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Posted by ブクログ 2018年08月02日
オードリーヘップバーン主演の映画、マイフェアレディの原作。映画は恋愛ものとして楽しんで観たが、実は奥深い内容だったことを知り原作を読んだ。
イギリスには、アカデミーという、国家に準ずるような機関が発音や文法を統一した過去があり、現在もそのような慣習が存在し、差別につながっている。つまり、正しいとされ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月19日
実は映画のマイ・フェア・レディは見ていない状態。映画マイ・フェア・レディとは結末が違うらしいが、本書の流れは納得感あり。こんな扱いでは、求婚してくる青年がいるのにわざわざオジサンと結婚したくはならないだろう。
変身前のイライザなど、かなり汚い?言葉遣いで前半はちょっと読みにくいかも。英語版ではいった...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月28日
バーナード・ショーの戯曲。
20世紀初頭のイギリス。言語学(音声学)者のヒギンズ教授が賭けをする。強烈な訛りのある貧しい花売り娘、イライザに、6ヶ月で上流階級の話し方を教え込み、貴婦人を作り上げてみせようというのだ。つまり、教授は話し方こそがその人の人となりを作り上げると考えている。このあたりは階級...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月20日
20世紀初頭のロンドンを舞台に、上流階級で言語学者である男ヒギンズが教養を身に着けていない花売り娘イライザに特訓を施し、上流階級の夫人として通用するような女性に育て上げようとする話。
あらすじだけ見ると谷崎潤一郎『痴人の愛』や田山花袋『蒲団』を連想するのだけど、この物語はこれらの小説のような自ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月29日
古典ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の原作として名高い戯曲。本書は2013年に石原さとみ主演で上演された舞台の脚本用に翻訳したものをベースにしている。「マイ・フェア・レディ」とはラスト近辺の雰囲気が大分違うものになっている。「マイ・フェア・レディ」のエンディングに以前から強引さや不自然さを感じて...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月04日
『マイ・フェア・レディ』を知らずに読み進めていたのだが、とにかく面白かった。古典作品でこんなに笑ったのは初めてかもしれない。話の展開や登場するキャラクターたちの魅力のなせる技か、よく考えると腹立たしく感じそうなことも気にならなかった。終わりはとても現実的でハッピーエンドとは毛色が異なるけれど、大変身...続きを読む
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