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作品一覧 2013/11/15更新 レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> ヴォルフガング・ヒュアヴェーガーの作品をすべて見る
ユーザーレビュー レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー / 長谷川圭 / 楠木建 謎めいた巨大企業レッドブルの誕生から成長まで、限られた情報の中で調べ上げている。 ビジネス書という意味では、もう少し数字が表などにまとまっている方がありがたい。(スポーツでのスキャンダルとかは正直あまり興味なしで読み飛ばした) 契約書が存在しない「男と男の握手」に重きを置くとか、オーストリアに喜んで...続きを読む税金を納めるとか、常識はずれのサクセスストーリーは面白い。 あんな高くて大して美味しくもない飲み物がなぜ世界を席巻するのか、分かった気もする(本書を読んで飲みたくなった)。 Posted by ブクログ レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー / 長谷川圭 / 楠木建 コンビニなどの冷蔵ケースでよく見かける、エナジードリンク「レッドブル」を世界に広めたオーストリア人実業家、ディートリッヒ・マテシッツ氏のお話。 伝記的な内容を期待したが、本人とレッドブル社が頑なに取材を拒否しているため、特にプライベートな情報は少ししか掲載されていない。あまりにも表舞台に出るのを徹...続きを読む底して避けるため、マテシッツ氏が実在する事を疑っている社員もいるそうだ。 ユニリーバ社で営業を担当していたマテシッツ氏が、東南アジアで出会った栄養ドリンクに目をつけて、ヨーロッパで販売しようと独立したのがレッドブル社の始まりらしい。なぜ栄養ドリンクだったのかというと、その裏にはリポビタンDの存在があったという逸話が面白い。 レッドブル社は、レッドブル以外にも様々な商品やサービスを販売しているが、他の事業はあまりパッとしないようだ。多分レッドブルが爆発的に売れたのは、マーケティング力だけではなく色々な意味でタイミングが良かったのだと思う。あのドリンクから一番強く大きな翼を授かったのは、ディートリッヒ・マテシッツ自身なのかもしれない。 当事者が取材に協力してないためビジネス書としての評価は低目だが、スポーツ業界の話題などは結構詳しく紹介されており、読み物としてはまあまあ面白い方だと自分は思った。少なくとも読む前よりは、あの青い缶とCMが身近になったような気がする、一回も飲んだことないけどね Posted by ブクログ レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー / 長谷川圭 / 楠木建 本書を読んだ上で、最後の楠木建さんの解説が秀逸でした。アメリカ的でない経営スタイル、スポーツをじっくり育てていき一部となっていく姿勢、非常に参考になります。 Posted by ブクログ レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー / 長谷川圭 / 楠木建 日本であまり知られていないオーストリア発グローバル企業、レッドブルを解き明かす本。 数々のスポーツのスポンサーとして知られる一方で、企業内部は機密だそう。一切口外されない。 ゆえに、この本も本社の協力は一切なく、創業者マテシッツからも大惨事だとコメントされた本。 創業者のプライベートもほぼ明かさない...続きを読む。 悪評を叩くマスコミとは徹底的に距離を置き、自社で報道会社を抱えるなど、帝国と呼ばれるにふさわしい側面も。 伝統的なチームであっても容赦なくレッドブルを冠にする。究極的にはスポーツはドリンクを売るための手段でありマーケティング。 日本ではあまり話題に上らない分、興味深かった。 Posted by ブクログ レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー / 長谷川圭 / 楠木建 1.レッドブルが昔飲んでおりましたが、その時には特に企業について興味を持つことはありませんでした。そんななか、本書に出会い、読んでみようと思いました。 2.秘密が多いレッドブルについて本書は、元従業員の方を情報のソースとして描かれた本です。創業者であるマテシッツはユニリーバに勤めていながらも「いつ...続きを読むか自分でビジネスを起こしたい」と常々考えておりました。そんな中、タイを旅行中に「クラティデーン」というタイのエナジードリンクに出会います。この飲み物にほれ込んだことでレッドブルが生まれます。強く、逞しく、それでいてエキサイティングな体験ができるという価値がレッドブルの本当の魅力であり、この体験こそがマーケティングの肝となっております。 気を付けなければならないのは、本書はマーケティングについての本質や経営としての王道である「顧客の創造」について書かれた本であり、スポーツマーケティングのやり方について書かれたハウトゥー本ではないということです。 3.特に新しいことはなく、レッドブルの歴史について知ったという感覚で終わりました。アイデアの発端がタイのエナジードリンクということに驚きを隠せませんでしたが、それ以外には特に驚く箇所はありませんでした。一番学んだ場所は「自分がやるべきことと会社に必要なことをやる」という姿勢を貫くことです。レッドブルは情報統制がとても上手な会社です。そして、マテシッツ氏はメディアへの露出を避けている人物です。理由は明快で「必要ないから」です。メディアは何をするにも「顔を出して説明しろ」「経営責任だ」と言ってきますが、そんなことをいちいち説明する必要はありません。ホームページを見ればわかる情報をいちいち質問してきたり、ゴシップを取り上げて小銭稼ぎに明け暮れている毎日を過ごしている記者の人達に対してやるべきことは何もありません。ただ、メディアの力が必要になることもあります。そこのバランス調節が難しく、一番足元をすくわれてしまうのが経営の難しさではないかと思いました。 Posted by ブクログ ヴォルフガング・ヒュアヴェーガーのレビューをもっと見る