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ナースの卯月に視えるもの
新川帆立大絶賛! 創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作 「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」――新川帆立(作家) ★感涙必至のお仕事ミステリーが誕生!★ ~元看護師の著者が送る、命の物語~ 完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。 -
社労士のヒナコ
正しいのは会社のリクツか人情か? 新米社労士ヒナコが挑む、本邦初の〈労務ミステリー〉登場。 社労士とは――社会保険労務士(国家資格)の略。労働・社会保険問題から年金まで、クライアント企業のお手伝いをする。 「退職理由を自己都合から解雇に 変えて!」元社員が怒鳴り込んできた。 嫌がらせで異動させられたと言う彼女と会社の主張は平行線、やがて会社の不正が明らかになり……(「五度目の春のヒヨコ」)。 新米社労士の朝倉雛子(26歳、恋人なし)がパワハラ、産休育休、残業代、裁量労働制、労災、解雇、ブラックバイトなどなど、様々な事件で奮闘。 読めば心がほっこり、労務問題の勉強にもなる人気シリーズ第1弾! 解説・吉田伸子 ※この電子書籍は2017年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
めしのせ食堂
ご飯が進む「めしのせ」が主役の小説です。 東京の東、葛西の住宅街にある「めしのせ食堂エコ」はカウンター5席の小さな店。デパートを定年退職し、自宅を改造して始めた女将の自慢のメニューは羽釜で炊いたご飯と味噌汁やスープなどの汁物、そして各地から取り寄せた「ご飯のおとも」の数々。そんな店にしたのは「めしのせの伝道師」こと長船クニヒコとの出会いがあったから。長船はバイヤーとして日本中を飛び回り、各地の名産や逸品、新商品を買い付けては店へ持ってきてくれる。醤油や味噌のコク、ニンニクやキムチ、カレーの風味などは食欲をそそり、オリーブオイルやラー油に漬けたものはパスタにも合う。営業時間は夜6時から深夜12時まで。出勤前のスナックのママや仕事を終えた会社員、工事現場の作業員、アルバイトの若者たちで、連日、賑わいを見せる。今宵も女将は「めしのせ」を薦めると、なんとはなしに語り出す客の身の上話に耳を傾けるのだったーー。『山口恵以子のめしのせ食堂』(小学館)から小説を大幅に加筆して待望の文庫化。小説家・山口恵以子の大人気文庫作品『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』に続く「食と酒」の新シリーズが誕生。 ※この作品はカラーが含まれます。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『山口恵以子のめしのせ食堂』 を加筆した文庫版となります。 -
ダクダデイラ
本書は、過去十数年にわたって作者が収集してきたネット上の怪文書を、誰かと共有出来たらと思い投稿していたものになります。その中の一つに「ダクダデイラ」という物があり、これを表題としています。掲示版の片隅からSNSの暗部まで幅広く怪文書を収集していく中で、運営や通報により削除対象となった文書も多数含まれていました。書籍化にあたっての文書の選別により、ネット上では過激過ぎたり、不道徳過ぎて既に削除された文書も収録し、結果的に公開分より約1/3の増量となっております。そちらの文書と合わせてお読みいただくことでこの禍々しい記録を広く共有できましたら幸いです。なお、本書には一部極めて過激な表現が収録されておりますので、心臓の悪い方は十分ご注意のうえご一読ください。 -
血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか
\NHK「100分de名著」講師陣が贈る/ なぜ本を読んでも、 人生は変わらないのか。 情報はあふれている。 AIが考えてくれる時代。 それでも、なぜ本を読むのか。 速く読む。たくさん読む。 ——それだけでは、人生は変わらない。 必要なのは、 本を「自分の人生」に接続する読み方。 「読むこと」の本当の意味。 斎藤幸平、小川公代、安田登。 名著を読み、人生を揺さぶられてきた人たちが、 その実感から語る、読書の核心。 マルクス、デカルト、孔子。 『フランケンシュタイン』『平家物語』ドストエフスキー。 遠い知識ではなく、 いまを生き抜くための視点を得る。 NHKプロデューサー秋満吉彦氏が、 制作の舞台裏と名著への補助線をひく。 本が読めなくなった人にも効く積ん読解消術。 「読んでおきたい名著77冊」リスト付。 多読や速読を超える、 「自分をつくる」ための読書論。 -
生活という名の愛おしい試練
10年選手の安い器と一度も使っていない高い器、どっちが価値が高いのだろう。 子供はワンワン泣いても不自然じゃないのに、大人になるとこっそり静かに泣くべきという風潮があるのはどうして? モノマネを極めたら「狂気」と「愛」は隣あわせの行為ではないかと気づいた AIに健康管理してもらっていると「餌付け」されているのではと思えてくる etc.…… ふと立ち止まって生まれた生活の疑問・考察・変化をユーモラスに描く20編。 ▽あとがきより 思い返してみれば、生活には、愛おしさがたくさんちりばめられていて、その一つひとつが発見の連続であり、試練のようなものであることに気づいたのだ。 現在未来の不確実性を恐れないこと、変容を恐れないこと、多面的で彩りがある世界の姿を素直に、誠実に、そして軽やかな愛おしさを持って受け入れること。 口で言うことは簡単だが、並大抵のことではない。だからこそ、試練と言えるのかもしれないし、僕は言葉の力を信じたいと思っている。 -
1+1
何を食べて、何を飲む? 人生に寄り添う 愛おしい味がある 俳句結社「水軍」の同人である瑤子は、行くべきかためらっていた。 同じ結社で人たらしの拓郎から誘われた、自宅での食事会。 直前に取った1本の電話が、その意味を変えてしまったから…… (「鱚のフライと白ビール」) それぞれの人生、それぞれの背景を持った、多様な登場人物たち。 当人たちが抱える“心のもや”が、 「ペアリング」を通して、少しだけポジティブへと変わっていく。 料理と飲み物、そして味わう2人。 2つの「ペアリング」をモチーフにした24編。 極上の掌編小説集を、ご賞味ください。 -
わたしの骨はどこへいく?
ひとりで生きることはできる。ひとりで死ぬことも、できる。 けれど、ひとりで「骨になる」ことは、難しい・・・・・・。 一人っ子、独身、親戚づきあいなし。老親(父親)あり。無宗教でオタクで、他人に頼ることは苦手――かつて司法書士として依頼人たちの終末にかかわり、「終活」を広める活動をしてきた作家・安田依央が、還暦(60歳)を機に、「自分の骨の行方」について真剣に考えた。 国や自治体の制度は? 民間のサービスは? 自分は腐ることなく、無事、骨となれるのか? 運よく骨になれたとして、そのあと、誰に運ばれて、自分はどこへいくのか・・・・・・? 「終活」のそのまた先にあるもの。現代に生きるすべての人に関係するテーマ「骨の行方」。 過去を生きた先人たちから受け継ぎ、はるか未来へとつづいてゆく「骨の道」を旅するエッセイ。 《目次》 序章 ~骨、尊くて時々やっかい~ 【before骨】第一章 骨への遠き道のり 【before骨】第二章 腐らず骨になれ 【after骨】第三章 墓は消え 骨は残る 【after骨】第四章 骨の道 【after骨】第五章 骨の行き先――古の物語、そして未来 【after骨】最終章 わたしの骨はどこへいく 《著者プロフィール》 安田依央(やすだ いお) 1966年生まれ、大阪府堺市出身。関西大学法学部政治学科卒業。ミュージシャン、司法書士などさまざまな職業を経て2010年、第23回小説すばる新人賞を受賞して小説家デビュー。著書は『たぶらかし』、『四号警備 新人ボディーガード』シリーズ(いずれも集英社)、『出張料亭おりおり堂』シリーズ、『深海のスノードーム』(いずれも中央公論新社)など多数。司法書士として活動する中、2000年代より「終活」の必要性について、さまざまなイベントや講座を通して啓蒙を開始。『終活ファッションショー』『ひと喰い介護』(いずれも集英社)は、依頼人の終末にかかわってきた経験をベースにした小説。 現在は執筆活動と並行して、人生の最終章や死後の準備について考えるための個別相談にも取り組んでいる。 -
アラフォー賢者の異世界生活日記
大迫聡(40歳)。ゲームのラスボスを攻略したある日、彼はあるトラブルによりその生涯に幕を閉じる。だが、気が付くとステータスを引き継いで異世界に転生していて――!? おっさんは平穏を求め異世界を彷徨う! -
相続ゲーム
