斉藤博昭の作品一覧

「斉藤博昭」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • リリーのすべて
    本書は、約90年前、世界初の性別適合手術を受けたとされる画家の実話を基にした物語。
     あるできごとをきっかけに、自分の中に潜んでいた“女性”に目覚める画家のアイナー。同じく画家の妻・グレタの絵のモデル“リリー”として過ごす時間が長くなるにつれ、リリーとして生きることを切望するようになっていく。グレタ...続きを読む
  • リリーのすべて
    「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」が2015年の映画化をきっかけに「リリーのすべて」として文庫本化。

    ネーミングセンスとしてはさて置いて、
    元の邦題のタイトルのままを文学的語っている。

    ただ、映画きっかけで読んだ私としては、
    この小説は映画「リリーのすべて」を序章とした
    大長編...続きを読む
  • リリーのすべて
    アイナー/リリーとグレタ両人が「アイナー/リリー」の間で戸惑い揺れ動いてる様子がとても丁寧に描かれているという印象。
    グレタの庇護のもと成長したリリーという少女が、やがてはグレタから離れ、ひとりの大人の女性として独立する(そしてグレタも女性として新たに歩み出そうとする)お話かな。
    だから突き放される...続きを読む
  • リリーのすべて
    映画化を知って、原作が気になり本日購入。
    映画のCM動画を公式サイトで見たうえで原作読んでいます。

    女装のきっかけは、急に来れなくなったモデルの代わりにストッキングをはいて、ドレスを当てた姿で妻のモデルになり(夫婦ともに画家です)、絵筆を走らされた体験から。この、ストッキングの描写がとってもなまめ...続きを読む
  • リリーのすべて
    映画に感動して原作が気になり読んでみた。
    映画と異なる描写が多くて驚いた。
    グレタの、アイナーとリリーへの愛の深さに心打たれた。私だったらどうするか?
    そしてアイナーとリリーの、自分の在り方を追求する姿が印象的。当時の医療レベルを考えると、相当な勇気がいるはず。周りに合わせず自分の生き方を全うする姿...続きを読む

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