作品一覧

  • リンバロストの乙女 上
    4.3
    1~2巻935円 (税込)
    リンバロストの美しい森の端に住む、優しく賢い少女エルノラ。実の母親に無慈悲で理不尽な仕打ちをうけながらも、虫の収集で学費を稼ぎ、町の学校に通うことを決意する。翻訳者・村岡花子が、「アン」シリーズとともに愛した永遠の名著。村岡花子がこの作品との出会いを綴ったエッセイ「夏のおもいで」を特別収録。
  • そばかすの少年
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    片手のない、孤児の少年「そばかす」は、リンバロストの森で番人として働きはじめる。厳しくも美しい大自然の中で、人の愛情にはじめて触れ、少年は成長していく。少年小説の傑作。
  • リンバロストの乙女 合本版
    -
    1巻1,870円 (税込)
    リンバロストの美しい森の端に住む、優しく賢い少女エルノラ。優秀な成績で高等学校を卒業したエルノラは、ある日、療養のためにリンバロストの森を訪れた名家の青年フィリップと出あい、惹かれあう。しかし、彼にはすでに許嫁がいた。この作品を誰よりも愛した村岡花子の名訳で贈る。 ※本電子書籍は、「リンバロストの乙女 上・下」の合本版です。

ユーザーレビュー

  • リンバロストの乙女 下

    Posted by ブクログ

    The Girl of Integrity の話

    最後まで色々な意味でドキドキしながら読んでいました。

    0
    2025年10月13日
  • リンバロストの乙女 下

    Posted by ブクログ

    面白かった。下巻はロマンス編といったところだった。なんだろう。清く正しいロマンスなのだけど、読む方も素直に読めた。こういう恋愛に憧れていた頃を思い出した。恋に恋する時代を経て、普通に色々あって、今また新たな気持ち、新鮮さをもって読めることに感謝したくなる。それにしても、お母さんはなかなかエキセントリックでDV気質満載。ちょっとえっと思う所が上巻には多かったけど、下巻は良き理解者に変貌していた。その変貌ぶりもある意味エキセントリックだったなぁ。こういう世界で生きていきたい、と現実逃避的に思う。とても良い読書体験ができた。

    0
    2025年05月23日
  • リンバロストの乙女 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    懐かしい感じのする本。氷室冴子さんのマイディアを読んでから読みたかった本。ついに上巻を読み終えた。期待を裏切らない、好きな世界観。女子高生が蛾を集めて学費と生活費に充てるという現代ではありえない設定も100年以上前の時代だと思えば、すんなりと受け入れられる。洋服の細かい描写、ヘアスタイル、お菓子やお料理。そして、自然。何だろう、確かに好きなものが全部詰め込まれている。主人公のエレノアの出来すぎている感じも全然嫌にならない。(ちなみに、いいこと探しのポリアンナは苦手だった。)母親の完全に虐待な対応は読んでいて、胸が痛むけれど、当時この描写が問題になっていないのだから、よくあること、とまではいかな

    0
    2025年05月20日
  • リンバロストの乙女 上

    Posted by ブクログ

    赤毛のアンの翻訳者、村岡花子の名訳が光る作品。赤毛のアンが大好きなので、すっかりはまってしまった。
    ストーリーもさることながら、リンバロストの森の自然の表現が素晴らしい。また、蛾の羽化の様子が本当に美しく描かれている。
    主人公エレノアの美しい心とリンバロストの自然に囲まれ、私も浄化された思いがした。
    下巻の梨木香歩の解説は、一読の価値あり。

    0
    2024年03月26日
  • リンバロストの乙女 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母からの愛情をほとんど受けられないで育ったエルノラは、町の高校に入学するが、進学に反対していた母は学費のことも教科書のことも教えてくれず、さえない通学服で初日から大恥をかいて帰ってくる。
    最初からもう可哀想で、継母かと思ったし、訳したのが村岡花子だけにもしかして孤児?と疑ってしまった。
    しかし、エルノラはこんな事でめげない。この後もたびたび苦難に襲われるが、見事に打ち勝つ。そして隣人であるウェスレイとマーガレット夫妻をはじめ、周りの人にエルノラを助けずにはいられない気にさせる。エルノラは意地悪な母に育てられたのに真っ直ぐで明るく生命力にあふれている。負けん気が強く誇り高い。それが母との共通点な

    0
    2024年03月26日

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