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煩悩満載の純文学小説! 少年の心を持った中年男。それは、ガキか馬鹿か? 純粋か? この小説を読みながら、考えてみて下さい。
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Posted by ブクログ
秋山駿が出てくる。主人公の男は佐藤さんという名前で、日大芸術学部の講師になる男だという。では、宗像さんとは誰なのだろう。読み終わった今、そんな思いが頭のなかにこびりついている。 読んでいてだんだん哀しくなる。それが佐藤洋二郎さんの文章の特長だ。人生って辛く哀しいものだなとおもい、絶望し、教訓にし、作...続きを読む中の人物を不安な眼で見ている。近頃はこんな苦しい小説に出会ってこなかった。ぼくのなかにある苦しい気持ちと共鳴する。読みたくないとおもいながらも、この苦しさを人生をもって教えてくれることに感謝している。今まで佐藤洋二郎さんの作品は、「湿地」、「運動会」、「東池袋」、「福猫小判夏まつり」、「妻籠め」と読んできた。暗さのなかで持つ明るさというものに心打たれたのが「運動会」だった。「おーい、宗像さん」は宗像さんを通じて人生の持つ理不尽なほどの哀しみが読むこちら側に押し寄せてくる。僕もこうなんだという気になってきて、泣きたくなってしまう。それでも生きていく、ということは時折り、小説やドラマや映画のテーマにしばしばなることがあるけれど、僕はこの小説からいちばんそのことを感じた。
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おーい、宗像さん
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