実石沙枝子のレビュー一覧

  • マッドのイカれた青春

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    すごい、すごい、大好き!
    学生時代の、賑やかで、楽しく、一方で孤独で苦しかった、二度と戻らない、あの「尊い季節」。
    他人のことも自分のことも、うわべだけしか見ようとしなかったあの頃…
    いや、もしかして、今もなお、そうかもしれない。

    この本は、本質や真実にしっかり向き合うことの大切さ、わかりあえる人がきっといるという希望を教えてくれた。
    ラストもすごく好きだなぁ…

    今年のベスト3が入れ替わるほど、よかった!
    もっと読まれてほしい作品。

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    2025年12月16日
  • マッドのイカれた青春

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    ネタバレ

    私はこれ好きだったな。本名を略してMAD(マッド)。美しすぎるマッドと容姿が理由でいじめにあってきた季子。交わらなさそうにも思われるふたりの友情の物語でもある。美しすぎるがイカれているマッドが爽快。誰よりも美しいマッドが見た目で人を評価しないというのが、究極に皮肉が効いている。マッドも季子も凛としてて自分があって素敵な子だよね。マッドは美しすぎるから故に内面を見て貰えないってのもあるんだろうしなーという。最後、別の大学に進学したふたり。マッドがあだ名を手放し、新しいスタートに立とうとする素敵な終わり方。

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    2025年12月17日
  • マッドのイカれた青春

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    いろいろな感情が混ざった一言で表せない心理描写がとてもよかった!
    終盤の「恋」と「孤独」の解釈もとても心に残った

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    2025年12月01日
  • マッドのイカれた青春

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    ネタバレ

    ①ルッキズムに囚われてるキャラクターたち。
    (本作でわかるのは、美しい美貌を持っている人に、自分の顔や体型にコンプレックスを持っている人、どちらも悩みを持っているということだ。)

    私は、自分のルックスをいいと思ったことはないし、整形するまで、もっと良くしたいと思ったこともない。

    でも、私は見た目がいい人より、マッドのように、「嘘がなくて 、正直で、揺るぎなくまっすぐで、自分をよく見せようと思わない」ような内面が磨かれている人の方が美しい人だと思う。
     
    ②馬淵の答辞が素晴らしかった。

    ● 「恋には、恋愛だけでなく、季節に思いを寄せるという意味があります。わたしはこれから死ぬまでずっと、こ

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    2025年11月15日
  • マッドのイカれた青春

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    美しすぎる女子高生マッド。彼女を廻る周りの人々、特に最初の季子のぶっ飛んだ奇行に心鷲づかみにされた。あんた最高だよ。
    答辞も最高だったよ。

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    2025年09月21日
  • マッドのイカれた青春

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    表紙とタイトル、そして帯を目にした瞬間、これは期待できるぞと思った一冊です。
    そして読むとやっぱりそうだった!
    登場人物達の境遇や背景にどんどん引き込まれていき、一気に読んでしまいました。物申す感がスッキリ、彼らの今後も読みたいなと思いました。
    そもそも人はなぜ誰かにブスとか悪口を面と向かって言えるんでしょうね。そんなことをもし目の前で言われたら…今なら絶対言い返してやるのに、と人生経験積んだから思うようになりました。だからみんな負けるな。

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    2025年09月20日
  • 踊れ、かっぽれ

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    あの夏を成瀬と西武にささげることのできた幸運な青春小説ラバーのみなさまがた、今夏はかっぽれにささげてみては…などと。
    静岡は清水の夏祭りで「かっぽれ」を踊る、地域の複数校合同部活動に参加した高校生たちの群像劇。
    顧問が、ただの祭りの踊りに対してやたらと熱血!しかも手本が下手でダサい!という最悪の駆け出し。本番までに彼らはどのようにかっぽれに向き合うのか。読んで確かめてほしいです。

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    2025年08月29日
  • 物語を継ぐ者は

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    ネタバレ

    自分が小学生、中学生だった頃、
    好きだった児童書のことを思い出す。
    今よりもっと毎日本を読んでいて、
    その中でもひときわ大好きなお話があった。
    そのお話に救われていたことを思い出しました。
    本作でも物語に救われた女の子が、その物語の続きを見つけるために奮闘していて
    その最中で少しずつ心身ともに成長していく姿が眩しくてキラキラしていました。
    はじめは物語を継いでいった、けれど次は生み出す側にまわる成長っぷりに感動してしまいました。

    また、物語の中と現実をいったりきたりするファンタジー感もとっても楽しく読むことができました。
    ナルニア国物語のように、扉を開けると違う世界に、不思議な国のアリスのよ

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    2025年04月20日
  • 物語を継ぐ者は

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    本好きの人にはたまらない話だと思う。そして本好きの思春期の子たちには胸に刺さる内容。

    愛読の児童書が自分の叔母だった事を知り未完の物語を亡くなった叔母の代わりに書くことになる。その大変さや物語の世界の体験は自分が考えている事しか進まないがその世界での成長と現実での初めての母親にどれだけこの本に救われたのかを反抗しながら力説。どんどん強く成長していく姿に羨ましく感じる。そして未完の物語を友人の助けを借りながら完成し発表。
    そこから作家人生が始まるのかと思うがシビアでそれでいて現実的な内容になっている。夢に向かって努力する、立ち向かう強さを持つ勇気を与えてくれる。そんな一冊。

