【感想・ネタバレ】シャーロック・ホームズの帰還のレビュー

あらすじ

名探偵、華麗なる復活。大好評新訳シリーズ!

世界一の名探偵、シャーロック・ホームズが帰ってきた!
ロンドン犯罪界を牛耳る宿敵・モリアーティとの格闘の末、滝壺に消えたホームズ。
「空き家の冒険」で再びワトスンの前に姿を現わし、完全復活を見せつける。
その他、華麗な暗号解読を披露する「躍る人形」、稀代の恐喝屋との対決の末にどんでん返しが待ち受ける「恐喝王ミルヴァートン」等、二人の活躍が光る13編を収録。どこから読んでも面白い、不朽のミステリを新訳で!

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匿名

ネタバレ 購入済み

シャーロック・ホームズの6作目です。13編の短編集であの有名な『空き家の冒険』『踊る人形』が収録されているのも此方の一冊です。まるでホームズの存在を追うかのように事件について考えを募らせるワトスンがいじらしく、二人の絆の強さを感じます。でもメアリーはどうなったの!?悲しい別れでないと良いのですが…。再びコンビの生活が始まったのは嬉しいです。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

傑作ばかりの短編集
空き家の冒険の鮮やかさは言わずもがな、ホームズ復活を華々しく飾ってくれました
ホームズとワトスンがすこし非合法な手段にでる恐喝王ミルヴァートンでは慣れない悪巧みを働く二人が新鮮で面白い
と思いきや善良な被告には正義の裁きをくだすよりも温情を与える作品も多くあり二人の人柄に惹かれま
スリー・クォーターの失踪やアビィ屋敷の幕切れが切なくも美しいです

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2024年07月05日

Posted by ブクログ

一つ前に読んでいたものに引っ張られて、のんびり買い集めているホームズの短編集を選択。シリーズは有名どころしか読んだ記憶がなかったので(不確かだが)、ほぼほぼ初見の心持ちで読み進めた。
滝からの復活から幕開けとなる13の短編は、殺人事件だけではない、バラエティに富んだ背景と人間模様とを描き出している。そんな多種多様な事件や舞台よりも印象に残るのは、ホームズとワトスンの関係性の深さ。優秀だけど危なっかしいホームズは、偏屈で孤高の存在のように見せかけながら全幅の信頼をワトスンに寄せている。ワトスンはワトスンでホームズへの好意を隠す気すらない。なんだこれ相思相愛じゃないか。そんな2人の関係性が、物語に小気味よいテンポを与えている。この短編集は特にそこが浮かび上がっている気がしている、個人的な感想だけれども。
あーーーー………なんというか、気持ち良いな、この2人の事件簿は。長い歴史の中で多くの人に愛されてきたの、凄くよくわかる。前からちゃんと読んでおけばよかったなあ、と今更ながら反省しているのだった。

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2023年08月14日

Posted by ブクログ

稀代の名探偵、堂々たる帰還!!
一度はライヘンバッハに消えた名探偵が鮮やかに復活!
13篇の短編からなるが、最初の空き家の冒険を読んでしまえば、後は何処から読んでも大丈夫。しかもどの短編も非常に質が高く面白い。

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2019年11月19日

Posted by ブクログ

「空き家の冒険」は、ちゃんと読んだの初めてかもしれない。よかったな、ホームズ、復活して。しかも10年も待たずに、「最後の事件」を読み終えた10分後に読める幸せ。

「踊る人形」はこの巻なのね。これは子どものころ読んですごく好きだった。でも、じつはけっこう悲惨な話なんだよね。子どものときって、自分がおもしろいと思ったところだけ吸収して、あとは都合よく忘れちゃうんだ。わたしだけ?

「6つのナポレオン像」も、発想からしておもしろい。そうかと思うと最後の「第二のしみ」では、いきなり「現在は引退して研究と養蜂にいそしむ日々」なんて出てきたりして、なんというか、いったい時系列的にどうなっているんだろうという好奇心をかき立て、シャーロキアンの誕生をうながすような、書き方をしているのがおもしろいな。

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2019年02月26日

Posted by ブクログ

カムバックホームズ!!「空家の冒険」
名作「踊る人形」「六つのナポレオン」
結末の妙「犯人は二人」

私は「孤独な自転車乗り」が最高でした。これ素晴らしくないですか?なんで語られてないの???
次点で「ブラック・ピーター」

どれをとっても読み応えのある作品でした。次は「最後の挨拶」いきます。

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2018年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死んだはずのシャーロック・ホームズが帰ってきた!
原作は1995年。
手堅くまとめられたミステリー13編収録という大盤振る舞い。暇つぶしにはもってこいの短編集です。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たくさんの短編が詰まった本作。
よくこれだけ話が思いつくなぁ、と感嘆しつつ、ゆっくり一話ずつ読みました。

モリアーティ教授と対決し、ライヘンバッハに消えたと思われていたホームズの鮮やかな復活。モラン大佐の登場。かの有名な「踊る人形」事件。小学生のころ児童書で読んだ懐かしの「六つのナポレオン像」など、それぞれ楽しめる内容でした。「恐喝王ミルヴァートン」とかネーミングが良くて好き、訳者の妙もあるのかな。

…個人的には「踊る人形」の奇怪な暗号解読の素晴らしさは面白いものの、依頼人が報われない、助からない点だけはちょっと腑に落ちないのだけれど。遅かりし由良之助感が強い!笑
事件あっての探偵、ミステリーなのであるから、そこにツッコミを入れちゃうのはナンセンスなのだろうけどね〜。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うん。ホームズ帰ってきた。ワトスンもベーカー街に戻ってきた。やっぱりこうじゃないとね。
探偵が殺人者を見逃すパターン嫌なんだよね。ホームズもやっていたとは知らなかった。残念。

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2021年07月05日

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