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Posted by ブクログ
これはいい作家と出会えました。
全く伊坂幸太郎に感謝。
単行本で592Pがあっという間です。
というか一度に読んでしまいたい、読んでしまわないと理解できないんじゃないか。
そんな風に思いました。
舞台設定などからすれば村上龍の作品などとオーバーラップするところがあり、話の進め方からすれば伊坂幸太郎作品にも共通する箇所が見受けられます。
ただインパクトの強烈さは先に挙げた両者を凌駕するものを感じます。
序盤に発生した事件をきちんと把握・理解していないと度々ページを戻すことになります。
無駄な文章は一切なし。
作品の世界にのめり込んでしまい、読み終えた後はその重みでグッタリしました。
Posted by ブクログ
日本海に面した、架空の国際犯罪多発都市の警察とマフィアをめぐるクライムノベル。
構造は難解だし、公安警察と下級警官のテロ組織とが、何重もの潜入捜査とスパイ合戦を繰り広げるので、人物相関も複雑。
しかし、それを補って余りあるのが、魅力溢れる登場人物で、特にすべてを操る孤高の黒幕には、男も女も夢中になる。
曰く、言葉、声、仕草、振る舞いにゾクッとくる色気があり、決断力と実行力は申し分なく、知性とユーモアがあり、
意表をつく行動、奔放なイマジネーション、眠らないポテンシャル。
映画化するなら大森南朋にやってほしいなあ、と当てながら読みました。
Posted by ブクログ
中国・韓国・ロシア系の各マフィアが覇権争いを繰り広げる、福井県の海市を舞台に、それらマフィアと警察内の報復組織P、そして警察組織自体の抗争を描く骨太なハードボイルド小説です。
細かくカット割りされるように、何人もの登場人物の視点が切り替わって事件の進行が語られ、600ページにも及ぶ長編ながら緊迫感を持続したまま読み通すことができました。
また、これは僕が男やからかも知れませんが、出てくる女性キャラがみんな力強く、たくましく、したたかで、セクシーに描かれていると思いました。
打海文三さんは初読でしたが、積ん読も含め、他の作品も読んでみたいと思えました。
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小説・文芸
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