夜の淵をひと廻り
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夜の淵をひと廻り

小説・文芸
1,012円 (税込)
506円 (税込) 10月22日まで

2pt

3.9

国内ミステリー1位作品!(bookaholic認定2016年度)
異色のコミュニティ・ヒーロー「シド巡査」誕生!

「警察官だって怖いものは怖いんだよクソったれ」
すべてはみずから体験した記録だ。“シド巡査の事件簿”と銘打ってもらってもかまわない。
これはある交番警官の偽らざる所感記録である。だがそれだけじゃなく……。
世界が逆転する麻薬的な味わいのサイコ・サスペンス・ミステリ。
「この世界が住みやすくなるように戦う人たちのことを“ヒーロー”と呼ぶんです」

職務質問と巡回連絡が三度の飯より大好きで、管轄内で知らないことがあるのが許せない、良く言えば「街の生き字引」、率直に言えば「全住民へのストーカー」。
西東京のいくつかの主要都市に挟まれたエアポケットのような地「山王子」のある交番で住民を見守るシド巡査のもとには、奇妙な事件が呼び寄せられる。
魔のバトンが渡されたかのように連鎖する通り魔事件、過剰すぎる世帯数が入居したロッジ、十数年にわたって未解決のご当地シリアルキラー。
普通の人々が暮らすこの街の片隅には、怪物の巣食う奈落がひそかに口を開けている。
長年にわたる報復の連鎖、悪意のスパイラルを追い続けた果てに、シド巡査がたどりつくのは――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    夜の淵をひと廻り(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    566017
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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夜の淵をひと廻り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地域住民のことなら何でも知り尽くさなければ気がすまないシド巡査
    喜怒哀楽全てが蹴りとなる足癖悪い捜査一課のクラマ

    蟻塚
    シドのパトカー恐怖症の原因

    優しい夜の紳士
    無差別連続通り魔事件の真実

    着飾るヴィジランテ
    コスプレ自警団の暴走

    笛吹男はそこにいる
    夫の捜索願を出さない妻

    悪の家
    巡回連絡カードの空欄アパート

    新生
    未解決事件特命捜査対策室

    ぼくは猿の王子さま
    無人の交番での懺悔

    スターテイル
    幼児虐待

    夜の淵をひと廻り
    地元に戻ってきた不良

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    「夜の淵をひと廻り」真藤順丈

    うっわ〜〜‼︎ びっくりでした。
    お・も・し・ろ・い〜〜と呟きながら一気読み。本のグループの方からの紹介で手に取った作品です。シンドウジュンジョウさんと読むのですね。もちろん初読み作家さんでした。

    『驚愕のサイコ・ミステリ』って、ネットにはありました。サイコといえばサイコでもあるけど、私自身は、かなりユーモアのある作品だと思いました。もちろん、かなり酷い事件もあり、ブラックではあるのですが。なんといっても語り口が面白い‼︎

    9つの連作短編なのですが、そのうち、4つは書き下ろしです。
    1作目の『蟻塚』も書き下ろしなのですが、ワタクシは、もうこの1作目で、ガシッと掴まれてしまいました。
    「やだ、なにこれ⁉︎ 面白い‼︎」
    というわけで、凄い勢いで読んでしまいました。

    ランナーズ・ハイならぬ、パトロール・ハイとなっているシド巡査は、自分自身のことを非常に優秀だと言ってはばからず、そして、言うだけのことはやるのである。
    まあ唯一思うのは、この街だけで、こんなに恐ろしい事件が起きる⁉︎ ってとこだけど、これは設定からしてもう、良しとするしかないし、それを上回る面白さがあるのでOKなのです。

    謎解きも面白いし『新生』では、たくさんのキャラクターが出てきて、ちょっと映画的だった。いずれにせよ、繋がってはいるけど、9編とも、それぞれの面白さがあります。

    ある意味、へんてこりんで、かなり不思議な世界観なので、お好みは分かれるかもしてませんが、私は大好きです(^o^)これ、続編があればいいのになあ〜〜‼︎

    0
    2022年02月15日

    Posted by ブクログ

    シドさんをもうちょっと深掘りして欲しかったなぁと読み終わっての感想。スターテイルが悲しいのだけど綺麗なお話で好きです。

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    短編で読みやすく、どの話も面白い。どんでん返し系の展開が好きなので、そうした話も入っていたのが嬉しい。目を背けたくなる暴力的描写もしばしばあったが、そこはさっと読み飛ばした。
    独特の文体、主人公・シド巡査の独特の話し方から、最初シド巡査をちょっと頭がアレな感じのヤバい人だと思っていた。実際ヤバい人ではあるのだが、人情味のある優秀な警官だった。他の登場人物のキャラも立っていてgood。

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    クセ強めだけど、私は かなーり好き。シド巡査にもう会えなくなるのかと思うと、読み終わるのがさみしかった。

    0
    2020年11月05日

    Posted by ブクログ

    ホラーミステリーになるのかな?
    特異な事件が他発する街の警察官が街を取り巻く謎と相対するお話。連作短編集とも、章立てとも読める。

    残虐で残酷なシーンもあるがそこは大して気にはならず
    そこを中和する目的なのか主人公の言動がコメディタッチで綴られていて、シリアスでも良かったのではないかというのが個人的な感想。

    読んでるうちにデヴィッド・リンチの「ツインピークス」を思い出し、もう一度観てみたくなった。

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    むく浮腫んだ顔をもた擡げて 怒張する 血煙の立ちのぼる修羅場と化して 教唆や幇助といった人間がこさえた陳腐な概念で私を縛ることは出来ないよ 余暇には殺人を嗜んでいたというのだから規格外の危険人物だ 急激に襲ってきて日常を蹂躙する災禍 ある種の人間にとって知識欲を満たすのは最高の快楽ですから。実際に自分でやってみなくては得られない快楽の虜になって、ラモンは日本に来る度に犯行を重ねてきた。 驚倒きょうとう 説諭せつゆ 「猿から人間になっても、船乗りが新しい大陸を発見して、科学者が色んなものを発明して、宇宙飛行士が月にまで行っちゃった。好奇心を絶やさずに自分の外の暗闇に向かっていけるのは、人間の最も偉大な習性なんだ」 少年の契りのような激甚な衝動に襲われているのか こっかい告解 垂訓 警邏けいら 説諭や非難を向けるつもりはなかった 逸さずに

    0
    2020年12月27日

    Posted by ブクログ

    短編と中編が入り乱れた連作集。ミステリーではあるが、何やら超自然現象的なシーンや人物がいて、何だか「ツイン・ピークス」を観てしっくりこなかった感想を思い出した。
    内容は悪くないが、文体に違和感があり、情景がすんなり頭に入ってこない。
    最近、こういう本が増えているが、こっちが歳とってついて行けてないだけなんかな?

    0
    2019年08月12日

夜の淵をひと廻り の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    夜の淵をひと廻り(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    566017
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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  • 【閲覧できる環境】
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