実石沙枝子のレビュー一覧
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ネタバレ扇谷家は、女性に特殊能力が現れる一族。それゆえに限られた家の相手と婚姻関係を結び、秘密を維持していた。
予知能力者の時子は、自分の死期を知らせる予言帳を曾孫の立夏に託す。時子自身は認知症が進み、ただ「桜の木の下に死体を埋めた」とことあるごとに話すのみになっていた。それは本当なのか、だとしたら誰なのか。
過去と現在を行きつ戻りつしながら、扇谷家の面々の視点で一族の姿が描かれる。
自分の意志を無視され、家のために決められた道を歩まされた時代。予知された出来事は初めから決まっていたのか、それとも揺らぐなかで変わっていくものなのか。現代になっても「家」に縛られそうになるが、あえて自らの道を選び取 -
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ネタバレ書影がおしゃれ。タイトルがカッコイイ。そして読みやすい。前々から気になっていた小説です。内容としては面白くはありましたが、一つの小説という感じではなかったです。すぐ読める小説なので、気になった人は読んで損はないと思います。
一話一話はどれも面白かったとは思いますが、前の話で視点主だった人物が後の話にも登場してくれていたらもっと楽しめたと思います。ほとんどのキャラはその話だけの人物だったので、短編をいくつも読んでいるような気分になりました。
もしかすると、ターゲット層が既に高校生活を過ぎた大人向けなのかもしれません。私は現在高校生で渦中の存在なので、良さが分からなかった部分もあるのかも、と -
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扇谷(おうぎたに)家は、港を擁する天島市(あましまし)で、かつて造船業を営んで財を成した家です。
その屋敷は、天島港を見下ろす高台の一等地にある二階建ての和洋折衷の邸宅で、母屋の延床面積は百坪を超え、それより広い庭があります。3台停められる駐車場があり、裏庭には大きな桜の木が植わっています。
二〇二五年四月、大学二年生の扇谷 立夏(おうぎたに りっか)さんは、今年百歳になる曾祖母の時子(ときこ)さんが認知症で施設に移ってから空き家となっているこの屋敷の掃除の手伝いを両親から命じられました。
めぼしいものがあれば持って帰ってメルカリで売って小遣いにしても良い、と言われていたため、食器棚 -
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ネタバレ「かっぽれ」という言葉自体、はじめて聞いたのでタイトルで踊りということはわかったものの何だろう…と思いながら読み始めました。
読み終えて気になって調べたのですが、
「港かっぽれ」というお祭りは実在しているのですね!公式の踊りの動画もみて、これは確かに盆踊りなどとはまったく違う踊りだ…と思いました。
踊りがメインの青春小説だけど、それだけではなくて踊りを通して変化していく人間関係。
踊りも気持ちのあり方もみな少しずつ成長していて、素敵でした。
個人的にもっと知りたいなと思ったのは龍太郎の母親との確執、あとはカスミさんの行方が気になります。
(見落としているだけだったら本当にすみません…)
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ネタバレ思ったより不思議な感じはしなかった。
この物語は、扇谷家という一族の断片的なファミリー・ヒストリーである。一話の主人公である立夏からすると曾祖母の時子が、認知症を患って施設に入所したことから、彼女の住んでいた家を親戚一同で家じまいするところから始まる。
不思議な、と題しているのが何故かというと、この扇谷家に生まれる女性には超能力が発現するからだ。曾祖母の時子は予知能力者。自らの死期を記した予言帳なるものを、立夏の片付けそうなところに隠しておき、見つけさせた。
予言帳には時子が十一月の十三日に死ぬことが書かれていて、家族はその日までに誰も住まなくなった家をどうにかしようとする。だが、気がかりな