グッドラック 戦闘妖精・雪風

グッドラック 戦闘妖精・雪風

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

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戦術戦闘電子偵察機・雪風とパイロットの深井零は、未知の異星体ジャムとの熾烈な戦闘の日々をおくっていた。だが、とある作戦行動中に被弾した雪風は、零を機外へと射出、自己データを新型無人機へと転送する・・もはや人間は必要ないと判断したかのように。人間と機械の相克を極限まで追究したシリーズ第2作

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グッドラック 戦闘妖精・雪風 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    SF。戦争。シリーズ2作目。
    久々に読んだ雪風シリーズ。前作を読んだのが8年前。
    解説の、前作のあらすじで復習して読む。
    相変わらずの傑作。
    アクション・戦争SFとしても、異種族とのコミュニケーションをテーマにしたSFとしても素晴らしい。
    内容が深すぎて理解できている気はしないが、面白いことは分かる。
    Ⅷ グッドラック の冒頭がホラー小説かと思うくらい怖くてビビった。大好き。
    ここからどういう展開になるのか全く予想できない。
    次作は忘れないうちに読もう。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    前巻と比べて、かなりSF色が強くなった。
    より直接的に人間にアプローチしてくるようになった機械知性体とジャム。

    雪風と自分が別の存在であることを理解したことで、「人間」であること、雪風と一体ではないという意識をもち、行動するようになった零が物語に深みをもたらしている。

    エディスがより密接に特殊戦に関わっているのもよかったし、ジャミーズ側のエピソードがあったのも好き。
    桂城少尉が当初の零に似ている、という話だったのに想像以上に早く丸くなったのはちょっと笑ってしまった。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    最高!
    人間ってなんだろう、存在ってなんだろう。解説にもあったけど、レムの小説と主題は似ている。
    将棋でAIに勝てなくなった今、棋士は必要か。みたいな話。(違う)

    0
    2020年03月23日

    Posted by ブクログ

    改めて、クーリィ准将の戦闘への意識が格好良いな。
    ランコム少尉(まぁあれだけど)上司思いのいい奴。

    0
    2015年03月15日

    Posted by ブクログ

    前作のラストシーンにおいて、愛機・雪風から射出されたパイロット・深井零中尉。生死の境を彷徨った彼が覚醒したのもまた、雪風の機上だった。撃墜された旧機体から自己のプログラムを最新鋭実験機に転送することによって不死鳥の如く蘇った自律型スーパー戦闘機・雪風は、零が前線に復帰してからもなお、零を利用するかのような振る舞いを見せつつ不可解な行動をとり続ける。雪風の”意図”を理解できるのは、一体不可分の存在と化した零ただ一人。そんな中、異星体〈ジャム〉が作り出した人間のコピー〈ジャム人間〉がFAF内に潜入しているとの情報がもたらされる。人間と外見上は区別がつかない〈ジャム人間〉が誰なのか、FAF内が疑心暗鬼に陥る中、〈ジャム〉が遂に全面攻撃を開始した。四面楚歌の状況下、零と雪風はどうやってこの危機を突破するのか!?

    若干陳腐なタイトルに騙されると後悔する、認識/言語/インターフェイスの概念を揺さぶる超硬派な作品。ストーリーの大半は、登場人物同士の議論だったり独白だったりと、戦闘機のドンパチを期待して読むと「何この地味な展開」と肩すかしを食うと思います。しかし、そんな地味かつ内省的な展開を根気強く読み進めると、後半であっと驚く展開が待ち受けています。零も雪風も、どれだけ進化したら気が済むのか。

    何とグロテスクで、何とアナーキーで、そして何とスタイリッシュな関係性であることか。

    ラストシーンは混乱の極みです。混乱の極みではあるのですが、その美しさ、その激しさは「絵になる」SFの極北に位置すると鴨は思います。

    0
    2014年10月06日

    Posted by ブクログ

    ーーー突如、地球への侵攻を開始した未知の異星体ジャム。
    これに対峙すべく人類は実戦組織FAFをフェアリイ星に派遣、特殊戦第五飛行戦隊に所属する深井零もまた、戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに熾烈な戦闘の日々を送っていた。
    だが、作戦行動中に被弾した雪風は、零を機外へと射出、自己のデータを最新鋭機へと転送する―もはや人間は必要ないと判断したかのように。人間と機械の相克を極限まで追求したシリーズ第2作。

    戦闘妖精・雪風の第二作

    神林長平のライフワークとされるだけあって
    主人公、深井零の成長の物語として
    また、描写の精密さと緊迫感を併せ持った航空戦闘ものとして
    さらには『知性とは機械とはコミュニケーションとは』といった問いを投げかけて感性を揺さぶるSFとして
    様々な面から存分に楽しめる。

    次作『アンブロークンアロー』にも期待大





    「どこだ、邪魔の入らない場所とは」
    <UNKNOWN WAR AREA>
    ーーー不可知戦域。

    0
    2014年09月26日

    Posted by ブクログ

    この巻からジャムの戦闘機との会話が増えてくる.そこをどうやっていくかについて,考えながら読むと面白いと思う.

    0
    2014年02月15日

    Posted by ブクログ

    やっぱり神林長平はおもしろい。変貌(成長?)していく主人公。コミュニケーションとは?異質なものを理解し意思疎通できるのか?骨太のSFであり、ストーリーを追うだけでもおもしろいが、いろんな意味で哲学的な問いかけを読者に与える、考えさせられる本です。俄然、続きが楽しみに。

    0
    2013年08月09日

    Posted by ブクログ

    ああもう5をつけるよ。

    人間的、機械的、と言ってしまうのは簡単だ。
    だがその土台をどう定義する?
    その基準をどう伝達する?
    人とは? 機械とは? “わたし”とは?
    ガトリングガン並の勢いで、普段の生活では棚上げされているあれこれを突きつけられる1冊。
    1作目より視点は深く、人物も世界も深く濃くなったSF。
    雪風の格好よさったらない。
    そして桂城少尉がドストライクすぎて転がった。

    0
    2013年02月11日

    Posted by ブクログ

    さらにはまった。雪風の〈I have control / I wish you luck... Lt.FUKAI〉にやられた~
    「人型アンドロイド」とか「中央コンピュータ」でなく、「戦闘機」に意志があるふうに感じるという設定がいいなあ。ジャムの『我は、我である』も最高!『おまえはだれだ』に対する究極の答えだし。
    深井さんの精神的成長も物語の軸で、なんのために生きているのか、に対する答えはたぶん一生かかっても普通はわからないんだけど、深井さんはだんだん自分の周りにも人がいるって分かって、関わらずにはいられないことを知るのだ。「他者とのコミュニケーション」がテーマなのかな。
    他者とは人間だけに非ず。異星体ジャムも戦闘機も含まれているところが只の小説と違う。

    0
    2023年11月14日

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