いわれなき莫大な遺産の 相続人になった少女が、その謎を追う。 母は亡くなり、父親は蒸発してどこにいるか分からない。女子高生エイブリーのたった一つの希望は、残りの高校生活を消化し、奨学金を獲得して独り立ちすることだった。ところが見ず知らずの億万長者の遺言状で自身が莫大な遺産の相続人に指名されたことから、エイブリーの人生は風雲急を告げる。その相続条件とは「秘密の通路や仕掛けだらけの大豪邸で1年間過ごすこと」だった! 大富豪一族を巡る陰謀、相続人候補となるはずだった個性豊かな4人の御曹司たちとのスリリングかつときめく駆け引きなど、いきなりセレブとなったエイブリーの周りで起こる大騒動が、スピード感あふれる筆致で描かれる。そして、億万長者が遺した暗号が解読されるにつれ、驚くべき新事実が明らかになる……!? 世界累計500万部を突破したロマンス×謎解きミステリー超大作の第1巻(全3巻予定)! ページをめくるたびに、深まる謎と秘密が折り重なっていく、レガシー・ゲーム・ミステリー! -紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん 求める答えを探すように気が逸り、ページをめくる手が止まらなかった。 -未来屋書店大日店 石坂華月さん 恋模様も含め人間関係に目が離せないシンデレラロマンスミステリー -元 明林堂書店南宮崎店 河野邦広さん -
815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115
815社の17万人を分析してわかった、トップ人材が出世するためにやっていたこと。 AIによってあらゆる仕事が代替され始めた現代、「手に職をつけて食っていく」生き方はもはや無理ゲーになりました。よって、今後は多くの人が「企業の中で生き抜く」ことに重きを置いたキャリア観へとシフトしていくと思われます。 とはいえ企業内でも、資料作成や文書生成など、一般的な「現場業務」の多くはAIによって効率化・代替されていきます。「量をこなす」「スピーディに処理する」といった能力では、もはや差がつきにくくなっています。 そんな状況で、会社から期待され、必要とされ続けるには、どうすればいいのか。それを言語化したのが、本書です。著者がクライアント企業800社超のビジネスパーソン17万人の行動をAI分析してわかった、出世の早い人たちに共通する「115の習慣」を紹介します。 「通勤時間に“耳の学習”をしている割合が一般社員より78%も高い」 「朝の挨拶で“同僚の名前を口にする確率”が一般社員より30%以上高い」 「エレベーターで“階数ボタン係”をやる頻度が一般社員より58%も多い」 「デスクトップ上のアイコン数が一般社員より68%少ない」 ……などなど、実際の調査によって明らかになった「意外な習慣や特徴」を多数収録。すべてにエビデンスのついた、これまでにない「ビジネススキル本」になりました! -
街角ハルシネーション―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)
1枚の風景写真。Pasta Itallyのテラス席、6本指のウェイトレス、スパゲティを吐き出す客、そして奇妙な転び方の男が写っていた。生成AIの幻視(ハルシネーション)そっくりな光景だが、確かに現実の風景らしい。探偵のAI・相以(あい)とともに写真の調査に出た輔(たすく)は、突如、犯人のAI・以相(いあ)に襲撃される。はたして相以は、すべての謎を解き、相棒(バディ)を救出することができるのか。生成AI時代の本格AI探偵推理バトル。 -
月夜行路 Returns
あなたのことを、もっと知りたい。 夫と子どもたちとの生活のなかで孤独感を募らせ、家を飛び出した沢辻涼子は、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナと出会い、共に大阪の街を巡った。人生を変える旅から東京へ戻った涼子が、ためらいながらも再びルナに会いたいと彼女の店を訪ねたちょうどそのとき、ルナのもとに古い型のノートパソコンが届けられる。開こうとするとパスワードに阻まれるが、ルナはパスワードを知らず、送り主にそれを聞くこともできないという。いったい誰が、何のために送ってきたものなのか。わからないまま涼子は、大阪で自分を助けてくれたルナのために、パスワード探しを手伝うことに。ヒントは、パスワード入力画面に設定された1冊の本ーー『吾輩は猫である』。 手掛かりの本を発端に行く先々で事件に巻き込まれながら、パスワードを試していく二人。ここにたどり着いてほしいーー願いを込めた仕掛けに挑めるチャンスは、5回。 -
きみがなきあと
夫を喪くし、人生を終おうという歳。 妻でも母でも祖母でもなく、 老いた今こそ「自分」を咲かせる 高杉晋作と同じ目の高さでこの国の行く末を見つめた、たったひとりのおなご―― 野村望東尼(ぼうとうに)を活写する傑作時代長編! 「わしら同志じゃけぇな。同志ん中でも、最上の同志じゃけぇ」 開国から維新へと向かう幕末の動乱機。 筑前福岡藩士の夫を見送ったモトは、出家し「望東尼」という名を授かる。 不甲斐ない息子を案じ、嫁にたしなめられつつも、夫の遺志を携え、大坂、京都に和歌の師を訪ねる旅に出たモト。 勤王の志士と語らい、内にある政(まつりごと)への熱を呼び覚まされたモトに、やがて運命を大きく変える 高杉晋作との出会いが訪れる。 きみがなき あとよりかれし秋草は 生きかへりきて 花さへぞさく -
捨てられた壁令嬢、北方騎士団の癒やし担当になる
リグラン王国の社交界で、その身長の高さから“壁令嬢”として揶揄されてきた子爵令嬢シャノン。 公爵家主催のパーティで、ついに婚約相手からも身長を理由に婚約破棄を言い渡された結果、家族にも勘当されてしまう。 そこで、これからは自身の力で生きていくと決め、いっそ王都から遠く離れようと辺境の地での働き口を探すことに! すると、文武両道で名高い若き辺境伯領主エルドレッドが治める北方の騎士団から事務官としてスカウトされる。どうやら、令嬢育ち故のシャノンの識字能力や計算能力の高さが目に留まったらしく――!? 辺境の騎士団で優しい人達に囲まれながら、事務官としての日々がスタートしたシャノン。これまで学んできた知識も活かしながら、騎士団の予算を浮かす策を講じたり、騎士団を軽んじる嫌味な貴族を撃退するためにとある勝負を持ち掛けたりと大活躍!! エルドレッドも、どんどん注目を集めるシャノンのことが気になるようで……? 【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 「北方騎士団付事務官、辺境伯のご褒美担当になる」収録 -
細木数子 魔女の履歴書 新装版
ネットフリックスシリーズ『地獄に堕ちるわよ』参考文献!稀代の女やくざが生き抜いた色とカネと暴力にまみれた欲望の戦後史!――「地獄に落ちるわよ!」の決めゼリフでテレビ界がひれ伏した恫喝の占い師を、カネにあかせた6億円の訴訟と広域暴力団最高幹部からの圧力にも屈せずに表舞台から引きずり降ろしたジャーナリズムの金字塔! 渋谷の青線地帯で生まれ、銀座、赤坂の夜で育った「魔性の女傑」――。暴力団幹部と深く永い契りを交わし、人気絶頂の演歌歌手から歴代首相の指南役までを手なずけ、「世界一の占い師」として巨富を得た稀代の女ヤクザの実像と正体に斬り込んだ、溝口敦だからこそ書けた真実! (目次) 文庫版のためのまえがき 序 章 時代の「寵児」なのか? 第一章 宰相同居の家に生まれて 第二章 色と欲の「同行二人」 第三章 小金井一家・堀尾昌志との深く永い契り 第四章 他人のふんどしで占い師・細木の土俵入り 第五章 島倉千代子というカモネギが来た 第六章 歴代首相の指南役・安岡正篤をたぶらかす 第七章 細木を使うテレビ局の無残な無定見 第八章 「神水から墓石まで」の細木商法 第九章 墓地が炙り出す「最愛の男」 終 章 低俗な時代を謳歌する女ヤクザ 付 記 「反論と訴訟」という墓穴 解 説 鈴木エイト -
霊獣紀
大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。人界に囚われた霊獣・一角麒と奴隷から盗賊に身を転じたベイラの、冒険と戦いの物語。壮大なスケールで中国の戦乱の世を描き、そこに育まれる二人の友情愛を感動的に描く本格的中華ファンタジー、第一弾『獲麟(かくりん)の書』、二ヵ月連続堂々刊行。(講談社文庫50周年記念特別書下ろし作品) -
謎の香りはパン屋から
2025年 第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン… 焼きたてのパンの香りが広がる〈日常の謎〉ミステリー! 選考委員絶賛! 「全体を包む空気感が魅力的」――大森望(翻訳家・書評家) 「おいしそうなパンの魅力で読ませる」――香山二三郎(コラムニスト) 「読者のもてなし方を分かっている」――瀧井朝世(ライター) 「決め手は、この味わいの心地よさだ」――吉野仁(書評家) (あらすじ) 大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして? 疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー! (著者プロフィール) 土屋うさぎ 1998年8月、大阪府箕面市生まれ、東京都府中市育ち。大阪大学工学部応用理工学科中退。現在は漫画アシスタント兼漫画家。2023年、『あぁ、我らのガールズバー』で集英社・第98回赤塚賞準入選。同年、『見つけて君の好きな人』で小学館・「創作百合」漫画賞佳作。2024年、『文系のきみ、理系のあなた』で一迅社・第30回百合姫コミック大賞翡翠賞受賞。同年、第23回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、本作で小説家デビュー。 -
