実石沙枝子のレビュー一覧

  • マッドのイカれた青春

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    すごく面白い!イカれてるだけじゃない優しくて温かい物語。馬淵さん、優恵ちゃんの話が特に引き込まれました。この2人のように高校時代を凛として過ごせるのは凄い事だと思う、たぶん今の現状には失望しているけど自分の事は信じている人間的にとても素敵なキャラクターだった。
    マッドの思いは最後の章に書かれているだけだった、本当に普通の子なんだなと思った。

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    2026年01月11日
  • マッドのイカれた青春

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    最高の青春小説でした。

    常に周りと比較して一喜一憂して、人とは違う特別になりたくて。まだ何者でもないゆえのヒリヒリするような焦燥感や、狭い世界での息苦しさ、すべてがまさに『青春』でした。

    目立つ人であるために台風の目のようになってしまう、マッド。そんなマッドに心乱される6人の視点で、それぞれの高校生活が描かれています。様々な視点があるからこそ、より自分に近い、共感できる気持ちが見つかるのではないかと思います。

    目立つような存在ではなかった私でさえ、中学や高校では目まぐるしい感情の起伏に、自分でも戸惑っていました。そんなあの頃を思い出して、懐かしいと思えるくらいには、過去に、大人に、なって

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    2026年01月09日
  • マッドのイカれた青春

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    あの頃のアタシたちだって、多少はイカレテタよね?
    多分、そんなお年頃。
    そうでしょ?www

    娘も、オススメしたらハマってた。

    ☆季子の奇行の理由を聞こう
    ☆君は幹生の大正解
    ☆朝日静夢の夜は明けない
    ☆月に我あり
    ☆忍の孤悲は忍れど
    ☆マッドのイカれた青春

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    2026年01月06日
  • マッドのイカれた青春

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    おもしろかった…!
    終盤の新幹線のホームでのシーン。

    「おまえのことを嫌うやつが必ず現れる」
    「お前のことを好きだっていうやつも、絶対に、絶対に現れる」

    涙が出て、佐々木くん!好き!ってなりました。笑

    「孤悲」=あなたに会えず一人でいることが悲しい
    ほんとにエモい…!

    登場人物全員の幸せを願いたくなる一冊でした。
    深夜ドラマとかで映像化されそう!

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    2025年12月24日
  • マッドのイカれた青春

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    すごい、すごい、大好き!
    学生時代の、賑やかで、楽しく、一方で孤独で苦しかった、二度と戻らない、あの「尊い季節」。
    他人のことも自分のことも、うわべだけしか見ようとしなかったあの頃…
    いや、もしかして、今もなお、そうかもしれない。

    この本は、本質や真実にしっかり向き合うことの大切さ、わかりあえる人がきっといるという希望を教えてくれた。
    ラストもすごく好きだなぁ…

    今年のベスト3が入れ替わるほど、よかった!
    もっと読まれてほしい作品。

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    2025年12月16日
  • マッドのイカれた青春

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    ネタバレ

    私はこれ好きだったな。本名を略してMAD(マッド)。美しすぎるマッドと容姿が理由でいじめにあってきた季子。交わらなさそうに思われるふたりの友情の物語でもある。美しすぎるがイカれているマッドが爽快。誰よりも美しいマッドが見た目で人を評価しないというのが、究極に皮肉が効いている。マッドも季子も凛としてて自分があって素敵な子だよね。マッドは美しすぎるから故に内面を見て貰えないってのもあるんだろうしなーという。最後、別の大学に進学したふたり。マッドがあだ名を手放し、新しいスタートに立とうとする素敵な終わり方。

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    2025年12月17日
  • マッドのイカれた青春

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    いろいろな感情が混ざった一言で表せない心理描写がとてもよかった!
    終盤の「恋」と「孤独」の解釈もとても心に残った

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    2025年12月01日
  • マッドのイカれた青春

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    ネタバレ

    ①ルッキズムに囚われてるキャラクターたち。
    (本作でわかるのは、美しい美貌を持っている人に、自分の顔や体型にコンプレックスを持っている人、どちらも悩みを持っているということだ。)

    私は、自分のルックスをいいと思ったことはないし、整形するまで、もっと良くしたいと思ったこともない。

    でも、私は見た目がいい人より、マッドのように、「嘘がなくて 、正直で、揺るぎなくまっすぐで、自分をよく見せようと思わない」ような内面が磨かれている人の方が美しい人だと思う。
     
    ②馬淵の答辞が素晴らしかった。

    ● 「恋には、恋愛だけでなく、季節に思いを寄せるという意味があります。わたしはこれから死ぬまでずっと、こ

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    2025年11月15日
  • マッドのイカれた青春

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    美しすぎる女子高生マッド。彼女を廻る周りの人々、特に最初の季子のぶっ飛んだ奇行に心鷲づかみにされた。あんた最高だよ。
    答辞も最高だったよ。

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    2025年09月21日
  • マッドのイカれた青春

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    表紙とタイトル、そして帯を目にした瞬間、これは期待できるぞと思った一冊です。
    そして読むとやっぱりそうだった!
    登場人物達の境遇や背景にどんどん引き込まれていき、一気に読んでしまいました。物申す感がスッキリ、彼らの今後も読みたいなと思いました。
    そもそも人はなぜ誰かにブスとか悪口を面と向かって言えるんでしょうね。そんなことをもし目の前で言われたら…今なら絶対言い返してやるのに、と人生経験積んだから思うようになりました。だからみんな負けるな。

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    2025年09月20日
  • 踊れ、かっぽれ

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    あの夏を成瀬と西武にささげることのできた幸運な青春小説ラバーのみなさまがた、今夏はかっぽれにささげてみては…などと。
    静岡は清水の夏祭りで「かっぽれ」を踊る、地域の複数校合同部活動に参加した高校生たちの群像劇。
    顧問が、ただの祭りの踊りに対してやたらと熱血!しかも手本が下手でダサい!という最悪の駆け出し。本番までに彼らはどのようにかっぽれに向き合うのか。読んで確かめてほしいです。

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    2025年08月29日
  • 踊れ、かっぽれ

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    静岡市清水区、夏の風物詩・港かっぽれ。かっぽれ部に集まった高校生たちの春〜夏を描いた青春小説。
    あらすじ、登場人物紹介から静岡要素が盛り盛り。
    完璧な人や、なんでもうまくやれるような人が1人もいない。それが最後まですごく不安定な気持ちになるし、祭り時点の主観がこの登場人物では弱くない…?と読み進めたら、もうすべてごちゃ混ぜで最高な気持ちになった。
    楓子の「お祭りの空気って、すっごく平等」という言葉が、最後は少し違って見える。

    何気に裏表紙のあらすじが良い仕事をしているかも。ちゃんと清水要素を出しつつ、この登場人物のチョイスは、物語を読み終えてからだとギリギリまでネタバレしないぞ〜みたいな働き

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    2025年08月21日
  • 物語を継ぐ者は

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    ネタバレ

    自分が小学生、中学生だった頃、
    好きだった児童書のことを思い出す。
    今よりもっと毎日本を読んでいて、
    その中でもひときわ大好きなお話があった。
    そのお話に救われていたことを思い出しました。
    本作でも物語に救われた女の子が、その物語の続きを見つけるために奮闘していて
    その最中で少しずつ心身ともに成長していく姿が眩しくてキラキラしていました。
    はじめは物語を継いでいった、けれど次は生み出す側にまわる成長っぷりに感動してしまいました。

    また、物語の中と現実をいったりきたりするファンタジー感もとっても楽しく読むことができました。
    ナルニア国物語のように、扉を開けると違う世界に、不思議な国のアリスのよ

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    2025年04月20日
  • 物語を継ぐ者は

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    本好きの人にはたまらない話だと思う。そして本好きの思春期の子たちには胸に刺さる内容。

