いま集合的無意識を、

いま集合的無意識を、

682円 (税込)

3pt

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30年以上SFを書いてきたぼくは、第一線をはなれたような気分になっていた・・・・・・ベテラン作家が、伊藤計劃『ハーモニー』と3・11後のフィクションの可能性を考察する表題作、深井零がパーソナルなコンピュータを追い求めた記憶を語る《戦闘妖精・雪風》シリーズのスピンオフ「ぼくの、マシン」、多世界解釈を巡る異色スペースオペラ「かくも無数の悲鳴」など、変遷し続けるコミュニケーションの様相を切り取った全6篇を収録

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いま集合的無意識を、 のユーザーレビュー

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    購入済み

    お久しぶりの感想ですが

    神林長平作品を読むのは相当久しぶりです。
    デビュー作からずっと読んでいて、雪風とか敵は海賊とか、シリーズ作品も読んでいたんですがいつのまにか離れていました。
    本書は短編集ですが、久々に読んで、意識と機械、というこの人の関心は変わっていないんだなあ、と懐かしく思いました。と同時に相変わらずの言葉の

    1
    2014年01月05日

    Posted by ブクログ

    『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』でモヤモヤした後に読んだ本。
    この本を読んで神林長平の表現がストンと腑に落ちました。その上で『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』を読むと、なんとストレートなことか!

    0
    2014年08月11日

    Posted by ブクログ

    ”意識”あるいは”自我”を共通のテーマとしながら、
    これだけ異なる設定・読み口の作品が集合しているのはすごい。

    サイバーミステリな『切り落とし』のような作品も楽しいけど、
    著者の『戦闘妖精』シリーズ作品からのスピンオフの『ぼくの、マシン』も好き。
    生身の人間とのコミュニケーションに諦念を抱く主人公

    0
    2013年10月31日

    Posted by ブクログ

    神林長平ワールド満載!ほとんどの人がそんな感想を持つんじゃないかな。
    この俺を意識している私は一体誰だ?そもそも俺はリアルなのか私の想像上の存在なんじゃないか?いや私の言葉が俺を存在させているのだ。みたいな。もちろんメカ好きとしてもたまらん一冊
    表題作『いま集合的無意識を、』を読むのは伊藤計劃の虐殺

    0
    2013年05月17日

    Posted by ブクログ

    意識の所在とアイデンティティがテーマの短編集。
    SFとしての完成度はもちろんのこと、「切り落とし」のオチや「かくも無数の悲鳴」での宇宙人、並行世界の解釈などよくもまあこのような発想が出てくるなと。
    表題作はフィクションの形をした伊藤計劃論、書評かと思いきや「虚構の力を信じろ」と言うものすごく熱いメッ

    0
    2020年03月06日

    Posted by ブクログ

    自我、意識、無意識、集合意識、集合的無意識、リアル、仮想。エンタメ志向ばかりではない、SFの真の奥深さを感じさせる短編集。「切り落とし」がツボだった。さて、「わたし」とは何だろう。リアルとは何だろう。

    0
    2018年04月24日

    Posted by ブクログ

    『いま集合的無意識を』で筆者は“暴走する知性は意識=フィクションで制御できるだろう。だが、暴走する意識をコントロールする術を人類は、おそらく持っていない”と語ったが、先に描かれる5つの短編では、人々が、じわじわ、ゆっくりと、真綿で首を締めるかのごとく自我を、意識をシステムに吸い取られていくさまが描か

    0
    2016年07月31日

    Posted by ブクログ

    神林長平的なカタログとも見えるが、始めと終わりを「ぼくの、マシン」と表題作とすることで、著者がパソコンとネットに関して持っている意見のようなものが見える構成になってる。

    0
    2015年05月06日

    Posted by ブクログ

    意識、インナースペースを主題にしたSF短編集。
    面白い。伊藤計劃氏にも共通する、この自分の事を書かれている感が堪らなく面白い。
    ちょっと難解な部分もあるが、他の作品も読んでみたい。

    0
    2014年01月11日

    Posted by ブクログ

    「切り落とし」がすごくこわかった。現実と脳内が混ざる話は苦手。でも、どうなるのか分からない緊張感があって一気に読んだ。

    0
    2014年01月06日

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