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廃園の天使
「いちど観てみたいわ、春を。ここには夏しかないものね」 ぼくは柔らかい春の雨を想像した。美しく残酷な夏の終わりに―― 日本SF大賞受賞作家の初長篇、待望の電子書籍化。仮想リゾート〈数値海岸〉の一区画〈夏の区界〉。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在〈蜘蛛〉の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける――仮想と現実の闘争を描く〈廃園の天使〉シリーズ第1作。 -
シエナ-夢見るゴシック都市
シエナ、この世界にもまれな美しい都市はどのようにして誕生したのか。中世のシエナは、北ヨーロッパとローマを結ぶ街道の要衝を占め、経済的繁栄を謳歌する。蓄積された富は、白鳥のようなゴシック・カテドラルをはじめ、豪奢な建築や魅力あふれる広場・街路に姿を変えた。トスカーナの自然と人間の叡智が出あい、美しく結晶した「聖母マリアの街」を、時空を自在に横断しながら案内する。見どころやグルメのガイド付き。 -
ベトナム戦争 誤算と誤解の戦場
米軍の撤退完了から、三十年が過ぎようとし、ベトナム戦争は忘却の淵に沈みかけている。ベトナムでもアメリカでも、この戦争を知らない世代が増えてきた。だが一方で、その実像を明らかにし、両国の誤算と誤解の解明を目指す試みも始まっている。ベトナムは、「民族の世紀」と「アメリカの世紀」が激突した戦場であり、各地に飛び火する地域紛争の原型だった。広い視野に立つ精密な記述で、ベトナム戦争の全体像が浮かび上がる。 -
経済学は人びとを幸福にできるか
2003年刊の底本『経済学と人間の心』(四六版上製)の新装版。 著者は市場メカニズムや効率性の重視に偏った考え方を批判し、人間の尊厳や自由を大切にした経済社会の構築を訴えてきました。 実際、2000年代後半のリーマン・ショックや世界経済危機を経て、「人間が中心の経済」という思想はますます輝きを増しています。同時に、幸福な経済社会を作るうえで、経済学がどのような役割を果たせるかという議論が巻き起こっています。 新装版では底本の構成をガラリと変え、未公開の講演録2本を追加しました。さらにジャーナリストの池上彰氏が「『人間のための経済学』を追究する学者・宇沢弘文」と題して、解説を加えています。 ノーベル経済学賞候補と言われた世界的な知の巨人・宇沢弘文氏が、温かい言葉でその思想を語った、珠玉のエッセイ集です。 -
未来の記憶のつくり方 : 脳をパワーアップする発想法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さまざまな不安が渦巻く世の中で、とかく暗くとらえがちな未来。そんな未来を明るく変える力が「未来の記憶」。そもそも記憶といえば過去にかかわること。一方で予定や展望を記憶することもまた記憶。これが「未来の記憶」だ。その未来の記憶を生み出すのが、過去の記憶を引き出し、現在と組合せる「今の記憶(ワーキングメモリー)」の力。本書では、「今の記憶」を鍛えることで、「未来の記憶」を明るくする方法を提案する。 -
マンガの方法論 超マンガ大学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『神童』『富士山』『コドモのコドモ』! 絶えず新しいセンスと感覚で時代をリードし続ける永遠の前衛、さそうあきら! 作家本人が書き下ろした作品をもとに、キャラクター、ストーリーの方法論、技術論を詳細に解説。創作の秘密に迫る。 -
[図解]トヨタの片づけ
「キレイがゴールじゃない。片づけは『成果を出す』ためのビジネスツールだ」 トヨタの生産現場で勤続40年以上の元トヨタマンたちは全員、口を揃えて言います。 日本のものづくりの最高峰を担ってきたトヨタでは、「片づけ」を何よりも大切にしています。しかし、トヨタの片づけは、単なる「清潔にする」「きれいにする」といった次元のものではありません。トヨタマンたちは、「片づけ」という行為そのものが仕事のパフォーマンスを上げ、成果を生み出し、ひいては会社の売り上げを押し上げる、そこまでのツールだと断言します。 日本トップ企業の現場が培ってきた知見を「片づけ」というテーマに凝縮し、わかりやすい図やイラストとともに紹介。 -
