配信予定・最新刊

作品一覧

  • 東京魔法少女
    NEW

    東京魔法少女

    小説・文芸

    -
    1巻2,310円 (税込)
    抗え。 あなたの声は無力じゃない。 妬みや悲しみ、絶望から生まれる〈妖鬼〉に立ち向かうのは、 家での居場所をなくした少女たち。 家庭で、組織で、社会で傷つけられた痛みを『仕方ない』と諦めなかった、魔法少女の物語。 追いかけるなら、今! ブレイク必須の注目作家が放つ メンタル最強小説、爆誕! 明日を、自分を信じるために。 【あらすじ】 「迎撃討伐が終わったら、アフタヌーンティーに行こうよ」 都市開発事業に揺れる東京。人々の絶望が〈妖鬼〉となる世界で街を守るのは、国家の秘密組織に管理された「魔法少女」たちだった。 15歳で組織に拾われ、10年。天才魔法少女・深見ナナは大学へ進学し、命を削る戦場からの「セカンドキャリア」を切り開こうともがいていた。 そんな中、規格外の力を持つ妖鬼が出現。組織は、少女らを無慈悲に最前線へと送り込む。 誰かの犠牲で回る狂ったシステム。連鎖する負の感情。 大切な人たちの“痛み”を救うため、ナナは巨大な組織と絶望に抗う戦いへ身を投じる――。
  • 燃える夜空に星ちりばめて

    燃える夜空に星ちりばめて

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    二度の大戦を経て荒廃し、政府の情報統制によって文章表現が厳しく規制されるようになった【ユニオン】と呼ばれる社会で、機械でできた翼で空を飛び、違法郵便を配達する一人の少女がいた。文字も読めずに、生きるためにただ荷物を運んでいたその少女・スピカは、多くの思いをのせた手紙を運ぶうち、徐々に「書き記すこと」の持つ力を知ることになる。やがて、スピカは知る力を奪う政府に反抗する組織と関わることになり、時代の変革に大きく関わっていくのだが……。
  • はるを呼ぶ

    はるを呼ぶ

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    海沿いの小さな田舎町に暮らす晴奈は、高校三年生。母親は、晴奈のことを「小春」と呼ぶ。小春は晴奈の姉で、高校三年生だった10年前に忽然と姿を消してしまった。いつしか「小春は神隠しにあったのだ」と町中で噂されるようになり、晴奈の一家は周囲から避けられるようになっていく。姉の失踪ですべてが変わってしまったある日、無人の公衆電話が鳴る。恐る恐る電話に出た晴奈の耳に聞こえてきたのは、失踪した姉の声だった。
  • きみが忘れた世界のおわり
    値引きあり

    きみが忘れた世界のおわり

    小説・文芸

    -
    1巻730円 (税込)
    きみはあの事故で、わたしを忘れてしまった。 きみは描こうと決意する。事故で亡くした幼馴染――わたしの姿を。 第16回小説現代長編新人賞奨励賞受賞! いま注目の著者の一番泣けるデビュー作! 芸術を通して死者と向き合うといった普遍的な取り組みに、 死者視点の二人称と、さらにはSF的な趣向を加えた技巧的な意欲作。――宮内悠介 記憶喪失、アップデートされる幻覚、さらに夢を用いながら大切だった人を思い出していくという、とても凝った造りの作品で強く惹きつけられた。――薬丸岳 完成間近の卒業制作を酷評された蒼介は、事故で亡くした幼馴染・明音をテーマに絵を描き直そうと決意する。だが蒼介は、彼女にまつわる記憶を完全に失っていた。明音の情報を集めるうち、蒼介のイメージを投影した幻覚・アカネが現れる。固く蓋をした過去にたどり着くまでの、苦しくも力強い再生の物語。
  • マッドのイカれた青春

    マッドのイカれた青春

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    こんな顔、もううんざりなんだよ! 過剰に整ったルックスのせいで、 周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッド。 いじめも炎上も停学も、美しすぎる代償―― なんてことが、あってたまるか! 十代の揺らぐ心と無意識のルッキズムを鮮烈に描き出す、会心作! 「これって全部、あたしが悪いの?」 県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。 敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限……。 「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて――。 見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像!
  • 踊れ、かっぽれ

