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核戦争後の放射能汚染は、火星の人間たちを地下の空洞都市へ閉じ込め、アンドロイドに地上で自由を謳歌する権利を与えた。だが、繁栄をきわめる有機アンドロイドたちにはひとつの伝説があった。破壊神エンズビルが現われ、すべてを破壊しつくすという……。人間対アンドロイドの緊張たかまる火星を描く傑作長篇
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Posted by ブクログ
雪風と敵は海賊しか読んでいなくて積読していた神林長平を読みはじめ、プリズムはなかなか難しいと思っていたらこれは面白い!良かったこれで次に進める
全編すげえ面白かった。ディストピアの外に何があるのか、エンズビルとは何者なのか、そしてそれが訪れた時の「終わり」の悲壮感、表題のセリフが物語が進むごとに意味が強くなって行く構成も熱い。
"きっかけは、成毛さんが運営しているHONZで紹介されていた一冊が神林さんの作品だったこと。三部作というので、一冊目から読んでみている。 いや~面白かった。早速、第二巻目を読み始める。"
SF。火星。アンドロイド。 序盤は静かな始まり。退屈なわけではなく、幻感覚器などSF的なアイディアを楽しめた。 中盤からアクションシーンが増え、一気に盛り上がる。 終盤、世界の真実が明らかになる頃には満足感でいっぱい。 読んでいて、伊坂幸太郎『ラッシュライフ』を連想した。何故だろう?群像劇っぽい構成...続きを読むでしょうか? そして何より、タイトルが良い。 作中で何度も使われるフレーズであり、"魂の安らぎ"は作品のテーマでもある、美しいタイトル。素晴らしい。
古い作品だからエンタメ性が薄いなあと思いつつ、読み終わったときには「面白かった!」とじわじわ感じました。 アンドロイドなのに機械じゃないし人間と同じように生きてるような描写に疑問を感じていたけれど、結末で「そういうことだったのか!」と納得できました。 タイトル「あなたの魂に安らぎあれ」も素敵です。次...続きを読む作も楽しみです。
再読して実感した。 神林に手落ち無し!今も昔も常に新鮮だ。 1986年長編デビュー作品だなんて嘘みたい。だって、ピチピチだよ? 絶対に売り払うことが出来ない本がこうして山になるわけだ。
付加的なものに、多少古臭さがあるけれど、おもしろかった。 読書をした、という実感がしっかり残った。 こういう本に出会えるから、本が好きでよかったなぁと思える。 登場人物すべて、なんらかの結末がついたところに、納得できた。 三部作の一作目らしいけど、他二作が近所でどこにも売っていない。
そこまでSFに明るいわけではないが、火星に住むアンドロイドと人間に対立を描いた物語は割と映画などでも結構ネタにされている印象がある。 しかし本書は26年前の小説で、今となってはありきたりな設定の物語でも物語は新鮮なまま本の中に残っている印象。2012年になった今でも古臭さは感じられない。 SF作...続きを読む品だと未来設定の上に作者による何かしらの哲学的な考えが発せられていて、どうにも難解に感じがちだが(特に最近の作品は)、本作は単純なエンタメ要素と文学的なテーマが上手い具合に混ざっていて、とても読み易かった。 後半の展開はやや急な印象を覚えたが3部作の一作目として、今後裏で何が起こっていたのかが徐々に明かされていくのだろう。 オチも伏線はあったものの見事に気付けなかった。「SF」だと思って読んでしまうとついついミステリ的に慎重に読む事を忘れてしまう。
凄い! 久しぶりに、ワクワクドキドキするSF読んだ! 火星の地下空洞に精神を蝕まれながらひっそりと生きている人間と、太古から人間を守る様にプログラミングされながら、地上で伸び伸びと生活しているアンドロイド達…。 も、この初期設定だけで続きが気になる! 作者氏は理工系卒業だそうですが、偏差値50...続きを読む前後の文系高卒でも、難なく読める優しい文章。 かといっても、軽い訳じゃなく濃密に構成された世界観…。 はーっ…。 これは、火星記三部作の一作目。 明日から、二作目に突入します!
神林氏の単行本二冊目にして長編第一作、実は初読。汚染された地上に住むアンドロイドと、彼らが生み出すエネルギーを利用して地下で生きる人間たちの物語……と書くと、ごくありきたりな設定のごくありきたりなSF作品のようだが、リアルで緻密な科学技術設定とリアルで切ない登場キャラクターたちの感情が同居する神林作...続きを読む品は、やはり「ありきたり」では終わらない。硬派で王道な“サイエンス・フィクション”なのに、そうした理系の理論ベース上に、繊細微妙な文系の世界――まさに“文学”世界が広がっているこの持ち味が本当に好きだ、と再認識。 「人間」の生きる目的、「人間」を「人間」たらしめているものは何か? アンドロイドという異種生物(バイオ体なので実際に「生物」)と比較せねばそれは見つけられないものなのか? 読後感は切なく、でも新しい世界への期待にも満ちている。批判すべき点はあっても悲観すべきではない、終末が来てもその先に新たな始まりがあるという姿勢で世界に臨む神林作品の目線は、作品世界がどう展開しようともタイトルの祈りの言葉通りにあたたかい。“SFとして”というジャンル分けは不要な傑作だと思う。
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