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    2024年11月04日
  • はるを呼ぶ

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    いなくなったお姉さんが、焦点ではなく、その残された妹、家族の立場の話し

    いなくなった人が、うんたらかんたらのミステリー要素ではないところが、よかった
    妹のリアルなその感情が、心に響いて、サクサク進んで読めました

    よかったです

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    2026年06月08日
  • 扇谷家の不思議な家じまい

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    未来を予想できるのは不思議な力!
    でもその未来の予知ができる力を持つ女性、千里眼を持つ女性、羨ましい、と思うことはあってもままならない人生だから面白いのかもしれない、あの時、ああしてれば、と思っても結局、今の人生が与えられた道なのだと。
    それで今が、何とか生活出来ているなら幸せ。と思うしかない、と自分に言い聞かせている。
    不思議な感覚を持った本だった。

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    2026年06月02日
  • 扇谷家の不思議な家じまい

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    ネタバレ

    扇谷家の物語の中で、正太郎と時子と豊の物語が唯一、力と関係なく楽しんでいる青春が描かれていて、だからこそ、なぜ正太郎は、豊が死ぬ間際に言った「末代」の本当の意味を時子に教えなかったのだろうと思う。もしその意味を時子が知っていたならば、扇谷家の話はまた変わっていったのではないかと思う。「未来にはすっかり決まっているものと、まだ揺れ動いているものがある」と何度も出てくるが、ひとりの決断によって未来は変わる。立夏が話していた地縛霊がいつも明るかったこと、時子の死と共に気配がなくなったこと、最後に飛び立った3羽の鳥、時子の気持ちが死と共に安らかになっただろうことを感じてほっとした。

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    2026年05月26日
  • はるを呼ぶ

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    ネタバレ

    なんの力にもなってくれなかったの、
    先生だけじゃないんで。大丈夫です

    そう行ってくれて、ちょっと嬉しいよ
    許されたら立ち直れないだろ

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    2026年05月13日
  • はるを呼ぶ

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    長女が彼氏とのデートを終えて家に帰る間にぷっつりといなくなってしまう。
    次女、母、父、それぞれの悲しい10年から、新たに進みだそうとする姿を描いた物語。
    こんなにも悲しい事が起きたら、自分も普通じゃいられない。
    でも一方で頑張らないとと、思わせてくれる一冊でした。

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    2026年05月07日
  • はるを呼ぶ

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    ネタバレ

    失踪とあるので少しミステリなのかと思っていましたが、こちらは人間ドラマでした。
    地方の田舎の閉鎖的な感じやたちまわる噂とか、家族の再生、友人、そしてこれからの人生への一歩。色んなのが詰まっていた。

    結局電話は晴奈のイマジナリーのもので、お姉さんの行方は分からないままだった。けど、これから晴奈さんが人生を取り戻して幸せになってほしい。

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    2026年05月02日
  • マッドのイカれた青春

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    ルッキズムを主題にした青春小説。

    タイトルや帯を見てかなり破天荒な内容なのかと思っていたけど、実際はそんなことはなく心理描写が繊細な青春小説でした。この方が好みに合っていて儲け物のような感覚。
    主人公のマッドを軸にその周りの人達が章ごとにメインをはる形。この章は合わないなぁというのもなく、飽きずに楽しめた。あえて言えば主人公のマッドの描写をもっと見たかったのはありますが、その分ラストシーンが映えるのかもしれませんね。

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    2026年04月26日
  • はるを呼ぶ

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     初めて読む作家さん。主人公の晴奈は、海沿いの田舎町に住む高校三年生。10年前に高校三年生の姉「小春」は、突然行方不明になった。家出か事故か事件か、何の手がかりも得られなかった。そして、小春は神隠しにあったという噂がひろまり、一家は周囲から避けられるようになっていった。さらに小春の失踪が原因で母親は心を病み、父親は妻と小学生の晴奈を残し家を出ていってしまった。

     晴奈は家から出られなくなってしまった母親の面倒をみながら、二人でずっと暮らしてきた。晴奈は学校でも疎外されるなかでも勉強に励み、生徒会の活動に参加するなどして、大学の指定校の推薦枠を獲得することができた。町から出たいがためにである。

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    2026年04月25日
  • はるを呼ぶ

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    悲しかったし、寂しかった。そんな感情って、うまく表現できないことが多い。だからこそ、わかってくれる人ってとても大事。そんなふうに思えた作品。

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    2026年04月18日
  • マッドのイカれた青春

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    ネタバレ

    またまた一気読み。爽快だった。
    たぶん、映画化されるんだろうな、って最後思いながら読んだ。
    思春期の女の子が抱えた悩み、見た目と中身とは何か、考えさせられた。マッドを取り巻く人達のことも書かれていたが、ただ、もう少しマッドの高校3年間を、一番近い人の視点で読みたかったと思った。

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    2026年04月04日
  • はるを呼ぶ

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    良かったです 驚いたし心配でハラハラして 祈るように読みました
    ですがやっぱりちょっとアノコトが残りました、、、

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    2026年04月03日