    踊れ、かっぽれ

    小説・文芸

    3.7
    1巻836円 (税込)
    最高で最強の、夏。 つらい過去も自分の弱さも、踊ればきっと、みんな輝く。 静岡の風物詩〈港かっぽれ〉に夏を捧げた高校生の、汗と涙はじける感動作。 地元出身作家が放つ、祭×青春小説! ダサい――。熱血顧問の不格好なダンスに、望月夏希らはめまいを覚えた。 静岡の清水みなと祭りで港かっぽれを踊る部活に集まった、やる気なし、体力なし、連帯感なしの十人の高校生。練習を重ねサマにはなってきたものの、ひた隠す過去の傷や虚勢のせいで部員の気持ちはすれちがったまま。 汗と一緒に本音も弱音も大噴出して迎えた本番、彼らは最高のかっぽれを踊れるか!?
  • 扇谷家の不思議な家じまい

    扇谷家の不思議な家じまい

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    地方都市・天島市で造船業を営んできた大家・扇谷家で2025年4月、予言者として一族を繁栄させてきたおばあさまの手帳が見つかった。手帳によると、おばあさまは100歳となる今年死亡するらしい。一族の皆が集まり、家じまいをすることになるのだが、本家の娘・立夏には気になることがあった。それは認知症になって以来、おばあさまが繰り返し「若い頃、桜の木の下に死体を埋めた」と言っていたことと、言葉なき者の声を聞く能力を持つ立夏は、それが本当だと知っていること――。
  • 17歳のサリーダ

    17歳のサリーダ

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    元JK、一人ぼっちの出口(サリーダ)を目指す! 「はぐれものに居場所はない」 親友と自分のいじめを放置した先生はそう言ったけど、わたしは違う! 突然差し伸べられた赤の他人の手を取った彼女は、フラメンコに出会いーー。 今なら何でもない事に、傷つき、悩んだあの頃。 あなたの中の少女にやさしく語りかけたい。 「大丈夫。たとえまた暗い夜が来ても、わたしはそこから抜けだせる!」 小説現代長編新人賞作家、待望の最新作 〈あらすじ〉 新菜は高校をやめた。親友と自分のいじめを知りながら放置した学校に失望したからだ。孤独な日々を送る彼女は、ある日、プロのフラメンコダンサー玲子とカンタオール(歌い手)のジョージと出会う。二人の誘いでフラメンコを始めた新菜。玲子の優しさとジョージの歌に触れながら、止まっていた新菜の人生は再び時を刻みはじめる。
  • 物語を継ぐ者は

    物語を継ぐ者は

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,870円 (税込)
    わたしがわたしであるために、 物語がつづきを書いてと叫んでいる。 少女から大人への――はてしない物語。 中学生の本村結芽は、急死した伯母の部屋で、愛読する児童書の原稿を見つけ舞い上がる。 『鍵開け師ユメ』シリーズは、孤独な小学校生活を過ごした結芽にとって、唯一の友達であり、心の拠り所だった。伯母は、その作者イズミ・リラだったのだ。 最新作を夢中で読むが、しかし遺稿は未完のまま。どうしても続きが読みたい結芽は、自分で物語の続きを書くことを決意する。 第一巻からページを繰り、主人公ユメの魔法の呪文を唱えると、物語の中へ飛び込めた結芽。ファンタジーの世界と現実を行き来できるようになり、自らの冒険を書き記していくが、何かが足りない。 物語に息吹を吹き込むには、伯母の、イズミ・リラの人生を知らなければ――。 現実を生きる自分、ユメとしての自分、伯母を探す自分。結芽の本当の冒険が、はじまった!
  • きみが忘れた世界のおわり 刊行記念〈特別短編〉「花が咲くまで」
    無料あり

    きみが忘れた世界のおわり 刊行記念〈特別短編〉「花が咲くまで」

    小説・文芸

    4.7
    1巻0円 (税込)
    実石沙枝子『きみが忘れた世界のおわり』刊行記念 小説現代2022年11月に寄稿された短編「花が咲くまで」を特別公開! 美大を目指して浪人中の三千花は、適応指導教室でボランティアをしている。 満足のいく絵が描けない三千花だったが、ある少女と出会うことで、自身を見つめ直していく。 受賞作『きみが忘れた世界のおわり』にも通ずる、スピンオフ短編。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 扇谷家の不思議な家じまい

    Posted by ブクログ

    数代続いた家業を閉じた身としては、こんなにドラマはなくても、地味に大小色々な決断をしてきました。窮屈でも逞しい登場人物がとても魅力的でした。

    0
    2026年09月25日
  • マッドのイカれた青春

    Posted by ブクログ

    ぶっ飛んだ女子高生マッド。成瀬?古都琴子?ぶっとび女子高生たちがつい脳裏をよぎるけど、マッドは外見がすごいだけで中身はいたって普通の素敵な女子。青春だなぁ…

    0
    2026年09月20日
  • 17歳のサリーダ

    Posted by ブクログ

    スペインへの憧れクラシックギター、フラメンコ高校生の頃好きだった!いじめや親子関係。若者が生きづらい世の中をサバイブしていて、習い事って異文化や言語を学ぶことって楽しいってことや、
    情熱的強い感情の爆発。読んでて気持ちいい本だった。ファッションの描写が具体的で情景が浮かんだ。おじいちゃんのフラメンコ。認知症だけど本服飾プロのおばあちゃんの手作り衣装。老齢のかっこいい人がたくさん出てくるのも好き。
    いじめる側といじめられる側の苦悩とか、理不尽だけど誰もが苦しい。