弘兼憲史自選作品集 マル得 黄昏流星群
大人の性愛と感情の高まりを緻密な筆で描き切る「黄昏流星群」。大人の恋愛コミックの最高峰との評も高い。すべてが傑作ぞろい400話を越える作品から、作者・弘兼憲史がこの企画のために選び抜いた3エピソード「鎌倉星座」「煮星メンのかほり」「星を追いかけて」240Pをご提供! さらに作者による自選作品一覧も掲載。 -
トモちゃんはすごいブス
天涯孤独になってしまった日…、チコはトモという謎の女に出会う。一度見たら忘れられないとんでもないブス、トモ…。この日を境に、生命力ゼロだったチコは、徐々に大切なものを獲得してゆく。ディープな大阪を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒、しかも切ない森下ワールド全開!! -
ナックルズ the BEST 悪い病院
白衣の裏に隠されたドス黒い本性――。寿命を縮めるトンデモ治療現場を大暴露! -
話し言葉で読める「蘭学事始」
福沢諭吉が読み、感動して涙を流したといわれる名著『蘭学事始』は、『解体新書』の翻訳者・杉田玄白の最晩年の回想録。江戸時代に写本として広まっていたものを、福沢諭吉が再発見し、明治になって出版された。江戸の文化の爛熟期、ヨーロッパの文化・科学・芸術を求めて、“知のチャレンジャー”たちが興した「蘭学」。その先駆となったのが、辞書もなければ西洋医学の知識もないまま、オランダ医学書を翻訳した『解体新書』であった。その『解体新書』翻訳にまつわるさまざまな苦労話や、ともに西洋の学問に挑んだ男たち(前野良沢、中川淳庵、桂川甫周、大槻玄沢、宇田川玄真)のその後のドラマも交えながら、蘭学発展のいきさつを杉田玄白が熱く綴っている。本書では、400字原稿用紙にしてわずか70枚程度の『蘭学事始』を、現代人向けに読みやすく大胆にリライトしている。『方丈記』『西郷南州翁遺訓』に続く「話し言葉で読める古典」シリーズ。 -
風の大陸
滅びつつある大陸。荒涼たる砂漠を旅するひとりの若者がいた。頭巾からのぞくその顔は女とみまごう美貌。人を魅了してやまぬ紫と緑の瞳はどこか遠くを見つめていた。華奢なその身の裡に大いなる力を秘めた青年アウル・トバティーエ。何処へ、何をめざすのか、孤独な旅を続ける彼は、月の光の導きのまま、ひとりの男装の美少女と出会った……。「月刊ドラゴンマガジン」で絶賛を受けた『風の大陸』。その主人公三人、ティーエ、ラクシ、ボイス、それぞれの秘められた悲しい過去と三人の出会いを描き、壮麗なるロマンの開幕を告げる特別書き下ろし長編、待望の登場。 -
滝山コミューン一九七四
郊外の団地の小学校を舞台に、自由で民主的な教育を目指す試みがあった。しかし、ひとりの少年が抱いた違和感の正体は何なのか。「班競争」「代表児童委員会」「林間学校」、逃げ場のない息苦しさが少年を追いつめる。30年の時を経て矛盾と欺瞞の真実を問う渾身のドキュメンタリー。(講談社文庫) -
起きてから寝るまでの魔法の質問
うまくいく人が、うまくいくための答えを知っているのは、 うまくいくための質問をしているからなのです。 人間はみんな無意識のうちに、自分自身に無数の質問をしながら生きています。 そしてその質問が、できない理由を探す「悪魔の質問」であるか、 目標を明確にして行動をつくる「魔法の質問」であるかによって、 あなたの人生はがらりと変わります。 毎日のビジネスシーンで使える「魔法の質問」が満載の『魔法の質問』シリーズの最新刊! *目次より 第1章 朝の魔法の質問 目を覚ましたとき 感動する1日をつくる 電車の中で 第2章 午前中の魔法の質問 会議に出るまえ 自分の力が足りないなと感じたとき 仕事をひとつやり遂げたとき 第3章 午後の魔法の質問 初対面の人に会うまえ ミスをしてしまったとき 仕事を辞めたいと思ったとき 第4章 夜の魔法の質問 待ち合わせをしたとき 自分のやりたいことが分からなくなったとき 理想の未来を引き寄せるため -
「時間がない」から、なんでもできる!
「忙しいから」「子どもがいるから」と あきらめていること、ありませんか? 目が回るほど忙しい。仕事に追われ、自分の時間がない。 子どもが小さいから、やりたいことは何もできない……そんなふうにあきらめていること、ありませんか? その一方で、何かしなければならないことがあるときに限って、 机の上を片づけたくなったり、普段手をつけない整理を始めてみたりすること、ありますよね。 そんな「忙しい!」「時間がない!」というときにむくむくと湧いてくる「あれやりたい」「これやってみたかったんだ」という思い、 これってじつは、自分を次のステージに導くエネルギーなんです。 時間の制約があって、やらなければならないことに埋もれているとき。 そんなときこそ、やりたいことを始める最大のチャンス。 時間がないということは、集中のカギであり、なによりの時間術。 ――そう語る著者の吉田穂波さんは、産婦人科医の仕事と、3人の子どもの子育て、 そして受験勉強を同時並行させ、見事ハーバード公衆衛生大学院への留学を実現、 大学院修了間際には第4子を出産して帰国したというパワフルウーマン。 仕事・家事・育児の制約を逆手にとって、やりたいことをかなえてきた吉田さんの言葉は、 ビジネスパーソン、主婦、学生をはじめ「時間がない」すべての人たちの励みになり、 背中を押す存在になるにちがいありません。 とはいえ、ご本人は、けっしてスーパーウーマンでなく、研修医時代は寝坊常習犯だったという「元落ちこぼれドクター」。 周囲の人たちの力を上手に借り、周囲の応援を力に変えてデコボコ道を走ってきた吉田さんならではの、 仕事・子育て・受験勉強の「同時並行」のリアルな話は、思わず圧巻です。 時間も制約も味方につけて、やりたいことを、ぜんぶまるごとかなえるヒント。 これを読めばまさに目から鱗が落ちて、何かを始めたくなること請け合いです! *目次より ◎忙しいときに限って机を片づけたくなる理由 ◎「ワークライフバランス」は考えない ◎「タイムマネジメント」という言葉の魔力に取り込まれない ◎時間バリューを最大にするスケジューリング ◎家事は「フィフティ・フィフティ」に分担しない ◎「途切れ途切れで、あたりまえ」と腹をくくる ◎「ビヨンド・ザ・細切れ時間」を徹底活用 ◎集中するための「集中以前」の時間の使い方 ◎ちょっと待って! ボストンでの保育料が月50万円!? ◎「緊急!」メールに書かれた「卒業できません」の文字 ◎「ハーバード流交渉術」で「エレガントかつ明確に」主張する ◎大切なのは「余力と笑顔が残る程度に」がんばること -
月の砂漠の花嫁
ローレンは砂漠の国アル・シャフィークに旅立った。そこは、かつて亡き祖母が若い頃国王と秘密の恋に落ちた場所。その国王から贈られたという祖母の形見のメダリオンを携えて、砂漠を進むローレンだったが、突如砂嵐に見舞われてしまう。目覚めると、そこは王宮の寝室だった。ローレンを助け出してくれたのは、国王に仕えているというラフィ。どこか高貴なオーラをまとうハンサムな彼に、ローレンの胸はざわついた。だが彼は、なぜか深く鋭いまなざしを向けて…!? -
弱き者の生き方
おのれの悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、 日本人再生の希望を掘り起こす、迫真のライブトーク。 文学と考古学という各フィールドにおいて名声高き重鎮の二人。 しかし、彼らがこれまでの命がけで歩いてきた道のりを知れば、 人を「勝ち組」「負け組」などという言葉で片付けてしまうことが、いかに無意味なとこかがわかる。 「平和な時代に改めて戦争の話を持ち出しても野暮だと言われることを承知の上で」、 二人は重い記憶を掘り起こし、現代の私たちに問う。 年間3万人もの自殺者がいて、子殺し、親殺しが跋扈する。 戦争でもないのになぜ人の命はこんなにも軽くなってしまったのか。 人は誰もが本質的に弱い存在である。 だから自分も他人も大切にしよう、 一日一日を大事に生きようと一人一人が自覚して生きていく、 この自覚こそが「弱き者の生き方」なのだ。 