妹ばかり見ている婚約者はもう要りません~無能と見下すのは結構ですが、私の魔法は国を繁栄させる力のようですよ?~
子爵令嬢ジュスティーナは、光魔法が植物にしか使えないため両親や婚約者ルドヴィクから役立たずとないがしろにされていた。ある日、妹との浮気現場を目撃し我慢の限界を迎えた彼女は、婚約を破棄、自立して生きていく決心をする。青年ラウロに才を見出されたジュスティーナは、実は領地を繁栄させる稀有な力であった光魔法で温室の植物を生き返らせたり、世に蔓延するはやり病の薬を作り人々を救ったりと大活躍! ラウロや屋敷の人々にも愛され、自信を取り戻していく。一方彼女を失った実家では領地が荒れ不作が続くようになり…? -
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
決闘で相手の魔法に見とれてしまい俺は命を落とした――はずが、なぜかサルーム王国の第七王子・ロイドとして転生していた。王位継承権から遠く、好きに生きることを薦められたロイドはおつきのメイド・シルファによる剣術の鍛錬をこなしつつも、好きだった魔術の研究に励むことに。知識と才能に恵まれたロイドの魔術はすさまじい勢いで上達していき、周囲の評価は高まっていく。しかし、ロイド自身は興味の向くままに研究と実験に明け暮れる。そんなある日、城の地下に危険な魔書や禁書、恐ろしい魔人が封印されたものもあると聞いたロイドは、誰にも告げず地下書庫を目指す。そこで出会ったのは、噂通りの恐ろしい――!? -
テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来
米ニューヨーク・タイムズ紙No.1ベストセラー! 英サンデー・タイムズ紙ベストセラー バーンズ&ノーブルが選ぶ「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」 NPR(米公共ラジオ)のスタッフが選ぶ2025年ベスト書 アメリカの国防・情報機関にAIと情報解析ソフトウェアを提供する パランティア・テクノロジーズ共同創業者による話題作! テクノロジーは社会を変革し、 国家を変え、人類を前進させるために使うべきだ。 だが現実はどうだ? シリコンバレーは限られた分野の 消費者向けプロダクトに注力した。 10年で消えゆくような「イノベーション」に 私たちは大量の資金と頭脳を投じている。 国家は科学技術に野心と関心を失い 敵と西側世界とのイノベーション格差は いまや開く一方である。 これで大量の資金と頭脳が 正しく使われたと言えるだろうか? テック業界は政府との関係を再構築し、 エリート技術者たちは国家プロジェクトに 関与すべきである。 「世界で最も影響力のある100人」(タイム誌) に選ばれたパランティア・テクノロジーズ共同創業者らが 国家、軍事力、テクノロジーの未来を語る。 【本書に寄せられた賛辞】 きわめて重要な本で、国家の行く末に関心を持つすべての人への贈り物である。 アメリカで最も影響力ある一社を築き上げたアレクサンダー・カープは天才的ビジョナリーだ。 スタンリー・ドラッケンミラー(投資家) AI時代に突入するいま、テック業界と政府が第二次世界大戦期のように再び協力し、国家の福祉と民主的目標を前進させるイノベーションを追求すべきだという号令である。 興味深く重要な一冊だ。 ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』著者) -
斧
パク・チャヌク監督、イ・ビョンホン主演映画『しあわせな選択』原作。 アメリカン・ミステリーの巨匠の代表作。 2001年度「週刊文春ミステリーベスト10」第3位、「このミステリーがすごい!」第4位。 ゼロ年代ミステリーの戦慄の名作。 リストラで長年勤めた製紙会社をクビになったわたしは、妻子のために、ある犯罪計画を決意した。わたしと同じようなキャリアを持つライバルを一掃する計画である。わたしだったらきっと応募するだろう中途採用の求人広告を出し、届いた履歴書の中から自分より優秀な者たちを選び出し―― 殺す。そうすればライバルは減る。 こうして優秀なビジネスマンにして心優しい夫であり父であるバークは、殺人に手を染める。恐怖に震え、段取りを間違え、返り討ちされそうになり……そうした殺しを重ねるうちに、彼のなかの殺人者が目覚めはじめる。果たして彼と彼の家族に穏やかな幸福の日々は戻ってくるのか? -
長安のライチ
「このミス」1位のエンタメ王の映画化原作 映画化! 中国で興収150億円突破の大ヒット! 『両京十五日』で「このミス」1位となった中国のエンタメ王、 いまもっとも注目されるエンタメ作家・馬伯庸の最新作。 『三体』を手がけた訳者が太鼓判を押し、 『超高速!参勤交代』の原作者・脚本家、土橋章宏氏も感嘆、 誰が読んでも面白いノンストップ不可能任務エンタメ! 長安の下級官吏・李善徳に大出世のチャンスが舞い込んだ。近々おこなわれる楊貴妃の誕生を祝う宴に合わせて、妃の大好物であるライチの蜜漬(レイ枝煎)を調達し、長安の王宮に届ければよいだけ。簡単なプロジェクトだ。だが命令を受託した李は、おそるべき事実に気づく。 命令書が改竄されていたのである。届けねばならないのは「レイ枝鮮」、すなわち生のライチ。ライチは1日で変色、2日で香りが変じ、3日で腐るという。産地から長安まで2500km。こんな命令を実行するのは、神にも仙人にも不可能ッ――! 刻々と迫る楊貴妃の誕生日。李善徳は産地に出張し、輸送ルートを踏破し、地方官僚の妨害に苦しめられながらも、知恵と努力を振り絞る李善徳。任務に失敗したら文字通り首が飛ぶ。 そしてついに、プロジェクト決行の時が来た! だが計画を裏切るアクシデントが次々に襲いかかる! 唐代の社畜が挑む長安までの2500kmライチ急送作戦。 このインポッシブル・ミッション、果たして成るか? -
乱読・乱談のセレンディピティ
300万部超!『思考の整理学』著者が贈る 思いがけないことを発見するための読書術・雑談術 広く知の世界を放浪せよ 遠慮は無用! 本は身ゼニを切って買うべし/おそるべき書評/禁じられた読書/精読か速読か/生きる力に結びつく読み方/言葉の生命/反常識的読書/ジャンルにとらわれない/失敗をおそれない /思いがけないことを発見する能力/読書の化学反応 /文学とはなにか/私の読者論/悪魔よばわりされた日本語/文学史のなぞ/知的メタボリック・シンドローム/自然忘却の重要性/散歩に対する信仰/聴く知性とは/おしゃべりの知的創造性/言いたい放題のスクランブル談話 /誤解すれすれの正解/専門バカの錯覚/人間カマボコはうまくない……etc. 「乱読はジャンルにとらわれない。なんでもおもしろそうなものに飛びつく。先週はモンテニューを読んでいたがちょっと途中で脱線、今週は寺田寅彦を読んでいる。来週は『枕草子』を開いてみようと考えて心おどらせる……とにかく小さな分野の中にこもらないことだ。広く知の世界を、好奇心にみちびかれて放浪する。人に迷惑がかかるわけではないし、遠慮は無用。」――本書より -
ハイスクールハックアンドスラッシュ
船坂叶馬(ふなさかとうま)は、担任教師から少し変わった進学先への推薦を持ちかけられた。 紹介されたのは『豊葦原学園(とよあしはらがくえん)』。一般の学生募集は行っておらず、推薦入学だけの全寮制の国立校で、担任教師の母校だという。 学費が安く全寮制は渡りに船とばかりに入学を決めた叶馬。しかし、そこは地下に広大なダンジョンを有し、性と暴力が支配する常識から逸脱した学園だった。 最初こそ戸惑った叶馬だったが、退廃的な学園生活にすぐさま順応。叶馬は爛れた性春を謳歌しながら、パーティーを組んだ仲間たちとともにダンジョン攻略へ挑んでいく! 本書籍はオルギスノベルで刊行された『ハイスクールハックアンドスラッシュ1』に、加筆修正を行い、描き下ろし短編を収録したものです。 -
ウチの子の、結婚相手が見つからない! 親の代理婚活でわかった「結婚の壁」
真面目な息子、優しい娘なのに、どうして? 昭和世代の親たちにはわからない「おひとりさま」「ソロ活」が常識の子どもたちの婚活事情。代理婚活を体験した著者の衝撃レポート。 -
「世界を動かす宗教」講義