    これを機にプレイリストとInstagramのフィードは全部フラメンコになった

    0
    2026年08月28日
  • はるを呼ぶ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『はるを呼ぶ』を読み終えてまず感じたのは、『光のとこにいてね』と通じる“人の温かさ”と“静かな再生の気配”だった。
    ストーリーは異なるのに、作品全体を包む雰囲気や読後感が似ていて、心の奥に柔らかな光が残るような感覚を味わった。

    物語の中心にいる晴奈は、8歳の時に姉・小春が突然いなくなったことをきっかけに、過酷な環境へと放り込まれる。
    父は家を出て行き、母は精神的に壊れて部屋から出られなくなり、晴奈は村八分のような孤立した状況で母の面倒を見ながら成長していく。
    幼い少女が10年間も必死に耐え抜いてきた事実は、それだけで胸が締め付けられる。

    そんな晴奈の人生を大きく動かしたのが、海岸通りの公衆電話に突然かかってきた姉・小春の電話だった。
    何となく受話器を取ったその瞬間、晴奈は10年ぶりに姉の声を聞く。
    小春は晴奈に2つの「ミッション」を与える。
     ・友人と仲直りし、一緒に下校して冬休みの予定を入れること
     ・家を出て行った父に会うこと
    このミッションは、晴奈が他者とのつながりを取り戻し、自分の人生を再び歩き始めるための小さな一歩だった。

    1つ目のミッションは、晴奈が勇気を振り絞ってなんとか達成する。
    2つ目のミッションは、仲直りした友人の美久が驚くほどテキパキと動き、父との再会を実現させた。
    ミッションを一つずつこなすたびに、晴奈の周囲の人間関係は少しずつ良好になり、晴奈自身も前向きになっていく。
    読者である私も、晴奈の変化に合わせて心が軽くなり、なぜか救われたような気持ちになった。

    姉の失踪が原因で家族が崩壊したため、晴奈には小春への恨みもある。
    しかしそれ以上に、晴奈の中には強い姉妹愛が流れている。
    「お姉ちゃん」という言葉が30回以上も登場するほどで、晴奈がどれほど姉を思い続けてきたかが痛いほど伝わってくる。

    そして物語の終盤で明かされる事実が、晴奈の心の深さをさらに際立たせる。
     ――公衆電話からの小春の電話は、春奈が無意識に作り出した“幻想”だったのだ。
    姉を思う気持ちがあまりにも強く、心の奥底で「小春に背中を押してほしい」と願い続けていた晴奈。
    その切実な思いが、電話という形で彼女を支えていた。
    ミッションを達成するたびに人間関係が改善していったのは、晴奈自身が変わろうとする力を内側に持っていたからこそだと気づかされる。

    晴奈が自分の力で立ち直り、周囲の人々とつながり直していく姿は、読んでいて涙がこぼれるほど感動的だった。
    過酷な環境で育った少女が、幻想に頼りながらも、最後には自分自身の足で未来へ踏み出していく。
    その過程は静かでありながら力強く、読後には温かい余韻が残った。

    『はるを呼ぶ』は、苦しみの中でも人は他者の温かさや、自分の内側にある希望によって救われることがあると教えてくれる作品だった。
    晴奈の再生の物語は、読者の心にもそっと春を呼び込んでくれるような、優しくて力強い小説だった。

    0
    2026年08月11日
  • マッドのイカれた青春

    Posted by ブクログ

    第2回未来屋アオハル文学賞、大賞受賞作ということで読むことにした一冊。美しすぎる高校生マッドの3年間を描く。
    ルッキズムや情報社会といった現代の要素と、昔ながらのクラスの(いやーなところも含めた)雰囲気と……ありえないようでリアルな作品だった。

    外見にかかわらず、自分の内面を好きでいてくれるひとの存在が誰にでも必要だなと思う。そういうひとはすぐに見つかるわけではないし、見つからないかもしれない。
    作中で巻き起こる出来事や事件、そういったものを見ているからこそ、マッドに季子や忍がいてよかったと思う。読後感は爽やかで、季子の最後のメッセージは泣きそうになったし、たくさんの人に読んでほしい作品だと思った。

    0
    2026年08月04日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET