実石沙枝子のレビュー一覧
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サリーダは直訳すると「出口」という意味です。 音楽で使う場合は「曲の導入部」という意味で使うそうです。
この小説の主人公 畑村 新菜(はたむら にいな)は、高校1年の冬に退学しました。いじめにあったのです。いじめられていた親友をかばい続けていた新菜は、いじめに耐えきれなくなって転校してしまった親友のあとに、いじめの標的になったのです。
新菜は、4月のある日の午後、道の奥から流れてくるギターの音と歌を耳にしました。それがフラメンコでした。ギターを弾いて歌っていたのは、キッチンさいばらで料理を作っているジョージ(日本人28歳 スペインに6年住んでいた)でした。
フラメンコ舞踊家の有田玲 -
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置き去りにされている子供たち
不登校ということで置き去りにされている子供たちを預かっている教室と、自分自身 美術大学への進学につまずいてしまっているヒロインの物語。淡々とした語り口は、周辺人物たちの境遇を必要以上に悲劇化しないのに、有効な働きをしている。本当に短い物語ではあるが、心に響くものがある。
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初読みの実石沙枝子さん。
10年前に突然失踪した姉の小春。言い伝えから、「神隠し」にあったのでは?と噂されるようになる。
父は家を出ていき、精神が不安定になった母のお世話を主人公の春奈がすることに。閉鎖的な田舎町では誰もが一家との距離を取っていて、春奈は孤立状態に。
「こんなひどいことある?」と、想像がつかない状況に困惑してしまった。
周りの大人達が無責任過ぎて、ムカつきながら読んだ。
大人で唯一ともいえるまともな人が頼子。名前の通り頼りになる存在で、この人だけは信用出来そうだと思った。
皆さんの評価は高めだけど、私はちょっとイライラしてしまった。 -
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ネタバレこれはヤングケアラーのお話しなのだろうか?
小学生の頃から10年間も村八分状態の中誰にも頼れず生活するなんて…。
病んでしまった母親は行方不明になってしまった姉の名前で自分を呼ぶ。この子こそ壊れてしまってもおかしくなかったのではないか?
許せないのは逃げた父親!
探し当てた末に家に訪れた時の呑気さ!
『おとうさんだよー」
じゃないよ!と、ムカムカしてしまいました。
行方不明の姉にそっくりの女性が姉の元彼氏の今カノとしてやってきた。
その彼女が初めての頼れる大人になってくれた。
もっと小さい頃から助けてもらえたら良かったのにね。と、思ってしまう。
最後はハッピーエンドで終わって良かったけ -
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ネタバレ扇谷家は、女性に特殊能力が現れる一族。それゆえに限られた家の相手と婚姻関係を結び、秘密を維持していた。
予知能力者の時子は、自分の死期を知らせる予言帳を曾孫の立夏に託す。時子自身は認知症が進み、ただ「桜の木の下に死体を埋めた」とことあるごとに話すのみになっていた。それは本当なのか、だとしたら誰なのか。
過去と現在を行きつ戻りつしながら、扇谷家の面々の視点で一族の姿が描かれる。
自分の意志を無視され、家のために決められた道を歩まされた時代。予知された出来事は初めから決まっていたのか、それとも揺らぐなかで変わっていくものなのか。現代になっても「家」に縛られそうになるが、あえて自らの道を選び取