    愛読の児童書が自分の叔母だった事を知り未完の物語を亡くなった叔母の代わりに書くことになる。その大変さや物語の世界の体験は自分が考えている事しか進まないがその世界での成長と現実での初めての母親にどれだけこの本に救われたのかを反抗しながら力説。どんどん強く成長していく姿に羨ましく感じる。そして未完の物語を友人の助けを借りながら完成し発表。
    そこから作家人生が始まるのかと思うがシビアでそれでいて現実的な内容になっている。夢に向かって努力する、立ち向かう強さを持つ勇気を与えてくれる。そんな一冊。

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    2024年11月04日
  • 踊れ、かっぽれ

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    それぞれの思いを抱えて、学校の枠組みを超えて地域連携部活動のかっぽれに参加し、本気で取り組んだから、仲間を理解し、一緒に青春を過ごす。
    今しか出来ない、来年もまたとは、決して言えないからこそ、今を楽しむ青春物語。

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    2025年12月30日
  • マッドのイカれた青春

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    読んでて気持ちの良い話でした
    美人の友達がいたのですが、大変そうだった
    目立たないモブでいられてよかったと当時思ってたのを思い出した

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    2025年12月29日
  • 扇谷家の不思議な家じまい

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    女性のみに不思議な力が遺伝する扇谷家のファミリーヒストリーもの。結構好きな話だった。予知能力、千里眼、声無き物の声を聞く者がたまに出現する。この一家はしかし、すでに分家や嫁に行った者しかなく、扇谷を名乗る子孫はもう居ない。扇谷家としての風格を守っていた最後の人である時子お祖母様(予知能力者)が、自らの死が近いことを予言した。それを知り親族一同が古い扇谷邸に集まるところから物語が始まる。

    そこから話は時代を遡り、行ったり来たり、息子や娘の代、孫の代など、時代の変遷とともに変わっていった扇谷家と能力者の生活や価値観。それらのファミリーヒストリーを垣間見ながら、扇谷家の家仕舞いを見守る。

    ちなみ

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    2025年12月28日
  • マッドのイカれた青春

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    顔の違いのわからない幹生の賞と忍の章が良かった、特に忍。駅のホームのシーンは正に絵が浮かぶようでした。

    あと、出てくる単語がめちゃくちゃ世代だと思ったら著者が同い年でした、通りでって感じでした。

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    2025年12月27日
  • 扇谷家の不思議な家じまい

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    静岡本屋大賞受賞作なので
    読んでみた
    予言する力のあるおばあさまをはじめとする
    不思議な力を授かる扇谷家の女子
    11月に死ぬというおばあさまの予言にむかって扇谷家の家じまいがはじまる
    そして家を市に寄贈するにあたり、桜の木を切ることが条件になるが、その木の下に死体を埋めたという話をおばあさまから聞いていた孫娘の立夏は…
    力をめぐってしきたりのある家につながれる子どもたち
    扇谷家一族のそれぞれの過去の思いや今の思いが短編のように綴られて、おばあさまの最期につながっていく
    登場人物それぞれの愛が温かい素敵なお話でした。
    これは映像化間違いないでしょう

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    2025年12月06日
  • 踊れ、かっぽれ

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    悩める若者×部活動×祭というのは最高の組み合わせ。

    舞台は静岡県清水市。それぞれの悩みを抱えながらも、清水の伝統の踊り、かっぽれに全力を注ぐ姿はとても美しい。

    なにより個性豊かな高校生達の配役が最高。
    海外から引っ越してきたハーフのオーガスタス。
    少し抜けているとびきりの美少女凛々。
    ヤンキーっぽいがダンスが上手な龍太郎。
    踊りたいのに踊れない足の不自由な楓子。
    普通の高校生だけどいないと困る夏希。
    などなど。

    まさに、これぞ青春だ!といえる一冊。

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    2025年11月08日