ダブルギアリング 連鎖破綻

ダブルギアリング 連鎖破綻

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

今年デビュー10周年を迎える真山仁がデビュー作『ハゲタカ』の前年の2003年に発表した幻の第一作、ついに文庫化! 破綻の危機に瀕した大手生保を舞台に人びとの欲望が渦巻く大型経済小説。真山仁の全てがここにある! 電子特別附録として著者インタビュー「真山仁、『ダブルギアリング』を語る」、2015年1月幻冬舎から刊行予定の書き下ろし単行本『雨に泣いている』の冒頭部分を収録。

*本書は、二〇〇三年八月にダイヤモンド社より刊行された『連鎖破綻 ダブルギアリング』のタイトルを変更して文庫化したものが底本です。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    ダブルギアリング 連鎖破綻
  • タイトルID
    :
    295466
  • 電子版発売日
    :
    2014年12月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ダブルギアリング 連鎖破綻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ワンパターンの展開や余りにもスーパーなサラーマンなど確かにデビュー作らしいところはあると思いますが、とても面白く集中して最後まで読むことができました。証券会社や都市銀行に続き、日産生命や東邦生命、第百、大正、千代田、共栄、東京生命と保険会社が次々に潰れたあの頃、当時はそんな実感はなかったのですが本当に日本は潰れかけていたのですね。その当事者になっていなくて良かったです。大手生保の一つだった朝日生命は私が最初に入った保険の会社でした。数年で他社に乗り換えたのですが、倒産騒ぎとなり驚いたことを覚えています。今も存在するのが信じられない思いですが、中根さんが社長として立て直したのでしょうか。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    生命保険会社のはなし。
    自分は何のためにこの仕事をしているのか?
    その中で、自分の存在意義とは何か?
    そのことを つねに念頭に置いて行動する二人の主人公。

    『各務』は、なぜ生命保険会社に入ったのか?
    それは、復讐という言葉に近いのかもしれない。
    『竜崎』をつぶしたいと思う。
    獅子身中の虫とならんとす。
    そうであるが故に 生保とはどうあるべきかを
    徹底して考えることとなる。

    『中根』は、ラクビーのリーダーだった。
    そして、生保の中で 『人々が幸福になる』ということを
    つねに考える。

    一方で 生命保険会社の存立基盤。
    事業としてのミッションとはなにか?

    竜崎は ジェントルマンとしての生保を
    大きく 変えて行く。
    政治とのつながり。危ない業務。
    そして、各務との関係

    そのなかで、高村は 社長として
    ジェントルマンになりつつも 清濁呑み込む勇気がある。

    ペットでかわれたものが、
    ジャングルでは闘えない という言葉は確かに。
    日本って やはり甘いのだ。

    ダブルギアリングによって、
    生保と銀行のなれ合い。
    そのことで、ハゲタカファンドは、じつに
    狙いが 丸ごとなのだ。
    生保がこけて、銀行がこけることで
    外資が 確保できる。

    各務は じつに 義理人情のおとこである。
    浪花節なのだ。

    0
    2016年03月09日

    Posted by ブクログ

    破綻の危機を迎えた生命保険会社を舞台にした物語。
    主人公である各務の自分の会社へのコミットがカッコ良い!
    特に、最後の覚悟はthe男の生き様という感じで感動。

    0
    2016年01月19日

    Posted by ブクログ

    読み進んでいくうちにだんだんわかってきたような気がするんだけど、今ひとつ十分に理解できたとは言えないので、きっともう一度読み直すことでしょう。

    真山仁さんの作品に浸り切っていくと、なんだか経済通のような気分になるから不思議です。実際には何にもわかっちゃいないだろうけれど、わかったような気になれるだけでもなかなか楽しいものです。

    0
    2019年08月05日

    Posted by ブクログ

    真山仁は初読、こちらは著者のデビュー作である。破綻寸前の保険会社が、外資保険会社に救済されるまでを読ませる。経済小説にありがちな、社内の派閥争い、他社との駆け引きなどの印象は薄い。保険会社が本来あるべき姿を忘れた先には、加入者(契約者)の不幸がある。資本主義経済の行き着く先に明るい未来はない。

    0
    2018年04月01日

    Posted by ブクログ

    さすが真山さんです。熱い人達の生きざまがとてもカッコいい。
    保険業界の勉強にもなるし素晴らしいです。
    プレジデンシャルという社名で、あの会社が出てくるのが密かに嬉しかったり。

    0
    2015年08月13日

    Posted by ブクログ

    破錠寸前になりながらも、辛うじて生きながらえている、生命保険会社。顧客からの凄まじい解約。経営統合の白紙撤回など、生き残りに奔走するが、金融庁もこの生保が潰れると、銀行までもが潰れかねないと考えていた。
    ダブルギアリンク、バブルが弾けた後の銀行、生保の合併は凄まじいものであった。当時を振り返って読み始めたらなかなか面白かった。最後は割とあっさりと合併進んでしまったので、イマイチではあった。

    0
    2015年05月10日

    Posted by ブクログ

    本屋で何気なく手に取りました。
    新入社員として大手生命保険に入社、転職で中堅生命保険へ。そこで破綻、外資系に会社が買われ転籍。妊娠・出産で退職したものの、子供の成長に合わせて派遣社員として現在も損保系生保で働く私。結果10年以上日本の生命保険会社を、社員として中から見てきました。
    冒頭の切迫感から、当時のことがよみがえってきます。
    そんなことが裏で行われているとは知らず、お客様の解約の電話でテレビを点け、会社の破綻を知った私達平社員達。
    小説上の生保会社のモデルがどの生保かわかりませんが、じっくり読もうと思います。

    0
    2015年06月02日

    Posted by ブクログ

    真山仁幻のデビュー作。バブルが始まりだした1980年代から不景気のピークだった2003年頃までの壮絶な世の中の流れと生保業界。今まで知らなかった事がわかり、ファンドの強かさやどの業界でもある黒い動きが最高に勉強になる一冊。

    0
    2015年01月25日

    Posted by ブクログ

    真山仁幻のデビュー作。
    紳士的だったのが1人の独裁者によりズタズタになった生保が舞台ということもあり、会長以外の悪役がいないのであまりフラストレーションがたまらない。各務にしても、もっと極端な方が物語としては面白かったような。
    全体的に、生保OBと組んだがゆえの事実からの跳躍に制約を加えられているような。
    そのような制約がありつつも、中盤までは強く引き込まれたのはさすが。

    0
    2015年01月22日

ダブルギアリング 連鎖破綻 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    ダブルギアリング 連鎖破綻
  • タイトルID
    :
    295466
  • 電子版発売日
    :
    2014年12月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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