なぜ米国人はトランプを支持するのか、なぜロシアはウクライナにこだわるのか、なぜイスラエルはイスラーム諸国と対立するのか――。世界の「なぜ」は宗教で読み解ける。トランプを支える福音派・MAGAカトリック、謎が多いロシア正教、伸張する大イスラエル主義、台頭するインドのヒンドゥー至上主義。宗教が国際政治に与えるダイナミズムについて、各分野の第一人者が論じる。 〈目次〉(講義内容)1限目:なぜいま「宗教」を知る必要があるのか ●宗教は復興しているか、衰退しているか 池内 恵&松本佐保 ●祖先・偶像・自然、日本の「神」は何か 佐伯啓思&森本あんり ●宗教と経営は互いに学び合える 入山章栄 2限目:なぜ米国人はトランプを支持するのか ●米国を変えるカトリック知識人 会田弘継&藤本龍児 ●米大統領選で注目すべき宗教票 松本佐保 ●トランプを支える福音派とキリスト教シオニズム 加藤喜之 3限目:なぜイスラエルとイスラーム諸国は対立するのか ●ガザ戦争とイスラーム主義の今後 保坂修司 ●宗教シオニズムと大イスラエル主義 立山良司 ●「イスラームとジェンダー」はなぜ問題になるか 辻上奈美江 4限目:なぜ欧州のキリスト教が揺らいでいるのか ●ウクライナ侵攻と正教会の地政学 高橋沙奈美 ●バチカンとローマ教皇の外交力 松本佐保 ●フランスライシテから考える政教分離 伊達聖伸 5限目:なぜアジアの宗教はわかりにくいのか ●中国人の宗教は儒教か 川口幸大 ●ダライ・ラマは「転生」する 石濱裕美子 ●ヒンドゥー至上主義とは何か 中溝和弥 ●日本社会を支配する「見えない宗教」 岡本亮輔 -
絶望しかけた女子のための世界史
フランスで話題のベストセラー日本上陸! 最新研究と埋もれた史実から、 世界史の大前提を根底からアップデートする一冊。 絶賛! 組織開発コンサルタント 勅使川原真衣氏 ライター 武田砂鉄氏 歴史を学んだとき、 あなたはこう思いませんでしたか? 「昔の女性は従属し、時代とともに少しずつ解放された」 ――そんなシンプルな物語。 ・ ・ ・ でも、本当の歴史はもっと複雑で、もっと面白い。 声を上げ、創造し、闘った女性たちが確かに存在したのに、 その姿は長い間、見えなくされてきました。 ・ ・ ・ この本は、その「見えなかった歴史」に光を当て、 世界の見方をひっくり返す旅へと、 あなたを誘います。 イントロダクション 女性たちは決して黙っていなかった Ⅰ 先史時代 1 先史時代、女性は存在していたの? 2 ヴィーナス小像と女性の地位 3 「仕事」が生まれ、女性差別がはじまる Ⅱ 古 代 4 古代の女性戦士と女性市民 Ⅲ 中 世 5 中世では、女王や女騎士が権力を行使していた 6 女性たちは大聖堂を建設していた 7 大監禁 8 「 魔女狩り 」から逃れる 9 女性作家、忘れられた名詞と職業 Ⅳ 近現代 10 啓蒙時代の「 女学者 」たち 11 消された女性革命家たち 12 一九世紀は、ドレスと処女と「 女の人形 」 13 一九世紀の男性階級への抵抗 14 銃声の中に? それとも台所に? ―― 女たちの二〇世紀のはじまり 15 戦争は男だけのものではなかった ―― 第二次世界大戦 16 戦後、女性は市民になった――はずだった 17 さて、女性差別は終わった? 結 章 忘れないために新しい歴史を知る -
最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?
友人達と一緒に、突如異世界に召喚された男子高校生ヒビキ。しかし一人だけ、だだっ広い草原に放り出されてしまう!しかも与えられた力は「鑑定」をはじめ、明らかに戦闘には向かない地味スキルばかり。命からがら草原を脱出したヒビキは、エマリアという美しいエルフと出会い、そこで初めて地味スキルの真の価値を知ることになるのだった……!ギルドで冒険者になったり、人助けをしたり、お金稼ぎのクエストに挑戦したり、新しい仲間と出会ったり――非戦闘スキルを駆使した「鑑定士(仮)」の冒険が、いま始まる! -
此の世の果ての殺人
第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。 「大新人時代」の超本命! 本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人 特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛 二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき 極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子 非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦 ―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望 正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー 小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。 -
三日月旅館
=:=:=:=:=:=:=:=:= 世界30言語で翻訳! 大人気『鴨川食堂』シリーズの著者、 待望の新シリーズ開幕! =:=:=:=:=:=:=:=:= :::*:::*:::*:::* 京都一の宿を作る!! :::*:::*:::*:::* 大文字山を望む実家を一流旅館に―― 天下取りへの壮大な挑戦が始まった 東京の名門ホテルで 宿泊マネージャーを務める掬月はるか。 相続した京都の実家をどうするかが 目下の悩みだ。 下鴨神社まで徒歩十分、 東山を望む超一等地。 売却すればかなりの額だが、 亡き両親が愛した家を売るのは しのびない――。 宿泊業を愛するはるかは一念発起、 実家を旅館にすることを決意する。 内装は? アメニティは? 料理は? ご近所対策は? 京都宿泊業界の裏側がわかる!? ワクワクが止まらない旅館開業奮闘記 -
絶望の凶弾 安倍元首相銃撃事件 山上被告を追った1294日
2022年7月8日、安倍晋三元首相が選挙演説のさなかに山上徹也によって銃撃された。 凶弾を放った山上の「絶望と危機感」の正体とは何か。 なぜ、山上はここまで追い詰められたのか。 戦後初めて、首相経験者が殺害された悲劇は、社会の何を炙り出したのか。 事件当日から判決までの1294日間、山上を追い続けた読売新聞大阪本社記者による渾身のルポルタージュ。 -
月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
いつも、二番目。 私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。 それでも私は——ひとりぼっちじゃ、なかった。 恋人に「プロポーズするなら元カノがいい」と告げられ、婚約寸前でフラれた桃子。 田舎の父からも、 「天国の母さんに、桃子が幸せになった姿を見せてやりたい」と言われてしまう。 「私には、愛し愛されるパートナーができない。 他の人はじょうずに進める人生ゲームのマスが、自分には進めない。 私は、なにかが足りてない人間なんじゃないか——」 桃子が働いているのは、三軒茶屋の小さな喫茶店、「雨宿り」。 ここでは、毎週金曜夜十時、“元カレごはん埋葬委員会”が開かれる。 失恋相手との思い出のごはんが作れなくなった人たちが、 その恋を「埋葬」するために集まる場所だ。 モラハラを受けているのに、相手に好かれるように振る舞ってしまうかれん、 推しが結婚してつらくても平気なふりをする美穂、 二股をされても「彼以上に成長させてくれる人に会える気がしない」と悩む夏希、 「初デートで牡蠣を食べようと誘われたら、脈なしってことですよね?」と思い出を語る黒田…… 相談者たちの失恋の話を聞き、 思い出の料理をつくって共に食べるうち、桃子は気づいていく。 誰かに選ばれないからといって、足りていない人間なわけではない、と。 元カレごはん埋葬委員会。 迷った心が帰る場所は、ここにある。 “ままならない気持ち”の名手、川代紗生の新作・書き下ろしが登場! 共感とおいしさのつまった、なんども読みたくなる1冊です。 【目次】 第1話 プロポーズ未遂の洋風茶碗蒸し 第2話 ググれよ男のさっぱり煮 第3話 推しに捧げたカルボナーラ 第4話 二股男の不合格オムライス 第5話 "脈なし"を悟った牡蠣フライ 第6話 ママがいない日の塩胡椒チャーハン 第7話 愛されなくても愛せるからあげ -
勘違いの工房主 英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話
第11回アルファポリスファンタジー小説大賞、読者賞受賞作! 戦闘で役立たずだからと、英雄パーティを追い出された少年、クルト。町で適性検査を受けたところ、戦闘面の適性が、全て最低ランクだと判明する。生計を立てるため、工事や採掘の依頼を受けることになった彼は、ここでも役立たず……と思いきや、八面六臂の大活躍! 実はクルトは、戦闘以外全ての適性が最高ランクだったのだ。しかし当の本人はそのことに気付いておらず、何気ない行動でいろんな人の問題を解決し、果ては町や国家を救うことに――!? 電子版には「チャリティーバザー」のショートストーリー付き! -
noteの始め方(きずな出版) 言葉で世界とつながる!
