンでホームズへの好意を隠す気すらない。なんだこれ相思相愛じゃないか。そんな2人の関係性が、物語に小気味よいテンポを与えている。この短編集は特にそこが浮かび上がっている気がしている、個人的な感想だけれども。
あーーーー………なんというか、気持ち良いな、この2人の事件簿は。長い歴史の中で多くの人に愛されてきたの、凄くよくわかる。前からちゃんと読んでおけばよかったなあ、と今更ながら反省しているのだった。
Posted by ブクログ
「空き家の冒険」は、ちゃんと読んだの初めてかもしれない。よかったな、ホームズ、復活して。しかも10年も待たずに、「最後の事件」を読み終えた10分後に読める幸せ。
「踊る人形」はこの巻なのね。これは子どものころ読んですごく好きだった。でも、じつはけっこう悲惨な話なんだよね。子どものときって、自分がおもしろいと思ったところだけ吸収して、あとは都合よく忘れちゃうんだ。わたしだけ?
「6つのナポレオン像」も、発想からしておもしろい。そうかと思うと最後の「第二のしみ」では、いきなり「現在は引退して研究と養蜂にいそしむ日々」なんて出てきたりして、なんというか、いったい時系列的にどうなっているんだろうという好奇心をかき立て、シャーロキアンの誕生をうながすような、書き方をしているのがおもしろいな。
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