物語を継ぐ者は

物語を継ぐ者は

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

わたしがわたしであるために、
物語がつづきを書いてと叫んでいる。
少女から大人への――はてしない物語。

中学生の本村結芽は、急死した伯母の部屋で、愛読する児童書の原稿を見つけ舞い上がる。
『鍵開け師ユメ』シリーズは、孤独な小学校生活を過ごした結芽にとって、唯一の友達であり、心の拠り所だった。伯母は、その作者イズミ・リラだったのだ。
最新作を夢中で読むが、しかし遺稿は未完のまま。どうしても続きが読みたい結芽は、自分で物語の続きを書くことを決意する。
第一巻からページを繰り、主人公ユメの魔法の呪文を唱えると、物語の中へ飛び込めた結芽。ファンタジーの世界と現実を行き来できるようになり、自らの冒険を書き記していくが、何かが足りない。
物語に息吹を吹き込むには、伯母の、イズミ・リラの人生を知らなければ――。
現実を生きる自分、ユメとしての自分、伯母を探す自分。結芽の本当の冒険が、はじまった!

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物語を継ぐ者は のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私にとっては、丁寧に、丁寧に家族と接してみるか、と思えた作品でした。あとは、この若者たちのちょっとコソコソと、楽しくたくらみをすすめていく物語を読めました。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    ヤングアダルト向き。「はるを呼ぶ」が重いながらも心に響いたので、こちらも読んでみた。面白かった。
    周囲にうまく馴染めなかった時期に寄り添ってくれた宝物のような本。その著者が実は…
    本好きさんに刺さる本だと思う。
    この著者の作品をもっと読んでみたい。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    わくわくが止まらない
    本好きにはたまらない冒険ファンタジー。:+*.゜


    中学生の本村結芽は、事故で急死した叔母のアパートへ遺品整理に訪れた。
    そこで目にしたのは…

    本棚からあふれるほどの大量の本。
    カレンダーに書かれた「鍵ユメ改稿〆切」の文字。
    大切に保管された、何通ものイズミ・リラ宛てのファンレター。
    PCに残された原稿…

    叔母は、結芽の大好きな本【鍵開け師ユメ】の作者、イズミ・リラなんだ!


    冒頭からすっかり心を持っていかれ、少女の頃に戻ったかのようにわくわくしながら、一気読みしてしまった。




    PCのメールから担当編集者に連絡を取り、イズミ・リラが亡くなった事を知らせると【鍵開け師ユメ】はもう完結しないと知る。
    どうしても続きを読みたい結芽は、親友の琴羽と協力しながら自分でその続きを書くことに!

    わくわくポイントはもちろん、結芽が物語の続きを書くことだけど、〝ユメ〟として物語世界に入り込むことができるのも楽しい♪
    こんなファンタジーに年甲斐もなくわくわくしてしまう(*´ェ`*)
    そこで体験したことを元に物語を紡ぐ結芽。

    作中作として【鍵開け師ユメ】シリーズの物語を読むことができるのも楽しい。


    家族との向き合い方、結芽自身の成長などもしっかりと心に届く素敵な作品でした(*´˘`*)

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    本好きの人にはたまらない話だと思う。そして本好きの思春期の子たちには胸に刺さる内容。

    愛読の児童書が自分の叔母だった事を知り未完の物語を亡くなった叔母の代わりに書くことになる。その大変さや物語の世界の体験は自分が考えている事しか進まないがその世界での成長と現実での初めての母親にどれだけこの本に救われたのかを反抗しながら力説。どんどん強く成長していく姿に羨ましく感じる。そして未完の物語を友人の助けを借りながら完成し発表。
    そこから作家人生が始まるのかと思うがシビアでそれでいて現実的な内容になっている。夢に向かって努力する、立ち向かう強さを持つ勇気を与えてくれる。そんな一冊。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    今まで知らなかった叔母の存在。そしてその叔母が愛読本の作者だった。未完の作品を姪が描く。
    なんてロマン…

    創作に没頭し、学業を疎かにし、家族と衝突…
    耳をすませばの雫ちゃんを思い出しました。そこまで夢中になれるものがあるというのも素敵です。好きなお話でした。

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    違国日記のifみたいな設定だなと最初思いましたが、創作と成長を描いた非常にいいYAでした。ちょうど八犬伝の次に読んだので、何になるわけでもない虚構への情熱が心を燃やすという思わぬシンクロもよかったです。端正な作ですが予定調和外の何かが1つくらいあっても良かったかな。

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    ファンタジー要素あり、母の実家の闇、いじめ体験と、テーマが色々ある分ふわふわ浮いている感じだったが、最後に向けてファンタジー世界の登場人物たちの発した言葉に後押しされて、結芽は、少女の殻を少しずつ脱皮していく

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    児童文学になるのかな?
    この本、中学生や小学生の高学年の時に読みたかった!!
    ある日突然知った亡くなった叔母の存在。
    その叔母が大好きな本の作家だったなんてもーたまらん。
    叔母が亡くなったことによって未完となってしまうシリーズ本。
    その続きを主人公が書くことになりという、ストーリー。
    無事に主人公の書いた最終巻ができあがりこれが発売されちゃうの?
    それちょっとどうよと思ってたら、さすがにそんなことはなく、主人公自身が区切りをつけるために書いたものだったよう。
    ラストも過程もなかなか良かった。

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    個人的に注目している実石さん。今作は没交渉だった伯母がなくなりその遺品から自分の好きなファンタジー小説の作者だったと知るところからはじまる。そして主人公は自分でその物語の続きを書き始める。

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    あれ?これ読んだ事あるかも…
    あらすじは読んだ覚えがあるけど、そんなに心に残ってないのはなぜだろう。
    学生の時に読んだら、感動したかもしれないなと思いました。

    0
    2026年04月04日

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