「noteって気になっているけど、よくわからない」「SNSは苦手だけど、何か発信を始めたい」そんな“潜在的発信層”に向けた“最初の一冊”です。noteは、2014年のサービス開始以来、文章・写真・音声などを気軽に発信できるプラットフォームとして急成長し、2025年6月にユーザー数1,000万人を突破しました。noteの特徴は、SNSのように数字の競争を煽らず、ブログのような続ける負担も生まない“等身大で書ける文化”にあります。本書は、noteの文化的背景から、始め方、書き続けるコツ、読者との共鳴が生まれる仕組み、仕事につながる実例までのすべてを網羅しました。2026年、いよいよあなたも発信を始める年がきました。一歩「前へ」踏み出すとき、その背中を押してくれる内容です。 -
極悪令嬢の勘違い救国記
※電子版は書き下ろしショートストーリー 『勃発ッッッ! レイテ様にめちゃウマカレー献上大会!』の特別付録つきです。 領民どもォッ! 今日も コキ使ってあげるわァッ! 辺境伯令嬢レイテ・ハンガリアは極悪である。 領地の哀れな孤児にパンをパシらせ (※金持ちアピールで釣銭はあげた)、 魔物との戦いで夫を亡くした未亡人を下女にしてコキつかい (※逆らえないよう給料は嫌味なほどあげた)、 反逆者を許さぬよう、 職にあぶれた者を集めて兵団を作っているという極悪ぶり (※領地の治安めちゃ上がった)! そんな彼女がある日、 火傷まみれの奴隷を買ってみると――? (革命に敗れた第一王子とか 聞いてないし、お呼びでないわよ~!! !!) -
深掘りさんぽ
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ほかでは出会えない“ツウな京都”が満載! 京都に生まれ育った著者が、 “濃ゆい”京都の新名所を紹介する面白マンガエッセイ。 京おんなで大学教授の友人とともに歩く「京女さんぽ」では、東寺で驚きのお土産を発見。東本願寺近くの書店でぎっしりと並ぶ仏教関連本を手に取ったのち、京都発祥のチェーン店で餃子を食べるという「京都くさーい」京都の1日を満喫。京都の家屋にスポットを当てた「京町家の奥」では、レンタルスペースとしてよみがえった京町家を訪れます。“走り庭”と呼ばれる細長い台所や、小道具、骨董品が次々と登場。他にも、職人技の宝庫、二条城や、錦織物の工房を見て歩く「職人の街」、ベラルーシ出身の女性が案内する「アナスタシアさんの京都」など、新鮮な京都がいっぱい。 さらに文庫化にあたり、お茶屋建築やモダンな建物が残るかつての花街、旧五条楽園の追加取材を敢行。古家がカフェや呑処、雑貨店などにリノベーションされた街並みは、新たな“京都深堀りスポット”になること必須。 京都出身の著者ならではのわくわく感は旅行エッセイとしても超楽しい。京都さんぽに欠かせない食情報も充実。一冊の漫画としても楽しく読める上、文庫になって京都旅行のお供にも便利! -
家で整う
家事、仕事、家族のケア、自分の健康管理・・・・・・やるべきこと、やりたいことであふれる毎日を滞りなく巡らせて、住まいも自分も整うには――? 縁側のある古い一軒家での暮らしを、Voicyやnoteで発信する著者が、家で整うための時間の使い方を綴ります。朝起きてから夜寝るまで、一日の習慣や過ごし方を時間軸に沿って紹介。写真豊富な一冊です。(写真/安彦幸枝) -
いい写真は誰でも撮れる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大反響note連載と1500人以上受講の大人気ワークショップをベースに、写真を楽しく続けていくための知識と技術と心構えを凝縮。「スマホで撮るコツ」「意識すべき光の方向性」「確実に上達する練習方法」などノウハウも満載。明確な不正解を避け、正しい撮り方と知識を身に付ければ、いい写真は誰でも撮れる。初心者から絶賛の声を集めたベストセラー『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』に続くシリーズ2巻目。 -
あなたの部屋は、あなた自身です。
なぜかうまいっている人は、床にものが落ちていない。 人生を立て直す行動環境メソッド「そうじ力」。 あなたの部屋は、いまどのような状態ですか? もし、あなたの部屋が汚れているのなら、 人生、行き詰まっていませんか? じつは、「あなたの部屋は、あなた自身」です。 部屋は、あなたのいまの人生を反映しています。 だから、部屋をキレイにすることで、人生を変えることも可能なのです。 「そうじには人生を変える力がある」 これは、著者が長年提唱してきた、人生哲学「そうじ力」です。 数々の家庭や企業を見る中、その場・空間とそこにいる人の生き方には、 「相関の法則」があるということを解明したのです。 住む人の「思い(心)」が、「行動」となり、その「結果」が部屋にあらわれる。 だから、部屋をキレイにすることで、人の行動が変わり、思い(心)が変わり、 そして人生までも変える――というのが、そうじ力の考えです。 この「『人生』と『空間』の相関法則」は、著者の経験則にとどまらず、 数々のエビデンスがあり、さらに古来の教えにもあることです。 犯罪心理学の「割れ窓理論」では、 「割られた窓ガラスなど軽犯罪を放置すると、 最終的に地域全体が荒廃し、 犯罪が増加する」ということでも証明されています。 仏教哲学には、 「その人の心のあり方や行いが、 その人を取り巻く環境や状況に影響を与える」 という教えもあります。 そして事実、古今東西、 掃除やキレイな空間を大事にしている成功者は数多くいます。 本書では、心理学、社会学、脳科学などさまざまなエビデンスや、 仏教哲学も交え解説します。 リビング、キッチン、トイレ、寝室……どこの部屋が私たちに どのような影響を与えているか、 そして、キレイにすることによって起こるさまざまな奇跡的な出来事などをご紹介します。 掃除が苦手という人でも大丈夫。 まずは、蛇口など小さな場所を磨くことで人生が激変するコツや、 自宅やオフィスに非日常の「例外領域」をもつコツなども紹介しています。 さあ、人生を変えたければ、 まずは、あなたの部屋と向き合いましょう。 【目次より】 ◉空間と人生には「相関法則」がある ◉成功している人は、なぜそうじを大事にしているのか? ◉小さな秩序の乱れが重犯罪につながる――割れ窓理論 ◉なぜ、お金持ちは「床にものを置かない」のか? ◉トイレ――なぜ、幸運を呼ぶ場所と言われるのか? ◉日本人が世界中でもっとも眠れない驚きの理由 ◉捨てることは、過去も未来も断ち切ること ◉自分のレベルを下げるものを置いていませんか? ◉非日常の「例外領域」を自宅につくろう -
運命の番は、婚約解消を受け入れることにした
クシュイン王国の第二王子ディアンダルと子爵令息のリーガンは、誰もが憧れる「運命の番」として祝福を受け、六年の婚約生活を経て結婚も間近に控えていた。ところがある日、神殿に聖女が舞い降りたことから二人の関係は絶望的な転機を迎えてしまう。聖女こそがディアンダルの「運命の乙女」であり、リーガンが偽物の番であるという噂が国中に広まってしまったのだ。さらにはリーガンは国王から秘密裏に婚約解消を告げられ、唯一の心の拠り所であったディアンダルも『瘴気』を祓う浄化の旅に出発してしまった。ディアンダルの幸せのためにも身を引くことを覚悟していたリーガンだったが、その身体には異変が起こっていて…? 【電子特別版】小松しの先生の書き下ろしショートストーリー「リーガンの出産」を電子版だけに特別収録! -
軍神の花嫁
貴方への想いと、貴方からの想い。 それが私の剣と盾になる。 「剣は鞘にお前を選んだ」 美しい長女と三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラは、「軍神」と呼ばれる皇子カイにそう告げられ、一夜にして彼の妃となる。 課せられた役割は、国を護る「破魔の剣」を留めるため、カイの側にいること、ただそれだけ。屋敷で籠の鳥となるサクラだが、持ち前の聡さと思いやりが冷徹なカイを少しずつ変えていき……。 すれ違いながらも愛を求める二人を、神々しいまでに美しく描くシンデレラロマンス。 【登場人物紹介】 サクラ 名門貴族の不遇な令嬢。散歩と、小さな使い魔アシュと戯れることが好き。 カイ 大国キリングシークの第二皇子。数々の戦を制し、「漆黒の軍神」と呼ばれる。 -
傷つきやすいものたち
ストレーガ賞W受賞の傑作ヒューマンドラマ。 遠くへ去った親友。傷を抱えた娘。あのときなぜ私は…。 語り手の後悔とレジリエンスの物語に心揺さぶられた。 ――中島京子さん(作家) 奪われた尊厳を、私たちの手に取り戻す。 襲いかかる不条理に対し、女性たちが自分らしく息ができる場所を探していく、静かで峻烈な抵抗の物語。 ――辻愛沙子さん(株式会社arca CEO | Creative Director) こんな物語に出くわすから読書はやめられないのだ。 この一作から世界文学の広さと大きさを思い知り、胸が震えた。 ――間室道子さん(書評家、代官山 蔦屋書店 文学コンシェルジュ) イタリア文学賞の最高峰ストレーガ賞+同賞ヤング部門賞W受賞! ルチアは故郷の山間の町に暮らしている。夫は単身赴任で家を出たままで、老父が暮らす近所の実家を時々訪れる日々。都市封鎖でミラノの大学から戻ってきた娘は部屋に引き籠もったままだ。ある日、ルチアは父親から土地を継げと持ちかけられる。その土地はかつて、今も町に影を落とす忌まわしい事件が起きた場所だった。ルチアは封印していた記憶と向き合うことに――。 すべての人間の弱さを力強く描いた、感動の人生賛歌。 -
大学教授のように小説を読む方法[増補新版]
小説好き必読の一冊がパワーアップして再登場! 筋を楽しむだけでなく、深く読み解くために シェイクスピアや聖書の引用、天気や病気の象徴的使い方、性的暗喩、隠された政治的意図…。小説の筋を楽しむだけでなく、一歩踏み込んで読み解くための27のヒント。 ひと味違った文学の楽しみ方 小説好き・文学部の学生必読の1冊がパワーアップして再登場! 英米文学を読むのに、ギリシア・ローマ神話、聖書、シェイクスピアの知識は欠かせないといわれる。ではてっとりばやく知識を仕入れればすむかというと、話はそう単純ではない。読者がなにげなく読み流している文章の中にも、それらの要素は象徴やアイロニーとなって潜んでいたりし、見抜くにはコツが必要だ。本書は長年にわたって文学を教えてきた教授が、学生や一般読者のために、そうしたコツを惜しげもなく伝授すべく書いた解説書である。はじめにあげた3項目はもちろん、天気や病気の象徴性、性描写の意味、隠された作者の政治的意図など、象徴やパターンの読み込み方が、豊富な実例に作品のあらすじをまじえ、27章にわたって説明されている。 まるで授業を聞いているような生き生きとした語り口と、時には有名な映画の一場面も例に挙げる親しみやすさから、本書の旧版はアメリカでロングセラーになった。『老人と海』をはじめとするヘミングウェイの作品や、『デイジー・ミラー』、エドガー・アラン・ポーの作品など、おなじみの小説の違った顔が見えてくる1冊。 [目次] まえがき プロローグ いったいどうやったんだ? 1 旅はみな探求の冒険である(そうでないときを除いて) 2 あなたと食事ができて嬉しいです──聖餐式の行為 3 あなたを食事にできて嬉しいです──吸血行為 4 たしかどこかでお会いしたような 5 疑わしきはシェイクスピアと思え…… 6 ……さもなければ聖書だ 7 ヘンゼルディーとグレーテルダム 8 ギリシア語みたいにちんぷんかんぷん 9 ただの雨や雪じゃない 10 ヒーローのとなりに立つな 幕間 本気でそんなことを? 11 お前も痛いだろうが、パパのほうがもっと痛いんだよ──暴力について 12 それって象徴ですか? 13 それは政治が決めること──文学の中の政治 14 そう、彼女もキリストのイメージなんだ 15 空想は空を飛ぶ 16 すべてセックス 17 セックスシーンだけは例外 18 浮かび上がったら洗礼 19 地理は重要だ…… 20 ……季節も 幕間 ストーリーはひとつ 21 偉大さのしるし 22 目が見えないのにはわけがある 23 ただの心臓病じゃない……そして病気にはたぶんウラがある 24 目で読むな 25 それがぼくの象徴だ、しかも泣きたければ泣くさ 26 まじで? アイロニーについて 27 テストケース 終幕 仕切っているのは誰? 結びの句 付録 おすすめ本リスト 謝辞 訳者あとがき -
夫妻集
結婚して三十年、初めて意識した妻との乖離。 仕事に子育て、中年の夢……。 四組の夫婦が相手に向き合い、乗り越える人生の分岐点。 ***** 娘が婚約者を連れてきた。 他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。 娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。 神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。 「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。 妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ? 積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。 もしかして、妻と自分はーー。 社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。 転勤、再婚、中年の夢……。 四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。 連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは? -
伯爵と三つの棺
ミステリーランキングを席巻した超話題作が文庫化! 「このミステリーがすごい!」5位、「本格ミステリ・ベスト10」4位、「ミステリが読みたい!」6位 ミステリー界最注目! メフィスト賞作家の勝負作 読後必ず誰かと語り合いたくなる、多重解決謎解き長編ミステリー!! フランス革命が起き、封建制度が崩壊するヨーロッパの小国で、元・吟遊詩人が射殺された。容疑者は「四つ首城」の改修をまかされていた三兄弟。 五人の関係者が襲撃者を目撃したが、犯人を特定することはできなかった。三兄弟は容姿が似通っている三つ子だったからだ。 DNA鑑定も指紋鑑定も存在しない時代に、探偵は、純粋な論理のみで犯人を特定することができるのか? -
私たちの読書生活
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本が好きなあの人の愛読書と本棚満載! 年間読書量150冊以上! 大の本好きで読書会も主宰する著者が気になる10人の読書家の方々の大切な本、読書スタイル、読書を続けるコツ、本棚について教えてもらいました。「今日カバンに入っていた本」や「プレゼントされてうれしかった本」など質問コーナーも必読です! 目次 じっくりと時間をかけて味わう読書。 インテリアや空間にもこだわった「本のある暮らし」—yukariさん 自分なりの視点や言葉のセンスを磨きたい。 読書で出会う個性豊かな表現に酔いしれる。—JIRIKOさん 明治時代の全集から現代のエッセイ、詩集まで。 ジャンルや時代を超えたストイックな読書ーゆい奈さん エッセイ、日記本、食にまつわる本。 誰かの生活が垣間見える本は日常を楽しむヒントになる。―愛さん 本は救いであり、癒し。 読書セラピーで心を潤す言葉を届けたい―ことさん 「読書ってかっこいい」から始まった読書習慣。 フィジカルな体験でもある読書という行為そのものが好き―しんやさん 海外文学の魅力は、「違う」と「同じ」の共存。 知らない世界の価値観を文学を通じて感じたい。―マヤさん 本は波乱万丈な子育てからひと息つける静かな世界。 「読んで損はない」子どもたちと共に楽しむ読書―misakiさん 作家と共に生き、 染み入る言葉を味わい尽くす日々―仙波義規さん アメリカに住んでいたからこそ日本語力を落とさないために始めた読書。 文章を書くことに興味を持ち、今はコピーライターに―ひかりさん 読書と対話で「人に向き合う」 人それぞれの価値観やドラマを知りたい―大島梢絵 -
すぐやる人の思考法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★☆キヤノンとコニカで実践したパフォーマンス戦略☆★ ☆★世界初の本格的カラーレーザープリンターを開発した男の「考動力」★☆ ★☆「スピード」と「質」が同時に上がる思考と行動をつなげる思考法☆★ ●ぜひ、読んでいただきたい人● ・他人に「考え方が浅い」と言われたことがある人 ・動いている割に、目に見える結果が出ない人 ・悩んだあげく、行動できなかったことに後悔したことがある人 ・職場で劣等感を抱いている人 ◆この本で手に入るもの◆ ・第1部「行動する前の頭の中」 →行動の指針となる思考の型が手に入ります。 ・第2部「行動を最大化する頭の使い方」 →仕事が速いのにミスをしないコツが手に入ります。 ・第3部「最高のパフォーマンスを生む頭と行動の休ませ方」 →深い集中力を取り戻す科学的に正しい休息方法が手に入ります。 ▼本書の中身▼ 「とりあえず、早く動け!」 「もっと考えてから、やって!」 このようなアドバイスで振り回された経験はありませんか? 「とりあえず、やってみなよ」と言われたかと思えば、「考えが浅い。もっと考えてやりなさい」と注意されてしまう。働いていると、手を動かすべきなのか、いったん考えるべきなのか混乱してしまうことがあります。 その結果、どうなるか……。 「がんばっているはずなのに、評価につながらない」 「ちゃんと考えているのに、なぜか結果が出ない」 原因が掴めないため、次に活かせる失敗ではなく、その場しのぎの後悔をするだけになってしまいます。 この現象は、あなたの能力やセンスの問題ではありません。 多くの職場では、「速く動くこと」と「深く考えること」が、同じ土俵で語られてしまっているのです。 本来、この二つは対立するものではありません。 問題は、どのタイミングでどの深さまで考えるかが言語化されていないことにあります。 考えているだけでは、結果は手に入りません。 動いているだけでも、結果は手に入りません。 思考と行動のバランスが取れたときに、仕事の「スピード」と「質」が同時に上がります。本書では、仕事を速く終わらせながらも、ミスをなくす思考法をお伝えいたします。なぜ動けなかったのか、なぜ結果が出なかったのかを構造で理解し、次の一手を選べるようになる本です。 【目次】 第1部 行動する前の頭の中 1章 なぜ、やっているのに結果を出せないのか 2章 結果を残す人が行動する前に見ている世界 第2部 行動を最大化する頭の使い方 1章 仕事のスピードは「分け方」で決まる「動詞」で始めるタスク分解 2章 最小の時間で最大の結果を出す仕事に追われない時間術 3章 スピードと質が同時に上がる小刻みフィードバック 第3部 最高のパフォーマンスを生む頭と行動の休ませ方 1章 休むほど仕事が加速する科学「戦略的ビジネス休息法」 2章 小さな習慣が大きな結果をつくる思考法 -
資本主義を半分捨てる
お金になりにくい文化や教育的営みは役に立たないのか? 資本主義的な都市とそこから離れた山村の二つの場所を行き来しながら、自分の感覚にしっくりくる言葉や表現を磨き、自分らしく生きるための道筋を探っていく――。他人の評価や市場のものさしにとらわれず、自分だけの生き方をみつけよう。私たちが抱える「生きづらさ」から抜け出してちょうどよく生きるためにどうすればいいのか。現代を生きる私たちがどうすれば人間らしく暮らせるのか、自分に合った答えを見つけるためのヒントがここにある。 【目次】はじめに/第一章 僕たちが山村に越して分かったこと――二つの原理を行ったり来たり/第二章 社会全体を学びの場としてとらえる――脱学校、脱病院の思想/第三章 働くとはなにか――ルチャ・リブロとヴァナキュラー/第四章 数値化できないものについて語る――「オムライスラヂオ」/第五章 尊厳を認め合いながら生きるには――『ジェンダー』 -
世界を解き明かす 地政学
・なぜ独裁者は戦争をしたがるの? ・なぜ中国とロシアは仲良くするの? ・なぜトランプ大統領は身勝手でも許されるの? ★26万部の『13歳からの地政学』著者 最新作! 世界の解像度が上がる最高の入門書! 中国が日本への圧力を強める台湾問題やロシアのウクライナ侵攻、トランプ大統領のベネズエラ攻撃……。物騒な地政学のニュースが年々、増え続けています。戦後80年で世界は再び、大国が勢力圏を広げようとしのぎをけずる戦国時代に入ってしまったようにみえます。 それでは、これからさらに紛争が増えるひどい時代になるのでしょうか。すべてのニュースには、背景事情や理由があります。 そして未来がどうなるかは、世界の問題についての理解が社会に広がるかにかかっています。 ・中国がもし台湾統一したら、日本と韓国は中国の下に入る ・ウクライナとロシアの戦争の妥協がむずかしい理由 ・民主主義国を自滅に追い込むSNSの陰謀論工作 ・日本ではなぜスパイが育たないのか ・王室の外交力は地政学的な利点がある この本の魅力は、国際情勢のポイントを網羅してあるところです。ぜひ知識を深めてください。 【内容紹介】 第1章 地球儀からの視点 台湾は世界の勢力図を変える場所にある 中国がターゲットにする沖縄と「バシー海峡」 兵器を運ぶロシア――北朝鮮直行列車は日本海沿いにある トランプ関税にインドが屈しないのはなぜか 「敵」に囲まれた陸の孤島イスラエル 東南アジアにとって、「中立であること」は生き残りのための教訓 守りようがない地形のウクライナ ほか 第2章 世界を動かすシステム 責任果たさず「おいしいとこ取り」するアメリカ 中国、ロシアには弱いトランプ流交渉術 ファーストレディーの影響力はあなどれない 宇宙開発には自国を敵国から守る役割もある 戦争のドローンはなぜ人ごとではないのか 世界地図の描き方で国力がゆがむ 日本を残すために必要なこと ほか 第3章 時がもたらす変化 80年という戦争の風化が極右勢力を後押しする 日本の核保有は代償が大きすぎる 戦争を欲する独裁者の事情 鉄道の「線路幅」が大国の勢力圏を示す 温暖化で紛争のリスクは高まる ほか -
あなたの命綱
日本人は二人に一人ががんになると言われる現在、できることならがんは治る時代になったと世間に伝えたく、ノンフィクション作家の中道颯子は『がん患者の命綱』を執筆するため取材を始めた。 担当編集者の岡村誠二とともに、TML社主催の福沢倫也CEOの講演会「新時代のがん医療――唾液サイトカイン検査が拓く未来」を聞き、社長室室長の小早川蝶子を介して取材をした。 TML社はがんの悪液質を引き起こすサイトカインの検査で、急成長を遂げた医療ベンチャー企業。しかし、その異常な内情が「週刊文砲」に暴かれ、颯子は疑念を抱く。 そんな折に新聞社時代の後輩で親友の林田愛美が、ステージ4の肺がんで標準治療を受けたが、副作用に苦しむ。AIメンター(助言者)の勧める、代替療法に次々とはまった。颯子は本のために、がんの四大治療の取材をはじめる。 「目次」から 第一章 人はなぜがんで死ぬのか 第二章 マイ・ライフ 第三章 百花繚乱の失望 第四章 がんでも死なない -
心の深層をのぞいてみる図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ー---------------------------------- 左脳ではなく「感性」で学ぶ 「哲学」「心理学」の教養書! ------------------------------------ 常に変化する私たちの「心」。 心にまつわる「哲学」「心理学」の100の学問用語を、16名のイラストレーターによる美麗イラストとともに紹介しています。 心のはたらきを知りたいときに、創作のヒントに。 「心」に関心のあるすべての人のための一冊です。 【目次】 1章 心の庭をのぞいてみる 考える葦/我思う、ゆえに我あり/主体と客体/生得観念/タブラ・ラサ…など 2章 心のゆらぎをのぞいてみる 感情/ジェームズ=ランゲ説/エロース/あれか、これか/ペシミズム…など 3章 「私」と世界をのぞいてみる イデア/ダーザイン/世界内存在/ロゴス/顔/言語ゲーム/因果律…など 【参加イラストレーター】 aika inagaki、飯田愛、カタユキコ、koji、齋藤州一、すにょ、そねぽん、髙橋あゆみ、中辻作太朗、ねり、nomi ayaka、HER、hale、FUCA FUCA WHO、与、yogg 【監修】 青木滋之: 中央大学文学部教授。哲学専攻。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は英米系哲学、科学史・科学哲学。おもな著作( 共著)に『科学と文化をつなぐ アナロジーという思考様式』( 東京大学出版会)、『ダーウィンと進化論の哲学』( 勁草書房)など。監訳に『オン・ビーイング・ミー ~「私」って何?~』(J.デイヴィッド・ヴェルマン著/ニュートンプレス)、『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学』(西東社)などがある。 齊藤 勇: 立正大学名誉教授。日本ビジネス心理学会会長。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了後、カルフォルニア大学留学。文学博士。専門は対人・社会心理学。複数のテレビ番組で心理コメンテーターとして活躍。『図解 心理分析ができる本』( 三笠書房)、『図解雑学 見た目でわかる外見心理学』(ナツメ社)、『イラストレート 心理学入門』( 誠信書房)『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 人間関係の心理学』(西東社)など、多数の著書・監修書がある。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha -
新・競馬
英国スリラーの正統。競馬シリーズ再始動! 伝説の名シリーズ、復活。 英国スリラーの誇り高き正統。 ミステリー史に残るヒーローとともに〈新・競馬シリーズ〉の幕が開く。 落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。 だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか――? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。 英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。 -
あの人と、あのとき、食べた。
思い出の人と食を巡る、人生の旅のような食エッセイ 作りながら、食べながら、心はいつも、今は近くにいない人たちの思い出をふんわりと辿っています 《 ぼる塾田辺智加さん推薦!!!! 》 誰と何を食べた、という記憶はとても大事な想い出です。 美味しい、楽しい、甘酸っぱい、辛い…… いろんな感情が蘇ります。 あれ? これ私の思い出? と思うような話もあり、なつかしさで不意に涙してしまいました。 家族、友達、作家としていちばん影響を受けた人、イギリスで出会った個性的な店主たち、二度と会えない人……。 食べるのも作るのも大好きな著者が、なつかしい人と食の記憶を描きとめた、人生の旅のようなエッセイ。思い出ごと愛おしい料理のレシピ&写真も収録! ――「はじめに」より 誰かの思い出話をきっかけに、ずっと忘れていた自分の記憶が甦るという経験をしたのは、私だけでありますまい。私の思い出に触れることで、読者の方々の心の奥底で、ご自分の古い記憶が共鳴し、再び小さな輝きを放ち始めたら、それは何より嬉しいことです。 【主な内容】 ○ 美々卯のうどんすき ○ 母のシチュー ○ 見知らぬ「そっくり」さん ○ ブライトンの、なじみの店たち ○ 赤い赤いゼリー ○ 父の幼なじみと、握り寿司 ○ 刻んで、刻んで。 ○ おやつの話 ○ みんなで食べた、お正月料理 ○ 春はあけぼ…… いえ、たけのこ! ○ しゅわしゅわの喜び ○ 父と、最後の晩餐 ○ クリスマスの魔法 他 『祖母姫、ロンドンへ行く!』の著者による最新刊 -
