バルタザールの遍歴

バルタザールの遍歴

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

3.8

「私の筆跡にやや乱れが見えるとしたら、それはバルタザールが左手で飲み、私が右手で書いているからだ」
1906年、ウィーンの公爵家に生まれたメルヒオールとバルタザール。しかし二つの心に用意された体は一つだった。放蕩の果てに年若い義母との恋に破れた彼らは酒に溺れ、ウィーンを去る。やがてナチスに目を付けられ、砂漠の果てに追い詰められた二人は――。
双子の貴族が綴る、転落の遍歴。世界レベルのデビュー作。
解説 石井千湖

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    バルタザールの遍歴
  • タイトルID
    :
    801961
  • 電子版発売日
    :
    2020年05月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

バルタザールの遍歴 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。
    一度目に読んだときが佐藤亜紀作品デビューだったので、落ち着いて読めていない部分も多かったと思う。
    一度目も楽しかったんだけど世界観への順応とか歴史の知識とかにエネルギー使ってしまい本編を純粋に楽しむ余裕なかったかもしれない。双子であるにも関わらず身体がひとつという設定にいちいち興奮していたみたい。

    そういう基本設定と話の筋もわかった上で改めて読んでみたら、メルヒオールとバルタザールはじめ登場人物をより深く理解することが出来たと思う。
    注釈もないまま当たり前のように引き合いに出される馴染みのない文学作品とか演劇の台詞とかには「分からないやつは読むな」と言われているような気持ちになるけど、、(どっかの論評にドSと書かれていた)それでもGoogleに頼りながらどうにか食らいついていけばたくさん良いことがあります。

    0
    2021年08月29日

    Posted by ブクログ

    酒見賢一、佐藤亜紀と続いたので、日本ファンタジーノベル大賞、とんでもないな!と思った良い時代を思い出す。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    怠惰な金持ちが投げやりになって落ちぶれていく物語

    第一次大戦から第二次大戦の間のヨーロッパの雰囲気は世界史の教科書でしか読んだことがなく、世界観がなかなか掴めない。インディージョーンズやサウンドオブミュージック、チャップリンの映画の世界観をイメージしながら読み進めるが、なんとなくピンとこない。

    読み進めるまで一人の体に二人の人格という設定がなかなか理解できず、登場人物の名前も覚えづらく感じられてなかなか読む勢いがつかなかった。

    後半に差し掛かってやっと設定が理解でき、SFを読むような感覚で最後まで一気読む。

    何が面白かったのか、うまく説明できないが、面白かった。設定を理解できた二度目、三度目に読んだ時の方がきっとさらに面白く感じられると思う。

    0
    2020年11月04日

    Posted by ブクログ

    日本人の作家なのに、どこか海外の小説を和訳したような印象を受ける文体が特徴的だった。

    貴族の息子が没落していく過程は自業自得とも思う部分も多く、あまり共感はできなかったが、一人の人間の中に複数の人間が共存するという特殊な設定は興味を惹いた。

    ガルシア=マルケスの『百年の孤独』に見られるマジックリアリズム的な手法が用いられており、現実の描写の中に、ところどころ非現実的で幻想的な要素が溶け込み、物語に独特の浮遊感と哀愁を与えている。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の貴族が絵に描いたように転落していきます。え、まだ落ちるの?というところまで。ですが、本人たちはあまり気にしていないようなので、読んでいて不思議と「辛さ」や「悲壮感」を感じることはあまりありませんでした。また、決して性格が悪いわけではないのですが、ダメ人間です。あそこまでダメになれるのは、自分以外の人間が常にいて、どんなにダメ人間になっても絶対に一人にならないという安心感からなのではないかと思う。だから、実際に一人になった時の絶望感は想像がつかなかった。この後も2人はこれまでのように、彼等らしく思うままに生きていくのだろうなと思った。

    0
    2023年04月30日

バルタザールの遍歴 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    バルタザールの遍歴
  • タイトルID
    :
    801961
  • 電子版発売日
    :
    2020年05月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

佐藤亜紀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す