「赤坂真理」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2016/03/25更新

ユーザーレビュー

  • 愛と暴力の戦後とその後
    日本近現代史再考。先の戦争で大日本帝国軍は大局的作戦を立てず、希望的観測に基づく戦略を立て、陸海軍統合作戦本部を持たず、嘘の大本営発表を報道し、国際法遵守を徹底させず、多くの戦線で戦死者より餓死者と病死者を多く出し、命令で自爆攻撃を行わせた、世界唯一の正規軍。原爆を落とされ無条件降伏をしながら、その...続きを読む
  • 愛と暴力の戦後とその後
     著者の曖昧なことをそのままにしておくのが、耐えられない感じがすごくいい。「戦争放棄をしていながら朝鮮戦争やベトナム戦争の特需で経済発展」「自民党は保守といいながらアグレッシブに改革する」「学生運動での共産主義が流行ったのは他に反体制の受け皿がなかったから」などなどこれまでモヤモヤしながらもそんなも...続きを読む
  • 愛と暴力の戦後とその後
    アメリカ的近代民主主義に対する戦後日本のラカン的受容(「他者の欲望」の欲望)を指摘し、これを外来の概念を内実の理解を伴わないまま「外来語」としてそのまま受容してしまえる日本語の特質に帰するあたりの言語感覚はさすが。論旨の流れにとっ散らかった印象を受けないではないが、高度成長期から東日本大震災に至るク...続きを読む
  • 東京プリズン
    天皇と戦争責任。今でも連綿と続くこの問題に挑んだテクスト。何故、タブーとされるのか。そして誰しもが天皇はひとなのか神なのか、あるいは、戦争を始めた主体が誰なのか議論し、責任問題を清算できていない背景には何があるのか。そのルサンチマンを徹底的に抉り出した作品だ。必読の一つ。
  • 愛と暴力の戦後とその後
    同い年の人が書いた文章は歩みが違っても共感性が高くなる。これが同時代性というものか。ただ同時代を生きながら、その中心にいるのではなく、辺縁を歩いているからこそ共感できるのかもしれない。この本のテーマは「物語」か思う。著者の問題意識は、「私たちの現在は、明治維新と第二次世界対戦後と、少なくとも二度、大...続きを読む