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Posted by ブクログ
きっかけは、本屋さんで平積みしているのを見つけたとき。面白そうだと思いながらも、「積読が他にも溜まっているから」と言い聞かせていたけど、結局ガマン出来ずに、いそいそと購入。
買ったは良いけど、ネックなのは「翻訳物」ってところだなあ…。と思いながらも、最近の翻訳物は読みやすいようにも感じるし、買う前にパラ読みした時も問題なさそうだったから、大丈夫なはず! と思い、他の積読ほったらかしで、早速読み始めました。
まず目次を見て思ったことは、「大学ごとでも、学部ごとでも、分野ごとでもなくランダムに問題を並べてあるなあ」ということ。そういえば、森博嗣の「つぶやきシリーズ」も、ジャンル関係なく、徒然なるままに書いていました。入試と日常じゃ一緒くたに出来ないかもしれないけど…と一瞬思ったけど、両者とも「多角的に考える」ことをさりげに伝えたいのかもしれない・・伝わらなくても、そういう構成にしとけば、自然にそうせざるを得なくなるし(気になったとこだけ読む、なんてことをしない限りは)、と勝手に解釈。
そして各質問も、面接のときに聞かれたら、「うっ…」と答えに詰まって、しどろもどろになりそうだと思いました。「世界一考えさせられる問題」とは、まあもちろんそうなんですけど、同時に、「自分の知識の無さ、教養の無さを自覚させられる問題」とも認識させられた次第です…。だって、建築物が犯罪を減らせる、なんて思いつきもしなかった…。牛一頭が世界中の水の何パーセントか、なんてそもそも世界中の水がどれぐらいあるかも想像出来ないのに。「ハムレットの上演時間が長いと思いませんか?」って聞かれても、ハムレットの演劇見たことないし! と、自分の知識不足を棚に挙げて、下手したら逆ギレしてしまいそう。でも、著者の方が広分野に渡って博識なので、面白く読みました。ただ、残念なのは、キンドルのレビューにも書いてあったけど、その質問に答えて合格した人たちの回答が載っていないので、そっちも取り上げて欲しいなあとは思いました。
Posted by ブクログ
本書は俗に『オックスブリッジ』と呼ばれるイギリスの2大名門大学の入試問題からえりすぐりの難問奇問を集めたものです。知識だけでもダメ。真面目に答えるだけでもダメ。「インテリジェンス」あふれる問題集です。
本書は俗に『オックスブリッジ』と称されるイギリスの名門大学オックスフォード大学とケンブリッジ大学の難問奇問とされる試験問題を選りすぐって集められたものです。
日本の大学における受験問題は問われているものは基本的に記憶力と反射神経であるのに対し、イギリス、オックスブリッジの入試問題は知識だけでもダメ、真面目に答えるだけでもダメというもので、これを試験官が納得できるように答えるにはある種の「インテリジェンス」の能力が必要であるように思えました。
たとえば
『なぜ世界政府はないのでしょうか?』
や
『なぜ海水には塩があるのでしょうか?』
というものに始まって、
『運命とは何ですか?』
やら
『あなたならリンゴをどう説明しますか?』
といったこれはもはや試験問題というよりは哲学か何かの問答のようなものを読んでいる気がしたというのはきっと僕だけではないと思いました。
本書には設問に対して、それぞれに詳細な回答例が記されており、これはあくまでも『正解』というものではなく、あくまでも『一例』というスタンスを崩していなかったのが読んでいて印象に残りました。
おそらく、すべての問題に正解はないです。恐らく、試験官が問うているのは受験生の『知性』であり『機知』に富んだ切り返しができるかという応用力を試しているのではなかろうかと思いました。
まぁ、こういうのもあるのかとあくまで参考程度にお読みになったほうがよいかと思われます。
※追記
本書は2017年11月3日、河出書房新社より『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)』として文庫化されました。
Posted by ブクログ
オックスフォードとケンブリッジの入試問題から選ばれた60問が紹介されている。
日本の大学入試とは異なる視点からのユニークな問題ばかりで、正解を求めるというより、柔軟な思考力が問われている。知識は蓄えるものではなく、その先の活用の仕方、頭の働かせ方に重きをおく問題。設問として突拍子もないものもあるが、出題意図を掘り下げることができるか、問題を介しての出題者との対峙に緊張感がある。
それぞれの問題に対し、著者の考えによる回答が付随してくるが、受験者の回答例が知りたかった。
一番気に入った問題は「もし、地面を地球の裏側まで掘って、その穴に飛び込んだらどうなるか?」、スケール感がありすぎで考えさせられる良問だ。
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