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光文社新書のロングセラー『傷はぜったい消毒するな』でも有名な「湿潤療法」のパイオニアが、自ら体験した糖質制限ダイエットをきっかけに、栄養素としての糖質の性質や、人類の糖質摂取の歴史、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、ブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化、さらには糖質からみた農耕の起源について、新説を展開しながら様々に考える。著者の元に寄せられる糖質セイゲニストからの体験談も紹介。
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Posted by ブクログ
なかなか衝撃的な内容ではありますが、説得力があり、本の中にスーーッと吸い込まれていきました。 私は過去、このダイエットを試したことがあり、 約3か月で、各マイナス、体重12kg、ウエスト10cmのダイエットに成功した経験があります。 体調もすこぶる快調で、私には合っていたと思われます。 本を最...続きを読む初から最後まで熟読しましたが、きわめて理路整然と書かれています。 しかし医学界では、賛否両論あるようですね 。。。 内容を信じる方は、自己責任のもと ご自分のご判断で試してみられたらと思います。
カロリーをどうやって計算してるかがわかり、カロリーゼロで生きる生物がいることも知った。カロリーはあまりあてにならないかも。
うーむ。本人も「大胆な仮説」と書いてあるからあれっちゃあれだけど。 とはいえ、ただの妄想では?って思うし、仮設間の矛盾も多いし(進化は何万年の時間がかかるとかいいつつ、パンダは1週間で変わるとか、、) そもそも、炭水化物はやっぱり必要だと思う。 どこまでが真実かはわかりませんが、非常に面白かった。...続きを読む よくある、血糖値が高くなるのを抑えてインスリンが分泌、しぼうを増やす、という話はもちろん、脳の唯一のエネルギーがブドウ糖であり、そのための糖新生が脂肪を減らす?という話も非常に細かくかかれている。 頭を使いすぎると痩せる、というのもあながちなくはないハナシではないのではと思った。 それだけにとどまらず、生物の誕生からヒトの誕生、その中で発達して食糧の変化、農耕の始まりと、糖質に魅了されてコムギを育てるインセンティブが生まれ、本来必要ない穀物を神とあがめて1万2千年を過ごしてきた、という仮説もとても面白かった。 p203 「食物に含まれる栄養素・カロリー数」と「その食物を食べて得られる栄養素・カロリー数」はイコールではなく、草食動物や雑食動物では、むしろ完全に乖離している。
人類の進化の過程、食の変遷、そして現代人の食事と何を食べるべきか、書かれていました。 とても面白かった! よく勉強されている方だなと感心しました。
とても内容が濃い本です。糖質制限ダイエットの紹介本かと思うとヤケドします(笑)。糖質制限の健康面での素晴らしさを紹介するところから始まり、そもそも糖質とは何か?如何にして人類は炭水化物(糖質)を食べるようになってきたのかという命題に踏み込んでいます。後半部分は糖質制限ダイエットとは離れて、生命の発生...続きを読むと進化を食物とエネルギーの観点から論じており、読み応えのある内容になっています。数々のエビデンスに著者の考えを加えてあり、農耕の起源に関する所は特に楽しんで読めました。
いいねぇ。題名が。 このパワフルな 題名こそが 意味があるのかもしれない。 『糖質制限』というより 『糖質 ノー』と言う感じ。 なぜ 糖質制限しなければならないかを 外科医である 著者が 自ら実践し、 スマートになり、二日酔いがなくなり、よくねむれる。 そこから 糖質制限とは どんな意味があり、 ...続きを読むなぜ間違った糖質への理解があるのかを追求する。 糖質は 栄養素ではなく まさに嗜好品だとさえ言い切ってしまう。 バランスのとれた食事とは 平均値から生み出された経験値であり 科学的根拠があるわけではないと言い切ってしまう。 現在の 栄養学会 カロリーの考え方 糖尿病患者への対処 などを 徹底的に たたきのめす。 そこから さらに 生命の誕生から 農耕の発達による人類史にまで 切り込んでいく。その中には じつに多くの仮説がある。 これだけの仮説を立てるチカラを持っているのは なみなみではない。 常日頃 なぜだろうと 思考をしている継続したチカラが このなかに どっぷりと 組み入れられている。 まさに 『強力な仮説力のある人』である。 パンダは肉食だったがなぜタケだけ食べるようになったのか? 牛は 草を食べるだけで 500kgをこえる 体重となったか。? 1日青汁いっぱいで 生きている人がいるがなぜか? 母乳をなぜ ほ乳類は与え オリゴ糖が入っているのか? 子供はなぜ小さいのか? 草食動物は なぜ草食か?そして、子供は 草食になるのか? アポクリン腺とエクリン汗腺のやくわりとは? 消化器官の身体の構造を考てみると。 微生物との共存がなぜ行なわれるのか? 脳はなぜブドウ糖を欲しがるのか? 脂肪酸が エネルギーを得るには効率がいいが、脳はなぜそれを採用しなかったのか? 動物の血糖値は 草食も肉食も差異がないのはなぜか? 全球凍結によって、進化した。 なぜ穀物だったのか? 動物は 巣を持つものと 巣を持たないもの。 赤ん坊はおむつをするが イヌ ネコは ウンチする場所をわかるのか? うさぎはなぜ糞を食べるのか? ピスタチオが 人類の食べ物だった。そしてドングリ 小麦となった。 甘味は人類を虜にした。 大脳の能力は 穀物により 開花した。 それにしても、最後は 端折りすぎだ。 穀物の危機というのが 検証されていないね。
もともと自身のダイエット経験から糖質制限には肯定的であった。 肌が綺麗になる、胃痛がなくなった、朝スッキリ起きれる、むくみがなくなる、二日酔いしない、というのは糖質制限以降、実体験として感じておりこのおかげだったのかと腑に落ちた。 しかし、フルーツは摂っても害があるようには感じられない。肌が綺麗にな...続きを読むるし食物繊維や水分が多いため砂糖の使われたおやつを食べるくらいならフルーツをたくさん食べるのが良いと思う。 糖質制限をし、脂質を多く摂るとお腹が空きにくくなるため結局はダイエットは続けられることが大切なので我慢しないダイエットとしては最高だと思う。 多少偏りはあると感じたが、糖質制限について網羅された一冊であった。
糖質と労働の関係、腸管と共生細菌、食性適応のための形態変化…まではともかく、チューブワームまで出てきた。個人的には面白かったが、化学合成生態系を持ち出すと、話が拡散し過ぎでは…? そして、エネルギー源の変化と地球上生命体の進化を考察するVII章は、もう完全に別の話。 水素仮説を知らなくても、糖質制...続きを読む限はできる!きっと(笑)
バランスの良い食事のいかに根拠のないことか、カロリー表示によるダイエット効果の嘘、わたしたちが日ごろ感じる空腹とは、糖分を欲している身体の禁断症状(麻薬が切れると同じこと)である。などなど・・・実に耳新しいことのオンパレード、久びりに読書の醍醐味を味わった本書である。読書の醍醐味とは:知らない知識を...続きを読む吸収すること
ただのダイエット本かと思いきや、後半怒涛の人類歴史ものになってとても面白く読めた。 科学ものをもっと読まなければいけないですねー あとがきで、もちろん仮説ではあるが、と著者は言っているが「コムギの甘さに人類は驚いたのではないか」という説は結構いい線をいっていると思う。 まるで、仏像のキラキラ具合...続きを読むに驚いた日本人のようである。
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夏井睦
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