天使・雲雀

天使・雲雀

1,298円 (税込)

6pt

4.3

生まれながらに特殊な「感覚」を持ったジェルジュは、オーストリアの諜報活動を指揮する権力者の配下となる(「天使」)。特殊な「感覚」を持つ工作員たちの闘いと青春を描く、姉妹篇2冊をまとめた決定版。

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天使・雲雀 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月22日

    舞台は第一次世界大戦前後のヨーロッパ。
    サイキック集団が跋扈する魑魅魍魎の中を泳ぐように生き、したたかに漂流するゲオルクエスケルス。
    登場人物が全員オーストリア人とかロシア人とかだから名前が覚えにくい事おびただしい。
    人物相関図付けてあげようとは誰も思わなかったのか。
    何回もコイツ、誰だっけ?と読み...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月24日

    主人公は『感覚』という異能が使える。

    相手の心を読んだり、相手を動かしたり、相手の心と頭脳を壊したり・・・

    そんな彼はオーストリア帝国の間諜として働く。そして舞台は第一次世界大戦のヨーロッパ!!!


    主人公ジョルジュのサクセスストーリーと言ってしまっては言葉が軽すぎるかもしれないが、読んでて痛...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月29日

    特殊な〈感覚〉の表現が凄すぎる…。分かりやすい名付けはないのに、〈感覚〉のイメージが掴めるという不思議さ。その奇妙な手ざわりが面白くて、〈感覚〉が駆使される場面だけ、繰り返し読んでしまった。
    物語は、第一次世界大戦前の不穏な政治情勢のなか、〈感覚〉を武器に間諜として動くジェルジュの、同じく〈感覚〉を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月07日

    戸惑いの「天使」と、手に汗握る疾走感の「雲雀」。
    話がいきなり飛んで、多数の人物の名が入り乱れたため「天使」を読み終えた時は混乱をきたし、星2だと感じていたが「雲雀」の中盤からどんどん話と登場人物が収斂してきて最後の100ページは一気読みだった。
    ストーリーは抜群に面白いが、文体、構成、いきなりの登...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月18日

    ある青年の青春と恋をまぁこんなにとっつきにくく書けるなんて凄い!!
    深謀遠慮渦巻く奇奇怪怪な物語
    疲れたー

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年04月29日

    エネルギーを要する作品でした。歴史的な背景がわからないと迷子になる。知らない用語が当然のようポンポン出てきて「ちょっとまって、これ何のこと言ってんの?」ってなる。検索しながら読んだ。

    主人公たちの使う特殊能力を脳内で再現するために五感を総動員して第六感的な感覚を何とかして創り上げるという作業が必要...続きを読む

    0

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