魂の駆動体

魂の駆動体

946円 (税込)

4pt

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人々が仮想空間へと移住しはじめた近未来、養老院に暮らす〈私〉は、生の実感をとりもどすため理想のクルマを設計する。いっぽう遥かな遠未来、翼人のキリアは、人類の遺跡から一枚の設計図を発見するが……機械と人間の関係を追究してきた著者が、クルマと自由な精神の解放を謳う現代の寓話。

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魂の駆動体 のユーザーレビュー

神林作品に共通したテーマ、人・機械・意識・魂の対比が色濃い、大御所らしい本格SF作品。
でありながら、アツく、優しく、少しセンチな物語。

車好きな人、モノづくりが好きな人、少年マンガの王道のような、友情、ひたむきな情熱が好きな人。

語られる作品の魅力が、それぞれに異なる懐の深さ。
神林作品ではやや異色かもしれません。

私が一番感動したのは、読了後に改めてこの作品のタイトルを見たとき。

『魂の駆動体』

あなたは読み終えた後、このタイトルにどんな思いを抱くでしょうか。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    たまにSF読むと面白い。自動車とクルマの区別としての精神論みたいなお話。SFは男性作家の方が好きかも。

    0
    2022年11月25日

    Posted by ブクログ

    神林作品の中で一番好きな、って前にも書いた記憶が…
    やっぱりこれかな。人間の欲求なんて、究極に突き詰めるとこうなるという作者のメッセージに共感。

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    今までの神林作品と違う~
    ドライ&テクニカル、ナイーブな所も独自なセンスとリズムであっさり斬って爽快なところ。。。それが神林流だった。
    でもこの『魂の駆動体』はストレートにアツアツだ。

    ヤケドしそうなくらいに老人コンビが夢を追う、追う、追う!爽快だ。著者が書いてきた少年でこんなにも、少年らしい夢を

    0
    2013年10月06日

    Posted by ブクログ

    神林長平の最高傑作だと思います。
    特にクルマに興味を持たない私も非常に面白く読み、感動しました。
    何度も再読しています。
    表紙イラストがまた良いですね!

    0
    2012年12月02日

    Posted by ブクログ

    ・・・クルマの詳しい設計とか専門用語はサッパリわからない。
    自転車のハンドルとタイヤをつなぐ軸に角度をつけないと安定しない…というくだりはどこかで聞いたことあったなあ…くらい。
    おじーちゃんたちが愉快なので、専門用語の難しいのは相殺されてるけれど。
    この本は、魂と人間と意識の話なんだと思って読んだら

    0
    2012年04月13日

    Posted by ブクログ

    著者の作品としては、驚くような設定は少ないが、
    その分よく纏まっていて、何か始めたくなる心地よい読後感です。

    0
    2011年08月28日

    Posted by ブクログ

    「何故走らずにはいられないのか?」移動、スピードへの本能、開発者の本能を、SFの世界の中で見事に描いてくれています。そして小粋な老人達が秀逸♪モビリティに関わる全ての人にお薦めします。
    ...表紙は初版がいいなぁ。

    0
    2011年05月31日

    Posted by ブクログ

    クルマの設計・製作を通し工学の楽しみを書く。理科系の人間にとって実になじみ深い題材。
    専門用語が多発されてよく分からない部分も多いが、だからこそ主人公たちの心境とか車にかける情熱とかが伝わる気がする。

    0
    2011年04月17日

    Posted by ブクログ

    車が「クルマ」から自ら制御する必要のない「自動車」に置き換わった近未来、一人の老人が、理想の車の設計を試みる・・・。
     自分車にはてんで興味はないんですがコレ読んだら少しほしくなっちゃいました。

    0
    2010年01月31日

    Posted by ブクログ

    そこそこ分厚いのですが、あっという間に読み終わってしまいました。最後ちょっと泣きました;;
    自分自身も設計の仕事をしているので、ものづくり魂とでも言うのか。ひとがその心を込めて何かを作り上げようとする工程にとても共感を覚えました。マイバイブルに決定。
    仲良しじいちゃん2人組が零とブッカーさんに被るの

    0
    2009年11月21日

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