春かずら
父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。 交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。 直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。 仇討ちとは、いったい何なのだ――。 十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。 江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。 -
宮本常一 民俗学を超えて
生涯をかけて各地を旅し,人々の声に耳を傾けつづけた宮本常一.『忘れられた日本人』をはじめとする仕事は,従来の日本像を見直す民俗学の成果であるとともに,民俗学を超えて,多大な影響を与えてきた.網野善彦,司馬遼󠄁太郎ら,宮本の言葉と行動を受けとめ独創的な仕事を成した人々を通して,今に生きる宮本民俗学を考える. -
警視庁公安部喫茶課
ページをめくる手が止まらない 圧倒的なリアリティのスパイお仕事小説! ★ SNSのアイコンを用いて、意中の相手と親密になる ★ 苦手な相手とも、“猫の距離感”で仲良くなる ★ 電柱の何でもないマークで、こっそり連絡を取り合う etc…… 元公安の「中の人」だった著者だからこそ、 本当の心理戦、情報戦をここまでリアルに描けた! 【 警視庁公安部 】 とは ……国家の安全を守るために、 テロやスパイ活動、過激派、サイバー攻撃などの脅威を 未然に防ぐ捜査・情報収集を行う部署 ――― あらすじ ――― 喫茶「ハム屋」の店主・稲見には、 お客さんや家族にもナイショにしていることがある。 それは以前、警視庁の公安部(※)に勤めて 情報活動をしていたという過去。 日本を外国の脅威から守るため、 数々の心理戦を行ってきた彼は 職業柄、人と人とのコミュニケーション術に長けている。 だが、そのために困ったことに!! 「ハム屋」にはいつも、 ご近所さんからの様々な人間関係のトラブル相談が 舞い込んでしまうのだ。 ◎挨拶しても無視される同じマンションの住民 ◎ママ友LINEグループでのいやがらせ ◎女子高生同士のいじめ etc…… 人の頼みを断れないお人好しな性格も手伝い、 けっして乗り気ではなくても、 元公安の技術を使って店主はそれらのトラブルを“渋々”解決していく。 そんなある日――。 店主・稲見は誰かに監視・尾行されていることに気付く。 いったい誰が!? まさか…… “スパイごっこ”に関わるあの人物!? 穏やかだった「ハム屋」の日常は、 徐々に緊迫感を増していき、 喫茶店は開店休業状態に。 ついには国家的サイバー犯罪に巻き込まれ、 大ピンチを迎えることに――! ―――――――――――― -
なぜ休むことに罪悪感を覚えるのか
★★★話題沸騰につき発売即重版! ★★★世界的ベストセラー『BUTTER』著者・柚木麻子氏推薦!! ベストセラー『ファスト教養』著者レジー氏推薦! 「生産性向上と効率化に取りつかれた社会を生き抜く御守りとしての1冊」 【社会心理学者が「働きすぎの時代」に警鐘を鳴らす!】 米フィナンシャル・タイムズ紙はじめ 全米各紙で絶賛! いつも頑張りすぎている人に希望をくれる。もっと人間らしい、良い生き方はできるのだ。 ―ニューヨーク・タイムズ ベストセラー『デジタル・ミニマリスト』『DEEP WORK 大事なことに集中する』著者カル・ニューポート 一読の価値あり。 ―『フィナンシャル・タイムズ』紙 資本主義に翻弄されて疲れた人のための科学に基づく自己啓発書だ。 ―『シカゴ・リーダー』紙 人はそんなに働かなくていいし、価値は外からの評価で決まらないし、 すべてに詳しくなくていい、すべての人を助けなくてもいい。 休むことに罪悪感を味わう必要はない。 なぜなら「怠惰=悪」は植え付けられた "信念" に過ぎず、しかも誤っているからだ。 【「はじめに―『自分は怠惰じゃない』と気づくまで」より抜粋】 何年も、私はひどい生活パターンで生きてきた。朝から5~6時間、休憩も取らずに働いて、片っ端から業務を処理していく。この時間帯は、メールの返信やレポートの採点に猛烈に集中していて、軽食をつまむどころか、席を立って少し歩くのも、トイレに行くのも忘れていた。 こんなふうに超生産的でいられるのはいい気分だった。前日の夜に考えて不安になっていた「やることリスト」のタスクを全部片付けられる自分が好きだった。そう思うと短距離走のように全力で凄まじい量の業務を処理できた。 だけど、そんな働き方をしていると、その後、使い物にならなくなる。午後は生産性ゼロに等しい状態で、SNSを何時間もただ眺めているだけだった。終業後はベッドに倒れ込む。暗い部屋でポテトチップスを食べながらネット動画を見る以外のエネルギーは残っていない。 こうして数時間、「充電」をすると今度は、時間を有意義に使えなかった罪悪感が押し寄せてくる――友達と出かければよかったのに。なんで執筆しなかったんだろう。どうせなら健康的で素敵な晩ごはんを作ればよかった――そうして、翌日にやるべきことを考えてストレスに襲われる。そしてまた翌朝になると、罪悪感から働きすぎて疲弊、というサイクルが始まるわけだ。 この本は、一般に「怠惰」として切り捨てられている行為を全面的に肯定し、社会から「怠け者」だと排斥されている人びとを全力で擁護する一冊だ。 生活のあらゆる場面で、頑張りすぎそうなリスクがあるときに、どのように一線を引いて自分を守ればいいか、実践的なアドバイスをたくさんお伝えする。「これ以上はできない」と相手に理解してもらうための具体的な伝え方も盛り込んだ。何より、「自分はどうしようもなく怠惰な人間だ」という恐怖心は見当違いだから捨てていい、という根拠を示すので、読んで安心してほしい。 【目次】 はじめに 「自分は怠惰じゃない」と気づくまで 第1章 「怠惰のウソ」 第2章 怠惰を再考する 第3章 そんなに働かなくていい 第4章 人間の価値は業績では決まらない 第5章 すべてに詳しくなくていい 第6章 疲れる人間関係はそのままにしない 第7章 社会の「べき」を払いのける 結び 共感で「怠惰のウソ」を終わらせる ※本書は2024年5月に小社より出版された単行本『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論』の携書版です。本書の内容は同じですので、あらかじめご了承ください。 -
「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ
「ふつう」に違和感があるすべての人へ――。 病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」 自分と世界、身体と心、正常と異常…… 目に映る景色をガラリと変える一冊! 【本書で考える問い】 ●病気はどう「発明」されるのか? ●新しい病気が生まれるのは、いいこと? ●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい? ●生きづらさは連鎖する? ●どこまでが医学で、どこからがビジネス? ●命の優先順位はあるのか?……ほか 「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。 しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。 医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。 でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」――「はじめに」より -
たったひとつの冴えない復讐
復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。 『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔の最新作! 私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。 告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。 唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、自分の過去の罪の意識から、復讐と贖罪の間でさまよい始める―― デビュー作『襲名犯』で不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編!
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