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世界トップ10に入る両校の入試問題はなぜ特別なのか。さあ、あなたならどう答える?どうしたら合格できる?難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな一冊!
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Posted by ブクログ
ちょうどオックスフォードとケンブリッジを訪ねる機会があったので、タイトルを見てこれはと思い、買わざるを得なかった。 日本的な奥ゆかしさは英国では全く評価されないし、幅広い知識に基づきながら論理的に回答を組み立てまとめる力が求められる。 現地に行く飛行機で読んでおけて良かった!
オックスブリッジの入試の一環である口頭試問「インタビュー」において出題された問いに対して、著者の解答例やその解答に至るまでの思考のプロセスが展開される。 読み進めていくというよりは、設問ごとに立ち止まって思考することが自然と求められる。 答えの見当すらつかないような問題が数多くあったが、答えを出すこ...続きを読むとよりも重要なのは、巻末の解説にもある通り思考のプロセスであり、それが論理的で説得力があるかどうかということだと思う。 大学入試の時点で志望する学生に対して論理的思考力を問うというのは、日本の大学入試とは一線を画すものであると感じた。
入試問題を紹介するための本ではなく、設問を使った著者のエッセイ。 試験問題として、出題者に何を解答すると評価されるのか? 筆者がなぜ、この問題を選び、何を伝えたいか? 自分は、この問題に何を思うか? そうやって読み進んだ。 結構アタマがうごいたw
突拍子もない「お題」に対し、ああでもないこうでもない、とひねくり回し続ける力、一応のロジカルな説明をつける力、できるだけ多面的に考えることのできる力、一片のユーモアを溶かし込む幅の広さ、といったことに気づかせる本。
ライバルおフランスの大学入試資格試験バカロレアの2018年哲学の設問は 1.人文系 文化は我々をより人間的にするのか? 2.経済社会系 芸術に無関心であることは可能か?3.理系 欲望は我々が不完全であることの証拠なのか?だそうです。哲学はバカロレアの必須科目で初日に設定され試験時間は4時間らしいです...続きを読む。 心から日本人でよかったよかった。
きっかけは、本屋さんで平積みしているのを見つけたとき。面白そうだと思いながらも、「積読が他にも溜まっているから」と言い聞かせていたけど、結局ガマン出来ずに、いそいそと購入。 買ったは良いけど、ネックなのは「翻訳物」ってところだなあ…。と思いながらも、最近の翻訳物は読みやすいようにも感じるし、買う前...続きを読むにパラ読みした時も問題なさそうだったから、大丈夫なはず! と思い、他の積読ほったらかしで、早速読み始めました。 まず目次を見て思ったことは、「大学ごとでも、学部ごとでも、分野ごとでもなくランダムに問題を並べてあるなあ」ということ。そういえば、森博嗣の「つぶやきシリーズ」も、ジャンル関係なく、徒然なるままに書いていました。入試と日常じゃ一緒くたに出来ないかもしれないけど…と一瞬思ったけど、両者とも「多角的に考える」ことをさりげに伝えたいのかもしれない・・伝わらなくても、そういう構成にしとけば、自然にそうせざるを得なくなるし(気になったとこだけ読む、なんてことをしない限りは)、と勝手に解釈。 そして各質問も、面接のときに聞かれたら、「うっ…」と答えに詰まって、しどろもどろになりそうだと思いました。「世界一考えさせられる問題」とは、まあもちろんそうなんですけど、同時に、「自分の知識の無さ、教養の無さを自覚させられる問題」とも認識させられた次第です…。だって、建築物が犯罪を減らせる、なんて思いつきもしなかった…。牛一頭が世界中の水の何パーセントか、なんてそもそも世界中の水がどれぐらいあるかも想像出来ないのに。「ハムレットの上演時間が長いと思いませんか?」って聞かれても、ハムレットの演劇見たことないし! と、自分の知識不足を棚に挙げて、下手したら逆ギレしてしまいそう。でも、著者の方が広分野に渡って博識なので、面白く読みました。ただ、残念なのは、キンドルのレビューにも書いてあったけど、その質問に答えて合格した人たちの回答が載っていないので、そっちも取り上げて欲しいなあとは思いました。
非常に興味深いですね。 こんな問題が日本で出されたら「珍問」「奇問」で非難殺到、大炎上確実。でも、この様な問いを繰り出す真の目的に鑑みると、こういう“頭の柔らかさ”“教養の深さ”を確かめるには、こういう手法なのかなと思います。 これが、歴史ある先進国と、東洋の訳の分からない島国の差なのかも。 ...続きを読むそれと、こう言う事を未だに続けていると言うところに、世界の海は失ったとしても、未だに世界に強い影響力を与える英国の奥深さを感じました。
本書は俗に『オックスブリッジ』と呼ばれるイギリスの2大名門大学の入試問題からえりすぐりの難問奇問を集めたものです。知識だけでもダメ。真面目に答えるだけでもダメ。「インテリジェンス」あふれる問題集です。 本書は俗に『オックスブリッジ』と称されるイギリスの名門大学オックスフォード大学とケンブリッ...続きを読むジ大学の難問奇問とされる試験問題を選りすぐって集められたものです。 日本の大学における受験問題は問われているものは基本的に記憶力と反射神経であるのに対し、イギリス、オックスブリッジの入試問題は知識だけでもダメ、真面目に答えるだけでもダメというもので、これを試験官が納得できるように答えるにはある種の「インテリジェンス」の能力が必要であるように思えました。 たとえば 『なぜ世界政府はないのでしょうか?』 や 『なぜ海水には塩があるのでしょうか?』 というものに始まって、 『運命とは何ですか?』 やら 『あなたならリンゴをどう説明しますか?』 といったこれはもはや試験問題というよりは哲学か何かの問答のようなものを読んでいる気がしたというのはきっと僕だけではないと思いました。 本書には設問に対して、それぞれに詳細な回答例が記されており、これはあくまでも『正解』というものではなく、あくまでも『一例』というスタンスを崩していなかったのが読んでいて印象に残りました。 おそらく、すべての問題に正解はないです。恐らく、試験官が問うているのは受験生の『知性』であり『機知』に富んだ切り返しができるかという応用力を試しているのではなかろうかと思いました。 まぁ、こういうのもあるのかとあくまで参考程度にお読みになったほうがよいかと思われます。 ※追記 本書は2017年11月3日、河出書房新社より『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)』として文庫化されました。
オックスフォードとケンブリッジの入試問題から選ばれた60問が紹介されている。 日本の大学入試とは異なる視点からのユニークな問題ばかりで、正解を求めるというより、柔軟な思考力が問われている。知識は蓄えるものではなく、その先の活用の仕方、頭の働かせ方に重きをおく問題。設問として突拍子もないものもあるが、...続きを読む出題意図を掘り下げることができるか、問題を介しての出題者との対峙に緊張感がある。 それぞれの問題に対し、著者の考えによる回答が付随してくるが、受験者の回答例が知りたかった。 一番気に入った問題は「もし、地面を地球の裏側まで掘って、その穴に飛び込んだらどうなるか?」、スケール感がありすぎで考えさせられる良問だ。
入試問題と言うからには、1つの設問に対して模範解答を解説していくのかと思いきや、様々な角度から思考のヒントを与え示唆するまでの内容であった。答えを期待して読み始めた最初はあまり面白さを感じなかったが、中盤を過ぎたあたりで頭の体操に慣れてきたようだ。広く考える力を試されるのは楽しい。最後の解説では、討...続きを読む論力の必要性について語られているが、日本の大学教育とこれほど違うことにも驚いた。
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オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」
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ジョン・ファーンドン
小田島恒志
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