弱き者の生き方【目次】 第1章 弱き者、汝の名は人間なり 人は弱し、されど強し 虎屋の羊羹、銀座のネオンで殴られる ジェノサイド(集団殺戮)そのものの東京大空襲 生き地獄―戦友を蹴落として生き延びる 悪を抱えて生きること 語りえなかった引き揚げの真実 第2章 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや 極限状態で交錯する善と悪 二度目の撃沈と敗戦 涙の漫才修行―人生に無駄はない 日本の植民地支配の爪あと 語られない引揚者の悲劇―残留孤児と不法妊娠 右へ左へ揺さぶられ続けるのが人生 第3章 心の貧しさと、ほんとうの豊かさ 肉親の死を身近に感じる大切さ お金という魔物 学内闘争でつるし上げられる わが青春の登呂遺跡発掘 人は泣きながら生まれ、時に優しさに出あう 経済的貧困と貧しさとの違い 金では買えない「誇り」を抱いて 第4章 人身受け難し、いますでに受く 人生の峠道でたたずむ 人間性と謙虚さ―前田青邨先生の教え 斜陽館での一夜―師匠と弟子の『人生劇場』 赤線とドジョウすくい 想像力の欠如と「心の教育」 人間として生まれた奇跡と幸運 なぜ人を殺してはいけないのか 第5章 人間は、ひとくきの葦である 「負け組」などいない 辛いことも直視する勇気をもちたい 時には黙ってただ寄り添うことも大事 潔癖すぎる現代社会 だれにでもある不安やコンプレックス 弱き者たちへ ―人は皆、それぞれの生を生きる -
天使じゃないもん
彼女は金髪?ピアス!?ダイナマイトボディ!!?正真正銘ナースです…ってば!!仕事の恋も自分流!?杏樹ちゃんのハッピーナースLIFE!! -
ショッピングの女王
そう、私は「買い物依存症」の女・・・。シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン。1年間の装飾費は合計2千万!?住民税は滞納したって、女王様の買い物は止められない!!人は私を「ショッピングの女王」と呼ぶ!!!!!中村うさぎの大人気エッセイがついに4コマ漫画化!女王様のムダ遣い生活を一挙公開!! -
倫敦奇談
百鬼妖魔を討ち破る! ネオ・オカルト・ノヴェル! 叩かれた左頬を押さえ、敏生は茫然と天本の顔を見つめた。手の下で、頬が火のように熱く疼いている。(天本さんが……僕のこと……ぶった……?)信じられなかった。けれど──けれど。「天本さんは……いらないんだ。……僕なんか、いらないんだっ!」「敏生っ!」追儺師・天本と半精霊・敏生。10月のイギリスで見た恐怖とは? -
昭和二十年夏、女たちの戦争
人生で最も美しい時を戦時下で過ごした5人の女たち。作家・近藤富枝、評論家・吉沢久子、女優・赤木春恵、元JICA理事長・緒方貞子、作家、評論家・吉武輝子。彼女たちには、明日の見えない日々でさえも、その日常には青春の輝きがあった。妻でもなく、母でもなく、ただの若い女性だった彼女たちは、あの戦争をどのように生き抜いたか。大宅壮一ノンフィクション賞受賞の作家が綴った、あの戦争の証言を聞く。 -
子どもがこっちを向く指導法 : 日常の保育がうまくいく45のヒント
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもが落ち着くようになる」「子どもが、いうことをきくようになる」「望ましい生活習慣が身につくようになる」の3つの章で構成。それぞれ日常の保育の中でよく起きる「困った」に解決策を示している。保育の本質に触れながら、「納得!」の解説を収録。より「うまくいく」ためのワンポイントアドバイスも掲載。禁句も収録。 -
幻月奇談
神隠しにあった孫娘を捜す天本と敏生は!? 12月中旬のある日。森と敏生は、早川から駅前の喫茶店に呼び出される。そこには、早川と見知らぬ老婦人が待っていて、神隠しにあった孫娘を捜してと言われて……
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